電車男のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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電車男

[デンシャオトコ]
2005年上映時間:101分
平均点:5.88 / 10(Review 153人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-06-04)
ドラマラブストーリーコメディ実話もの小説の映画化ネットもの
新規登録(2005-03-11)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2021-04-13)【イニシャルK】さん
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監督村上正典
キャスト山田孝之(男優)電車男
中谷美紀(女優)エルメス
国仲涼子(女優)りか(看護士)
瑛太(男優)ひろふみ(引きこもりの青年)
佐々木蔵之介(男優)ひさし(サラリーマン)
木村多江(女優)みちこ(専業主婦)
岡田義徳(男優)よしが(ヲタク3人組)
坂本真(男優)むとう(ヲタク3人組)
三宅弘城(男優)たむら(ヲタク3人組)
西田尚美(女優)エルメスの友人
大杉漣(男優)電車の中の中年おじさん
寺泉憲(男優)エルメスの父
田島令子(女優)エルメスの母
伊藤淳史(男優)山田剛史(ノンクレジット)
伊東美咲(女優)青山沙織(ノンクレジット)
田中美里(女優)
いとうあいこ(女優)
松田悟志(男優)
白石美帆(女優)
田中幸太朗(男優)
清水萌々子(女優)
波岡一喜(男優)
脚本金子ありさ
音楽服部隆之
作詞ORANGE RANGE『ラヴ・パレード』
作曲ORANGE RANGE『ラヴ・パレード』
主題歌ORANGE RANGE『ラヴ・パレード』
製作細野義朗
島谷能成
東宝(「電車男」製作委員会/製作プロダクション 東宝テレビ部)
フジテレビ(「電車男」製作委員会)
S・D・P(スターダストピクチャーズ)(「電車男」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「電車男」製作委員会)
企画川村元気
プロデューサー市川南〔製作〕(エグゼクティブ・プロデューサー)
山内章弘
配給東宝
美術バンダイビジュアル(美術協力)
講談社(美術協力)
東映アニメーション(美術協力)
角川書店(美術協力)
サンライズ(美術協力)
キングレコード(美術協力)
GAINAX(美術協力)
カプコン(美術協力)
その他東京現像所(プロダクション協力)
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153.《ネタバレ》 愛する電車男のレビューということで、例のことばで書いてみたいと思います。

女3人で見に行ってきますた。我々以外はほとんどカプールだたと思われm9(^Д^)プギャー 話としては、最初の一時間は(゚Д゚)ウマーでしたが、後半はorzでした。ワクテカのAAやくぁwせdrftgyふじこlp(うまく出たw)には爆笑でしたww何より山田孝之の演技はネ申ですた。まぁかなりデフォな部分あると思うんですが、あの舌の噛み具合は最高でしたよ!後半は…原作をかなり変えてしまった部分が多く、走召修羅場すぎて、逆にエェーな感じでしたし、何より電車男の支えになった毒男板の住人の存在も薄れてしまって、原作&過去ログファンの私としては物足りない感じでした。もっとネットの汚い部分も見せてよかったんジャマイカと思われ。でもそうすると普通の方が見られなくなるか…難すぃ...。
とりあえずドラマには期待しないことにします。あんなんエルメスじゃないやい(つД<)ウワァァン
以上、見づらい文面スマソ・・・いや、すみませんでした。。。
Ronnyさん [映画館(字幕)] 7点(2005-06-06 13:06:33)(良:1票)(笑:4票)
152.(ちょい長め) 「奇跡のラブストーリー」という謳い文句でしたけど、テレビ局のやっつけ仕事的便乗企画作品としては、正に奇跡的に面白く仕上がってると思います。叩かれても叩かれても、ひるむことなく映画製作に投資してきたフジテレビには(ま、叩かれて当然の作品ばかりでしたが…)、現在に至り、並の「映画会社」が足元にも及ばない才能やノウハウが蓄積されているのでしょう(更にはドラマ制作やマーケティング等の力もある)。撮影がどうとか演出がどうだとかは、所詮、一般からズレた「映画ヲタク」の戯言でしかなく、本作はそんな「ニッチ市場」に向けて作られた訳じゃない。誰も本作をベルリン映画祭に出品するつもりなんか無いのです。それにラヴ・コメディは、多かれ少なかれ全て妄想系(「ブリジット・ジョーンズの日記」の方が電波度高し!)。デートの途中で映画館に入り、笑って泣いて、出てきた時に二人が暖かい気持ちになってれば、それで3,600円分の使命を果たしたことになる。そういう意味で、この映画は十二分に成功作と言えるでしょう、6点献上。
sayzinさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-06-09 00:03:02)(良:3票)
151.そもそもベタでヒネリもへったくれもないストーリーがウケたのがこの作品なんだと思うが、だからこそ主人公を魅力的に演じることの出来る俳優の存在は必須だったし、電車男のいじらしさやカワイさを体現し切った山田孝之の力量にはただもう脱帽するばかり。実際に彼女いない歴37年のアニオタを弟に持つ身としてはっきり言わせてもらうが、山田孝之の見せる怯えた眼差しにはシャレにならないほどのリアリティがあり、その無限の感性には畏怖心すら感じさせられた。この人の存在感だけに支えられる形でこの稀に見る単純素直なストーリーを飽きさせずに展開させて行くわけだが、2ちゃんねるというコミュニティ自体が本来持っているいかがわしさの本質を失うことなく、キレイごと過ぎる物語をキレイにまとめた卒の無さは驚嘆に値する。エルメスを演じた中谷美紀は大画面にはちょっとキツいような気がしたが、半分偶像という難しいポジションをうまく分担出来たと思う。全体にテレビっぽいチャチな作りではあると思うが、ネット文化を映画に置き換えるという作業の中で当然意識されるべきキッチュさとの釣り合いを取るために留まり切れるギリギリの場所に着地出来ている。そういう意味では非常にバランスの取れた作品だと思うし、「電車男」を敢えて映画に置き換える必然性まで立ち返ってしまうと言い訳の苦しいところではあるが、実際にやれるとしたらこれ以外に無いだろうというレベルには達していると思う。ピュアであることに人々が過剰な期待を寄せている時代だからこそこういう作品がウケるんだろうというウンザリ感を凌駕して、何しろ山田孝之の存在感は圧巻。わたしはこの人をこの映画で初めて知ったのだが、日本人の若者でここまで演技というモノを理解出来た人材ってそう多くは出て来ないと思う。どうせこれを見るのは1回だけだし、と決めつけて足を運んだ劇場だったが、まさかこんな映画をもう1度見たくなるなんて、我ながらかなり驚き。公開4週目にして土曜の深夜に邦画がほぼ満席というのも初めてなら、エンドクレジット終了まで、誰一人客席を立とうとしなかったというのも初めて。前半は吹き出すのがコワくてお茶も飲めないほど笑い続け、後半はイヤッてほど泣けました。しかもそれが全部、山田孝之の仕業です。これは凄いことだと思う。
anemoneさん [映画館(字幕)] 9点(2005-07-10 13:40:11)(良:3票)
150.《ネタバレ》  ドラマは未見。これは良いです。傑作です。コメディで笑い、涙で感動し、ラストはハッピーエンドでこの上なく幸せな気分になれます。邦画ならではの後味の良さが感じられます。この感じは洋画では絶対に出せない。こーゆー作品を見ると邦画の存在意義ってのを感じられます。
 それにしても良い人ばかりの映画です。『毒』や『刺激』、『どんでん返し』や『謎解き』がなくても面白い作品ができるっていうお手本のような映画です。『倦怠期の夫婦』『ひきこもりの青年』『おたく3人組』『失恋看護士』、世界も価値観も違う人たちが、『電車男』っていう見ず知らずの人の相談に乗ってあげて、応援するっていうのが、人の温かさを感じられて好きです。日本もまだまだ捨てたもんじゃないなって思います。
 それに、電車男を応援しながら、自分達にも良い意味で心境の変化や心の成長が現れるっていうストーリー構成が、ベタだけど良い。純粋な人の一生懸命さっていうのは、周りに良い影響を与えるものだと再認識。
 それにしても『奥手の恋愛』っていうのは、良いものですね。人としての真心を感じられるというか。
 そして中谷美紀。憧れの人としてキャスティングされるにはちょっと年齢高めかもと思いましたが、見ていくうちにどんどん魅力的に。そのたたずまい、何といっても『声』が優しい。優しい声で、優しい言葉をかける素敵なお姉さん。
 ずっと電車男の主観できて、ラスト、エルメスの主観ではこう見えていましたっていうネタばらし。『いま、会いにゆきます』でも使われていた手法。このテクニックにとことん弱い私。もう切なくて嬉しくてやばかったです。
 また、本筋とは関係ありませんが、『合コンに誘われず、メンズエステの試供品さえ渡してもらえない電車男』が、合コンに誘われ試供品を渡されるシーン、そこで見せる山田孝之の表情が本当にうまくて、細かいところがめちゃくちゃ丁寧な作品だと感心しました。と同時に、やはり外見も内面と同じくらい大切なことなんだと気付かされます。
たきたてさん [DVD(字幕)] 9点(2017-10-22 09:26:01)(良:2票)
149.《ネタバレ》  通常、同じ原作で映画とドラマが有る場合、映画の方が優れてることが多いんですが、この作品に関する限りドラマの方が上です。
 なんと言ってもキャストがね。洒落た服を着てコンタクトを入れて髪形を変えたら、もうイマドキの青年なんじゃ、まったく原作から乖離すると思われ。山田君イケメン杉ですよ。
 これだとエルメスの側から見れば、ちょっと天然で内気な、だけどイケメンの青年と交際を始めるわけでだから、山田君のルックスのよさによって奇跡の価値がいくぶんか下がるのでは。
 あと昨晩見たときは、完全に夢おちと思ってぷりぷりしてコメントも書いたんだけど、他の方のコメントも参考にしてその個所だけ見直したら、あきらかに違います。
あれは、実は2人はあの事件の前にも出会う寸前だったことを表すシーンとして挿入されてると思われ。
 こっからかなり完全なネタバレ
つまり 電車の中で気づかずに彼女の定期券を拾う→他日電車の中で暴漢から救って親しくなる→完全に親しくなった後、また最後のシーンで彼女の定期券を拾う。
こういう時系列と考えれば、別に問題ないと思われますが。
ただ、非常にわかりにくい、誤解を招きやすい表現だと思います。
だけども、そう考えないで夢だと考えると、引きこもりをやめ街に出る青年も、冷め切った愛情を取り戻した夫婦も、過去と決別できた看護婦も全て幻となってしまうわけで、それはありえないでしょう。
 いろいろと考えることはありますけど、女性に対して極端に臆病な自分を電車男にどうしても重ねて観てしまうので、好き、嫌いは別にしてずっと離れられない映画だと思います。
平成24年1月30日追記
毎度のことながら、せっかく良を頂いているのに追加するのはかなり躊躇うんですが、
かなり重要な面で誤解されてる方が多いので。今回初めてDVDのおまけディスクを見まして、ラストシーンに関して監督のインタビューがありました。「表現したかったのは、実はあなたも運命の誰かと、すでに出会ってるかもしれませんよ、勇気を出したら贈り物があるかもしれませんよっていうような事を表現したかったんですけど(後略)」
だいたい、台本のシーンタイトルが「回想」になってますから。
これで、いわゆる「夢落ち」ではなかったことがはっきりしたと思います。上記したように非常に誤解を招きやすいシーンではありますが
rhforeverさん [DVD(邦画)] 7点(2009-10-12 13:27:44)(良:2票)
148.部屋の壁に貼った逆襲のシャアのポスターを眺めながら、シャアの愛機と言えばサザビーだよなぁなんて思っていたけど、なんだか百式も悪くないような気がしてくるから不思議だ。
よくガンダム好きの人に悪い人は居ないって言うけど、ほんとですね。
まあ、そんなことはどうでもいいけど、期待してなかっただけに意外と感動的に仕上がっていて驚きました。
僕はこういう純粋なラブストーリーは好きですよ。
ここのレビューでは夢オチと判断した人が多いようだけど、僕は最初と最後を繋いだラヴソングオチなのかなと理解しました。
つまりもう始まってたんだよって感じでしょうか。
エルメスの降りた駅と定期券の区間が同じだったので、オチの前に薄々気付いてしまってましたけどね。
物語自体はオーソドックスな作りで、出逢いから告白までを描いただけのものですが、アキバ系の童貞男でも、素敵な女性と素敵な出逢いをして素敵な恋愛が出来るという夢と希望に満ち溢れた素晴らしい作品に仕上がっています。
但し、イケメンに限る。
もとやさん [DVD(邦画)] 8点(2009-03-12 13:52:34)(良:2票)
147.《ネタバレ》 映画として普通によくできている映画。電車男を励ます人物は「引きこもり」「三人組」「失恋者」「倦怠期夫婦」に整理されている。

これらの人物は微妙に不幸を引きずりつつ、それぞれが電車男を応援する。そして、応援しているうちに、電車男の生き様から自分が逆に励まされるという仕組み。実は、観客も、この4つの応援集団のどれかに自分の身をおき、電車男を間接的に励ますことになってしまっているがゆえに、いつの間にか自分も電車男から励まされている、という仕掛けになっている映画。

ネットチャットの面白み、主人公の行動の動機の説明など、押さえるべきところはしっかり押さえていて、良質の娯楽作品として仕上がっている。

その割にこの作品の評判がいまいちなのは、テレビドラマのコメディを見て、それを期待して裏切られたと感じる観客層が圧倒的に多いため。 ここのレビューでも、テレビから入った人は評価が低い傾向にある。もったいない話だ。
ひであきさん [映画館(邦画)] 8点(2007-12-15 16:07:44)(良:2票)
146.《ネタバレ》 原作が2ちゃんで色々と問題になってるらしいですが、私は素直に感動しました。

電車男は言います、「人を好きになるって苦しい」と。
本気で人を好きになったことがあれば、彼の気持ちは理解できるでしょう。
「言いたい、でも言えない(様々な想い・状況から)」の葛藤があるからこそ、
この言葉が生まれたのですから。

私は、電車男の気持ちだけでなく、エルメスが抱いてる気持ちともリンクしました。
エルメスは「あなたは会う度に、私に小さな幸せをくれる。
あなたにとって些細なことでも、私にとってはすごく大きくて、嬉しくて、
幸せだと感じる」と言います。
自然と相手を思いやることができ、小さなことでも幸せを感じるられるのは、
お互いに「ありのままの自分と相手」を受け容れることが出来たからでしょう。

さらに素敵だな…と思ったのは、
相手に対するまっすぐな想いを、二人ともこの年齢で持てたことです。
恋愛は、歳を重ねれば重ねるほど傷つくことを恐れ、臆病になってしまうものです。
全力で誰かを好きになりたくても、過去の経験や考えによって、足踏みしがちです。
けれど、そこで一歩踏み出せたら、確実に何かが変わるんですよね。
エルメスが電車男に「頑張って!」と言って告白させたのも、
その一歩を彼自身の力で踏み出して、変わって欲しかったからかもしれません。
(”告られたい願望”があったことも否めませんが)

デートで有り得ない失敗をしたのに、それでもエルメスが電車男のことを好きなのは、
彼女が彼の良い部分に目を向けていたことと、
それが彼女にとっても必要なものであることを、彼女自身が解っていたからでしょう。

人は、どんな形でも、いくつになっても、変わることが出来るはずです。
自分が変われば、周りも自然と変わります。
世界が広がり、違う景色を見ることも出来るのです。
そして得るものは、大きな自信と溢れる希望なのかもしれません。

映画としての細かい評価は千差万別なので、異論はあって当然です。
私個人としては、この映画を多くの人が見たことによって、
「人を愛すること、愛されることの素晴らしさ」を分かち合い、
多くの人が自分の最愛の人と幸せになれたら素敵だな…と思ったので、この点数です。

何より、主人公の山田くんの演技に脱帽!
彼と自分が完全に同化したように感じてしまうなんて、本当に拍手です!!
港のリョーコ横浜横須賀さん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-27 17:20:54)(良:2票)
145.プロの脚本家には絶対に書けない、いわゆる2ちゃんの(いい意味での)ヨタ話の映像化という意味ではよく出来ていると思うし、それなりに新鮮でもある、ただいくらヨタ話だとはいえ電車男のTシャツが百式ではなくセーラーマーキュリーだったとしてもこの作品は成立したのだろうか?私は電車男と同類のヲタクだったのですぐにそんな事を考えてしまうのだが、そういうバックボーンを抜きにして観ると中谷美紀演じる「エルメスさん」が非常にキモく感じてしまう、やっぱ彼女は等身大美少女フィギアであり、血の通った人間ではないのかもしれない。
るねさん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-16 00:23:13)(良:2票)
144.《ネタバレ》 2ちゃんねるに限らず、このサイトでも、モニタの向こう側、ネットワークの彼方には色々な人たちがいて、それぞれがそれぞれの人生を生きてるんですね。今までぼんやりと考えていたことが「電車男」の映像の中にユーモラスに、時に切なく描かれていました。非常に短い制作期間で仕上げたとは思えないほど脚本も演出も丁寧で、製作者には拍手を送りたい気持ちです。
何よりも主演の山田孝之のちょっとデフォルメしたヲタクぶりから、戸惑い苦しみながらもエルメスにぶつかっていく演技が素晴らしい。いや、演技という表現を使いたくないほど電車男に、22歳の心優しく傷つきやすい青年になりきっていました。
2ちゃんねるでリアルタイムで電車男に接していた人や、出版された本を読んだ人には違和感を感じる人もいるかもしれませんが、ひとつの恋愛映画としてうまく昇華されていると思います。

他の作品評でも言っているのですが、エンドロールの向こう側に登場人物が生き続けていて、彼らのその後の人生の幸せを願ってしまうような映画が自分にとってのベストな映画なのですが、この作品はまさにそうです。電車とエルメス、辛い思い出を紙飛行機にして飛ばした看護師りか、電車がきっかけで夫婦の間にちょっとした潤いと会話が戻った夫婦、勇気を出して外の世界への一歩を踏み出したヒッキーの青年。みんなに幸せになって欲しい。もちろん現実には色々あるだろうけど・・・

そうそう、劇場で隣に座っていた毒男風のおにいちゃんがラストシーンで嗚咽を抑えられなくなっていました。自分ももらい泣きしそうでした・・・・゚・(ノД`)・゚・

<<追記>>
自分が高得点をつけてる恋愛映画にひとつの傾向があることに気付きました。
・主人公がダメ人間であること
・ヒロインが母性を感じさせ、心が広く、ダメ人間の主人公を受け入れてくれること
「パンチ・ドランク・ラブ」
「バッファロー'66」
「電車男」
「サイドウェイ」
ロイ・ニアリーさん [映画館(字幕)] 9点(2005-06-07 00:06:40)(良:2票)
143.《ネタバレ》 何度観ても、いい映画だなぁ~と思います。
素直に主人公を一緒に応援する感じで鑑賞しました。

匿名掲示板(2ちゃんねる)の向こう側の人達は、好き勝手にアドバイスを送り応援し、それによって変わっていく主人公・・・
逆に応援してる側も主人公の頑張る姿に励まされ少しずつ成長していく過程が良かったです。
何か躊躇って一歩踏み込めずにいる時なんかに元気を貰える映画。

個人的には、オタク3人組がツボでした(笑)
ぐうたらパパさん [DVD(邦画)] 8点(2011-01-06 14:41:31)(良:1票)
142.《ネタバレ》  ドラマ版を先に観てから映画に入ったんですけど、映画版はドラマに比べて、なんていうか、無難?「主演:山田孝之」って時点でたとえ性犯罪者のお話だったとしてもある程度の集客は見込めるし、オタクであることを示す記号も長髪、眼鏡、シャツインなど着脱可能なものばかり。電車男がエルメスに夢中になって聞かせる話も、マトリックスの凄さ、という一般人でも比較的受け入れやすいレベル。「萌え」とか言わないし、主題歌はオレンジレンジ。子供の機嫌を損ねずに何とか叱ろうと苦労している親、みたいな印象を受けた映画でした。
 よかったところは、終盤に電車男がエルメスに気持ちを伝えるために街を走るシーン。百式Tシャツに眼鏡、体の側面でだらりと下げた両手を小刻みに振るという変なフォームで走る彼の姿は、着飾って何とか隠してきた本性が丸出しの無様な姿でした。でもそれにひるむことなく、逃げずに告白しようとする電車男と、そんな彼に嫌な顔ひとつせずに向き合い、「頑張って」と声をかけて最後まで言わせようと励ますエルメス。好きな人に自分の知られたくない部分をさらして、それでも「好きだ」と自分には言えるだろうか?そして好きな相手の別の側面をみて、それが人に言えないものであっても自分は受け入れられるのだろうか?と、不覚にも感動してしまいました。リアルタイムで住人たちが二人の様子を見ているかのような、ビルの照明を使った演出もよかった。なので気になるところはあったけど点数は高め。
 それにしてもCMで「初めてだったんです。人を好きになったの…。」っていうセリフが流れたときに、いくらオタクでもそれはないだろと思ったんですが、相手に気持ちを伝えなかった場合は好きになった回数にカウントされないんでしょうか?だとしたら私も人を好きになったことはないってことになってしまう…。
池田屋DIYさん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2010-08-15 17:22:03)(良:1票)
141.《ネタバレ》 原作も2ちゃんねるもドラマも見ていません。出来すぎの男のシンデレラ(?)ストーリーだけど、これはいい映画だなと思いましたよ。素直に主人公を応援していました。恋愛の階段を登ることが辛くなって、もういいやって投げ出したくなるような気持ちにも覚えがあるもので…。誰でもあるのかな? 仮に夢オチだったとしても、それは気にならなかった。過去には無かったコミュニケーション手段として、匿名性ネットワークの効用を強く印象付けられたから、ありえる話と云うだけで充分でした。女性とのコミュニケーションが苦手な人が、これを観て少しでも前向きになれるなら、それは凄いことだと思います。ちなみに主人公、しつこく「百式」のTシャツを着ていたけど、そんなに好きならその機体の操縦者の言動こそお手本にすべきでしょ。すると女性の方からわんさか寄って来るよ(無責任発言)。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-04-25 22:04:19)(笑:1票)
140.《ネタバレ》 何だとふざけんなああ!!「上手くいかないかも」とかネガティブなこと言ってエルメスに否定して欲しかったんだろこの甘ったれがよおおおそれで「私は楽しかった」とまで言わせておいてそこで逃げ帰るたあどういう了見だああ!!!と、もし私が掲示板にいたらあの電車男がんばれムードをぶち壊していたんだろうか。つまりは見入ってしまったということ。イロモノだと思っててごめん。私はどうやら奥手の恋に弱いらしい。
デルモゾールG軟膏さん [地上波(邦画)] 7点(2008-01-20 00:28:29)(良:1票)
139.《ネタバレ》 この映画は、内気な青年が高嶺の花の女性に恋をして、「僕なんか」と何度もあきらめかけながらも、最後には周りの仲間たちの後押しに助けられ勇気を振り絞り、恋を成就させる、そんな物語。そう、あまりにも古典的な純愛映画である。現代を舞台にこんな物語を成立させるには「オタク」を持ってくるしかないのだろうが、この映画を見る限り「電車男」はオタクではない。彼は、単に内気な、でも心の優しいそんな青年だ。だから彼を応援したくなる。だから彼の残していく「小さなプレゼント」の一つ一つがエルメスの心に届いたのだ。全国の「オタク」たち、見習うのはここだ。人を思いやる心だ。「オタクの時代が来た」などと勘違いをしている場合ではない。なんて説教を自分にも言い聞かせて、この点で。
gooseさん [地上波(邦画)] 8点(2006-09-21 00:46:46)(良:1票)
138.《ネタバレ》 原作本未読。映画より先にTV版を観ています。中谷エルメスは年齢的にはキツイけど、伊東エルメスより品がある。そして母性が強い。個人的には断然中谷派です。それにしてもエルメスがありえないくらい良い娘。実際、こんな娘いないだろうなあ…(遠い目)。それはさておき、何気に名台詞が多い。「あれ実はカマかけてたんです」「少なくとも私にはモテモテですよ」「エルメスさんち行きのチケットはJTBじゃ売ってくれないんだよ!」「スキっていったらもっとスキになっちゃいました」クサイ台詞ですけど、グッときますね。掲示板の住人を反対側プラットホームに登場させた場面はニクイ。この距離感がネット上のつながりなんですね。決して触れ合うことはない。でもそこにいるんだよという。嫌な人間が出てこないのも○。ファンタジーとして割り切って観られます。ただ、音楽のセンスがイマイチ。最後にTV版コンビを出したのも、やりすぎ。“誰でも電車男になれるんだよ”という意味かもしれないが、商売気が見えすぎです。
目隠シストさん [地上波(邦画)] 7点(2006-09-17 11:51:39)(良:1票)
137.話題にもなり、社会現象的にも大きく取り上げられ、TVドラマも大ヒット。今更、DVDで観賞とは、随分と遅れた自分ではありますが、なかなか良かったです。オタクの初めての恋愛物語を面白可笑しく、映画ならではの誇張を交えながらよく描けています。これも純愛なのかな。よくある日常の中での、些細なきっかけ。酔っぱらいにからまれた美女を救うという、決してないとはいいきれない場面に遭遇した主人公。彼がオタクでなかったら、こうまで感情移入できなかったです。思わず応援したくなる設定だからこそ、観てしまうのですね。苦しい、人を愛するのは、好きになるのは苦しいと彼がメッセージを送る所は、じんと来ました。心の痛み、でもその痛みはただ痛いだけじゃなくて、機械では決して味わうことの出来ないもの。相手がいて相手の事を想い、想い、想い感じるもの。切なくていいなあ。秋葉原が幻想的に描かれる抱擁のシーンは素敵です。あと、中谷美紀さんの声がいいですね。好きな女優さんです。
映画小僧さん [DVD(邦画)] 7点(2006-07-18 10:02:58)(良:1票)
136.なかなか良かったですよ。男の願望を描いた作品ですが、逆に女子から見るとどうな
んでしょうね?彼が選ばれる理由が??です。互いに尊敬できる部分がないと恋愛は
成就しないと思います。この先は自分の力で未来を切り拓いてくれ!
たかちゃんさん [DVD(吹替)] 5点(2006-07-10 21:05:55)(良:1票)
135.最近、話題になった邦画の共通点をこの映画で納得。「今、会いに行きます」も「世界の中心で愛を叫ぶ」もこの映画も、かわいい女の子が普通のあまりかっこよくない男の子に「好きよ」と告白するところ。誰かが書き込みしていたけど、これは男の願望でしょう。なんか、自分が告白されているようで、気持ちがよくなってしまいます。どんどん、作ってくれ。
ジブラルタの星さん [DVD(邦画)] 8点(2006-03-26 21:23:08)(笑:1票)
134.《ネタバレ》 ”2ちゃんねら”であれば思わず( ̄ー ̄)ニヤリのAA_| ̄|○顔文字(;´Д`)ハァハァや「くぁwせrftgyふじこlp;@」カキコや夜空に弾けるキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!花火といった作中の無数の小ネタもイパーン映画ファンには何のこっちゃ意味不明で( ゚д゚)ポカーンだったのでは?原作の発信元が「2ちゃんねる」なんだからその程度の予備知識は必須てのはあくまで制作者側の論理であり、無駄に敷居を高くするだけで却って逆効果な希ガス。ていうか退くよフツーw。しっかし、こんな底浅いアキバ系童貞おたくの願望丸出しファンタジー(絶対に実話じゃねーだろコレw)が映画化され、(B級プログラムピクチャー程度の認知度なら兎も角)それなりに話題作になる邦画界の惨状にはクラクラ目眩を覚えて仕方がないので6点マイナスゥ!あと、あの妙に電車男に親切なネット住人たちは真の意味での”2ちゃんねら”には程遠い善人っぷり、匿名掲示板特有の「毒」が無さ杉!2ちゃんを美化し杉!で余りに嘘臭くて興醒め。ヒッキーや漫喫の三人組はともかく、看護婦のねーちゃんが殆どチャット状態に近いスレにカキコなんかしてるヒマあるかよw。まぁかく言う自分も年季の入った”2ちゃんねら”である事(格付け板住人であって独男板住人ではないが)は別に隠すつもりも無いけど、だからといって”ねらー”の誰もが本作を絶賛するワケではない!という意味も込め敢えて4点。邦画復権への道程は限りなく険しい…本当に…orz

へちょちょさん [DVD(字幕)] 4点(2006-02-16 02:13:24)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 153人
平均点数 5.88点
000.00%
100.00%
274.58%
3117.19%
4127.84%
53220.92%
62918.95%
73522.88%
81912.42%
974.58%
1010.65%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.69点 Review13人
2 ストーリー評価 5.82点 Review23人
3 鑑賞後の後味 6.23点 Review21人
4 音楽評価 4.50点 Review18人
5 感泣評価 5.35点 Review20人
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