《改行表示》37.悪辣な大人たち(しかも軍というのがステレオタイプ、警察が対比して純朴というのも同様)を出し抜いて勇敢な子どもたちが解決に向かうという、ありがちなお伽噺です。 別に子供たちが解決するわけではなく、宇宙人が自力で助かるわけです。そんな力があったなら何故今まで囚われの身だったの?、という疑問を抱いてはいけないんでしょうね。お伽噺なんだから。 ヒロイン(というほどの位置付けでもありませんが)が捉われたことがいきなり判明。しかも場所まで把握。まあまあ、お伽噺ですから…。 【傲霜】さん [DVD(吹替)] 6点(2023-08-23 11:09:33) |
《改行表示》36. 『スタンド・バイ・ミー』や『ハリー・ポッター』のような味わいのある作品。少年少女たちが力を合わせて何かを達成するというのはいつ見ても気分を高揚させてくれます。 主人公グループは十人十色。個性がはっきりしていてわかりやすい。 ストーリーはミステリー仕立てのシティアドベンチャー。ちょっとゲームっぽくて好きなテイスト。序盤の列車事故までは名作と呼ぶに相応しい内容です。そしてその脱線シーンの迫力が凄い。普段映画を好き好んで見ようとしない妻が、その音を聞いただけで『気になる』と言って2階まで見に来たほど。なので少し巻き戻してもう一度いっしょに映画を見ることになったくらいだから、普段映画を見ない人をひきつけちゃう魅力があるらしいです。 ところがこの映画のクライマックスはここまでだったようで、この列車脱線シーンを超えるような場面はここから先出てきません。また、ここから宇宙人が出てきちゃうような展開、私は全然好きなんですけど、私の妻は腑に落ちなかったらしい。 どうやら私の妻は前半すごく丁寧に謎をちりばめた作風に興味をひかれたようで、後半になるにつれて大味になっちゃう展開についていけなかったみたいです。 でもこれはハリウッド映画あるあるなので個人的には十分に楽しめる内容でした。 ただ宇宙人が人を食べちゃうのはちょっと違うかなと思いました。 もしそういった描写がなければ、完全に『軍=悪』という図式になりしっくりきます。もしエイリアンが地球に来た当初、そういうことがあったとしたらどうでしょう?危険生物と見なされて監禁されてしまうのもやむなしとなってしまわないでしょうか。 やはりこーゆー映画は勧善懲悪が基本でしょう。エイリアンは脅威であっても、彼に非は無かったというのが一番良かったかな。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-02-10 13:00:10) |
35.80年代風の雰囲気はとっても良かったものの、根幹となるSF部分には消化不良感が強い。ある意味作風だけでなくオチの落とし方も古め。子供たちの冒険の方がテーマ中心か。アリス役のエルファニングの演技は素晴らしかった。子役の域を超えている。この作品を2010年に作るってことに意味がある。今はCGバンバン映像くっきりでどうにも味わいっていうもんがない。昔って映画に夢があったなあをしみじみする作品。 【タッチッチ】さん [インターネット(吹替)] 6点(2019-08-26 13:18:23) |
《改行表示》34.スタンドバイミーのSFversionみたいな感じでした。 ロードショー受けするような子供たちの冒険とエイリアンとの遭遇。 前半はまあまあまよかった。結局エンジンかからず、後半は盛り上がるところが無くて、最後もしっくりこない。エイリアンの長年に渡る監禁を同情すべきでした。 |
《改行表示》33.この映画も(も、って何だw)公開前に試写会で観ました。 事前の宣伝では「未知との遭遇やET等のかつてのSF大作の正当な後継者」みたいな宣伝が行われていてちょっとだけ期待していったのですが…内容的には残念ながらやや拍子抜けでした。 しかしこの映画、JJエイブラムが70年代にスピルバーグの影響を受けて「スーパーエイト」を使って映画を撮っていたという想いが(郷愁として)がっつり詰め込まれていて、同世代で同じようにアマチュア映画に興味があった僕なんかが観ると「わかるわかる」という独特のノスタルジー感に溢れています。 そういう意味では「モーレツ大人帝国の逆襲」などにもある意味似ている映画なのですが、ノスタルジーの内容がよりマニアックに特化されているために、一般的にはそれほど郷愁を感じる内容ではないと思います。 あくまでも70年代中盤~80年代前半にSF映画に心ときめかせながら、アマチュア映画にも興味あった世代オンリーな郷愁。 いや、それマニアックすぎるってw 「スーパーエイト」「シングルエイト」などの単語の意味が分かる人ならニヤっとしながら楽しめると思います。 【あばれて万歳】さん [試写会(字幕)] 6点(2016-11-22 12:01:41) |
32.子どもの頃見たグーニーズを思い出しました。常に子ども目線で、子ども達の行動で物語が進むので、丁度、近い年代の子達が見たら面白い映画として記憶に残る作品かと。只、良い意味でも、悪い意味でも上手く行き過ぎている展開は、個人的には古くささもあり、現代ならではの少し捻くれたイヤミもあれば、より共感できたかもしれません。そう言う意味では、40歳の自分には純粋過ぎる映画でもあったと思います。 【sirou92】さん [インターネット(字幕)] 7点(2016-10-24 00:22:12) |
《改行表示》31.いや、何も知らなかったもんで、まさかこんな映画だとは思いませんでした。まさかこんな面白い映画だとは。 『E.T.』の系譜に繋がるような、少年少女たちが、大人の向こうを張って、未知の「何か」に遭遇するオハナシで、冒険テイストは『グーニーズ』なんかも思いこさせつつ、デブ繋がりでついでに『スタンド・バイ・ミー』をホンの少し思い出させて、なんとなく『パラサイト』を経由しつつ、最後は大人も子供も関係なく『未知との遭遇』へと回帰していく。 次から次へ、うち続く奇怪な事件の数々。真相そっちのけでどこまでも引っ張っていき、ワクワクさせてくれます。 で、色々と取返しのつかないこともあるのだけど、それを乗り越えて最後には何となく(親同士の仲直りも含め)融和に向かって行く感じ。ムチャクチャではありますが後味のいいラストでした。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-06-18 07:44:18) |
30.皆さんおっしゃる通りの既視感ありまくりの子供向け作品ながら、これはアレのパクリ(オマージュ?)だなと回想しながらも、展開としては終盤まで結構楽しめたので自分もまだ「少年の心」を残しているのかなと安心?したのだが、ラストがコテコテの説教臭で「こうなっちゃうのかあ」とため息。まあ、仕方ないのかな。 |
29.母親の事故死を思わせる出だしからとてもいい感じだったが、途中までいい感じの多くの映画同様やっぱり尻すぼみ。大事件への対応やSF観があり得ないくらい非現実的で、いくつもの人間ドラマも空々しく映る。エンドクレジットで主人公たちの自主製作映像が流れるが、まるで彼らが作ったようなシナリオの中味に途中から義務感だけで見ていた。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-06-07 23:53:21) |
28.展開があまりに早いので驚いた。内容はなかった 【カップリ】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-10-28 23:09:02) |
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《改行表示》27.「たまにはSF大作でも」と思って借りてみたら、実はノスタルジー物でした。 そっか、SUPER8ってタイトルから察しなきゃいけないのか... SUPER8とは、70年代後半に爆発的に売れたコダック社製8ミリフィルムのこと。この映画の設定も1979年。 ...って、そんなもん知るわけない。今調べて書いただけ。 で、じゃあ、がっかりして見終わったかというと、そんなことはない。 確かに、SF大作の部分は後半、やや尻すぼみ感あったけど、主人公とヒロインの恋愛模様がとてもキュートで楽しかったから。 「期待していた内容と違ったけど、気持ちよく騙されました」っていう、ちょっとうれしい見終わり方をした。 【まかだ】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-09-24 00:32:16) |
26.私はスピルバーグ系列のSFにそれほど思い入れもないので、ノスタルジーに浸ることもなく単なる児童向けファンタジーと捉えた。気持ちを入れて観るには年を取り過ぎてしまった。ただ、少年達ひとりひとりの描写はなかなかキャラ立ちしていて上手いし(太っちょの監督に二枚目の傷心君、爆薬マニア君に神経質メガネ君)紅一点の女の子は女神役にぴったり。好きなことに夢中になる気持ちや初恋の瑞々しさ、それに加えて街を襲う不可思議な事件。いい大人が心をまっさらにして観るにはハードルが高いけど、小、中学生の子が「スーパーエイト観に行きたい」と言ったら安心して送り出せると思う。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-07-11 00:42:44) (良:1票) |
25.期待せずに観たけれど、裏切られませんでした。過去のいろんな映画へのオマージュとかいろいろ言われてますが、それも然り。悪くはないけど、新鮮味もなし。自主映画を撮る子供達が主役だけど、この作品そのものが壮大な自主映画の様な、そんなお話。最後のゾンビ映画とその後のマイ・シャローナは大正解。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2013-04-11 23:16:26) |
24.エイブラムスは「クローバーフィールド/HAKAISYA」のプロデューサーでもあるのに、これはまた懐古的な。 安定感があってわるくない出来ではあれど、デジャヴや師弟のベタベタが苦手な人はダメかも。 スピルバーグの過去作品が五指に余るくらい浮かぶ教科書どおりの映画、SFって「伝統芸」は似合わないのです。 クライマックスで女性コーラスがア~ア~♪とかかるのなんか「うへえ★」となっちゃうし、すべてにおいてレトロスペクティヴな世界。 冒頭の列車事故のシーンも長すぎて途中でアキてしまったし。 そりゃあスピル先生は「よしよし、よくできたね」とご満足だろうけど。 ノスタルジーにひたりたい人やこれから映画を見ようって人向きかな。 同じ80年代自主制作映画少年たちの話でも、「リトル・ランボーズ」みたく新鮮にも作れるのに。 アリス役のエル・ファニングが天使のように可愛いくて、彼女をめぐる少年たちの思いが甘ずっぱく、そこはよかったのですが。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-01 07:00:03) |
23.8ミリ映画づくりを通しての甘酸っぱい青春アクションラブドラマ。それだけでお腹いっぱいなのに、なんとこの制作者はそこに宇宙人を絡ませ、しかも敵対するだけでなく心の交流までを描こうとした。この正気と思えない試みは案の定破綻をきたしているわけだが、それでもドラマパートのクオリティで一定以上の面白さを保っている。ある意味惜しい作品。 【j-hitch】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-07-21 02:52:49) |
《改行表示》22.子供向けの冒険活劇なのかな? 小さい頃見たグーニーズなんかより大人っぽく、今の子は早熟なんだな~と思いました。 ちなみに映画自体は退屈はしなかったです 【ぬーとん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-08 19:35:43) |
21.もっと退屈な映画かと思ったらまさかの冒険活劇で楽しめました。ご都合主義的なところがかなりあるけどそこはご愛嬌。あまり、ああでもねえこうでもねえと言う映画じゃあないと思います。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-23 07:39:19) |
20.故郷に帰りたい宇宙人。これだけ聞くと同情できるが、町を破壊し、人間食べて、姿も可愛くないんじゃ同情できません。グーニーズ的な所は良かったかな。 【真尋】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2012-01-28 10:00:30) |
《改行表示》19.「未知との遭遇」「E.T」を相当意識してますね。また「グーニーズ」的要素も少々。 70~80年代のスピルバーク監督作品や彼が製作等で名を連ねた作品で育ち、そして映画人を目指したというエイブラムス監督のスピルバーグに対するオマージュともいえます。 故に、映像の進歩以外には新鮮味は感じられないし、ストーリーの運び方が予定調和過ぎる(良く言えば「王道」」でハラハラ、ドキドキといった感覚も少ない。 無論、自分も80年代のスピルバーグ作品で育ったので、ファンとしてのリスペクトの念もあり、評価は甘めになるが、単なる焼直しで終わってしまうのはどうなの? 新旧実力者がタッグを組むという一報から期待し続けてきただけに、僕らが観たかったのは映像、物語共に「革新的な映画」なんですよ。それこそ「SUPER8」なモノを期待してたんですけどね。。ラストシーンは確かに素晴らしいし、観るものを惹きつける映像力はあるけど、もう一歩足りなかった。 【シネマブルク】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-01-09 20:06:55) |
《改行表示》18.怖がらず勇敢すぎる子供達。故に恐怖感もサスペンス感も恐ろしく薄い。最近のこの手の映画は、先に映像ありきの物語がなおざりというものが多すぎる。 |