37.大好きで大好きで、透明な下敷きの中に切抜きまでいれていたポール・ニューマンをスクリーンで初めて見たのがこの映画だった。この頃○カイラインや○レンディのCMに出演していたので知名度も高く、彼の映画をいっしょに見に行ける友達ともやっと巡り合うことができわくわくして出かけたけど、映画館で浮きまくった女子高生の二人組。ちっともスマートでない老けて落ちぶれたニューマンが大写し。映画は重く静かに進行し、あぁこれはきゃぁきゃぁ言いながら見る映画ではないな…と思ったのもつかの間、どんどんストーリーに引き込まれていった。初めて役者としての彼を素晴らしいと意識したのがこの映画だった。オスカーと相思相愛になれないドル箱スターといわれていたっけな… 【宝月】さん 9点(2004-02-14 00:55:42) (良:2票)(笑:1票) |
36.ケイトリンって女性とフランクは“圧力に葬られた”同じ境遇なんだよねぇ。ホント報われて良かった。コンキャノンは仕事だから仕方ないとして、おい!裁判長!テメーだきゃあマジ許さんぞ!すっこんでろよ、コノヤロー!おまえは死刑! 【小僧】さん 9点(2003-03-23 07:52:50) (笑:3票) |
35.みんな金のために動いてるんですよね。主役のギャルビン弁護士も最初は金のため。でもある事をきっかけに金のためではなく正義のために、自分の信念を貫くために動き始めてゆくのが印象的な映画でした。弁護士としての再起をかけたのではなく人としての再起をかけた一人の男の映画だと思います。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-04 04:23:50) (良:1票) |
34.シャーロット・ランプリング(ローラ)の眼力がすごい、物語にはいいスパイスだったと思う。肝心の主人公(フランク)ですが、勝ったからよかったものの、もし負けでもしたら原告の妹達がかわいそうで。。。勝手な判断はよくないこってす。説得して納得させないと、クライアント(代理でも)を。。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-07-14 19:42:46) (良:1票) |
33.法廷劇の白眉。この時期のポール・ニューマンは自らがアルコール依存症に苦しんでいたようで、演技には思えないほどの迫真性が伝わってきました。宿敵コンキャノン演じるジェイムス・メイスン以下の競演陣も秀逸。医療過誤事件。病院を経営する教会側からの和解(案)をはねつけ、「絶対的真実の追求と正義の死守」に目覚めた弁護士、信念に基づく陪審員の評決、これらは裁判制度のあるべき姿を実に雄弁に物語っています。ボストンの寂しい冬景色や、各登場人物の微妙な心の動きなども見事に表現されていて、全く共感できました。 【チャターBOX】さん [映画館(字幕)] 10点(2003-07-01 17:44:28) (良:1票) |
32. 確かにコレはルメット監督のお家芸ですね。うらぶれたニューマンのダメダメっぷりを丹念に描出した前半の溜めが、後半の法廷シーンでの最終弁論で一気に爆発して爽快なカタルシスを生んでいると思います。でも残念ながら「十二人の怒れる男」には到底及びません。ジャック・ウォーデンやエドワード・ビンスも出てるんですがねぇ。ま、処女作で最高傑作を発表した者の宿命ってヤツですか?それと、↓で仰るように「ガンジー」にオスカー賞レースで惨敗を喫しての無冠てのは私も納得いかないですね。イヤ勿論アッテンボローがダメとかじゃなく、総ナメはないだろう?てな感じで。だけど、ニューマンは演技にハズレが無いから別に「一世一代」とは全然思わないですが…。80年代を代表する法廷映画の佳作に8点。 【へちょちょ】さん 8点(2003-04-07 01:21:55) (良:1票) |
31.本作はまさにルメットの最も得意とする分野で、[十二人の怒・・]と並び最高傑作でしょう。 雪降るボストン 実に実に静かに映画はスタートする、その静かな風景をバックに次第にGalvinが再びその魂に火をともすのである。それは無力な市民に対しても法律は平等であるという信念の再燃に他ならない。。。。。。最終弁論は陪審員に向けられているが、我々にそしてGalvin自信にも語られていく。。。。。。。ポール・ニューマンの一世一代の名演技!!彼の演じる人間臭さ、もがき苦しみ、はい上がろうとする姿を 背中一つで見事に表現していまう。.....最後LauraはGalvinに電話をかけ続ける・・・・が。。。Galvinは受話器を取ろうとはしない。心を通じ合わせる二人だが。。。。大好きなシーン。本作は 作品賞、助演男優賞(James Mason)、監督賞、脚色賞、主演男優賞がアカデミー賞にノミネートされたが対抗馬“ガンジー”によって一つも受賞はされなかった、しかし 全く個人的な意見ではあるが「伝記もの」に常に不満をもつ私としては本作の方が格が上のような気がしてならない。それにしてもどうでもいいような作品が次々とDVDとして再登場しているにもかかわらず、本作がDVDとして発売されないのは 理解に苦しむばかりである。この作品を深く埋もれさせる事など考えたくは無い。。。。 久しぶりに映画を見直しました。 中年男の再起物語として評価されているのかもしれないが しかしながら この映画の本質は 全く別のところにあるように思えるようになった。 個人の あるいは私の意識を超えて 世の中が存在し あたかも 私個人を規定して いるかのような感覚とは いったいなんなのだろうか? それは 私が自由を放棄している事にほかならない。 では 何故 自らの自由を 放棄するに至ったのか? 端的に恐ろしいからである。 だけど 「それは」 いつでも私に問いかける だって 判例や法律に または道徳に 従う それを守るかどうかは、 いつも私に任されているのだから ・・・・・・・・ では どう行動し どう生きるか??? 【Moviegoers】さん [DVD(字幕)] 10点(2002-11-10 02:43:10) (良:1票) |
30.大好きなポールニューマンの佳作。酔いどれ弁護士の挫折と再生の物語。このテーマ好き。ニューマンが、ジョッキに生玉子とビールを入れて飲むシーンが好き。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-12-28 05:40:29) |
29.「評決」というタイトルであれば評決に至るまでの過程が重要だと思われるが、陪審員による協議内容は全く出てこない。あえて触れてないのだと思うが、私はここがポイントだと思う。陪審員らは本当に受付嬢ケイトリンさんの証言を考慮にいれないであのような評決に達したのだろうか。裁判長が証拠ととして採用されないとか無視するようにと言っても、あれほどの証言は鮮烈に耳に残るはずだし、傍聴人として映画を見てる側にも真実は明らか。映画としてはこれで良いと思うが、現実だったらどうだろう。裁判のルールや法令に基づかない評決に危うさを感じるのは私だけだろうか。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-01-02 20:44:36) |
28.面白かったです。が、全編通して抑揚なく淡々と進むので、若干退屈な感あり。眠い時には見ない方が良いかと思います。終始しっとりだった中で、最後のニューマンの上から回りこんでくるようなカメラワークには、おお!となりました。 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-12-23 17:57:05) |
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27.正義を行なうチャンスとしての陪審制。たとえ汚れても正義に至る道は確実に用意されているはずだ、といういい意味での楽天主義。アメリカはどんなに自己否定しても、最後に「民主主義の国だぞ」という誇りだけは残る。気分によっては鼻持ちならないが、おおむね、拍手してやりたいぐらいいいと思う。あくまで植物人間にされてしまった人間の代理として闘い始めるわけ。組織に対して、こちらは手作りの味で勝負していく。でもラストはちょいと無茶だったか。コピーを無視するようにという裁判長の指示のくどさが裏目に出たってことでもあるんだろうが、ちょっと間違うと心証による判断ともなりかねず、詰めの甘さを感じた。この人、女性が絡むと弱くなるんだ。シャーロット・ランプリングは、いらなかったんじゃないか。『ネットワーク』のとき、フェイ・ダナウェイがいなけりゃなあ、と思ったのと同じで。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-10-25 09:48:40) |
26.裁判劇でありながら、主人公の人生の再起を図った人間ドラマでもある本作は、 双方ともあくまでオーソドックスなお話の流れで、特別斬新さや驚きは感じられないです。 そういった意味では、記憶に残る映画ではないかもしれないけれど、 鑑賞後は大方の人はまあ納得のできる内容に仕上がっているのではないかと思う。 ちょっとお歳の召されたポール・ニューマンは、この役柄にはハマってました。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-01-15 20:53:29) |
25.強気な弁護士じゃなく、人間らしく弱気にになったりする。そういうところが共感できた。 【ホットチョコレート】さん [地上波(字幕)] 9点(2010-12-19 06:55:53) |
24.ポール・ニューマンのピンボールをするシーンが何度か出てくるが、そのときの心境を同じピンボールをする仕草ひとつで上手く表現しているところが印象的。ストーリー的にもよく練られている。 【円軌道の幅】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-10-06 23:32:48) |
23.ブルースウィリス出てた? ピンボールの機械はゲームセンターから消えちゃいましたが、どこにあるんでしょう。 【Pea Shan】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-05-20 01:19:33) |
22.地味な作品だと思う、しかし役者がシブイ。良かったのかそうじゃなかったのか、というラストもいい。 人生を諦めたような人間が何かをきっかけに「一念発起」。こういうのは響くのもがあります、こういった映画を観るとどうしても「生きる」を思い出す。 ポール・ニューマンはこれでオスカーを獲得すべきだったと思う。それも人生のジレンマなのかな。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-04-08 22:58:41) |
21.もしもあの日夜明け間もなく、あの電話の請求書が届けられなかったらどうゆう悲惨な結末になっていたか?ハラハラドキドキ!一か八か?!証人としての必死の、ケイトリン・コステロさんの捜索でした。Jメイソン扮する被告側の名うての名弁護士コンキャノンの鼻を見事にあかした落ちぶれ弁護士ギャルビン。ラスト実に爽快な勝利でした。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-12-25 23:12:52) |
20.内容は淡々としていましたが惹きこまれました。想像していたよりも裁判のシーンがそれほど多くないことが気になりました。 【エムシュー】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-11-18 19:28:47) |
19.強い相手に勝つってのは非常に心地いいですな。。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-19 18:32:08) |
18.法学部の授業で観た映画。くたびれた感じの弁護士がいい味をだしている。法廷の心理戦の要素も強く描かれていてよかった。 【こまごま】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-01-20 19:32:35) |