昭和残侠伝 血染の唐獅子のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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昭和残侠伝 血染の唐獅子

[ショウワザンキョウデンチゾメノカラジシ]
1967年上映時間:90分
平均点:7.67 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
アクションドラマシリーズものヤクザ・マフィア
新規登録(2004-07-14)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2022-08-18)【イニシャルK】さん
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監督マキノ雅弘
キャスト高倉健(男優)花田秀次郎
池部良(男優)風間重吉
藤純子(女優)風間文代
加藤嘉(男優)鳶政
水島道太郎(男優)聖天の五郎
大村文武(男優)ベス虎
山城新伍(男優)一升舛の音吉
津川雅彦(男優)お坊主竹
金子信雄(男優)高見沢耕作
清川虹子(女優)おつた
河津清三郎(男優)阿久津剛三
八名信夫(男優)オートジャイロ
天津敏(男優)三日仏
曽根晴美(男優)活弁
小林勝彦(男優)
須賀良(男優)二銭鮨
脚本鈴木則文
鳥居元宏
音楽菊池俊輔
主題歌高倉健「昭和残侠伝」
撮影星島一郎
企画俊藤浩滋
吉田達
配給東映
美術藤田博〔美術〕
編集祖田富美夫
照明梅谷茂
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【クチコミ・感想】

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2.今作の風花コンビの絡みは道行きを始めとして今一つ趣きに欠けていました。しかし、
本シリーズが魅せてくれる滅びの美学を存分に堪能できました。今作では竹>染次>風間重吉でありました。個人的に苦手な津川雅彦が唖然とするほどの男振りで、文代の「あんたも行くの」に答えた台詞に涙腺決壊寸前となり、「三社祭の馬鹿踊りだいっ」に鳥肌が立ちました。
The Grey Heronさん [DVD(邦画)] 7点(2011-12-23 03:55:09)
1.えーっと、まずはウンチク的なことから。それまでの佐伯清監督に代わってマキノ雅弘が監督を務めた「昭和残侠伝」四作目。この作品からレギュラーの高倉健と池部良の役名が「花田秀次郎」と「風間重吉」(つまり「花と風」ってことだな)に定着するのです。あと、それまでヤクザ・渡世人だった高倉健の役が初めてカタギ(鳶の頭)になった作品でもあります。

んでねぇ、僕はこのシリーズ、一作目から順番コに観てるのだけど、いやーびっくりした。なぜって「同じ素材(役者・話の大筋)を使っていても料理人(=監督)によってこんだけ作品が違うものなのか!」という事をまざまざと見せられたから。

まず大きく違うのが、高倉健以外の脇役が、実に生き生きと描かれている事。例えば、山城新伍が、惚れた芸者のために大事な「纏(まとい。昔の火消しが持ってた、なんつうの?長い棒に紙のビラビラを付けてる奴。昔は鳶の人たちが火消しの仕事もしてたということをこの作品で初めて知った)」を質に入れてしまうエピソードなんかは、とても良い。仲間は最初それを責めるんだけど、理由を知って何とかお金を集めようと奔走する。ここも良い(マキノ作品って人がガヤガヤ集まっているシーンがとっても魅力的なのだ)。

も一つ大きな違いは高倉健のキャラクター。前三作の高倉健は、ひたすらニヒルでカッコ良くていかにも「仁侠映画の健さん」ってな佇まい(なので、純粋な高倉健ファンでない僕なんかは、あんまし感情移入できないのだ)なのだけれど、この作品では(もちろんカッコ良いのはカッコ良いのだけれど)、とても愛嬌があって、誤解を恐れずに言うと「可愛い」のだ。特に除隊して地元に帰ってきた高倉健が藤純子と再会するシーン。純情な藤純子をからかう健さんは、かなり素敵です(あ、もちろん藤純子も素敵だけど)。

ってな事でゴチャゴチャ書いたけれど、つまり一言で言うと「粋」ってことなんだな、この映画は。お約束の殴り込みのシーンもやたら熱くって、まさに血沸き肉踊るって感じ。

イカすぜ。
ぐるぐるさん 8点(2004-07-14 16:25:04)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7233.33%
8466.67%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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