座頭市関所破りのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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座頭市関所破り

[ザトウイチセキショヤブリ]
1964年上映時間:86分
平均点:6.78 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(1964-12-30)
アクション時代劇シリーズもの小説の映画化
新規登録(2004-01-24)【光りやまねこ】さん
タイトル情報更新(2023-07-26)【イニシャルK】さん
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監督安田公義
キャスト勝新太郎(男優)座頭市
高田美和(女優)お咲
滝瑛子(1944年生まれ)(女優)お仙
平幹二朗(男優)沖剛之助
河野秋武(男優)加島五郎太
伊井友三郎(男優)儀十
水原浩一(男優)鴨造
上田吉二郎(男優)島村の甚兵衛
千波丈太郎(男優)新助
富田仲次郎(男優)奥瀬勘十郎
毛利郁子(女優)花駒太夫
中田ダイマル(男優)三河万才大丸
中田ラケット(男優)三河万才ラケ吉
木村玄(男優)亥之吉
沖時男(男優)
越川一(男優)
石原須磨男(男優)
千石泰三(男優)
竹谷俊彦(男優)
近江輝子(女優)
愛原光一(男優)
志賀明(男優)
大林一夫(男優)
二宮秀樹(男優)
三木本賀代(女優)
谷口和子(女優)
原作子母沢寛
脚本浅井昭三郎
音楽小杉太一郎
撮影本多省三
企画浅井昭三郎
配給大映
美術加藤茂
編集山田弘
録音長岡栄
照明加藤博也
その他IMAGICA(現像)
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5.見どころは平幹二朗との一騎打ちのシーンでしょうか。勝負自体はあっさり終わりますが、さすがに空気がピンと張り詰めて迫力がありました。除夜の鐘を聞きながら、というのがまた渋い。
他は相変わらず。悪代官と悪名主みたいなヤツが結託して庶民をいじめ、悪党一派が賭場を開き、結局は座頭市にすべて掃除されて終わり。やっていることは毎回同じです。
しかし、同シリーズを何本か見て思いました。最大の見どころはオーラスのワンカット、夕暮れに1人で佇む座頭市の姿なんじゃないかと。大勢を救っているのに誰からも見送られず、ヒロインさえも登場せず、ただ消え去るのみ。その寂寥感が心に沁みます。ほぼ同時代に観客動員数を競ったであろう「男はつらいよ」の場合、オーラスは常にハレの日の明るい昼間、威勢のいいテキ屋のシーンでした。この対照性がなかなか面白いかなと。
眉山さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-09-11 04:47:52)
4.冒頭、行きずりの男から手紙を託されたり、はたまた宿で女性と相部屋になってしまう座頭市。こういったエピソードがうまく絡み合っていき、剣豪風のライバルも1~2名ほど登場したりして、なんだかよく出来たオハナシのような気はするものの、その割にはピンと来なくって。
大映の「準主役級俳優の層の薄さ」みたいなものが、こういう映画ではどうも悪い方に出てしまいますね。座頭市以外がなかなか目立たない。あまり大映のイメージが無い平幹二朗がライバル格だけど、端正で行儀よく、そしてイマイチ目立たない。
そんな中で、上田吉二郎のダミ声が唯一、存在感を示していますが、このヒトも、大映映画だったらやはり、ガメラ対ギャオスの方が光ってましたかねえ。
ついでに、何のために出てきたのかワカランけれどとりあえずそれなりに目立ってしまっているのが、「青火がパーッ、ボヤがポーッ」でお馴染み、ダイラケ師匠。ただしストーリーにはあまり絡まない、単なる賑やかし。
という訳で、せっかくのよくできたオナハシの割には、どうもチグハグな印象。ラストの殺陣も、もう一息盛り上がるかと思ったらいきなり終わっちゃうので、なーんか、不完全燃焼。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-08-31 21:02:45)
3.勝新の代表的人気シリーズ第9作目の今回は、何とまあ、シリアスな話で驚いた。出来ることならあんまりシリアスな座頭市は観たくないし、やはりアウトローな雰囲気でありながらもユーモアのあるといった所を観たいものである。そんな中でこの作品はシリアスなのに勝新「座頭市」の魅力が画面全体に漂う不思議な感じの作品になっていて、面白く観ることが出来た。相変わらずの孤独な感じの侍というキャラクター、人間性の中に見せる女性に対する優しい一面を見れてこれ以降の作品もまた観たくなった。一応、点数は7点だけど、8点に限りなく近い7点です。
青観さん [DVD(邦画)] 7点(2007-01-14 22:12:20)
2.第9作。「仕込杖は血に濡れて悪の関所をぶち破る」。雪の振る大晦日の夜、「除夜の鐘の鳴り終わるまでに勝負をつけよう」という用心棒・平幹二朗との対決が見所。ストーリーは毎度ことながら色々あってさらわれた娘(高田美和)を助けるため関所で市の怒りが爆発するといういつもの展開。ではあるけど大晦日の雰囲気が良く出ていて楽しめる。「男はつらいよ」のような安心感がある作品。
バカ王子さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-01 23:31:08)
1.監督安田公義の演出によるシリーズ第9作。勝新演じる座頭市と、父親の面影を残す老人(伊井友三郎)との切ないドラマを縦糸に、複数の人間ドラマが丁寧に描かれている。しかもシリアスに展開される中にも、中田ダイマル・ラケットによる座頭市のモノマネ、ひょうきんな用心棒の登場、市を慕う健気な子供達をも絡めたりで見どころの多い作品となっている。このような仕上げ方は大いに好感が持てる。ラスト、除夜の鐘と共に繰り広げられる殺陣は圧巻で、切り捨てた遺体に市がそっと上衣をかぶせるなど切ない余韻を残してくれた。シリーズ中、お気に入りの一本です。
光りやまねこさん 8点(2004-02-18 15:55:58)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.78点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6333.33%
7555.56%
8111.11%
900.00%
1000.00%

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