【ポジティブ】さん 7点(2004-06-03 14:21:27) |
156.《ネタバレ》 宇宙船の操縦するのに、カルメンが口をポカンと開けてシートベルトせずやってるのが一番うそ臭い。どこのシーンみてもシートベルトしないけど有り得ないよ。内容はB級SF。でも面白かった。 【gyu_yan】さん 5点(2004-06-01 12:42:17) |
155.これ、反戦映画なんですか。知りませんでした。そう考えたら凄くイケてるのかも。私は何も考えずに、「うわ~、馬鹿だなあ~、馬鹿でいいなあ~、CGいっぱいだなあ~、凄いな~、うへへへ~、虫いっぱいだ~」という感じで観てました。何も考えずに観るも良し、色々考えながら観るも良し、か。何だ、意外と懐の広い作品なんですね。 【ひのと】さん 7点(2004-05-22 13:50:18) |
154.現実のドンパチには当然反対やけど、娯楽のドンパチは楽しんでもいいやろ?だって血が騒ぐねんもん。好きやねんもん。こーゆうノリのSF戦争映画。思想とか背景とかこの際、あえて思考停止して日ごろのストレス解消気分でこの映画を楽しんでる俺は、お気楽な馬鹿?でも所詮、映画やしね。こーゆう映画は楽しまなきゃね。俺の本能はこの映画を楽しめと言ってる。本能には逆らえん。娯楽戦争映画好きには特にオススメ。 【なにわ君】さん 10点(2004-05-20 19:16:35) |
153.レンタル料半値だったのでダメもとで見てみると、ああ…やっぱり…。バーホーベンの過激で残虐さが、とことん発揮されている映画だった。バグズとの戦闘シーンが最大の見せ場で、どぎついスプラッタ描写なんてもう…。ストーリーもマンガレベルだし、マニアには垂涎の一品なんだろうね。 【光りやまねこ】さん 5点(2004-04-26 23:30:29) |
152.「戦争」の悲惨さよりも、「戦争」の持つ馬鹿馬鹿しい精神を徹底して「いじくった」映画です。SFを背景にしたのも、多少は無茶な描写も出来るからでしょうか。いつの時代も若者が戦地に駆り出され、前線で命を失う。英雄なんていないし、超人も存在しない。生身の体から出るのは赤い血。虫の大軍に襲われ、命を落とす多くの兵士達。ブラックユーモアというには多少過剰すぎるきらいがありますが、これでもか!の物量ある見せ方は価値あり。ただし、人間の描き方が少し弱く、恋愛の展開も必要ないのでは、と思いました。「戦場」はたっぷり描けても、それだけでは見ていて辛いだけです。しかし、それがこの監督の狙いだとしたら、成功しているのかも知れませんね。 【映画小僧】さん 6点(2004-04-24 13:28:13) |
【k】さん 7点(2004-04-14 10:53:34) |
150.虫だらけ!しかしあの虫の主食はなんでしょね。人間食われてる訳でもないし…なんて虫の描写より、人間社会の描写の方が何だか薄気味悪いですね。結構様々な視点から見られる作品なので良いと思います。 【TAIQ】さん 8点(2004-04-07 23:44:59) |
149.この映画、劇中みたいな軍事社会で公開されたら、 やはり、戦意高揚ってことになるんですかね。 どうでもいいけど、一晩で死者10万(しかも戦闘員だけ) って、どんな作戦やねん。 【きつま】さん 6点(2004-03-31 12:24:48) |
148.「プライベート・ライアン」よりも、容赦のない戦争の恐ろしさが伝わってくる怪作。原作は好戦的で右翼チックらしいが、そのポイントを外さないことで、却って反戦の意味もくみ取れる作品に仕上がっている。 【へろへろ】さん 9点(2004-03-29 15:47:56) |
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147.これは軍事国家アメリカの痛烈なパロディでしょう。よく「虫けらのように殺す」などと表現しますが、この作品中の敵はまさに「虫けら」。それが人間によって大量虐殺され、人間側も大勢殺されていく。あげく、主人公の前線兵士までがそれを肯定するようなセリフを吐くときた。ここまで徹底すると逆に感心してしまいますね。ただ、CGは良く出来ているのですが、宇宙船やバグのデザインに新味がなく全く印象に残らないのはSF映画としては大きなマイナスです(「ロボコップ」とはえらい違いだ)。 |
146.内容的には、がんばればCGもここまで出来ますよ、という品評会にアクの強い毒をベッタリとつけ、その上にどこかで観たような爽やか青春群像劇をペタッと貼っただけのバカ映画には違いないが、同時に「バカを見てバカになる怖さ、見慣れることによって感覚の麻痺してゆく怖さ」も実感させて、戦争というものについてちょっぴり考える機会を提供してくれる「シニカルな体感ムービー」という特性も併せ持っている。 CGのクオリティーは極めて高い。 たとえ「毒」に犯され「バカ」になってでも、ジックリと見る価値はある。 ただしその場合、間違っても薄笑いを浮かべながら見てはいけない。 【Beretta】さん 7点(2004-03-24 02:04:41) |
145.大好きです!人に「オススメは何?」と聞かれると、まずこの映画の名前を出します。何度見ても飽きないし、とにかく楽しい!ただ、最後のシーン、脳天かち割って吸うところ・・・あれが今でもトラウマで・・(汗 ホラーが好きなんで、いろんなのを見てるはずなんですが、なぜかあの場面だけは無理ですね。。 【akoako】さん 9点(2004-03-14 00:20:51) |
144.反戦映画だとは思わないんすよね、コレ…反戦映画作るのも無意味に思ってるような、ニヒリズムが漂ってるのを感じます。まあ『グレート・ウォリアーズ』撮ったバーホーベンだもんね。このヒトのSFは絵的な部分までキッチリ考証されてそうな…というか「これ以上やるとファンタジーだ」という一線を理解してる点が凄いです。これが徹底してるから、特にネタ明かしのシーンを入れなくても「本物の情報」と「捏造された情報」とをキッチリ切り分けできる。さすがは物理学の博士号を持ってるだけあるよなあ…って、これは『トータル・リコール』のレビューに書いた方がいいのか。あと、主役の俳優さんは全くの新人で、「ジョニー・リコを演じるなら俺だ!」と自ら売り込んで医者になるのをやめたそうですが…まさかこんな映画になるとは思わなかったんだろうなあ…可愛そうに(薄笑)。 【エスねこ】さん 9点(2004-03-13 23:12:33) |
143.しばしグロテスクな情景描写もあるのだがストーリーとして非常におもしろい。現実的な未来の軍隊を描いている。 【000】さん 8点(2004-03-10 22:06:47) |
142.歩兵が捨て駒のように殺されていくザマは圧巻。ヴァーボーベン調の風刺も好きです。 【ンコクワイ】さん 8点(2004-02-22 19:38:24) |
141.バーホーベンがどういう監督かを知って、この作品の評価が少し変わったので変更。 色んな意味で強烈な映画。父の勧めで最初観た時は、ただ人がぶち殺されて行く様に、何なんだこの映画はと思ったが・・。ここのレビューを読み、ようやく意図を理解。しっかし父もよくこんな映画を、当時うら若き乙女(笑)だった私に勧めたもんだ。自分の良いと思うものは、教育上どうとか関係なく娘に観させるような父だからこそ、この映画の良さは解ったのかもしれない(爆)。 【深海】さん 7点(2004-02-08 20:49:50) |
140.バーホーベンということであまり期待せずに見たのですが、まぁまぁでした。とりあえず映像が気持ち悪い!!!とてもあの人らしい映画でした。 |
【亜空間】さん 10点(2004-01-21 22:48:56) (笑:1票) |
138.悪趣味なだけに苦手な人もいるかも知れない。でもこんな最高な反戦映画は他にないよ。…最高は最高でも「チャップリンの独裁者」みたいな最高じゃない。きちがいな雰囲気に最高だった。白兵戦によって犬死にする大量の兵士、それも画面いっぱいに血糊を飛ばして…。戦ってる相手がばかでかい昆虫というくだらなさ、そして弱いもの(歩兵)がいつも死んでいくという不条理さ、政府による机上の論、虫を踏み殺すのを奨励したり、死刑放映による刺激で民衆の闘争心を煽るマスコミ戦略…何もかもが現実の戦争における巧妙なパロディです。まじ必見♪ |