ナポレオン・ダイナマイトのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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ナポレオン・ダイナマイト

[ナポレオンダイナマイト]
(バス男~ナポレオン★ダイナマイト~)
Napoleon Dynamite
ビデオタイトル : バス男(旧ソフト題)
2004年上映時間:95分
平均点:6.20 / 10(Review 76人) (点数分布表示)
コメディ青春もの学園もの
新規登録(2005-10-25)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2015-11-12)【ESPERANZA】さん
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監督ジャレッド・ヘス
キャストジョン・ヘダー(男優)ナポレオン・ダイナマイト
ディードリック・ベーダー(男優)レックス
ティナ・マジョリーノ(女優)デビー
ヘイリー・ダフ(女優)サマー
脚本ジャレッド・ヘス
挿入曲ジャミロクワイ"Canned Heat"
シンディ・ローパー"Time After Time"
バックストリート・ボーイズ"Larger than Life"
あらすじ
ド田舎に住む高校生ナポレオン・ダイナマイト。彼はその類稀なる風貌の、まぁ、要するにキモくてダサいオタク少年。得意の似顔絵でダンスに誘ったのに女の子に振られることもあるけど、くじけず、チャット中毒の兄と怪しい訪問販売を始めた叔父さんとともに毎日をゆるく暮らしている。ある日、親友のペドロが生徒会長に立候補してしまい、当選させるべく彼は立ち上がる。クチコミだけで全米1000の映画館で放映された迷作。警告! ( ´∀`) エンドロールは最後まで観ましょう (・∀・ )
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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56.《ネタバレ》 出来のいい映画とはとても言い難い。脱力的なオフビート感も、緻密な計算というよりは単に下手クソな間の悪さが怪我の功名を効しただけにしか見えない。間がズレてるだけの大根役者陣もまた同様だ。しかし、だ。それでも面白いんだから困ってしまう。主人公ナポレオン・ダイナマイトは、その名のとおりバカバカしく滑稽で、なによりも気持ち悪い。しかし気持ち悪いんだが、憎めない。彼が面白いのは、そんな風貌のくせに(?)いじけた劣等感も卑屈さもなければ、逆に変人が変人として生きる糧としがちな尊大な負けおしみ的自意識もまるで持たないということだ。変人としての自覚すら、彼にはない。はたから見れば変人でも、彼にとっては当たり前な自分を当たり前に生きているだけだからだ。だからポケットにつめこんだおいしいポテトフライをクラスメイトにねだられても強気でNOと言えるし、それにより派手な蹴りを食らっても、負け犬根性ではなく単純に痛さに凹んで、面と向かってfreaking idiot(バカタレ)と罵ったりもできる。学園の花形として我が物顔にふるまう体育会系やチアリーダーたちが、その実ナポレオンとそれほど大差ないサエない風貌なのが、彼らの人間的対当性を表しているようでなんともおかしい。自慢できる才能も見当たらないし女の子に声をかけてもフラれるナポレオンは決してハッピーではないけれど、だからといってアンハッピーだと嘆いたりもしない。そのニュートラルさがなんとも魅力的だ。生徒会長選挙に出馬した友だちペドロのための応援パフォーマンスでヘンチクリン(だけど超クール!)なダンスを披露したり、出会い系サイトでナイスバディな黒人美女をゲットした兄キップのハネムーンために荒馬を調教してプレゼントするナポレオンは、彼らの幸運をLUCKY~!(いいなぁ~!)と羨ましがりながらも、持ち前のニュートラルな心意気で無邪気に祝福する。そんな彼に訪れるラストシーンはとびきりチャーミングだ。いつでも一人遊び専用だったナポレオン御用達ボール。退屈なその遊具を二人でプレイする喜び!そんな幸福感を校庭のスプリンクラーがささやかな噴水できらきらと彩る。可愛らしいデビーとのハイタッチ。これまたささやかに響くその音は、けれど間違いなく一人ではなく二人で発した音なのだ。実にナポレオンにふさわしい、ささやかでいて奇跡のようなハッピーエンドだ。
BOWWOWさん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-25 00:47:23)(良:1票)
55.《ネタバレ》 随所随所笑いポイントが満載で、楽しめました。
僕はラグビーにとり憑かれたあのオッサンがハンバーグ投げるところが、もうたまりませんでした。
みんな変なやつらばっかりで、各キャラが立っており、映画として普通に良く出来た映画だと思いました。

しかし、邦題はひどいですな。。
原題のままでいいのに。
おーるさん [DVD(字幕)] 8点(2009-05-22 14:02:18)(良:1票)
54.見終わって、この邦題の意味がわかった。主人公がオタクっぽいから電車男を真似てバス男。ってどんだけセンスないんだろ。バスのシーンなんて最初だけだし、あれがなかったら『自転車男』になってたのかな?
で、内容はシュールだね。はまる人にははまるかな。個人的には苦笑いって感じ。
茶畑さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-12 23:31:16)(良:1票)
53.《ネタバレ》 話がどこにいくのか、何を表現しようとしているのか途中までまるでわからない映画です。今までに観たことのない映画でした。とにかくまずオープニングからしてクスクス笑っちゃいます。私は爆笑するってとこまではいかなかったけれど、一緒に観ていた高校生の息子はお腹を抱えて笑っていた。なんでなんだか、ものすごくハマッてしまったようです。やたら元気のいいおばあちゃんとか、32歳のひきこもりの兄さんとか、怪しげな叔父さんとか、もちろん本人のナポレオン、友達のペドロ、デビーなどなど全員キャラがたっていて、すごくよくできた映画だと思います。英語の発音とイントネーションがまた独特というか、ネガティヴな発音なのがなんか腹にきます。たるい感じの間もすごくいいです。観終わったあと気持ちがゆるゆるとハッピーになる映画ですね。
はちかつぎひめさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-11-20 12:43:35)(良:1票)
52.《ネタバレ》 ん~、なかなか爽やかでステキな青春映画ではありませんか。MTVが関わってるっていうから、もっとカチャカチャした感じの、いかにもイマドキのティーン向けって感じかと思ってたら、意外にちゃんと“映画”してましたねー。アメリカのマッチョイズムに対する皮肉を込めた、「ナーズの復讐」と同系統の話だけど、あっちほどおちゃらけてないし。ラスト、ヒロイン(?)とボールを打ち合うところなんて、まるで成瀬巳喜男の「驟雨」のラストシーンみたい(ってのはいくらなんでも褒め過ぎか)。クライマックスのダンスシーンは、もうちょっと良い見せ方があったんじゃないかなーとか、エンドロールの後のアレはちょっと長いんじゃないかなーとか、ちょっと気になったけど、でもこの「アメリカ版山本敦弘」みたいな新人監督さん、これからの作品が楽しみ。
ぐるぐるさん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-16 20:22:22)(良:1票)
51.「ナポレオン・ダイナマイツ」この映画史上最強とも言える名前。日本で言えば「爆裂信長」君とでも例えられるのでしょうか?(^^;)さて、この映画、実に淡々と進むのです。ウダウダとしている主人公やその家族、友人たち、驚くくらい何もないアイダホに、どうやってこの物語を収拾するのかとても居心地悪く感じますが、最後にキレイにまとめて、最高の爽快感だけを残してくれる素敵な映画です。いやはや映画大国アメリカの底辺の広さを感じさせる映画とも思えます。
クルイベルさん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-16 13:25:40)(笑:1票)
50.ゆるーーーい、コメディ映画。
アメリカ特有のドタバタコメディと違って麻薬話や下ネタ話が出てこないところが
好きです。
法子さん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-14 01:41:42)(良:1票)
49.この作品に「バス男」なんてタイトルを付けたヤツはドコのドイツぢゃぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!!!!みんなの愛すべきナポレオン・ダイナマイトなのに、粗末に扱いやがって!!!!!!というわけでこの作品、「電車男」とは全く関係ありません。アメリカの片田舎に住む、髪ボサ、シャツイン、出っ歯でメガネのナポレオン・ダイナマイトのお話。アメリカでは口コミで人気が広がり、ナポレオンが大ブーム。ナポレオンの凄さはとにかく観てチェックしてくれ!!エンディングはエンドロール終了後までしっかり観るように!
こばやんさん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-05 07:58:28)(良:1票)
48.最近私が観たアメリカンコメディの中でも最高傑作です!ナードな高校生のナポレオンが巻き起こすナードな毎日。たまりません。絶妙にゆるい演技を見せてくれる主役の彼と、強烈なキャラクターばかりの脇役たち。ストーリーや登場人物に加えて、映像の古めかしいモダンさ。家や学校が引きの固定カメラでずっしりと捉えられているシーンは涙ものです。アメリカ人にこんな笑いのセンスが隠されていたなんて!と観た方は脱帽されることでしょう。それから、「バス男」というタイトルは全く内容とは関係ありませんので。原題は主人公の名前そのままの「ナポレオン・ダイナマイト」です。
kanekoさん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-29 16:57:38)(良:1票)
47.推しの“アイドル”が、自身がボーカル&ベースを務めるバンド名に「PEDRO」と名付けた理由が、今作に登場する主人公の唯一の友人の名からとったと知り、鑑賞。
ああ、なるほど、彼女がその名を付けた意味がよくわかった気がする。

さえない容姿、さえない友人、さえない家族、さえない生活、人生は往々にして“クソったれ”だけれど、それでも人生は、何かささやかなきっかけで、いくらでも光り輝く。
その輝き方は人それぞれで、他人の“眩しさ”と比べてみたって意味はない。

決して劇的な存在でなくとも、自分にとってはかけがえのないモノは必ず存在する。
それは、気になる同級生かもしれないし、転入してきた友人かもしれないし、下手くそなマンガかもしれないし、荒削りな音楽かもしれない。

そう、人生に必要なのは、ささやかだけれど何にも代え難い心の“拠り所”なのだ。

この青春コメディ映画は、国籍や年齢、性別にとらわれない普遍的な人間の馬鹿馬鹿しさと、それに伴う愛らしさをオフビートなユーモアの連続の中で、ワリとストレートに伝えてくる。

スクールカーストの底辺で、日々フラストレーションを溜めつつも、自分の“在り方”をブラさない主人公は、決して格好良くはないけれど、不思議な魅力を備えていた。
そして、前述の友人“ペドロ”をはじめ、主人公の周囲を取り巻くキャラクターたちも皆独特でクセが強い。
彼らが織りなすおかしな人間模様は、アメリカの片田舎の開放感と閉塞感が入り混じったような何とも言えない空気感も手伝って、どこか哀愁めいたものも感じる特異な喜劇を構築していた。

久しぶりにこの手のアメリカンコメディを観て、何だかフレッシュな気持ちにもなり、満足度は高い。
明らかにお金がかかっていないチープな映画だけれど、ランチの皿で表現したオープニングクレジットの愛らしさからも伝わってくるように、愛着を持たずにはいられない作品だった。

「VOTE FOR PEDRO」のTシャツ欲しい。アレを着て、「PEDRO」のLIVEに行きたい。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-02-23 00:12:33)
46.《ネタバレ》 あの邦題が原題に戻されて良かった。ローカル色の強い、無名俳優による超低予算コメディで、笑えると聞かれたらそれほどではないし、アメリカの片田舎らしい、排他的な地域で奮闘するマイノリティの日常として見た方が正解な気がする。あるあるだからこそ、同じ世界に住む人々が共感して大ヒットしたのだろう。自分には退屈だし記憶が飛び飛びだけど。主人公はダサくて当初は魅力すら感じないほど、クライマックスのダンスが際立ってくる。それで大きく変わるわけではない。ただ、憧れの女の子とちょっとだけ距離が近づき、「頑張れよ」と応援したくなるラスト、好き。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 5点(2017-12-05 00:11:24)
45.笑いのツボが滑りやすいオフビートの映画です。
最初のうちBGMのほのぼの感とキャラのミスマッチが面白くて期待していたのですが、話はありがちなものでした。
主役の二人の会話がビーバス&バットヘッドみたいだなと思って、お下品系でクールなのがあるのかと思っていたけど、なんとも上品なおばかさ。
違和感を感じて調べたら監督も主要キャストもモルモン教だからカースワードを使わないのだそうです。
ここがビーバス&バットヘッドとは大きな違いです。
自分とは合わない映画でした。
omutさん [インターネット(字幕)] 5点(2017-08-04 03:17:18)
44.《ネタバレ》 B級映画として、それなりに楽しめました。
cogitoさん [DVD(字幕)] 6点(2016-03-19 15:39:29)
43.関西人にオモシロクない人がいるように、米人にもオタクはいるわけで。という事をあらためて気づかせてくれるんだが、内容的には退屈で。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2015-04-24 09:30:03)
42.《ネタバレ》 キモダサのモテない君の脱力系学園青春コメディ。
ゆる~い空気と笑いがツボに合わず退屈だった。
ダンスシーンだけは人が変わったように見えたけど、立候補者はショーに参加しなくてもいいのだろうか…。
ジョン・ヘダーは素では普通にモテそうな男なので、イケてない男になりきった演技力には感心。
邦題の評判が極めて悪いようだが、流行りものに安易に乗っかると後で振り返って恥ずかしい思いをするのはよくあることで、この邦題を付けた人も今頃赤面してるかも。
飛鳥さん [DVD(邦画)] 3点(2014-08-23 23:30:03)
41.《ネタバレ》 邦題がバス男ってことで敬遠してたが、邦題が変わりパッケージも一新。なんか面白そうな感じ…。
えっ、面白いか?俺は全然駄目だわ。ツボなのか…。とにかく退屈な映画にしか見えない。
そして、何故にもともとバス男って邦題だったのか?
kontikiさん [DVD(字幕)] 3点(2014-04-06 22:52:25)
40.《ネタバレ》 登場キャラがボケボケしているのんびり見れる映画でした。邦題のバス関係ないなぁ。
とむさん [DVD(字幕)] 6点(2014-02-28 18:14:35)
39.《ネタバレ》 かなり変な奴だが、そこそこ行動力があって、なかなか好感を持てる男だった。今でもアイダホの田舎で、ゆるーく毎日を過ごしていそう。
ちゃかさん [地上波(字幕)] 7点(2013-10-15 13:22:28)
38.「日本一最低な邦題」の映画がタイトル変更に・・・という記事を見なければおそらく見ることはなかったであろう作品。
たしかにこれは「バス」男ではないです。
ただ、雰囲気は「バス男」です。
興業的に足を引っ張るような邦題がたくさんありますから、それよりはマシではないでしょうか。
それはさておき、内容のほうは何と言っていいやら・・・不思議な感覚でした。
シュールネタが売りのお笑い芸人のネタに爆笑することはなく、ジワジワと何かが来るのだと思いますが、この作品もそういった感覚だと思います。
ちなみに私はシュール系芸人のネタに爆笑どころかニヤリともできないせいなのか、この作品で笑いどころはほぼありませんでした。
おぎやはぎやバナナマンのネタで笑える人には合っているかもしれません。
コメディというよりは、むしろホノボノとした青春モノ?としてのんびり楽しめたかなと思います。
それにしても最後のほうのあの長ぁ~いダンスに唖然・・・脱力とはまさにこのこと。
午の若丸さん [DVD(字幕)] 4点(2013-08-13 12:51:53)
37.日本の脱力系はほとんど好みになるが、これはツボにまったくハマらず。この邦題を付けた人の脱力感に興味が出たね。歴史的な邦題だわ。
monteprinceさん [DVD(字幕)] 3点(2013-08-09 23:00:01)
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【点数情報】

Review人数 76人
平均点数 6.20点
011.32%
100.00%
200.00%
379.21%
479.21%
51215.79%
61621.05%
7810.53%
81823.68%
945.26%
1033.95%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 0.61点 Review13人
2 ストーリー評価 7.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 9.40点 Review5人
4 音楽評価 6.75点 Review4人
5 感泣評価 2.33点 Review3人
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