1.《ネタバレ》 藤原竜也は特に声がいいわ。昔、芝居の舞台でマジカで観たけど、ほんまかっちょえー。ってな話はどーでもよくて、この映画は、太陽にあたると火傷をする知恵遅れの弟と二人で暮らしていたやくざの兄がとある看護士との出会いにより明日にかすかな希望を見出そうとするって内容やねん。深夜放送でたまたまやっていたんやけど、ちょっと観ただけで引き込まれてもーて、そのままこの映画の世界に浸ってもーた。水の一滴とか花火を写す瞳とか所々幻想的な映像、いつでも壊れそうな危うい雰囲気、爽やかなんだけどせつない登場人物達、淡々としてるけど張り詰めた空気、観たのが深夜ってのもあるけど映画の雰囲気と俺の精神状態が非常にマッチしてもーて、気がついたら泣いてたわ。夜のクラゲにやられてもーたわ。ただ映画全体を観て好き嫌いは絶対ある。どっか現実よりなんよね~。不器用な奴は結局バカをみさせられる、この社会。ってのを極端に描いてるから。そーならんように現実に頑張ってる人もいるんやけどね。明日は明るい日と書く、だから結末はどーあれ希望を持って明るく生きたいなー。ってのを観終わってシミジミ思った。