9.《ネタバレ》 北野武、監督第二作目にしてやりたいことを全部ぶち込んできたというところでしょうか。というかこの一作で北野映画の基本プロットを全部手の内明かしたとも言うべきで、続いて撮った『あの夏、いちばん静かな海。』や『ソナチネ』は本作を因数分解したような感すらあります。音楽を全く使わず極端に少ないセリフ、そしてあっけにとられるラストといい一種の不条理劇と言えるんじゃないでしょうか。まだ俳優素人だったたけし軍団の面々も初起用、彼らにバラエティーのような騒々しい演技をさせなかったなかなかの慧眼です。とくにガダルカナル・タカの強面ぶりはかなりのもので、この人ヤクザを演じて凄ませたらピカイチです。あと渡嘉ちゃんのくりだすパンチは、さすが元チャンプだけあって惚れ惚れさせられます。どうせあのラストにするなら、もうちょっと続けて便所から出てきた柳ユーレイが実はあのチームのエースで四番打者、そして活動的な陽キャラだったと判らせるオチにしたら、パラレルSFみたいで面白かったんじゃないでしょうか。まあ北野映画に全般的に言えることは、SF要素というか発想が無いということで北野武のいちばん苦手な分野なのかもしれません。 【S&S】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-03-10 22:38:41) |
8.《ネタバレ》 若き日の石田ゆり子が出ているので観てみたが、中身からっぽ。野球スポコンを期待していたのだが、何とも間の抜けた雰囲気。我らがたけしクンは愛人をイジメてるだけ。ほとんど何言ってるかわかんねえし。特に後半が酷い。これは駄作。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 5点(2019-06-03 23:34:43) |
《改行表示》7.《ネタバレ》 初監督の一作目がインパクトあったので、比較すると微妙な感じに思えるが、個人的に好きな作品の『ソナチネ』等、後々の北野作品独特のカットが垣間見える。 が、私はジェントルマンなんで(ホンマかいな?)、レディの頭を小突いたり蹴ったりするシーンがチョッと目に余ったのがマイナス点。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2013-11-16 17:06:06) |
6.沖縄、ヤクザ、海、砂浜、マシンガン等、次作『ソナチネ』で見事に開花するネタが詰まっています。が、ストーリー、キャラも弱くつなぎの作品のようであり、北野作品たる迫力には欠けます。 【さめがい】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-12-18 13:13:13) |
5.《ネタバレ》 ○とりあえず、なんかよく分からない映画だったが、最後までしっかり観てしまった。やはり間の取り方が天才的なんだろう。○夢オチはさすがに・・・ですね。○てか武軍団はクレジットなしですか。たけしの悪戯みたいなもんでしょうが可哀相に。 【TOSHI】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-08-18 13:46:06) |
4.《ネタバレ》 ラストの夢オチが残念、つか余計では?わざわざ夢オチにしちゃった理由が分かりません。個人的にはローリー大炎上→ダンカン唖然→(終)で大拍手したい映画になったんですが・・。 【堕リ会長】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-12-12 01:42:42) |
《改行表示》3.北野武の初期の頃の作品。 北野作品の中ではイマイチかもしれない。 柳ユーレイがあまり良くない。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2007-09-22 08:51:27) |
2.個人的には北野映画史上最も難解な作品でした。タイトルからして既に意味が分からん。どことなくまったりしてきた90年代後半以降の作品よりエネルギーは感じるけど、正直あまり面白くなかった。ある部分で「おおっ!」って思わせても、別のどっかで思い切り醒めてたり。で、それの繰り返してるうちにドカーン…。そんな感じ。 【とかげ12号】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2005-10-26 20:42:55) |
1.昔見たときは結構好きだったのになあ。あのオチにもビックリこんな終わり方だったんだ。でも沖縄のカラーリングが好き、この映画から柳島氏が撮影している。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2003-09-07 12:20:11) |