1.なんつー非道い日本語タイトル・・・。実際TSUTAYAではちゃんと原題の『デスク・セット』でDVDレンタルされてるんだが・・・。日本未公開作品でもあるし、主演が女傑キャサリン・へプバーン女史だから、安易にこういうタイトルにされちゃったんだろうけど。正直これがもし傑作コメディーだったら、タイトル訂正登録申請しようと思ってたんだが、それほどでもない平凡な出来だったからどうでもいいや(笑)オフィスコンピューター導入を巡る、トレーシーとへプバーンの一歩も譲らない丁々発止の台詞やり取りが多分この映画の一番のウリなんだろうけど、どうも日本語だとおかしみが伝わらずイマイチ盛り上がりに欠ける。この頃だとトレーシーはかなりジジむさくなってきているのもキレがない原因のひとつだと思われ。課全員がリストラされたかと思わせつつ実は・・・というオチはまあまあ。この御二人のコンビ作なら「アダム氏とマダム」「招かれざる客」の方が作品としては上。