1.《ネタバレ》 淡々としていたけど雰囲気は良かったと思う。
少年を映したオープニング場面はとてもシリアスで寒々しい感じがしてなかなか秀逸だと思う。その場面での少年は「オーメン」を感じさせる。
その少年の無表情はとても凄みがあるように感じる(その目で何を見ているの?)。
感情の無い怖さ、冷たさが伝わってくる。
そしてその少年達の正体は、、、ちょっとビックリした。
うん、SFだね。
オーメンほどの厳粛さ、迫力は無いにしても、オーメン的な寒々しい雰囲気はあったと思う。
目が光るのが超怖い!あれ凄いね。あの場面を見ると、一部の方はそのおぞましさにゾッとするでしょう。
東洋系の少女が一人いて、それがとても独特の雰囲気を出していた。彼女不気味!
少年達の最後に選んだ道はとても無機質で、それでいてすごく悲しく感じた。
「人間達は生きればいい」という言葉に「希望」は無くて、「諦め」みたいなものが込められているように感じられて、その「悲しい」と感じたのが少年達側にあるのではなく、むしろ人間側にあるような気もした。
最後に「マイナスドライバー」が映って終わるのもとても虚しく、なんだか愚かさを象徴しているようにも思える。
この作品は前作ほどの緊張感もなく、酷評されているようですが、SFホラーという好きなジャンルなので、7点を入れさせていただきます。
《このシリーズは「光る眼」というタイトルがなんだか素晴らしいと思う。リメイクされたりして、SFホラーの古典的名作とも言われるが、全作品の平均点が低い》