女の園のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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女の園

[オンナノソノ]
1954年上映時間:141分
平均点:7.38 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画青春もの学園もの小説の映画化
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監督木下恵介
助監督川頭義郎
キャスト高峰三枝子(女優)五條真弓
高峰秀子(女優)出石芳江
久我美子(女優)林野明子
岸恵子(女優)滝岡富子
田村高廣(男優)下田参吉
田浦正巳(男優)相良
東山千栄子(女優)大友梅野
毛利菊枝(女優)学長
金子信雄(男優)平戸喜平
浪花千栄子(女優)鶴賀のおばさん
望月優子(女優)下宿のおばさん
松本克平(男優)芳江の父
井川邦子(女優)芳江の姉
天本英世(男優)教授(ノンクレジット)
高友子(女優)荒井
山本和子(女優)服部
杉山とく子(女優)新井(ノンクレジット)
末永功(男優)新聞記者
岡田和子(女優)参吉の母
原泉(女優)三輪教授
原作阿部知二「人工庭園」
脚本木下恵介
音楽木下忠司
撮影楠田浩之
製作山本武
配給松竹
美術中村公彦
編集杉原よ志
録音大野久男
西崎英雄(録音助手)
照明豊島良三
あらすじ
「良妻賢母教育」の御旗のもと、学生に徹底した束縛主義で臨む京都名門私立女子大学。それぞれの事情を抱える女子学生(高峰秀子・久我美子・岸恵子ら)が、人格と勉学の自由を求め反旗ののろしを翻す。寮母五條真弓(高峰三枝子)を筆頭とした、巧妙に切り崩し工作を図る学校側との仁義なき抗争。甘いタイトルとは裏腹に、後の学生紛争を予見したとも言われる社会派映画。この年のキネマ旬報ベストテンでは黒澤「七人の侍」溝口「近松物語」等を押さえ堂々二位にランクイン。一位の「二十四の瞳」と共に抒情派木下監督の絶頂期でもあった。
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3.敗戦後10年も満たずにこんな内容で映画が撮れたことに、今更ながら現代女性史を学びまた、「やはり日本は凄い」と妙に感心。
monteprinceさん [DVD(邦画)] 7点(2013-01-17 02:05:28)
2.そうか、この54年、木下恵介は高峰秀子に女先生と女学生の両方を演じさせていたのか。木下作品で暗い高峰は比較的珍しいが、かといって成瀬の高峰のように不貞腐れているわけではなく,まっすぐな向学心が家や学校によって妨げられていることから来る暗さなの。そのまっすぐさが、やはり木下。それまでお嬢さま専門だった高峰三枝子が、おっかない舎監役で新境地を開拓した。この延長線上に『犬神家の一族』の高峰三枝子がある。この舎監、ただの意地悪ではなく、彼女なりの信念があって衝突してるってとこがいい。それぞれの信念がぶつかり合う女の園、その扱い方に戦後民主主義に希望が託されていた時代を見ることが出来る。といっても“自由のはき違い”論ってのがもうこの頃からあって、根深いものだということも分かった。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2008-05-17 12:15:22)(良:1票)
1.校則・寮則に縛られた古都の女子大生、自由と権利を叫び封建的な学校側と対立し、最後には自殺者まで出してしまう。当時の流れとしてはこの学生達の叫びこそが民主主義だと言わんばかりではあるが、彼らの撒き散らした誤った民主主義が義務を果たさない無責任な社会と子供を生み出したと思うと責任重大。限度は有るものの厳しい躾けや教育というのも必要。
亜流派 十五郎さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-04 15:34:19)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 7.38点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
517.69%
6323.08%
7323.08%
8323.08%
9215.38%
1017.69%

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