忍ぶ川のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 シ行
 > 忍ぶ川の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

忍ぶ川

[シノブガワ]
The Long Darkness
1972年上映時間:120分
平均点:7.64 / 10(Review 14人) (点数分布表示)
公開開始日(1972-05-25)
ドラマラブストーリーモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2004-05-23)【mhiro】さん
タイトル情報更新(2014-09-27)【ESPERANZA】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督熊井啓
キャスト栗原小巻(女優)志乃
加藤剛(男優)哲郎
永田靖(男優)哲郎の父
滝花久子(女優)哲郎の母
可知靖之(男優)文哉
井川比佐志(男優)次兄
山口果林(女優)亜矢
岩崎加根子(女優)香代
信欣三(男優)志乃の父
木村俊恵(女優)「忍ぶ川」の女将
滝田裕介(男優)木村幸房
稲葉義男(男優)課長・木村の上司
菅井きん(女優)列車の乗客
鶴田忍(男優)哲郎の学友・潮田
橋本功(男優)射的の若い男
河原崎次郎(男優)卒業生A
谷育子(女優)
原作三浦哲郎「忍ぶ川」
脚本熊井啓
長谷部慶治
音楽松村禎三
撮影黒田清巳
製作佐藤正之
東宝
配給東宝
美術木村威夫
編集井上治
照明岡本健一[照明]
その他キヌタ・ラボラトリー(現像)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(8点検索)】[全部]

別のページへ(8点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
3.近所の映画館の40周年を記念した映画祭で、40年前オープン当時に上映されていた作品ということで観賞。
しかも、リマスター版とかいうものではなくて、当時のフィルムを無理矢理に上映するという荒業の為に一部の音声が途切れたり、映像がワープしたりという視覚効果も交えての観賞となりました。
まあ、それはそれで味があって良かったとは思うけど、肝心の内容の方も味があって良かったですね。
男と女の出会いから結婚までを描いた純愛物ではあるけど、それぞれの人生の背景に深みがあって、中盤以降は重厚な人間ドラマの様相。
人がたくさん死んで話が重過ぎるかなという印象もあったけど、栗原小巻の魅力に牽引されて最後まで興味深く観賞することが出来ました。
特に終盤の結婚前夜の家族のふれあいには涙しましたよ。
戦後から高度成長期への時代の移り変わりを象徴するように古いものが消え去り、新しいものがどんどん出来てくるという演出が印象的だったけど、その新しいはずの東京の街並みですら現在と比べるとやたら古臭い昭和の香りが漂うというギャップがなんだか面白かった。
シナリオの展開はその逆に大都会東京から雪深い東北の故郷にタイムスリップしたようなノスタルジックな味わい深さがあり、その景色の荘厳さに感動すら覚えました。
もとやさん [映画館(邦画)] 8点(2012-10-02 15:38:13)
2.《ネタバレ》 芥川賞受賞作と言うことで原作を読んでから何十年も過ぎてしまっていたから時代ははっきり覚えていなかったけれど,昭和30年代初期が舞台なんですね。ヒロインが子供の当時は特飲街の射的屋の娘で,それでも父親の優しさを受け継いでの素直さを奇麗に表現しています。戦災で焼けてしまってからの深川・木場の光景ですが今では全く失われた東京の風景が残っている貴重な映像です。浅草の様子も現在とは全く違ったものとして残されているだけでもこの映画の価値があります。原作者の自伝的小説とのことだったのですが最近の風潮ではこの種の表現はフィクションであっても困難になってきているので内容の古さなど抜きにしても一見に値する(もちろん栗原嬢の胸も合せて)映画でした。
たいほうさん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-07 17:18:02)
1.忍ぶ川というのはヒロインの志乃が働く小料理屋の名前。
そこで訳有りの27歳の大学生哲郎と出会って、というラブストーリーなのだが主演するのが栗原小巻、加藤剛というこの時代きっての美男美女カップル。当時はただもううっとりロマンティックだった。
久々の再見ではそれ以上に、傷ついた魂が寄り添いあうような純愛が静かに激しく感じられてやはり感動する。

二人とも家庭的に暗い影を負っているが木場、洲崎とそれぞれの思い出の土地を歩き過去を打ち明けあう。
お互いの傷を感じて親しみを増し、志乃の実家栃木を訪ね家族に会うが父の死で一家は離散、紆余曲折の末彼らは哲郎の故郷秋田で結婚する。暗い過去に決別し、二人がここから新たな人生を生きていくというまさに人生の門出。

昔見た時もこの結婚初夜が印象的で、特に毛布に二人でくるまって雪明りの道を行くソリの鈴の音を聞く所が美しい。
加藤剛は和製G・クーパーといった感じなのでそれはもうウットリの美しさで、小巻さんもしとやかな美しい女性像なので男性ならメロメロでしょう。
この年このカップルで「忍ぶ糸」というのもあったが、こちらよりはずっと印象深い作品です。


キリコさん 8点(2004-06-06 16:39:28)(良:1票)
別のページへ(8点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 7.64点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7964.29%
8321.43%
900.00%
10214.29%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS