7.ジョナサン・デミ作品には同業の監督を俳優として出演させていることがよくあって、おそらくはヌーヴェルヴァーグ諸作品の影響だろうと思っていたのですが、フランス・パリを舞台とするこの作品はそのことを証明するかのようにヌーヴェルヴァーグの足跡をそこかしこに記してゆきます。劇中、『ピアニストを撃て』に言及するシーンがあってシャルル・アズナールの歌が流れます。するとアズナール本人が歌っている姿が映し出される。『サムシング・ワイルド』のシスター・キャロルと同じパターンです。ここは思わず嬉しくなっちゃうシーンでしょう。ミュージカル映画のような非現実的なダンスパートナー交代シーンや演者が観客に向かって笑顔を振りまいたりするのも、手持ちカメラ(?)風で見せるパリの街並みもいかにもヌーヴェルヴァーグだし、アニエス・ヴァルダやアンナ・カリーナの登場も嬉しい。ヌーヴェルヴァーグなんて知らないよと言われればそれまでなんですが、個人的にはけっこう好きです、これ。ああ、あんたも好きね。って感じでしょうか。オリジナルの『シャレード』は見てなくてもいいですが、ヌーヴェルヴァーグ諸作品はいくつか見ておいたほうが確実に楽しめます。 多国籍感溢れる面子はデミならでは。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-04-16 17:48:55) |
6.なんかイマイチ話に乗っていけません。展開が不自然だし。 【noji】さん [地上波(吹替)] 4点(2009-12-19 22:03:17) |
5.意味不明なまま物語が進んでいき、意味不明なまま終了した。 評価が低くて見てる人少ないのも分かる 【ラスウェル】さん [DVD(吹替)] 3点(2009-11-02 13:02:00) |
4.《ネタバレ》 オードリー・ヘップバーン・・・。美しく、気品に溢れ、コケティッシュでチャーミング。彼女の映画をリメイクするに当たって、誰をキャスティングするのか、そりゃあ難しかったでしょうなぁ。だからいっそ、きれいどころではない女優を連れてきたんだろうか。あの女優では説得力がなさすぎる。それに、意味の分からない事、理解しがたいことが多すぎる。悪者3人組と、そいつらと結託してるかどうか、あの時点では定かではないM ・ウォールバーグとなぜ一緒にお茶してるのか、あのタンゴを踊るシーンは必要なのか、何であそこで警察まで一緒になって踊っているのか、「レジーナ」のことをなぜあえて「レジー」と呼び続けるのか、そもそもあの3人は、悪者なのか、それともM・ウォールバーグと共にアメリカ政府のために働いているいい人なのか、あの意味ありげなプレゼントの包みはなんなのか、などなど、数えだしたらキリがない。あのミュージカル風の演出もしらけるし。必要ないよね。頭の中から「なんで?なんで?」が消えない100分間でした。 【あやりん】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-06-20 21:57:57) |
3.すぐに怪しい人を信用してしまうレジーナが馬鹿っぽいですが、最後まで飽きずに楽しめました。出来ることなら、レジーナ役が美人だったらもっと良かったのに・・・。 【クロ】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-03-07 16:05:20) |
2.《ネタバレ》 「フィラデルフィア」以来長い間裏方に徹し1本しか監督しなかったジョナサン・デミがいまだA級俳優になれないサル顔マーク・ウォールバーグが主演で「隣人と静かに笑う」以降イマイチぱっとしないティム・ロビンスが脇役の映画作っちゃったね。オリジナルは見てないから比べることはできないけどこれだけは言える。サスペンスとは言えない映画なのでリメイクではないリメイクだなこれ。オリジナルを潰してるような気がする。とりあえず韓国人が出てるのは不思議に思いますが。襲ってきた敵らと仲良くなってるのもこれまた不思議。むしろオードリーの役を黒人女優が演じているのが一番の不思議。妙にツッコミ所があるので暇つぶしにはどうぞ。 |
1.《ネタバレ》 まったくワケがわからないのは、米大使のバーソロミューを信頼?しているはずのレジーナが例の3人と仲良くなっているところ。そして仏警察がレジーナをチャーリー殺しの容疑者からはずした理由もなく、どーしてそーなったのかが理解できませんでした。例の切手にしたって、いつの間に??といった状態。そもそもサスペンス要素の高い映画に、ミュージカルや寓話、物語のような「理由はないけれど、そういうことになっている理論」を持ってきていいのかなぁ。あと、ストーリーには全然関係ないんだけれど、バーソロミューが川縁でミッション内容をレジーナに知らせる場面のBGMがヘンリー・マンシーニの『シャレード』テーマ音楽です。ハーモニカか何かの音ですっごいかすかに流れるだけなので気付かないかも。 【元みかん】さん 3点(2004-12-25 13:22:01) |