12.悪に対して妥協無し、巨悪にも尻込みしない。ニック・ノルティの狂犬ぶりはなかなかの迫力。渋めな脇役が揃っていて期待したのですが、脚本がダメでした。狂犬ばかりが目立っていて、まさかの痴話話にトーンダウン。結末もつまらなさに溜息が出た残念な作品。デーブ・グルーシンの音楽に+1点。ルイーズ・フレッチャーは分からなかったのにガックリ。 |
11.《ネタバレ》 この「男」の世界、好きだなぁ。喧嘩上等のニックノルティたちと、訓練仕込みのトリートウィリアムズたちの対比が粋だ。音楽も雰囲気醸し出しでいかにもレトロなあの頃。そして妖艶な女性や家庭を守る端正な女性。こうして見ると「LAコンフィデンシャル」によく似てるね。でも嬉しかったのは、爆心地に立つ4人の男。くぁ~、これがまた絵になる。ただ今の日本で放射能の話は手放しで楽しめるほど呑気にはなれない。そこが惜しいかな。他にもマルコヴィッチや自分には大切な映画「セントエルモスファイアー」のアンドリューちゃんが格の違うニックノルティ相手に一生懸命突っ張っていたのが微笑ましかった。うん、こういう映画、映画してる映画は好きだ。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-08 11:22:05) |
10.ニック・ノルティが本領発揮の作品です。タフだけど哀愁漂う刑事ぶりが最高にサマになってましたね。彼を中心に、断片的なシーンだけ見せられたらギャングにしか見えないハットスクワッド軍団の濃いキャストも良かったです。ロスにはびこる悪を許さない冒頭の手荒な捜査ぶりに、一人の女の死をめぐる捜査の中で軍の将軍やFBIの思惑も見え隠れ・・・という中盤まではかなり面白くなりそうでしたが、こちらの方は後半に入り徐々にトーンダウン。しかしここでもタフにして男の哀愁を漂わせるニック・ノルティが良かっただけに、彼が演じる刑事のドラマが中心になるのが良かったのか、権力や陰謀に立ち向かうハットスクワッド軍団のドラマとアクションを中心にした方が良かったのかどうか、難しいところです。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-11-08 21:54:50) |
9.《ネタバレ》 ニック・ノルティは渋くて存在感のある俳優だけど、今回はチャズ・パルミンテリの濃い演技と表情で主役を食っていましたね。ストーリーは核やらFBI等関わっている割には、地味で男女の縺れ話が絡む小さな話です。法をで裁けない犯罪者達を法を破ってでも捕まえに行くという、ありがちな設定は個人的に好きです。悪役のネイサン・フィッツジェラルド大佐を演じるトリート・ウィリアムズ。主演人が特徴的なだけに、ちょっとインパクトに欠け、印象に残り辛い。ラストの奥さんと寄りを戻せない結末がハードボイルド映画っぽく渋かった。ハードボイルド映画として楽しむのも良し、豪華出演陣を鑑賞するのも良しです。ただ、個人的には普通のB級映画で、特に気になる出演者もいないので、いまいちでした。 【マーク・ハント】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-04-30 18:00:28) |
8.リー・タマホリは嫌いだけど渋さたっぷりのニック・ノルティに裏がありそうな刑事を演じさせるとなんでこう上手いかなぁ。「48時間」みたいなクソ真面目さは一切なくていいんだけどジェニファー・コネリーとのラブシーンが・・・羨ましすぎて腹が立つというか50超えたおっさんのラブシーンは見たくなかったなぁ。。 |
7.ニック・ノルティが渋くて良いです。相棒役のチャズ・パルミンテリの演技に好感が持てた。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-05-04 00:59:45) |
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6.《ネタバレ》 見る前は、「アンタッチャブル」に似たようなイメージを抱いていたので、正直肩透かしを食らわされたような感じを受けました。特捜班の捜査に立ちふさがるFBIと軍、という大がかりな事件を扱ったわりに、女性関係というプライベートな要素がストーリーの主軸になっていて、どこかちぐはぐな印象を持ってしまいました。 ですが、この作品の魅力の中心は、やはりニック・ノルティ演じる主人公の人間像にあると思います。彼は、仕事に精力を注ぎ、家庭を守ろうとし、時には行動を間違える、古き時代のアメリカの男で、こういった人物はニック・ノルティのはまり役だと思います。彼が演じることによって、真面目で、無骨で、いささか小心的な主人公が、愛すべき人物に見えるのではないでしょうか。女性の視点から見れば、彼の浮気は許しがたい行為であり、ラストでメラニー・グリフィスは去って行きますが、男性はそれに対しどうすることも出来ないニック・ノルティの、不器用な男の悲しき姿を自分に重ねるのではないでしょうか。日本映画で言うところの、高倉健が演じてきたキャラクターと同じ線上に位置すると思います。 真面目に、懸命に働き、時には道を間違え、大切なものを失ってしまう。ニック・ノルティこそ、そんな男たちの象徴なのかも知れません。 【塚原新】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-02 11:51:26) |
5.ハードボイルドといっていいんでしょうね。当時の旬な俳優のダンディな姿が見られたことがいちばんの収穫です。チャズ・パルミンテリのキャラが味付け役という感じだったけど、これって普通ならクリス・ペンの役どころでしょうかね。内容としてはそれほどグイグイ惹きこまれるものではなかったけど、ジェニファー・コネリーがなにげに粗雑な扱いをされていたのが私としては意外でした。羨ましくなるようなジェニファーのオムネ。でも助演を獲った時のアカデミー授賞式では痩せてペタンコになってたっけ。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-29 02:21:16) |
4.《ネタバレ》 法も無視した集団ハットスクワッドの活躍を描く!と思ったら、なんだかそこはあんまり登場せず、殺人事件の裏に潜む巨大な陰謀を暴く!と思ったら、意外にセコい真実にびっくり。FBIをボコっちゃうトコだけはエキサイティングでしたけどね。覆水盆に返らず、って物語は見終わってモヤモヤ~っとした気分を残すばかり。デイブ・グルーシンの音楽が自己主張激し過ぎて、浮きまくっててうるさい、というのばかりが印象に残る映画でした。あ、あとジェニファーのおっきな・・・ 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-12-07 01:46:34) |
3.B級キングことニックノルティが、頑張ってます!男としてはなかなか辛い情景で…内容もけっこー良かったです!かなり地味な作りながらなかなかでは…?途中ダレルけど… |
2.Nノルティってほんと渋いね。いいっす!ところでさぁこのページのキャスティングで「ショーンコネリー」って記載されてるけど「リップトーン」のことと間違えてないかい?? 【RB】さん 7点(2003-04-04 19:13:23) |
1.ニック・ノルティーのかっこよさと言う点でではこれが一番好きだなぁ! 【ナヌー】さん 9点(2002-10-24 16:51:25) |