フラワーズ・オブ・シャンハイのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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フラワーズ・オブ・シャンハイ

[フラワーズオブシャンハイ]
Flowers of Shanghai
(海上花)
1998年台湾上映時間:121分
平均点:6.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1998-10-17)
ドラマ歴史ものロマンス小説の映画化
新規登録(2007-06-21)【Qfwfq】さん
タイトル情報更新(2009-11-11)【にじばぶ】さん
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監督ホウ・シャオシェン
キャストトニー・レオン(男優)王蓮生(ワン)
羽田美智子(女優)沈小紅(シャオホン)
ミッシェル・リー(女優)黄翠鳳(ツイフォン)
カリーナ・ラウ(女優)周雙珠(周双珠)(シュアンチュウ)
カオ・ジエ(男優)羅(ルオ)
レベッカ・パン(女優)遊郭の女将 黄
伊能静(女優)諸金花
原作チャン・アイリン「海上花開」「海上花落」
脚本チュー・ティエンウェン
音楽半野喜弘
撮影リー・ピンビン
製作松竹富士(共同製作)
プロデューサー市山尚三
配給松竹富士
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2.《ネタバレ》 約十数人が集って談笑している宴席。テーブル上のランプと共にその反射を受けて食器類も艶やかに光を放っている。
そのカメラ位置でフレーム内に収まるのは四~五人であり、後景を動く女性たちの動きや話し手の移り変わりに応じてカメラは左に右にと揺蕩う。
その会食シーンでは脚本もなく実際に俳優に酒を飲ませながら撮ったというから、即興の芝居に合わせての臨機応変のカメラワークでもあろう。
その動きは緩やかで、発話者が必ずしも画面内にあるとは限らない。そこで画面には(フレーム外への)遠心的な力が呼び込まれる。

いわゆる、静的・耽美的・審美的な映像を狙うなら、もう一段カメラを引いてフィックスで撮ればよろしいが、
それは単に絵画的な求心性へと向かうだろう。

だから剣戟と屋外ロケーションと風の主題を持つ『黒衣の刺客』が動的で、こちらが静的な映像主義だとは決して云えまい。

舞台を屋内に限定して外光と風を封印し、椅子とテーブルで俳優の動きを制限し、映画のショットを四十弱に制限する。
その自ら課した制約は『百年恋歌』第二話ではサイレントにまで達し、『黒衣の刺客』では画面を薄絹で幾重にも遮りもする。

その不自由の中から、世界の深まり・拡がりが見えてくる。
ユーカラさん [DVD(字幕)] 8点(2015-10-13 23:54:19)
1.ホウ・シャオシェンのいつもの退屈なノリなんですが、本作の映像美はかなりのもの!
にじばぶさん [DVD(字幕)] 5点(2007-10-11 09:04:21)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5150.00%
600.00%
700.00%
8150.00%
900.00%
1000.00%

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