ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。5ページ目

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 エ行
 > ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破の口コミ・評価
 > ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破の口コミ・評価 5ページ目
 > (レビュー・クチコミ)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

[エヴァンゲリヲンシンゲキジョウバンハ]
Evangelion: 2.0 You can (not) advance.
2009年上映時間:108分
平均点:7.06 / 10(Review 136人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-06-27)
アクションSFアニメシリーズもの青春ものTVの映画化
新規登録(2009-03-09)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-07-16)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督摩砂雪
鶴巻和哉
中山勝一(副監督)
庵野秀明(総監督)
助監督轟木一騎(総監督助手)
緒方恵美碇シンジ
三石琴乃葛城ミサト
林原めぐみ綾波レイ
宮村優子【声優】式波・アスカ・ラングレー
山口由里子赤木リツコ
石田彰渚カヲル
立木文彦碇ゲンドウ
坂本真綾真希波・マリ・イラストリアス
山寺宏一加持リョウジ
清川元夢冬月コウゾウ
子安武人青葉シゲル
岩男潤子洞木ヒカリ
長沢美樹伊吹マヤ
関智一鈴原トウジ
岩永哲哉相田ケンスケ
麦人キール・ローレンツ
結城比呂日向マコト
大原さやかネルフ職員
山崎和佳奈
野田順子オペレーター
室園丈裕
金丸淳一
原作庵野秀明
GAINAX(原作協力)
脚本庵野秀明
樋口真嗣(脚本協力)
榎戸洋司(脚本協力)
音楽鷺巣詩郎
作詞宇多田ヒカル「Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-」
岩谷時子「恋の季節」/「ふりむかないで」
星野哲郎「三百六十五歩のマーチ」
作曲宇多田ヒカル「Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-」
いずみたく「恋の季節」
宮川泰「ふりむかないで」
編曲鷺巣詩郎「今日の日はさようなら」/「翼をください」
宇多田ヒカル「Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-」
主題歌宇多田ヒカル「Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-」
挿入曲林原めぐみ「今日の日はさようなら」/「翼をください」
製作スタジオカラー
企画庵野秀明
プロデューサー庵野秀明(エグゼクティブ・プロデューサー)
大月俊倫(エグゼクティブ・プロデューサー)
制作スタジオカラー(アニメーション制作)
配給クロックワークス
スタジオカラー
轟木一騎
東宝(2020年リバイバル)
東映(2020年リバイバル)
特撮増尾昭一(特技監督)
作画貞本義行(主・キャラクターデザイン)
山下いくと(主・メカニックデザイン)
樋口真嗣(イメージボード)
鶴巻和哉(画コンテ)
渡部隆(デザインワークス)
増井壮一(画コンテ)
小西賢一(原画)
佐藤順一(画コンテ)
吉成曜(原画)
庵野秀明(デザインワークス)
前田真宏(イメージボード/原画)
黄瀬和哉(原画)
本田雄(作画監督/デザインワークス/原画)
松原秀典(作画監督/デザインワークス/原画)
増尾昭一(原画)
錦織敦史(画コンテ/作画監督補佐)
今石洋之(原画)
山下明彦(原画)
高村和宏(原画)
橋本敬史(原画)
吉浦康裕(デザインワークス)
佐藤敦紀(エヴァンゲリオンモデリング)
美術加藤浩[美術](美術監督)
録音山田陽(台詞演出)
その他スタジオカラー(宣伝)
日本テレビ(協力)
東北新社(協力)
円谷プロダクション(協力「帰ってきたウルトラマン」)
GAINAX(宣伝協力)
轟木一騎(宣伝)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1234567
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
56.エバンゲリオン、私には難しい映画だなあと想いました、絵コンテ、戦闘シーン以外の絵がかわいかったり、背景の街や乗り物の絵が、良くかけているなーとか、そんなかんじですかね。翼を下さいとか、赤い風船辺りの曲が、映画の中で良く流れていたが、今の若者には、目新しく聞こえるのかな。あの歌自体は嫌いじゃないけど、映画見ながら、なんだかなあ、と想ってしまいました。エバンゲリオンの戦闘シーンとか、使徒とか、そういう正解が中々、わからないので、これだけしか見ていないので、私ら50歳台には、厳しい映画なのかな、、、とおもってしまいました、映画って素晴らしい。って、締めくくるんだけど、ちょっと微妙な雰囲気でした。女の子とかの絵コンテ、顔とかは好きですね。可愛く書けていました。
yasutoさん [映画館(邦画)] 7点(2009-08-10 15:12:32)
55.~旧エヴァ補完計画~
オリジナルのエッセンスを残しつつの斬新なリメイク(ストーリー・キャラ共に)が、飛躍的な作画技術の進化を得て、『エヴァオタ』の心を大きく揺さぶります。ファンの予想・期待を良い意味で大きく裏切ったこの作品に、金儲け主義の単なる旧作の焼直しではない、製作者側の良心と「エヴァは生き続ける!」という強い意志を感じました。
近年のキャラ販売等のエヴァ商法には辟易する感が強かったが、この作品は納得です。
そう言いつつ、綾波会いたさに「パチンコエヴァ」を打ち続ける私は、完全に嵌められている?
つむじ風さん [映画館(邦画)] 9点(2009-08-10 01:54:36)
54.14歳の息子と観に言った。ちなみに私も碇ゲンドウとまあ同世代。不思議な縁だ。第一作をビデオで観てから映画館に直行。息子は初見。私は一挙再放送ではまった口だ。初見の人には厳しいというコメントもあったけど、息子にとっては「マトリックスより深い世界観に衝撃を受けた」との評価。翻訳すれば、これは最高傑作という意味だ。「シンジ達と同世代のモノとして共感できたか?」との訊ねると、「自分のことのように共感できた。どこが共感できたなんて訊かれると、まるで心の中の宝物を汚された気分になる。」との答え。息子もシンジと同じような心の闇や葛藤を持っているのだろうか?とにかく、いつの間に成長したな~。こいつ。息子は原則日本映画は観ない主義だ。ハリウッド映画のクオリティを信じている、というよりは、日本映画に本来の映画とは別の要素を感じているらしい。私もやや同感。時にはホームランを打つときもあるので、観に行くけど、平均点としては草野球とプロ野球ほどの違いがある。しかし、アニメーションというフィールドは別らしい。ここには常時ホームランを打てるプロ集団が確かに存在する。構築した世界観に一切迷いがない(ように見える)ところが素晴らしいではないか。久々に親子の会話が成立したことを祝して、この点数。
正義と微笑さん [映画館(邦画)] 10点(2009-08-07 00:28:45)(良:1票)
53.前作は総集編という感がいなめなかったが、今回は楽しめた!
misoさん [インターネット(字幕)] 7点(2009-08-04 23:04:49)
52.《ネタバレ》 TV版も観てないですし予備知識的にも乏しい自分ですが、前作より良かったと思いました。観終わった後に次作も観てみたいと思いましたね。しかし、予備知識なしにみてくのはかなりついてけないです。最終作まで観て果たして納得できるんだろうかとかなり不安。前作のごにょごにょした理解しづらいキャラクターの人物背景などから離れて、随分とすっきりした結果と思うので、またごにょごにょとした話になってくと嫌ですね。
森のpoohさんさん [映画館(邦画)] 7点(2009-08-02 03:41:45)
51.《ネタバレ》 エヴァらしいオリジナルな設定(捕食されるエヴァ、サードインパクト、人ならざる物へ進化するエヴァ)、
精密な描き込みのジブリ、過剰なまでのハイライトや色彩の新海誠とは別アプローチのボカし表現による綺麗な背景美術、使徒の幾何学的なデザイン、エフェクトのデザイン
など随所に見られるオリジナルな映像表現、起承転結から離脱したストーリー展開が、括弧たる世界観となり
独特の空気感が生まれていた。最近ではダークナイトでも同様のオリジナルが作る空気感を感じたが、
こういう映画は是非劇場で見たい。

話の内容自体は、あいかわらずエヴァでついていけない部分が多いが、今までのエヴァと違った点として、
シンジがレイを助けたいという、普遍的で誰でも分かる感情が強くなっている為、わからない要素はあるものの
シンジの成長や頑張りに強く引き込まれた。

アニメ版では、レイがどんどん人間っぽくなくなっていってしまっていたが、破まででは
レイはどんどん人間っぽくなっていっている、当時、設定等は分かりにくくても良いが、感情表現部分を、もっと素直にやってくれれば傑作になったんじゃ!?と歯がゆい思いをしていたので、そういう願望に答えてくれたように感じた。

次回作にも期待。
六爺さん [映画館(邦画)] 9点(2009-08-01 22:54:21)(良:1票)
50.《ネタバレ》  この物語をそもそも受け付けない人には向かないが、ファンであれば超大満足の傑作になった。いろいろ粗を探せば文句をつけたくなる箇所はいくつかあるが、夢中で鑑賞したので、そういう減点をしようという気にはなれない。というわけで冷静に評価すれば8点から9点の間というところが妥当でしょうけど、四の五の言わせないだけの凄みがあるので、あえて満点とした。
 新キャラのマリがエヴァンゲリオン仮設5号機で使徒と戦うところから始まる今作品はほぼ新作。TV版のエピソードや使徒の基本デザインを借りてきている部分もあるが、展開は完全に新しいものに。特にアスカの扱いが(おっとこれ以上はネタバレ)ストーリーはずいぶんとすっきりしてエンターテイメントの要素が高い。使徒との戦争は高揚感も迫力もこれまでの作品とは桁違い。映像のセンスが凄くて目は釘付け。
 登場人物の心の葛藤も良く描けていてクライマックスに修練していくドラマの組み方も見事。そのまま「完」でもいいくらい満足した。
 ただ、それくらい今回の第二部の完成度があまりに高いしストーリー的にも行くところまでいっちゃっているので、第三部以降はどうなるのかちょっと不安。

TATSU0691さん [映画館(字幕なし「原語」)] 10点(2009-07-24 03:43:53)(良:2票)
49.《ネタバレ》 どうせDVD買うのだからと劇場には行かないつもりでしたがパンフ欲しさに劇場へ。パンフは長期売り切れでしたが、行ってよかったです!あの戦闘シーンの迫力とスピード感は映画館の大画面・大音量でなければ味わえません。鳥肌がたちました。それだけでも今回の映画化は成功です。新ストーリーやキャラクター修正も好感が持ててよかったのですが、あえて個人的に気になった点をいくつか...①唱歌や「翼をください」さらにウルトラマンのSE(携帯着信音も)は違和感があった②ゲンドウが参号機の受領(シンクロ実験)よりも食事会を優先するのは無理がある。司令という立場上、現場には行かなくても本部には居るのでは?③最後、シンジはあの修羅場の中でどうやって短時間で初号機まで辿り着いたのか?
あおみじゅんさん [映画館(邦画)] 8点(2009-07-23 15:45:37)
48.《ネタバレ》 鶴巻・摩砂雪監督のヱヴァンゲリヲンであり、庵野監督のエヴァンゲリオンとは別物でした。文字通り旧作を破壊し、新しい物語にしてしまっています。
ですが、面白さも破格です。

シンジの内面の病的な不安定さが一歩ひっこんで、シンジが真っ当な成長をするヱヴァ。
最後に自分を信じ、綾並を救い、「これでよかったんだ・・・」と断言するラスト。
ここ胸を撃たれました。感動しましたよ。

旧作の難しいつくりをちゃんと理解した上で、綿密につくり直さないと、成功できない映画ですね。

また絵をほとんど作り直し、最新の技術をフルに使った贅沢な映画ですが、それだけではなく、映画として大事な部分がしっかりしていて、観ていて本当にうれしくなりました。
ながもんさん [映画館(邦画)] 9点(2009-07-21 15:19:46)
47.いやーなんていうかね。予告編で仮面ライダーでしょ。売店のカップじゃなくてペットボトル装着率異常に高いし。あーいう層の人たちとシンクロ率40%超に見られたくないね。ていうかなんでアスカの苗字変わってんだよ。UCCじゃなくてICCだろよ。ミサトさんは缶ビール一気飲みしてプハーってやってこそだろふざけんなよサハクィエルはもっとぺちょーんとしててこそサハクィエルなんだよ。ったく。
ジェフゆないてっどさん [映画館(邦画)] 5点(2009-07-20 23:39:59)
46.《ネタバレ》 面白かった。
次作にも期待しているが、最後まで油断しない様に気を付けようと思っている。
なぜなら、TV版で中盤から盛り上がってきた所を、後半で見事なまでに裏切られた苦い経験があるからだ。
(未だに賛否両論有るが、私個人はTV版の後半は物語を収束出来なかった製作者側の視聴者に対する裏切り行為だと考えている)
あの様な思いはもうしたくない。 本当の意味での「完結」に期待。
たくわんさん [映画館(邦画)] 7点(2009-07-20 13:47:10)
45.《ネタバレ》 うん、10っ点。これは面白いもん。
テレビ版から観ていて、アホかと思うくらい中身がないけど器は大きく大変しっかりしているこの話にいつか中身を入れてやればいいのに。と思っていたら軽やかにやってくれました。

これまではどうもえげつないやり口で物語を支離滅裂にパラレルで展開していったあげくちゃんと完結してない(というかどうも収束へのプロットそのものを考えていない)という状態には閉口した。

今回ちゃんとした客が求めてるものを理解したのか新版では急に作りがプロっぽい。
これまでの、異常者のような大人が異常な大人になり始めた子供と傷をなめあう様は、グロテスクな戦闘描写と相まってサブカルチャー的なおもしろさを爆発させていた。とはいえひたすら見た人の未成熟さにつけ込む。観てる子供をキャラの台詞や攻撃性に共感させるだけでなく、空設定を理解している気にさせて引き込む技を繰り返して、中毒症状を起こさせる技術でしかない作りにはかなりイライラさせられた。

今作ではちゃんとした「話」としてちゃんと「造り」にきてる。嘘くさい狂ったような気持ちの悪さはちゃんと考え直されている。人の気持ち悪さは理由付けがあるPTSDのようなものに置き換えられて、世界観の嘘くさい気持ち悪さは妙なリアリティを造って抜けられなさという絶望感をきちんと造ってきている。これにより嘘くさい人間描写に煩わされずストーリーに集中できる。

相当練り込んであり、同じロボットアニメでも戦争中の口げんかでそうかもと思わせる技法に頼り切りのガンダムとは明らかにジャンルが違う。比べたら失礼か。出発点はほとんど同じだったはずだけど、「作品」であることを捨てて関係者を食わせ続ける道から外れないという責任を選んでいるガンダム業に対し、エヴァンゲリオンは映画という媒体で作品という形で自己完結することができそうだ。

でも一つ気になるのは性描写というかサービスカット。ものすごい勢いでパンツや胸がバンバン出てくるんだけど、子供が観るのは良くないような気がする。大人が観る分には全然かまわないしもっとやっていただいてもかまわない様な気もする。でも子供の裸は微妙に罪悪感のようなものもあったりする。
黒猫クックさん [映画館(邦画)] 10点(2009-07-20 04:04:24)(良:1票)
44.《ネタバレ》 過去の劇場版エンディングに文字通り横槍を入れて終わる本作。次回作で最後のサービスがどういったカタチに収まるのか、楽しみです。
njldさん [映画館(邦画)] 8点(2009-07-20 01:11:07)
43.《ネタバレ》 『序』の内容が本当に素晴らしかったので、今回のこの『破』も、大変期待しながら劇場に足を運びました。そしてその期待は、個人的に全く裏切られることがありませんでした。

例えばミサトとリョウジの関係から「ただれた」「腐れ縁」的なにおいが綺麗に洗い流された事なども印象的でしたし、終盤の展開も大変感動的だったのですが、ここでは特に劇中での「音楽の扱い」について書きたいと思います。

旧TV版では「遠景」的にしか流れなかった挿入歌が、この『破』では人物たちの生活に食い込む形で積極的に扱われています。懐メロ(外界)が否応なく人物たちの生活(内面)に食い込んでくるさまは新鮮なものでした(この点旧TV版の場合、街中などで流れている歌はあくまで背景という感じであり、作中人物たちの心情とも殆どリンクしていません。個人的にはTV版における、外界と人物の内面との隔たりを強く感じさせられる瞬間でもありました)。

個人的に「内面に閉じこもってばかり」という印象を残しがちだった旧TV版とは違い、その「閉じこもる」方向を根本から打ち消す「外界」としての役割を与えられた劇中音楽に違和感を感じることはありませんでしたし、そのような「外部の音」を自然に受け入れるシンジやミサト達の姿に、ある種のたくましさや強さを感じたりもしました。

そしてその延長線上にある演出として、劇中での「今日の日はさようなら」や「翼をください」の使用があるのだと思います。僕は実は「(某人物)が3号機に乗る」事の重要性を、劇場鑑賞後に確認するまで気が付きませんでした。また物語後半における有名な「最強の使徒」戦の場合、耳学問という形でしか旧TV版の展開を知りませんでした。しかしそれにも関らず、上記2曲の効果的な使用とも相まって、僕自身はそれらのシーンを、この『破』単独の見所として楽しめました。

旧TV版を良く知っている方なら、「一粒で二度おいしい」的な楽しみ方をすることができると思います(むしろ個人的には、庵野監督は旧作からエヴァをフォローし続けている古くからのファンにこそサービスをしたいという意図もあって、このエヴァの「破」壊を試みられたのではないかという気がします)。しかしそれと同時に僕自身は、「旧作との比較」という点で極めて不十分な形でしか鑑賞できなかったこの『破』に対して、作品単独で非常に満足できたことも重ねて書いておきたいと思います。
マーチェンカさん [映画館(邦画)] 10点(2009-07-19 01:23:07)(良:1票)
42.《ネタバレ》 単純に楽しめました。ただ、矢張りTV版を観ていない方達には向かないかも知れないですね。TV版との違いを楽しむ映画です。3号機のテストパイロットがアスカに変更になったことで、トウジの存在意義が希薄になってしまいました。個人的にはTV版のトウジ絡みのストーリーが結構好きだったので、やや残念ですな。
キノコ頭さん [映画館(邦画)] 8点(2009-07-13 09:32:09)
41.《ネタバレ》 このアニメが始まった当初、シンジやレイやアスカと同じ14歳だった。そして、それ以来その倍近くの時間をこの作品と共に過ごしてきたわけだけど、今劇場版の破の上映時間中ずっと、過ぎ去った過去の膨大な記憶が怒涛のように押し寄せてきた。ああ、俺も大人になったんだなあと思った。そして、もうあの頃には戻れないんだということをはっきりと感じた。なぜか目頭が熱くなった。ダウナーな世界に入り浸り、その世界にカタルシスを感じていたあの当時、誰もが見たかったエヴァ、心の深い奥底で無意識に望んでいたエヴァはこれだったのかもしれない。仕掛けられた謎や難解さで注意を引き膨大な奥行きを感じさせるあの魅力とは違う、心の鬱屈した部分をナイフで抉り出すあの魅力とは違う、心の奥底でこうなって欲しいと漠然と思っていた形が眼前に広がっていた。いや、こうなって欲しいという想像を軽く超えていくほどに素晴らしい出来栄えに仕上がっていた。心のツボを同時に四方八方から強烈に刺激されている感じさえした。動機付けや設定にメスを入れ、娯楽追求を徹底していた。特にシンジ、レイ、アスカの変貌ぶりには泣かされてしまった。各キャラに、人間らしいあたたかな感情が流れている。REBIRTHで激しく心を揺さぶられ、その後の夏エヴァでどん底に叩き落され、激しいトラウマを与えられ現在に至るのだが、これからまた前回のように叩き落とされるのかもしれないという一抹の不安はある。頼むからこのベクトルを保って欲しい。暗闇の中に燻る希望の光も描いて欲しい。次作以降でまたトラウマ方向に持っていかれたら、自分の中で、この『破』をヱヴァンゲリヲンの結末にしようと思う。 未完なままでもいい。それでいい。
Nujabestさん [映画館(邦画)] 10点(2009-07-12 14:44:19)(良:2票)
40.《ネタバレ》 私はTV版も旧映画版も観ており、更に当時様々な解説本を読みました。更に、『太陽を盗んだ男』もかなりの回数見ていますし、円谷作品も大好きです。その立場からすると、かなり楽しめました。完全に個人の主観でいえば、最低でも9点をつけても良いのですが、果たして新劇場版から見始めた人にとってはそれほど面白いだろうか…という思いがあります。つまり、旧作との違いの妙を楽しめるのはあくまでも旧作を知っている人、今回の衝撃を100%受け取れるのは旧作との違いが前提となっています。また、連続ものの映画の場合、その全てを観てはじめて評価できるので途中の1本だけの点数は下げざるを得ない事を考えると、これくらいが妥当(それでも甘いかも)かと思います。音楽の使い方も『太陽を盗んだ男』や『怪奇大作戦#京都買います』を知っている人にとっては、「をっ!」と思わせても、知らない人にとっては、何の感慨もありません。作品は監督が全てですから、どのように作品を作ろうと自由ですが、それを楽しめる人にだけ楽しんでもらえばよい的な、観客を選別するような作品はあまり気乗りしないなぁというのが本音です。

heeさん [映画館(邦画)] 7点(2009-07-12 07:02:57)
39.《ネタバレ》 TV版とは違う設定。今作はファンの記憶を逆手に取ったギャップで楽しませてくれる作品だった気がします。
アスカが三号機のテストパイロットになるとは思いませんでした。その前のトウジのシーンが意味深だったので騙されました。
今回はエヴァが補食され、明日かは加持に興味無し、レイが感情を全面に出す所等。
新劇場版はパラレルストーリーとなっている気がします。もしくはループ世界?序と波のカヲルの最後の台詞からそう思いました。
今作で初号機の新の覚醒、サードインパクト(?)が起こったので次はどうなっちゃうんでしょう?
TV版では破滅的な感じになってたけど、予告を観るとアスカも笑顔で復活しているし全然違う展開なんでしょうね。旧劇場版とTV版、もう一度観たくなりました。
まさかどさん [映画館(邦画)] 7点(2009-07-11 00:37:44)
38.エヴァンゲリオンって、エンターテイメントではなかったと思うんです。 ヱヴァンゲリヲンって、エンターテイメントだと思うんです。 庵野秀明監督の意図はここにある、と僕は思っています。
ようすけさん [映画館(邦画)] 9点(2009-07-09 23:28:08)
37.今までの人生で、こんなにある映画を心待ちにして夜も眠れず、映画館に入った途端におかしいくらいに緊張して、始まるやいなや唾を飲むのも忘れるくらいに没頭して、見終わった後に異常な高揚感に包まれたのは初めてです。もちろんTV版からの筋金入りのエヴァオタだからこそなんでしょうけど、庵野監督にありがとうと素直に言いたい。
どんな映画もけちをつけようと思ったらできますが、これにはつける気にならないです。
新劇版エヴァは、旧世紀版エヴァのいわばリミックス。元曲が大好きなほど、リミキサーが優れているほど、それをサンプリングして作ったリミックス版は、似てるところや違うところが心のツボをつついて非常にうれしいものです。時には元曲を超えるリミックスができることがあるように、この新劇版エヴァが完結した時ずっと語り継がれるようになることを願ってやみません。

ということで、来週三回目観に行きま~す!(何回も映画館に通うのはブレードランナー以来!)
HAMEOさん [映画館(邦画)] 10点(2009-07-09 18:43:47)(良:2票)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1234567
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 136人
平均点数 7.06点
032.21%
142.94%
210.74%
332.21%
442.94%
5118.09%
61712.50%
73122.79%
82014.71%
92518.38%
101712.50%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.40点 Review15人
2 ストーリー評価 7.21点 Review23人
3 鑑賞後の後味 7.15点 Review19人
4 音楽評価 5.90点 Review22人
5 感泣評価 6.61点 Review21人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS