3.自分もご多分に漏れず小学校低学年時代に『ウルトラマン』シリーズにはまった口です。ウルトラセブンがお気に入り。ちょっとした辞書くらいの厚みがある子供向け専門書やウルトラマン怪獣消しゴム(通称カイケシ)、カード等が宝物でした。平成ウルトラマンシリーズは(既に大人だったので)スルー。ティガとかダイナとか洒落た名前だな、Jリーグのチーム名みたいに垢抜けているな、くらいの印象しかありませんでした。本作を観たのも気まぐれ。最近のウルトラマンはどんなだろうという好奇心からでした。驚いたのはCGをからめた多彩なアクション。慣れ親しんだ肉弾溢れる着ぐるみ同士の戦いとは全然違いました。なかなか見ごたえあり。ただ全体的に「お子様向け」な感は拭えませんでした(まあそれが当然なのですが)。設定がゆるくて、子供はこれで納得するのかちょっと疑問。子供が喜んでいるなら文句はありません。