風来坊探偵 岬を渡る黒い風のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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風来坊探偵 岬を渡る黒い風

[フウライボウタンテイミサキヲワタルクロイカゼ]
1961年上映時間:60分
平均点:6.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1961-06-23)
アクションサスペンスアドベンチャーシリーズものモノクロ映画ミステリー
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タイトル情報更新(2024-05-06)【イニシャルK】さん
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監督深作欣二
キャスト千葉真一(男優)西園寺五郎
北原しげみ(女優)江藤慎喜子
宇佐美淳也(男優)南条昌太郎
関山耕司(男優)ガチャメの六
曽根晴美(男優)ジョーカーの鉄
永田靖(男優)堀越剛之助
松本克平(男優)江藤重吉
久地明(男優)堀越の子分
脚本神波史男
音楽池田正義
撮影飯村雅彦
配給東映
特撮矢島信男
美術北川弘
録音内田陽造
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【クチコミ・感想】

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2.風来坊探偵シリーズ2作目にして最終作。こんなに面白いのに、どうしてたった2作で終わってしまったのか? まあ、内容、メチャクチャですからね。あと、60分ほどの小品にしては、コダワリ過ぎ、金かけ過ぎ、だったのでしょうか。冒頭からミニチュア特殊効果で嵐に揉まれる船の描写が、なかなかの迫力です。 で、その船の沈没事件の謎の解明依頼が、千葉真一演じる探偵・西園寺五郎のもとに持ち込まれる。よりによってこんないい加減なヤツに依頼しないでも、と思うのですが、この難事件を60分ほどに終わらせるには、彼の軽薄さと強引さが必要不可欠。軽妙な会話のやりとりが、物語をグイグイ引っ張っていきます。 現地に急行する彼の前に立ちふさがる、堀越海運なる悪辣グループ。そこには案の定、用心棒のような男がいて、これが案の定、曽根晴美。千葉真一演じる主人公もインパクトある眉毛でなかなか濃い顔立ちですが、ライバル格の方も顔の濃さでは全く負けていません。この男、一作目に出てたのと同一人物なのか、それともここは一作目とは別次元のパラレルワールドなのか、イマイチ不明。 敵対グループと戦うだけなら、主人公が軽薄なだけの「任侠指数ゼロの任侠モノ」になってしまいますが、そこは「探偵」を名乗るこのシリーズ。何やら怪しいヒゲ画家の存在など、謎が謎を呼ぶ展開、さらにはアクションも散りばめられて、この短い尺には到底収まり切れない高密度設計になっていますが、それをしっかりちゃっかりさばいてしまう、手際の良さ。 何かにつけゲラゲラ笑い、まるで危機に陥るのが楽しくてしょうがないような、若き日の千葉真一。まさに、この時この瞬間にしか、作れないような映画で、2作ぐらいで終わっておいて正解だったのかも。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 7点(2024-05-06 08:38:56)(良:1票)
1.風来坊探偵シリーズ第2作。今回は、馬から車には進化してます(笑)。しかし、固定した事務所まで構えていてどこが風来坊なんだという突っ込みを感じさせつつも、都合良く事件の捜査に乗り出します。共通キャラは主人公のみであるにもかかわらず、役者の多くを前作から使い回しているのも微笑ましさを醸し出しています。で、今回の弱点は、敵キャラをいろいろ重層的に設けた結果、かえって全体がごちゃごちゃしてしまっていること。凝ったつもりなのでしょうが、前作の魅力だったシンプルさがなくなってしまいました。探偵とライバルのキザな会話はしっかり前作を継承しており、こういうところは現在の脚本家も見習ってほしいものです。
Oliasさん [DVD(邦画)] 5点(2020-04-10 00:13:04)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5150.00%
600.00%
7150.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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