《改行表示》93.すごい。ここまでわからなくできるものだろうか。悪評は十分に聞いていたので心して臨んだけれど、まさかここまでとっちらかってるとは・・・。 どこをどう修正すればいい、という手掛かりすらないじゃないか(いちからやり直さなきゃ、話にならない)。 台詞やテーマ性に感化されたという意見をよく見掛けるが、無秩序に放たれる台詞(何でこいつがそんなこと言うのか、言えるのか)、それに突然感化される人物、そして感化されると突然説教をたれ出す人物さえも・・・。こんな内容に意味があるのだとしたら「物語」の価値はなくなってしまう。どこぞの宗教の教本の方がよっぽど筋が通っていることだろう。 いろんな意味で監督(とその周辺の人)のことが心配にすらなってくる代物でした。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 0点(2007-07-03 21:40:19) (良:1票) |
92.意味不明です。この映画を見た人は、たぶん映画を全部見終わった直後でも、この映画のストーリーを説明することはできないと思います。映画の中でも全然説明がなく、さっぱり理解できないまま話が進み、そして、終わります。取り残されます。----まあ、皆取り残されてるっぽいからいいっか!こわいもの見たさで見るんだったら、皆で見たほうがいいですよ! 【SAKURA】さん [映画館(邦画)] 0点(2007-02-20 23:03:05) (良:1票) |
91.『ゲド戦記』と言いながら存在感の薄いゲドに、つい、「ゲドは何にもせん気?」などととつぶやきつつ。まー要するに「“駿”氏に引導を渡した“吾朗”氏が、“ゲド鈴木プロデューサー”のバックアップを受けつつ、この世を乱すイジワルな“観客”=クモ様をやっつける」という痛快ストーリーなのかな、などとも思いつつ。いずれにせよ、野心作に憧れつつも野心作になりきれなかったような、小ぢんまりした印象は否めない作品であります。スケール感の欠如は、脚本に原因があるんじゃないのかな? 別に壮大なストーリーである必要は無いけど、人物関係の面でも時間的広がりの面でも、作品世界が伸びないのがもどかしい。例えば回想シーンを挿入するとか、例えばイジワルオバサン2人組を別の日・別の機会に何度か登場させるとか、こんなちょっとした事でも、映画の広がりを演出することって、できるんじゃないかなあ。そもそも、セリフというセリフがいかにも「状況説明」に徹している、このギクシャクぶり。こいつが一番もどかしい。“遊びのセリフ”みたいなものがもっとあればいいのになあ・・・(私ごときド素人がこれ以上生意気言うと恥の上塗りなので、そろそろやめよう)。しかし、アニメというものには、「絵が動く」という事自体に感動してしまったりするわけで、本作の緻密な動きや緻密な光の描写には、やっぱり感激を覚えてしまうのであります。背景に流れる不気味な色の雲が、印象的でしたね。それに、高名なる父と同じ道に踏み出した監督の勇気には、まず拍手を送りたい。実は、映画の中で一番感動したのは、エンドクレジットの「宮崎吾朗」の名前を目にした瞬間だったりするのです(ナゼか涙が出そうになった)。 【鱗歌】さん [映画館(邦画)] 7点(2006-11-04 01:45:41) (笑:1票) |
《改行表示》90.宮崎吾朗監督は、自分の中の表現したいものと格闘していないと思います。何を表現したいのか、それを相手(観客)により深く伝えるにはどうしたらいいのか、という事に対してもがき苦しんだ様子が作品からまったく感じられません。確かに話はうまくまとまっていますが、人物を都合良く配置し、起承転結に沿って話をセリフで転がしているだけだと感じました。 「心の闇」というものについてのたうち回る位に真剣に考え、その葛藤がそれこそフィルムになすりつけらている位に表現されていたら、父殺しの理由の具体的な説明が無くても全く構わないと思います。説明がない、辻褄があわない、というのは大した問題じゃありません。 しかし、映画からは「心の闇ってさ~」と喫茶店で友人に話している位のテンションしか感じませんでした。表現したい対象と向き合う覚悟が、駿監督とは決定的に違うなと思います。 有名タレントがちょっと格闘技を習ってPRIDEに出ているような映画に感じます。もし本気で監督を目指し二作目を作る気なら、マスコミも見向きのしないアマチュアの格闘技大会から出直す位の気持ちで作って欲しいです。 【めっく】さん [映画館(邦画)] 3点(2006-09-05 01:12:56) (良:1票) |
89.この映画、見終わった時うれしくて涙がぼろぼろと止まりませんでした。この映画を評価する理由を二つ書きます。まず第一に宮崎吾郎さんが、自分の語りたいストーリーを原作の世界観の中に見出し、それを語ることに成功していることです。ふつう小説を映画化するときには、あらすじを追ってそれを映像化さえすればよいと考えがちですが、彼は全く違ったアプローチでこの原作と取り組んでいます。この映画に僕が感じた、原作とも共通するテーマを一言で言えば「自分と向き合うこと」です。吾郎さんの場合それは「宮崎駿の息子としての自分と向き合うこと」だったのでしょう。でもそのテーマは僕ら一人一人だってそれぞれに引き受けなければいけない普遍的なテーマでもあります。僕らはこの映画のストーリーとともに、あるいはそれ以上に、映画の描き方の中のほうにもその「自分と向き合う」というテーマを感じ取ることができます。吾郎さんがどのように自分のアイデンティティを見つけていったか、それをキャラクターの設定、動かし方、背景、声優さんの演技などなどに見てとることができます。そしてそのテーマは、原作のゲド戦記のストーリーと共鳴して響いてくるのです。映画のストーリー自体はむしろ観客のカタルシスを優先し、自分の中の暗い負の部分と直接向き合わずに済むように、それを敵役に一方的に背負わせてしまっているきらいもあります。でもそうした表面的なストーリーよりも、宮崎駿ファンならジブリの作品史という文脈の中でこの作品も見るだろうし、それなら捉え方も全く変わってくるはずです。それ以外の良い点もみなこの点に関わってきますが、もう一つだけ挙げるとすれば、それは表現にめりはりが効いていることです。もののけ姫、千と千尋、ハウルというように進化してきた宮崎アニメの映像に比べると、絵の描きこみは相当に単純化され、省力化される一方で、ラストの一連の重要なシーンや特殊効果的な映像、そして音響効果にはしっかり手間がかけられています。吾郎さんが自由に作品を作り上げるために、お金をかけすぎないということは絶対条件だったはずです。お金をかければかけるほど、営業的に自由度が少なくなっていきます。この映画はそういう意味で、やりたいことを追求するために、比較的どうでもいいことをあきらめることで成り立っています。その取捨選択のバランスの良さを僕は高く評価したいと思います。 【小原一馬】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-08-13 02:46:37) (良:1票) |
【TERU】さん [ブルーレイ(邦画)] 4点(2023-02-01 19:58:22) |
87. そもそも……何が何と戦っているのか、よくわからない。雰囲気のある映画ではあるけれど。 【海牛大夫】さん [地上波(邦画)] 3点(2018-02-28 21:57:29) |
《改行表示》86.噂にたがわぬアニメ映画でした。 生と死、光と闇という重いテーマを扱ったのは挑戦していると思いましたが、終始暗い雰囲気で楽しめませんね。 ジブリを冠した子供向けのアニメなんだから、もっと分かりやすくて夢と希望を与える作品を作れると思いますが。 次作は評価が少し上のようなので期待しています。 【mhiro】さん [地上波(邦画)] 3点(2018-01-14 09:42:17) |
《改行表示》85.どこから面白くなるのか、と思いつつ見ていたら、そのまま終わってしまった感じ。 原作を知らないからかもしれないが、タイトルの「戦記」感がほとんど感じられない。 ジブリ特有の細かな「表情」の表現も場面ごとに違和感を感じるほど。 ジブリだと思って期待しすぎて見るから、見終わった後のショックも大きいのか。 久々に時間を無駄にした気がしました。 【2年で12キロ】さん [地上波(邦画)] 3点(2018-01-14 09:33:45) |
《改行表示》84.数年ぶりに観ましたが、やっぱりおもしろくない。 竜とか魔法使いとか、活気溢れた街とか、魔法で鍛えられた剣とか、ワクワクする要素でてくるのに、、、 竜はなんなの、、、 【へまち】さん [地上波(字幕)] 1点(2018-01-13 22:48:31) |
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83.ジブリ映画として考えたら地味だしちょっと暗いけど、この程度の説明不足の映画なんて山ほどあるし、中盤以降は黒幕クモのキャラが面白くてグッと話が締まったと思う。巷で言われるほどの酷評はちょっと大袈裟なのでは。 【54dayo】さん [地上波(邦画)] 6点(2018-01-13 14:25:50) |
82.途中まではちゃんとストーリーを追えていたはずなのに、急に分からなくなった。面白い面白くないではなく、色々とよく分からなかったというのが感想です。難解な映画はたくさんあると思うけれど、「アニメなんだから」分かりやすくしてよ、もっと説明してよ、と個人的には思います。これから詳しい解説でもネット上で探してみます。 【なこちん】さん [ビデオ(邦画)] 3点(2014-05-04 23:55:50) |
81.なんなんだこれは?と呪文のように唱え続けた120分でした。とにかく意味が分からない。それに暗すぎ。見ていて嫌な気持ちになりました。 【Kの紅茶】さん [地上波(邦画)] 2点(2014-01-19 18:29:19) |
《改行表示》80.タイトルなどから期待させる印象からは程遠いほど、スケールが小さい映画だなっていうのが正直な感想。 良い所はジブリ映画に見られる世界の広がりを感じさせる町並みなどの背景や雰囲気なのだが、やはり登場人物の小者感や舞台になる場所の少なさから冒険感が損なわれ、こじんまりとした印象しか受けなかった。 【miso】さん [地上波(邦画)] 4点(2014-01-18 02:24:54) |
79.(いかりや長介の口調で)ダ~メだこりゃ。ちゃ~らぁ~ら~らぁ~ら♪ 【バーグマンの瞳】さん [地上波(邦画)] 0点(2013-08-25 15:51:45) |
78.とにかく、ラストですっ転んだ記憶があります。途中までは別に苦にならなかったんですがね。 【movie海馬】さん [映画館(邦画)] 4点(2012-07-30 18:37:53) |
77.まあ評価ほどは悪くないかな。ただ話がまとめきれなかった感があって残念でした。 【とま】さん [地上波(邦画)] 4点(2011-10-18 06:50:35) |
76.主人公が地味!ストーリは序盤、中盤とそこそこ。終盤につれて世界が狭く、深みが感じれん。右へ行けば行き止まり、左へ行けばボスの城!ってどないやねん。ドラゴンはカッコ良かったです。 【たこちゅう】さん [地上波(邦画)] 4点(2011-01-04 16:40:55) |
75.もう絵まで安っぽく感じる。スタジオジブリ作品と堂々と言っちゃって良かったのかな? 【リーム555】さん [地上波(邦画)] 4点(2010-07-15 22:03:27) |
74.やっと観ました。原作やドラマとの比較で評価されるのではなく、親父との比較で評価される珍しい宿命を背負った作品。そんな宿命があるのなら抗うことが若者の使命だけど、それが作品から感じられません。悲しいかな、御釈迦さんの手の上ですね。作品として評価する以前に、過去の宮崎作品のオマージュだけで成立しているような錯覚を覚えます。もう冒頭の狼のシーンからホルスだし、ゲドはユパだし、テルーはサンだし、ラストで城の天辺へ登るのは長猫とコナンとカリオストロです。挙げればキリが無い。そんなシーンに上辺のテーマを被せただけの作品と感じてしまいました。自分が宮崎作品を観すぎたこともあるけれど、映画を創るうえで最も大切な「オリジナリティ」が希薄なのは否定できない事実だろう。初監督のキャリア不足を露呈しています。以前に宮崎親父が「自分の子供に見せたいものを創る」ことが創作意欲の根底にあると言ってました。見せたいものは「子供の成長に従い変化している」とも。その影響が強すぎたのかな。それともプロデューサーが手を貸し過ぎたのか…。この映画の評価は監督本人の耳にも入っているはずで、相当にツライのではないだろうか。でも宿命は抵抗することに意義がある(って、偉そうに私の言葉ですが)。これで終わりにしないでください。辛口だけど、エールのつもりです。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(邦画)] 3点(2010-05-02 12:16:09) |