【K】さん [DVD(字幕)] 3点(2014-01-22 18:37:19) |
61.一応は劇場公開時にも鑑賞したものの、記憶喪失にでもなったのかと思うほど内容を覚えていなかったので、再度の鑑賞となりました。作品賞を含むオスカー大量ノミネートにカンヌ映画祭監督賞受賞と、完成時には恐ろしく評価の高かった本作ですが、果たして本当に優れた映画なのだろうかという点には大きな疑問符が付きます。タイトルが示す通り、本作は人類のコミュニケーション不全を壮大なスケールで描いた作品なのですが、劇中起こるトラブルはどれもバカな奴がバカなことをしでかした結果のものであって、「人間の悲しい性」みたいなものは感じさせられませんでした。そもそもの問題として、感情移入可能な登場人物が一人もいないというのは、ドラマとして失格でしょう。出て来るのは、感情の振れ幅の激しいヒステリックな人間か、恐ろしいほど考えの足りないバカのどちらか。観ていて疲れましたよ。。。 また、4つのエピソードを交錯させるという構成も、さほど効果をあげていないように感じました。この手の映画は、バラバラに進行していたエピソードがクライマックスに向けて収斂していき、最終的にひとつの結論を導き出すという構成をとることが常套手段なのですが、一方で本作は最後まで各エピソードが独立したままなので結論部分が弱くなり、そのために肩透かしを食らったような気分にさせられました。。。 さらに、ひとつひとつの場面が妙に長いことも、観客のテンションを下げる原因となっています。一目見れば分かることを数十秒かけて見せる。こういうムダな時間の積み重ねにより全体が非常に間延びしてしまい、せっかくの美しい撮影も、観客にフラストレーションを抱かせる原因にしかなっていません。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2013-09-29 02:56:25) |
60.本作の形式は、オムニバス映画に似ている。ただし通常のオムニバス映画は、一つの題材を複数の監督によって捉えた複眼的な映画になる。それに対して、本作は、複数の題材を一人の監督によって、無理矢理に、同一の視線上に置いた極めて単眼的な映画であった。世界を繋げる一丁のライフル銃、そしてバベルという一点に還元される物語という感じである。はっきりいって、主張ばかりが三重四重に強調された凡作以下の映画であった。そもそもな話、世界と言うものは広大かつ曖昧であり、一人の作家の視点からは理解以前に全容の把握すら難しいというのが、超々々大前提の現代人の共通認識だと思っていたのだが・・・ 【よいしょ】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2013-08-11 18:42:57) |
59.当時は菊地凛子の演技などでとても話題になったけど、実際のところテーマが見えづらく、伝わりにくい。 【noji】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-07-14 20:09:24) |
58.これ、テレビ放送を録画しておいて見たんだけどCMのあとブラピから急に日本のバレーボールの場面が出てきたもんだからブルーレイが故障して録画に失敗したのかと思ったよ(苦笑)個々の場面はそれなりに面白いんだけどトータルでみると結局何が言いたいの?って感じかな。自分の場合女子高生の全裸誘惑には負けそうな気がする(汗) 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 5点(2013-06-29 22:51:56) |
57.悲劇っていうのは、自分のものとして感じられてこそ、というのが第一の感想。バラバラと悲劇的なものを見せられても、自分には悲劇には感じられない。こういう複数の視点、いわば神の視点からストーリーが描かれるようになったのはいつからなのか素人の自分にはわからないが、幸せな景色を眺める目的ならばいざ知らず、悲劇を並べて眺めることの意味がわからなかった(もちろん微妙につながっていることに意味があるのかもしれないが)。これだったら、ドキュメンタリー番組でも見てるほうがよほどリアルで面白い。 【ぽん太】さん [地上波(吹替)] 3点(2012-05-30 20:13:04) |
56.聖書の知識があれば理解できたのかもしれませんが、私にはそれほどメッセージは感じられませんでした。 【しかせんべい】さん [地上波(吹替)] 3点(2012-03-30 16:42:13) |
【たこちゅう】さん [地上波(吹替)] 4点(2011-05-09 00:24:41) |
54.映画館で席を立った唯一の作品です。 その後半端はいかんとDVDで観ました。 全部観ましたが辛かったです。 この映画の何かを生理的に受け付けないようです。 いつかまたチャレンジしたいと思います。 【棘棘棘棘棘棘棘】さん [DVD(字幕)] 2点(2011-01-23 22:45:18) |
53.見終わって、面白さが無かったなあと。日本のストーリーはいらなかったと感じた。21グラムの時も思ったが、いろいろ盛り込みすぎだと思う。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-12-29 19:05:32) |
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52.終始重くどんよりとした雰囲気でストーリーが進んでいくんだけど、意味が分からない、結局2時間重い雰囲気を味わうだけの映画だったのか・・ 【のははすひ】さん [DVD(吹替)] 5点(2010-07-05 00:18:56) |
51.なんだか、どのストーリーも尻窄みな印象。 日本のストーリーなんてもう、 本当にさっぱり意味がわからない。 どっかに焦点が絞られていくのかと思いきや、 分散したまんま。 どうなんだろ。 一本の銃が人生を狂わすという内容なの? だとすると日本は弱すぎる。セリフでの説明しかないし、 陰部を見せる少女のストーリーは意味不明。 抽象的な意味があるにしても、 それがぼくには見つけられない。 考えなければならないのかも知れないが、 考えたいと思う内容ですらないのが残念。 ただ、少年が銃を打ってしまう悲しさ、悲惨さは 胸を打たれた。あの短編に点数献上。 【ボビー】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-05-23 21:44:23) |
50.こういう準オムニバスは各々のエピソードの出来が命。子供達を起こして証言してもらえばいい話じゃん…と思った辺りから、無理に悲惨さを煽るような展開にウンザリしてきた。モロッコのエピソードはまだいいとして東京が酷すぎ。高層に住む成金、家族揃って著しい情緒不安定、頭の中の大半が性欲、麻薬使用に何の躊躇も無い…ここまで揃っていると日本人ではなく例のアッチの人のような気がする。こんなんに東京代表されてもなぁ。そもそも「バベル」と言うからには、例えば発端は同じなのに言葉が違うせいで全く違う結末になった…とか何らかのアイデアがあるかと思ってた。これでバベルなら「トラフィック」や「ナイト・オン・ザ・プラネット」辺りの方がよっぽどバベルだ。何か薄っぺらいです。3点くらいにしようかと思いましたが、メキシコの結婚式のシーンが良かったのでとりあえずこの点数。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-09-12 21:03:37) |
49.とにかく濃い。 やはり南米の人が作る作品は濃すぎます。 救いがあってよかった。 日本の描写は、固定観念ありすぎでしょってつっこみたくなったが、外国の方から見たらあんな感じなのかな。 【タックスマン4】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-06-17 17:58:51) |
48.子供の悪ふざけとは本当に恐ろしい。僕も小さい頃たくさんの悪ふざけをしてきました。 少し間違えれば人殺しにつながっていたと思う。本当に人事ではないと感じさせられる映画でした。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-12 23:24:26) |
47.クラッシュと比較されると思うけど、クラッシュの足下にも及ばない。日本パートの浮きっぷりもひどい、っていうかむしろ必要ないってくらい絡め方が下手。そして凛子・・・笑 【HAMEO】さん [映画館(字幕)] 4点(2008-12-30 18:29:51) |
46.悪くはないんですが、アモーレス・ペロスを見ているだけに7点から1点減点。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-12-22 15:33:37) |
45.いやはや、これは並の作品じゃあない。 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥという監督のセンスの良さ、映画創りの才能を五感全体で感じとることのできる素晴らしい作品だ。 音楽は、特筆に値すべき素晴らしさ。 メキシコと日本の話とが平行して描かれ、時間軸も交錯しているため、脚本で見せる映画かと思いきや、この作品はそんな浅薄な映画ではなかった。 みずみずしい映像と、それに見事にマッチした音楽。 音楽が叙情性を更に高めていく。 この音楽の使い方一つをとっても、この監督の演出力の高さを感じることができる。 しかしながら、日本を描いた部分は、物語にそれほどリンクしていないし、特別見所があるわけではないので、はっきり言って不要。 ただ、「バベルの塔」というテーマを掲げるためには必要だったのかもしれない。 テーマもなく、センスの良い映像と音楽だけで魅せる映画は個人的には好きだが、それだと興行的に製作困難なのだろう。 そう考えると、この監督の才能は、まだまだその底を見せていない気がする。 芸術性重視で、とことん映像と音楽と役者の演技と雰囲気の演出を突き詰めていくことが可能なら、この監督はとんでもない傑作を創り出すことができる、そんな可能性を感じるのだ。 本作は、娯楽作品しか楽しめない人や、脚本の出来にしか興味を持てない方には合わない作品であるに違いない。 それだけに、観る側を選び、又、観る側のセンスが試される作品なのではなかろうか。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-10-13 20:06:02) |
44.やっぱりこの映画は菊地凛子ですね。あとは特に感じたことは無。飽きずには見れましたが。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-08-03 15:35:13) |
43.いくつかのストーリーを完全な独立した話ではなく、少しづつ関連付けているオムニパスですが、その関連付けはあってもなくても作品としてたいして変わりの無い程度の無理やりの関連付けなので、むしろ「言葉」をキーワードにした独立したオムニパスに近い。では、それぞれの話はというと、どれもたいしたことの無い内容。菊池凛子の裸とノーパンチラだけの映画。 【ダルコダヒルコ】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-07-22 00:51:18) |