46.ゴジラが初めて放射熱線を吐くシーン。あのシーンだけで凡百の映画が全て吹っ飛ばされるくらい興奮した。劇場の空気がガラッと変わったのが印象的だった。燃え盛る東京を背景に妖しく揺らめくゴジラ。あれこそアニメ出身の監督だからこそ作れた名カット。 【bolody】さん [映画館(邦画)] 9点(2016-09-24 02:15:03) (良:1票) |
45.昨日ついに鑑賞しました。期待以上の出来で、満足しました。使徒をゴジラに置き換えた実写版エヴァとも言えますが、少年主人公やラブコメなどのアニメ的な要素を排除し、政府対ゴジラの純粋なパニック映画に仕上がっていて、さすが庵野監督だと思いました。ただ、不満な点も2つほど。初期のゴジラがところどころ玩具のように見えたこととアメリカ政府の代表が石原さとみで大統領を目指しているということです。石原さとみも頑張っていましたが、大統領はないだろうと。続編は余程上手く作らないと本作の価値まで下げそうなので作らないでほしいです。 【ぽじっこ】さん [映画館(邦画)] 8点(2016-09-18 17:08:48) (良:1票) |
44.短い台詞を矢継ぎ早に連続させる事ででどんどんとシーンが進んで行くので、まるで映画の予告編を120分連続で観ているような気分になった。「映画は予告編が一番面白い」という名言(迷言)もあるとおり、これはこれで良いと思うが、観ている側の疲労感も相当なものだ。しかし日本映画にとってSFというのは比較的苦手分野かと思っていたが、日本のSF映画もここまで来たかっていうくらい見応えがあった。最後にこれはゴジラの名を借りてはいるが実際はエヴァンゲリオンの実写版なのだろう。 【rain on me】さん [映画館(邦画)] 7点(2016-09-02 22:23:45) (良:1票) |
43.素直に面白い。 アニメの実写化は失敗が多い(ゴジラはアニメではないが)それはアニメの大筋のみを普通の監督が普通になぞるからだが、 この映画は違う、凄腕アニメーターがアニメのカット割と展開をセルフパロディ込みで実写に落とし込んだものだ。 ゴジラは使徒そのものだし、政府はネルフ発足前の対応だろう、まさにエヴァの前ストーリー 個人ではなくチームとして力を発揮する日本人の特徴、各方面でそれぞれ対応をとる政府、自衛隊、独立部隊 トップが替わっても結果を出す人材、他国の介入と裏で交渉をする立場のふるまいなど見ごたえあり。 この群像劇、外国の人に伝わるのだろうか、そこにも興味が行く。 秀作のアニメ同様これからネット上で、各シーンの小ネタが解析されていくのだろう、 なにしろ膨大な情報を秒単位で垂れ流していく映画であり、文字の意味や背景に何があるのか1回見たぐらいで解る訳がない ゴジラ以外のCGはかなり良くできてるし、ラストカットのフリは続編の有無に関わらず良い幕引き 映画として、とても良い出来だと思う。 ひとつ心配なのが(シン)ゴジラが全く新しいゴジラだったとすると、 (シン)エヴァンゲリオンが過去を捨てたものになる可能性が・・・それだと彼はまた病むよ。 【カーヴ】さん [映画館(邦画)] 7点(2016-08-13 17:59:13) (良:1票) |
42.本日2回目の鑑賞。ロードショー封切中に複数回観たのはいつ以来だろう。とにかくもう一度観たいという思いを抱かせる作品です。2回目ですと落ち着いてストーリーを追えて台詞や字幕がよりわかりやすかった。 本質的なところで、今回のゴジラ映画は災害映画です。更に災害映画、パニック映画にありがちな主人公の私怨や恋愛ドラマがなく、ゴジラ(災害)とそれに対する政府の動きのみを描写することで、間違いなくゴジラ映画になっています。怪獣プロレスやゴジラそのもの誕生にまつわる悲劇的性格が全く描かれないことに、そういったゴジラ映画好きのファンには受け入れがたい映画でもあります。 今回のゴジラは、今回初めて発見されたというシチュエーション、未知の巨大生物による災厄という、第1作と同じ状況を現代でやっているわけで、しかも第1作にあった古生物学者の想いや天才科学者の苦悩、若い娘の恋愛感情なんかをすべて排除して、巨大不明生物対策にのみ焦点を当てている。これまでにないタイプの怪獣映画であることは間違いない。こういう描き方をすると、模倣する作品が出てくるかもしれない。そういう意味でもエポックメーキングな怪獣映画になっていると思う。 【hee】さん [映画館(邦画)] 10点(2016-08-08 22:36:10) (良:1票) |
41.導入部で、勢いだけは感じつつも、えらく場面も台詞も切り替わりまくりで目まぐるしいなあと思っていたら、最後までそのまま行ってしまったのにはびっくりしました。この時点ですでにダメです。一つ一つの場面や台詞にいかに重みを持たせるかということはまったく考えられていないばかりか、むしろ積極的にその逆方向に行っています。つまり、役者たちはただの段取りをこなしているだけであって、演技は何もしていないということです。●そのことからは必然なのですが、人間側(政府側)の各人物が、有能とはいわなくてもせめて魅力的には映ってほしいのですが、それも達成されていません。もちろん、これだけ登場人物がいながら、それぞれの個性もありません。ということは、それを一掃するゴジラの怖さも表現されないということです。ただ、映像がそこにあるだけです。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2023-12-13 01:19:18) |
40.外交戦略など出てくるあたり、 期待してたのはコレジャナイ感はありつつも 昔ながらの東宝よりは面白かった 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-03-16 03:05:09) |
39.リアリティが感じられるのがいいんですよね。 ゴジラは設定自体に無理があるのに、行政側の視点がとてもリアルな感じなのが面白い。 後半は会議やら解析やらが大半になってくるのですが、いくらなんでもあの状況で核攻撃はありえない。 そして核攻撃をタイムリミットの材料とせず、もう少し無理のないシナリオでも別に良かったのではないかと。 【Fukky】さん [インターネット(邦画)] 8点(2023-03-07 15:14:12) |
38.ゴジラは都心に突き進むだけで、政府の対応を描いただけ。 【TERU】さん [インターネット(邦画)] 4点(2023-01-03 22:08:18) |
37.あの「ゴジラ」が現代日本の東京にやってきたらどうなるか、をかなりリアルに描いた点は面白い。 特に自衛隊との多摩川防衛戦は圧巻だった。 ただ、まあ、元が子供向けの幼稚な特撮ものであり、そのイメージや設定を損なわない範囲で作られている以上、しょせん、幼稚でバカバカしい話であるのは変わらない。 海底の核廃棄物を食べて生まれた怪獣が突然やってきて、口から放射能を吐いて大暴れ。戦車砲をくらってもびくともしない。凝固剤を口から流し込んで凍らせる…うーん、これ、歴史ある「ゴジラ」じゃなかったらみんな石を投げるストーリーだよね? なので、いい大人が楽しめるかというと、まあ、そこまでは…というところ。 まあ、自分にゴジラにもう少し思い入れがあれば楽しめたんだろう。ゴジラに対する思い入れ次第で評価も変わる映画。 自衛隊を含め行政の対応がしっかりしていたのは、好感が持てる。 この手の日本に国難が及ぶフィクションでは、たいてい法の不備、お役所仕事、縦割り行政で、国がうまく対応できずアタフタするという展開になりがちなのだが、もうそういうのはウンザリしている。見飽きたというのもあるが、何より見ていて単純にイライラする。加えて映画でしつこく政治批判を聞かされたくはない。 ところがこの映画は序盤こそ役人達がグダグダしていたものの、その後は非常に皆有能だった。現実はどうかは置いといて、フィクションなんだからとりあえず見て楽しいものを作ってくれないとな。 国際社会がゴジラへの核攻撃を決定する部分はもう少し説得力を持たせてほしかった。 ゴジラがもっと進化したり、そのうち羽が生えて世界中に飛んでいくかもしれないから、その前に駆除したい、というのが早期に核攻撃をする理由なのだろうが、その進化に関する説明は分析班のおっさん達がちょろっと言っただけ。そして、もうその後には、すぐに、核攻撃の話が決定事項になってる。そりゃあないわ。 曲がりなりにも一国の首都、しかも人口1千万を要する東京を核攻撃をしようなんて恐ろしい行いを、国際社会が軽々しく決定しようはずもなく、そこは流石にもう少し時間を取って経緯を描いてくれないと、物語に逼迫感を出すために無理矢理ねじ込んでる感が強い。 そのせいで、核攻撃のタイムリミットに間に合わせるための奮闘シーンも冷めた目で見るしかなかった。 あとは、石原さとみの変な英語まじりのしゃべりがものすごくうざかった。 【椎名みかん】さん [インターネット(邦画)] 5点(2021-07-25 09:38:54) |
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36.単純な怪獣映画ではなく政治ドラマをメインにするという発想は面白い。ただそれが裏目に出てしまった感じ。 1作目ゴジラは、ネットも無く、国際ニュースもお茶の間で見られることの無い時代。世界観が日本だけで完結しているからこそ成立した話だと思う。 今回は国際情勢をリアルタッチで絡めてしまった為「すぐお隣に日本よりも遥かに大量の原発を、遥かに杜撰な管理で運行している国々があるのに、何でそっちには行かないんだろう?」・・て事に頭が行く。世界最低ランキング日本の偏向マスコミで勉強する蒲田君? 製作者は極めて中立的立場で作ったつもりなんだろうけど(・・なのかな?)、まだまだお尻に殻をつけているような感じ。 それゆえ、俳優たちが真剣に演技すればするほど、何だかコントのような様相を呈してしまっているのが残念。 ゴジラの造形は良。示現流そのままのスタイルにて緻密な造り。幼生の蒲田君は、元来あった「シュールで気持ち悪い円谷怪獣」を復権させたようで良かったです。 【番茶】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-11-03 18:09:30) |
35.心を打つ台詞があるわけでもなく、ラブロマンスがあるわけでもなく ただ単にSF、そう割り切って見れば非常に良く出来た作品だと思いました 【ぐりこ】さん [映画館(邦画)] 9点(2019-03-24 18:25:28) |
34.セリフ量が多く、ぼけーっと観る映画ではないですねー。(^_^;)邦画でも字幕で観るタイプなのですが、とても読み切れませんでした💧 【ケンジ】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2018-09-04 16:17:44) |
33.日本が誇るエンターテイメント大作。 東京の街並みがリアルに描かれ、政府がどんな対応をするかなど、興味深い。 ですが、小さい頃に比べゴジラ登場のワクワクがない。 これは単純に自分が子供ではなく、大人だから致し方ない評価。 【バッジョ】さん [地上波(邦画)] 5点(2018-06-09 20:12:44) |
32.「今までのゴジラをリスペクトしつつ、でも自分達らしさのあるゴジラを作ろう」っていう気持ちが伝わってきた。SFに対する愛、ゴジラに対する愛を感じる作品。 【VNTS】さん [地上波(邦画)] 9点(2018-01-27 19:37:04) |
31.歴史と伝統を誇る日本怪獣映画の現代の作として恥ずかしくない出来栄えだったと思います。 編集などは監督の故岡本喜八氏へのリスペクトが感じられました。 また日本の行政サイドの描き方が過去の作品群に比してリアルで、特に色々有事の際の事務的障壁の煩雑さ、専門家と言われる人々の当事者意識のない評論家的態度等は今までこの手の作品ではあまり描かれなかった側面だと思います。 【クリプトポネ】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-01-07 17:28:46) |
30.見慣れたはずのゴジラが、切り口を変えただけでここまで面白くなるのかと脱帽。 【もんでんどん】さん [地上波(邦画)] 8点(2017-12-21 18:59:54) |
29.なかなか気合いの入った作品で、最後まで楽しませてもらいました。パニック時における政府中枢の動きなども、けっこうリアルだったと思います。 しかし、疑問点が3つ。そもそもなぜ、ゴジラは東京だの鎌倉だのに上陸したのか。生物である以上、行動には何らかの目的があるはずですが、ただ街を破壊するばかりで意図がわかりません。放射性物質が欲しいなら、原発の核燃料しかない日本より、核兵器保有国の核燃料のほうがずっと濃度が高くて美味しいはずです。中国や北朝鮮ならほんのひと泳ぎ。それなりに高度な頭脳も持っていそうだったので、なお不思議です。 第2に、主人公の長谷川博己が政治家という設定に違和感。あそこまで実務を統率できる政治家なんて、いるんでしょうか。 そして第3に、それなりに名の通った役者がチョイ役でゴロゴロ出演したのも妙。よほど予算が潤沢だったということでしょうか。そんなカネがあるなら、圧倒的な違和感を放っていた石原さとみの英会話レッスンか、もしくは演技指導そのものにもう少し振り向けてもよかったような気がします。 【眉山】さん [地上波(邦画)] 7点(2017-12-02 02:05:56) |
28.渋い俳優陣がゴジラをすかっとやっつけて、正義は勝つ!という映画かと勝手に妄想してた私が悪い。そもそもエヴァを一瞬で挫折した私だ。そっち系の世界観があるぞと心して観なければならなかったのだ。休日午前中にちょっと時間ないけど、、見たことないし観とく?!っていう軽いノリで見始めるものではない。 私という人間は勝手なもので、王道アニメっぽい単純なものを望んでたものだから、政治家たちの即決できないリアルさにイライラしてしまって。。日頃の会社で味わうイライラ感をなぜ祝日に感じなければいけないのかと前半でだいぶエネルギー喪失。そのくせ、後半は、カヨコのリアルのない役どころにもイライラして、、鑑賞後はゲッソリでした。監督ごめんなさい。 お勧めの鑑賞方法としては、ざっとシンゴジラのあらすじを読破(ネタバレない程度)、ある程度世界観に対する心のスイッチをON!、かつ、仕事が充実している時、うまくいっている時の金曜の夜とかに、スーツで正座して観た方がよい。休日に寝間着でグダグダ見てはならない。 【うらわっこ】さん [DVD(邦画)] 4点(2017-11-26 19:26:58) |
27.公開日に観に行ったけど、語るべきことが多すぎてレビューを書かないままだった。エヴァの庵野監督がゴジラを撮るということで公開前から期待大だったけど高く設定したハードルを軽く飛び越えて行った感じ。今までは平成ガメラシリーズが最高の怪獣映画で、ゴジラ派の自分としてはそれが悔しく、このレベルのクオリティでいつかゴジラを作ってほしい思っていたのだけど、平成ガメラを遥かに上回るリアルな怪獣映画、ゴジラ映画を観ることが出来て、長年の夢が叶ったというか、これこそずっと待ちに待っていた理想の怪獣映画だったのでとにかく最高だった。 【eureka】さん [映画館(邦画)] 10点(2017-11-19 09:07:49) |