26.ヒューマンドラマとしては「生きる」よりも、こっちのほうがわかりやすく、最後にすっきり終わる形なのがとても良かった。個人的にはテーマ曲も好きだ。 【ボーリック】さん 10点(2003-12-09 01:28:06) |
25.黒澤明は本当におもしろいなあ。3時間、短いよ。◆加山雄三の大根っぷりのせいかな?ちょっと説教臭いのは。言うまでもなく、江口洋介&伊藤英明のテレビ版よりはまともだけど。◆赤ひげって、公務員で、しかもろくな治療してないじゃん。 【みんな嫌い】さん [DVD(邦画)] 5点(2003-12-04 09:29:08) |
24.師弟関係と病人への視点から新人医師の人間的成長を描く本作はとても素晴らしい映画でした。たとえ新人でなくとも、まず出世ありきと考えてしまいがちなところを人間とは何かに焦点を絞って教えてくれる映画ですね。失ってはならない大切なものがこの作品にはいっぱい詰まっています。 【たにっち】さん [DVD(字幕)] 10点(2003-11-29 04:57:33) |
【STYX21】さん 8点(2003-11-13 06:57:49) |
22.これぞ黒澤の集大成であるでしょう。いろんな技術、手法を存分に取り入れている。重苦しいムードだが最後は明るく締めるとこは黒澤らしい。前半の佐八のエピソードなどもよかった。素晴らしい役者陣がピリッと利いている。頼むから、江口洋介なんかを使って安っぽいリメイクを作らないでほしいものだ。フジテレビよ 【たましろ】さん 10点(2003-10-21 23:54:28) |
21.重厚、荘厳、繊細、骨太、豪放、そのバランスの妙。傑作。 【ひろみつ】さん 9点(2003-10-20 21:03:48) |
【虎尾】さん 9点(2003-10-15 00:21:47) |
19.赤ひげ先生を通して青二才の医師の成長物語をメインに、左八とおなか、狂女と父親、おとよ、長次など江戸の庶民の生活や人情がオムニバスのように丁寧に描かれる。この人情はフランク・キャプラに通じるものがある。人間の善意に対する賛歌です。ただそれ一辺倒ではなく、多彩なエピソードは人間の持つ様々な面を描いてより現実的である。ちょい役でも豪華で達者な演技陣が配置され、それぞれが皆素晴らしい演技で見せてくれる。誰それといちいち言えないくらい皆素晴らしい。赤ひげ先生の人間像はもう理想の見本ですね。三船は見事なその人物像を十分に印象づけてくれた。やや説教臭く思うのは、山本周五郎がその傾向にあるので原作に忠実なのだと思います。 【キリコ】さん 9点(2003-10-13 21:02:29) |
【紅蓮天国】さん 6点(2003-10-13 11:43:32) |
17.香川京子がすごい、お嬢さんキャラから狂人への変貌、恐かったです。医者というのは、病気や怪我を治すだけでなく、人の心を直す仕事だったんですねえ。近頃「ブラックジャックによろしく」や「Dr.コトー診療所」流行ってますがここに行き着くんですねえ。とても人間味溢れる赤ひげの魅力あるのだが、ただちょっとヒューマンドラマすぎる。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2003-08-27 18:13:52) |
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16.山本周五郎の原作をわりと忠実に再現した作品だと思います。ドラマなどで何度かリメークされてますが、私にはやはりこの作品の三船赤髭は印象的です。無骨さとぶっきらぼうなところが実に好い感じです。江戸の庶民の様々なドラマも織り込まれ、加山雄三の若い医師の成長ストーリーとしても面白いですね。 【オオカミ】さん 8点(2003-08-05 18:01:57) |
15.「生きる」よりこっち。だけど説教臭すぎるのね、例によって。マイナス二点は監督に対して。それにしても気違い女を演った香川京子って、あんなに演技上手かったっけ? それともやっぱり演出家の技量か? うーん、もう貶したこと後悔してきたぞ・・・。 【じゅんのすけ】さん 8点(2003-06-02 13:13:10) |
14.おとよちゃんが救ってくれた。パッチ・アダムス先生、あんたは正しい。 【イマジン】さん 9点(2003-03-08 17:10:25) |
13.ほんとに上手い役者さんばっかり。(加山雄三は・・?)山崎努の雪にシーンが余りにも美しい。黒澤映画の中で唯一感動するラブシーンです。 【メイシー】さん 10点(2003-03-03 13:11:04) |
12.素晴らしい人間ドラマでした。前半の保元の赤ひげへの反抗が度重なる人々の壮絶なドラマを目の当たりにして徐々に考えが変化していく過程とかも良かったです。三船敏郎の赤ひげも本当に素晴らしかったです。実際、髭を薬品か何かで赤っぽくしたらしいです。カラーでも見てみたかったような・・2002年の年末にフジでやった江口洋介の「赤ひげ」を見て内容は別としてあの貧相なキャスト陣に猛烈な物足りなさを感じてドラマを見た後に黒澤版が見たくなってしまいました。「救命病棟~」で医者役やっていたから安易にフジの連中が江口をキャスティングしたとしか思えなかったです。もうこれっきりにして欲しい・・長い余談、失礼しました。 【まりん】さん 10点(2003-02-25 20:04:31) |
11. 黒澤明が国内で撮った作品としては最後の輝きとなった印象深い傑作時代劇。山本周五郎の原作「赤ひげ診療譚」も氏の庶民への優しい眼差しに満ちた傑作だったが、映画化された本作も優るとも劣らぬ優れた出来栄え。特に座敷牢に閉じ込められた香川京子演じる狂女への診断を巡るエピソードは深く印象に残る。長崎仕込みの阿蘭陀医学をハナにかける青二才、保本登(加山雄三)は町医者風情の”赤ひげ”こと新出去定(三船敏郎)の見立てを胡散臭く思い、安っぽい同情心と赤ひげへの当てつけから無断で狂女を診察して危うく生命を落としかける。可憐な乙女から豹変する香川京子の鬼気迫る演技は下手なホラー映画も真っ青のコワさ!机上の学問だけでは見通せぬモノを直感的に見抜いていた赤ひげの診断の的確さを保本に悟らせるこのシーンは実に上手い。あと、善良な車大工、佐八(山崎努)の余りに哀しいエピソードも安直な「泣かせまっせ」映画と違い、ジーンと胸を打つ。天才子役・二木てるみ演ずるおとよもイイ。185分を全く長尺に感じさせない黒澤の手腕は矢張り凄いとしか言い様が無い。ただ、完璧に拘り過ぎて製作スケジュールの遅れが響いたため、円谷英二氏や本多猪四郎氏に皺寄せが来て「三大怪獣 地球最大の決戦」を超短期間で製作させられたウラミは決して許されないので、キッチリ減点させて貰いましょう。よって9点。 【へちょちょ】さん 9点(2003-01-29 05:05:41) |
10.三船の殺陣がちょっとだけ、サービスっぽくある。刀なしなんだけど、これがまたムチャクチャカッコいい。映画は完成しすぎてて、息苦しいくらい。黒澤=三船の集大成ですね。ヘンに「デルス」とかに三船が出ないでよかった。絶頂で別れる、なんて最高じゃないですか。 【FOX】さん 7点(2003-01-04 00:21:53) |
9.長い映画なんですが見ごたえがあります。加山雄三の役どころは現代の若者にも教訓になることでしょう。赤ヒゲは小林圭樹さんのTVものしかみてなく、あれは赤ひげしかめだってなかったけど映画は保本(字がわからん)の医術者としての成長の物語でもあるんですね。もっとNHKなぞは放映すべきですね。 【うーたーまん】さん 10点(2002-12-21 02:45:24) |
8.一つ一つのストーリーがバラバラで長いが、観終わった後、爽やかな気分になれるいい話。 【017】さん 7点(2002-10-01 01:12:52) |
7.人間とはという意味で一番考えさせられた映画である 【放浪者】さん 10点(2002-04-17 08:48:07) |