婦系図(1942)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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婦系図(1942)

[オンナケイズ]
1942年上映時間:101分
平均点:8.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画ロマンス小説の映画化
新規登録(2007-10-16)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2014-06-08)【イニシャルK】さん
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監督マキノ正博
キャスト長谷川一夫(男優)早瀬主税
山田五十鈴(女優)お蔦
高峰秀子(女優)妙子
古川緑波(男優)酒井俊蔵
村瀬幸子(女優)酒井俊蔵の妻
三益愛子(女優)芸者小芳
進藤英太郎(男優)坂田
菅井一郎(男優)河野
山本礼三郎(男優)めの惣
小杉義男(男優)稲坂
沢村貞子(女優)髪結お増
山根寿子(女優)芸者綱次
三谷幸子(女優)仕込みっ子
田中筆子(女優)女中お源
原作泉鏡花
脚本小国英雄(脚色)
音楽鈴木静一
撮影三浦光雄
製作伊藤基彦
氷室徹平
東宝
配給東宝
美術久保一雄
照明西川鶴三
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1.石灯籠が並ぶ月夜の湯島天神境内の風情が麗しい。夜霧の漂う中、軟らかなライティングで梅の花の白が美しく滲んでいる。ここで主税(長谷川一夫)がお蔦(山田五十鈴)に別れ話を切り出すのだが、梅の木の幹に沿った上昇~下降~寄りの滑らかなクレーン撮影が醸しだす情感が二人の芝居とシンクロし、絶品である。これと同じ移動撮影が第二部後半同じセットで反復されるが、全く同様のカメラワークが今度は逆に舞い散る枯葉と寒々しい風音といった差異を際立たせ、彼女の孤独をより強調する効果をあげている。また美術的見どころとして第一部クライマックスである新橋駅の場面も素晴らしい。駅全景から改札そしてホームの人込みまでを延々と横移動で捉えた美術セットのスケール感、エキストラの規模は実景ロケと見紛うほどであり、別れの場面を細かいモンタージュを駆使して最高潮に盛り上げる演出も圧巻である。映画版の独創であるラストも優れた照明技術によって情緒に満ちた名場面だ。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 9点(2009-04-05 23:04:36)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6133.33%
700.00%
800.00%
9266.67%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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