3.ネタがなくなったのでかつぎ出されたに決まっているアラン・ドロン様とシルビア・クリステル様、どうもご苦労様。というだけが感想の映画。特にパニックでもスペクタクルでもなかったような気がするし、コクピットが爆破され、バミューダ海域にジャンボ旅客機が沈むという大仕掛けの続編にしてはあまりにもお粗末な展開。コドモでしたから、シルビア・クリステルと言われてもタダのキレイなおばちゃん、という印象しかありませんでしたし。アラン・ドロンのこの役って、最近で言う「バットマン」のジャック・ニコルソンとか、「ディック・トレイシー」のアル・パチーノとか、そういう趣向だったのかしらん、と真剣に思い悩んでしまう今日この頃です。ヒマでヒマで鼻くそをほじくってるぐらいしかやることがなかったら観てもいいかも知れません。私なら鼻くそをほじくってる方がマシですが。