ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ

[ローゼンクランツトギルデンスターンハシンダ]
Rosencrantz & Guildenstern Are Dead
1990年上映時間:117分
平均点:8.33 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
ドラマコメディミステリー戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2009-05-12)【マーク・ハント】さん
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監督トム・ストッパード
キャストゲイリー・オールドマン(男優)ローゼンクランツ
ティム・ロス(男優)ギルデンスターン
リチャード・ドレイファス(男優)座長
イアン・グレン(男優)ハムレット
イアン・リチャードソン(男優)ポローニアス
原作トム・ストッパード(ノンクレジット)
脚本トム・ストッパード
音楽スタンリー・マイヤーズ
撮影ピーター・ビジウ
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3.「ハムレット」に登場する二人の端役、ストーリーの展開のためだけに登場して無意味に殺されていく二人。シェイクスピアの時代はそういうものだったが、20世紀は彼らのような人間こそが主人公になる時代だ。投げたコインがいつも表になってしまう世界。限りなく微少にされていく確率の中にのみ存在し得る世界でもある。この二人からハムレットの悲劇を眺め直してみると、エルシノア城はカフカの城になり、悲劇はブラックユーモアの喜劇に姿を変える。この二人コミで“ローゼンクランツとギルデンスターン”で、どっちがどっちでもいい存在だった。G・オールドマンは作品を通して科学発達史を演じており、もうちょっとで歴史上の発明家として名を残したかもしれないが、王の使い走りに潰されていく。そういう理不尽さ。荘重な死を与えられる主役と、馬鹿馬鹿しく死んでいく小物たち。オールドマンとロスを本作で、コミで覚えたような気がする。さて、これを観たころラップに凝っていて、以下のようなものを作っていた。ローゼンクランツ生まれはフランス?/いやいやスイス?それともドイツ?/マインツ?グラーツ?はたまたリンツ?/どこでもかまわぬ架空の人物』怪しい一座の座長はサターン/操られるはギルデンスターン/芝居の幕が上がった途端/どっこい元へはノーリターン』コイン投げてるローゼンクランツ/確率論など所詮へりくつ/「表」「表」と賭けてまた打つ/馬はお城へ一歩ずつ』一人のせりふを二人で分担/ローゼンクランツ・ギルデンスターン/どちらがブオトコ?どちらが美男?/見分けは困難なんでも半々』たそがれてゆく時は暮れ六つ/狂った王子は何やらブツブツ/気分は鬱屈とにかく憂鬱/何すりゃいいのかローゼンクランツ』何を目にするギルデンスターン/無惨凄惨阿鼻叫喚/人の本性所詮は野蛮/悲劇のもとは一つの王冠』前の王様とっくに成仏/幽霊よりも城こそ怪物/迷い込んだるローゼンクランツ/さながら二人は不思議のアリス』ギルデンスターンどうにも不安/波に揺られて処刑の予感/気分は暗澹将来悲観/こんな人生もういや~ん』もうあと一歩で科学の理屈/見いだし損ねるローゼンクランツ/落下の法則飛行のバランス/発見できずに立たない面子』すちゃらかちゃんちゃん、すちゃらかちゃん。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2013-08-07 09:39:20)
2.最も難解かつ最も野心的かつ最も魔術的かつ最も不条理かつ最も面白い、そんな「ハムレット」です。非常にクセの強い作品ですので、好き嫌いははっきり分かれると思います。
Kさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-11 14:04:00)(良:1票)
1.確かに悪かないとは思いますが、一本の映画として観た時にイマイチ面白味が少ないと感じたんですが...。主演3人の演技合戦はさすがにお見事で、斬新な映像構成、よく練られた脚本があるんですが、いかんせん違う人が監督して欲しかった。あまり“オッ”と言わせてくれるような演出がない。後に「恋におちたシェイクスピア」の脚本を担当することになるトム・ストッパードがやるよりも、違うディレクターがやった方が面白くなったような気がする。ここが斬新な中世劇という点で「タイタス」あたりと決定的な差が生じている部分だと私は思う。
チャーリーさん 7点(2001-11-24 00:12:22)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 8.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5213.33%
616.67%
7320.00%
800.00%
9213.33%
10746.67%

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