マルメロの陽光のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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マルメロの陽光

[マルメロノヨウコウ]
Quince Tree of the Sun/The Dream of Light
(El sol del membrillo)
1992年スペイン上映時間:139分
平均点:6.86 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
ドラマドキュメンタリー伝記もの
新規登録(2003-10-10)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2010-02-22)【にじばぶ】さん
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監督ヴィクトル・エリセ
脚本ヴィクトル・エリセ
撮影ハビエル・アギーレサロベ
配給フランス映画社
字幕翻訳吉岡芳子
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2.道の向こうから画家がやってくる。カンバス作り。マルメロと向かい合ったセッティング。対象にマス目を作っていく。基準。足の位置も決める。不確かに流れゆく世間のなかにあって、ここだけピチッと決まっている関係。糸を垂らすのが『エル・スール』を思い出させるが、この下向きのオモリは、ゆっくりとした重力・時間を暗示していたようで、やがてマルメロの実がゆっくりと沈下していくことにつながっていく。ピチッと決まったまま止まってくれず、時間の中で絶えず更新していかねばならないもの。けっきょく木をピチッとした画に移し替えるのは無理で、たわみにつれて永遠に描き直さねばならない。一緒に生きていくってのはそういうこと。最初は目に見えなかった時間も秋の深まりとともに立ち現われ、画家はついに追いつけない。時間の勝利。マルメロを輝かせていた光、光はすべてを鉱物と灰に変えていく、って。理想的な絵画とは、時間の変化を織り込んだ積分値として存在するのか。なんか中国の古典の寓話にでもありそうな話を映像化したような作品で、私にはちょっと高尚すぎた。後半画質が急に悪くなるのも、この監督の場合つらい。それとも単純に少女が出てこなかったのが物足りなかったのか。これ観てからかつての二本の少女映画を思い返すと、やがてオバサンになって腐敗していくものとして少女を見てたのかなあ、この監督。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2011-07-27 12:18:09)
1.だいぶ前に見て感銘を受けてDVDを買いました。少ない音楽が印象的で、少しの光の動きが感動的な映画です。サントラのCDも買ってしまいました。得点はからいかも知れないですが7点。なんとなく7点あたりが居心地良さそうな映画です。
omutさん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-27 03:11:06)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.86点
000.00%
100.00%
200.00%
3114.29%
400.00%
500.00%
6114.29%
7342.86%
800.00%
9228.57%
1000.00%

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