15.音楽を中心に、関わる人々の人間模様を描くというパターンはよくありますが、肝心なのはその表現方法。聖歌隊がレベルアップしていく様子にまったく現実感がないため、話そのものに対する印象も、底の浅い内容に感じられ残念でした。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-12-11 16:03:47) |
《改行表示》14.主人公がイケメンじゃないのが残念(笑) 想像していたのは受け身の主人公が巻き込まれていく形だったが、実際は主人公が積極的に聖歌隊に関わっていき意外だったが、楽しめた。 10人程のメンバーそれぞれの個性・問題を描いているのが良い。少し、比重に偏りがあったのが残念。 |
13.まだ、こんなに素晴らしい映画に出会えるとは・・・。生涯においてもベスト1かも?! 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-10-31 00:47:33) |
《改行表示》12.まず言えるのはオーケストラ指揮と合唱指揮はまったく別物だということ。いかにプロの世界的指揮者であっても合唱指導においては素人だということである。発声指導や歌唱指導などそれなりの知識と実践経験が必要なことは言うまでもなく、あの忙しい演奏スケジュールの中ではまず考えられないことだ。 映画だからそういう音楽の専門的要素は目をつぶるにしても、ドラマ自体大変嘘っぽく感動しづらい。ただ北欧の自然や本物の音楽(吹替用)は良かったと思う。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-08-14 20:42:27) |
《改行表示》11.音楽を通して、人の心がオープンになり皆がつながっていく。という、ベタな話。 主人公ダニエルが村人達に変化を起こす過程とダニエルが村人達によって変化していく様子がすごくいい感じで描写されている。 観ていると「自分も幸せになれる」と思えてくる作品。 【MS】さん [DVD(吹替)] 10点(2011-05-08 21:20:09) |
《改行表示》10.泥臭く いい映画だった 年を取らないと撮れない映画だと思った 楽しそうにする老若男女はそれぞれに悩みを抱えていて 小さなことも人にとっては一大事で そうした感情は小学校の頃にあったように感じる 歳を取って原点回帰する そういうことなのかもしれない 噛み締めるほどに味わい深い映画だと思う 【おでんの卵】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-03-16 17:54:07) |
9.スウェーデン、アメリカ映画。小学校に暮らす元有名指揮者の素朴な日々。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-06 12:39:06) |
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8.大方予想通りの展開をなぞってしまった感はありましたが、結構よかったと思います。ラストは若干興ざめな感じでした。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 6点(2009-02-23 21:15:01) |
7.悲しいけど、幸せなんだなって…複雑。いろいろ考えさせられる。 【miso】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-03-12 22:45:43) |
6.この映画は公開初日と知らずにおもしろソーダなァと観た。そして、裏切られた。勿論イイ意味で。素朴な村の中に葛藤ややりきれない思いが一杯で、それを歌で昇華、文字通り歌にのせるわけで・・・。歌というのはどうしてこうも人の心を揺さぶるのだろう。皆の心がひとつになって、ダニエルもまた救われてゆく・・・私もまた救われましたこの映画で。単純といわれても構わない、歌は素晴らしい!感動した!余談だが、終了とともに隣の外国人が拍手してた。ズルいっ!オレもやればよかったっ! 【よーこ】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-02-08 16:38:03) |
5.抑圧されていた感情を吐露する場面には、いつも開放感と妙な爽快感を共感をもって意識するものだ。自己をはっきりと主張して表現するというのはいいことだ。だが、それが行きすぎると困ったことになる。コニーはその例としてあげられるだろう。ガブリエルを自分だけのものにしたいという「主張」が彼女を傷つけ、彼自身さえ破滅に追いやることになる。主張はわがままと紙一重で、安易にはよしとできないかもしれない。それでも、必要なものだとは思う。主張は衝突を生む。衝突は亀裂を作り、溝を作るかもしれないが、新しいものもまた作る。そして後の努力次第でそれらは大きくもなり小さくもなるんじゃないか。彼らはどうだったのだろうか。その後、良い方向へ向かったろうか。 【透き通るBlue】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-31 17:33:23) |
4.何かが革新的に変わっていくときには、強烈な触媒が必要だ。この映画は、その強烈な触媒となるアートの本質を描いたものと捉えました。 優れたアートとは、鑑賞者が独自に持つ知覚の糸を、意味という束に組織化する力、何かを気づかせ、目覚めさせるものだろうと考えます。 本作は、激しくアートを体現している一人の音楽家がそれぞれ固有の痛みと悲しさを抱える聖歌隊メンバの心に何かを目覚めさせ、いきいきと生きていくことへの欲望を喚起させる物語です。 【ヒロポン】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-07-24 13:00:01) |
3.今年の1月上旬に見ました。自分の今年の洋画ベスト1になるのではと予感がありました。4月になった現在もその評価は変わりません。北海道人の私にとって、どこか懐かしさを感じさせる北欧の風景の中で繰り広げられる人間模様。音楽を心から楽しむ人たち。エンディングのホールが一体となったハーモニーには不覚にも号泣してしまいました。 【くらけん】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-04-16 09:32:34) |
2.主人公の理想とする音楽演奏のあり方を具現化したラストシーンは素晴らしい物でしたし、演奏を通じて自己表現に目覚め思いの丈を語る人々、作品の語りたいテーマは十分伝わってきました。このテーマのもと、感性がこの作品と響き合い一体化できた人には素晴らしい作品となったことでしょう。ですが、私の心の固有振動数がこの作品とは共振できない物だったようです。質の高い作品だと思いつつも全くのめり込むことができずに終わってしまいました。ということで私の採点は5点ですが、未見の方へはご自分の感性と響き合えるかどうかを試してみる価値のある作品です。 【はやぶさ】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-03-02 20:55:17) |
1.空気の分子が動くことで、なぜか僕らの耳には「音」が知覚される。それは「奇跡」とかたいそうなことではなく、単に事実としてある。しかも、この音というのは違う波長同士の重なりによって立体的な空気の振動空間を作り出せる。この映画は、そうしたフィジックスを「体感」できる映画として貴重だ。純和声だけではない。たとえぶつかり合う波長同士であっても、空間を振るわせる動力として一つになれる。比喩かもしれないが、これこそ世界の成り立ち方ではないかと思う。それに比べてキリスト教の狭量さはどうか。理論的な根拠は究極のところまでいかないともろい。人間は考え抜いたものしか信じれない。いやむしろ、感性的なよりどころしか信じれないのかもしれない。ヨーロッパが抱える「神という光が闇として機能している」という矛盾を抉っている点でも、この映画の視線は深い。 |