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パッチギ!

[パッチギ]
2004年上映時間:119分
平均点:6.76 / 10(Review 201人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-01-22)
ドラマシリーズもの青春もの音楽ものロマンス
新規登録(2004-11-03)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2022-03-31)【イニシャルK】さん
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監督井筒和幸
助監督武正晴
小林聖太郎(監督助手)
吉田康弘[監督](監督助手)
滝本憲吾(監督助手)
演出秋永政之(擬斗)
キャスト塩谷瞬(男優)松山康介
高岡蒼佑(男優)リ・アンソン
沢尻エリカ(女優)リ・キョンジャ
楊原京子(女優)桃子
尾上寛之(男優)チェドキ
真木よう子(女優)チョン・ガンジャ
小出恵介(男優)吉田紀男
波岡一喜(男優)モトキ・バンホー
オダギリジョー(男優)坂崎
光石研(男優)布川先生
加瀬亮(男優)野口ヒデト
ニキータ(女優)ナターシャ
木下ほうか(男優)ボンファ
徳井優(男優)大西の父
笑福亭松之助(男優)団子屋
笹野高史(男優)チェドキの伯父
余貴美子(女優)康介の母・さなえ
大友康平(男優)ラジオのディレクター・大友
前田吟(男優)モトキの父
江口のりこ(女優)ヘヨン(キョンジャの友達)
ちすん(女優)シルサ(キョンジャの友達)
キムラ緑子(女優)アンソンとキョンジャの母
ケンドーコバヤシ(男優)東高空手部・大西
桐谷健太(男優)近藤(大西の子分)
出口哲也(男優)安部(大西の子分)
平松豊(男優)滝本くん
趙民和(男優)キム・イル(金・太郎)
坂口拓(男優)大阪ホープ会のリーダー
長原成樹(男優)アル中のおじさん
ぼんちおさむ(男優)ボーリング場の支配人
松澤一之(男優)ラジオのプロデューサー・椿
小市慢太郎(男優)楽器屋の店主
林英世(女優)チェドキオモニ
岩崎敦子(女優)アンソンの叔母さん
加藤小夜子(女優)チェドキの叔母さん
土平ドンペイ(男優)ホープ会2
奥道志音(女優)カヤ(ガンジャの妹)
及川以造(男優)救急隊の隊長
北島義明(男優)救急隊員
日向丈(男優)全学連の男
谷口高史(男優)
原作松山猛原案「少年Mのイムジン河」(木楽舎刊)
脚本井筒和幸
羽原大介
木田紀生(脚本協力)
音楽加藤和彦
作詞星野哲郎「アンコ椿は恋の花」
サトウ・ハチロー「悲しくてやりきれない」
北山修「あの素晴らしい愛をもう一度」
松山猛「イムジン河」(日本語訳詞)
橋本淳(作詞家)「ダンシングセブンティーン」/「スワンの涙」
作曲加藤和彦「あの素晴らしい愛をもう一度」/「悲しくてやりきれない」/「イムジン河」(補作曲)
市川昭介「アンコ椿は恋の花」
編曲加藤和彦「あの素晴らしい愛をもう一度」
服部克久「あの素晴らしい愛をもう一度」(弦編曲)
主題歌ザ・フォーク・クルセダーズ「イムジン河」/エンディング・テーマ「あの素晴らしい愛をもう一度」
挿入曲ザ・フォーク・クルセダーズ「悲しくてやりきれない」
オダギリジョー「悲しくてやりきれない」(歌)
オックス「ダンシングセブンティーン」/「スワンの涙」
都はるみ「アンコ椿は恋の花」
加藤和彦「悲しくてやりきれない」(ギター演奏)
撮影山本英夫〔撮影〕
木村信也(撮影助手)
製作李鳳宇
川崎代治
細野義朗
石川富康
川島晴男
ハピネット・ピクチャーズ
S・D・P(スターダストピクチャーズ)
シネカノン
企画シネカノン
プロデューサー李鳳宇(エグゼクティブ・プロデューサー)
祷映(ラインプロデューサー)
石原仁美
制作杉原奈実(制作担当)
シネカノン
配給シネカノン
特撮ビル横山(ガンエフェクト)
岸浦秀一(特殊効果/操演)
美術金田克美
松井祐一(特殊造形)
ヘアメイク下田かおり
編集冨田伸子
録音白取貢
北田雅也(音響効果)
照明高村智
字幕翻訳根本理恵(字幕)
その他坂崎幸之助(協力)
金田敬(協力)
都はるみ(協力)
東京現像所(協力会社)
角川映画(資料協力「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」(1968年)/「悪名十八番」(1968年))
読売テレビ(映像協力)
あらすじ
1968年、京都。東高校の二年生、康介はある日出会った朝鮮高校の女子キョンジャに一目惚れしてしまう。しかし東高と朝鮮高校の生徒は常日頃対立・衝突を繰り返し、キョンジャは朝鮮高校の番長アンソンの妹だったのだ。康介は彼女の気を引く為朝鮮語を学び、また彼女が学校で演奏していた曲が「イムジン河」であることを知り、ギターを手にして練習に没頭する。ある日意を決してキョンジャをコンサートに誘った所「私たちのコンサートに来る?」と逆に誘われるのだが・・・。
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【クチコミ・感想】

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124.朝鮮人=善 日本人=悪 みたいな描き方は最悪。監督はきっと朝鮮人になれるんでしょうね。
まんせるさん [DVD(字幕)] 0点(2006-02-16 22:31:43)(良:11票)(笑:1票)
123.そもそも在日韓国人は祖国を捨てて、いい生活をするために日本に逃げてきた人でしょう。その人達が韓国人としての誇り、愛国を語るなど虫が良すぎます。ましてや日本が嫌い?日本人とケンカ?勘違いも甚だしいです。沢尻はかわいい顔で「じゃ韓国人になれる?」とか言ってましたが、なるわけありません。ここは日本です。日本人は優しいから自分をないがしろにしてまで相手を理解しようとしますが、相手方がこれではどうしようもありません。結局この映画は日本人は優しいから、取りこむのは簡単だと言っている様なモンです。こんな物に洗脳されるから相手は言いたい放題・やりたい放題なんです。日本は日本人のものですよ。いい加減目覚ましましょう。
オニール大佐さん [DVD(邦画)] 0点(2009-06-17 12:48:27)(良:9票)
122.井筒映画としては一つの完成系だと思います。ドコを切り取っても楽しめる映画であることは違いありません。
が、です。
それはあくまでも「映画を画面としてのみ観る」場合の感想であって、シナリオやセリフ等々の部分に関しては残念ながら「0点」をつけざるを得ません。
この映画がもたらす大きな、それでいて取り返しのつかない誤解にはマイナス得点をつけても構わないと思います。
国会議事堂は朝鮮人が建てただの、日本に嫌々連れてこられただの…少し調べればバれる嘘がそこかしこに散らばっています。
あえて多くは語りませんが、この映画をみて「日本人はひどいことをした」と感じた方は図書館でも目の前にある箱を使ってでも構いませんから、当時のことを調べてみてください。日本がどれだけの経費と労力を用いて朝鮮半島を建て直したか、その一片でもすぐに見つかるはずです。
韓国や北朝鮮のプロパガンダ映画としてなら10点満点です。
新興宗教が作る「信心の無い奴は愚かだ」系の映画としても10点でしょう。
これは「そういう」映画です。
ドブ蔵さん [DVD(邦画)] 0点(2007-03-14 10:21:32)(良:8票)
121.朝鮮学校生と日本人高校生の交流(と言ってもほとんどケンカ)を大胆に描いた作品。もっとも、いろいろな意味で朝鮮に関心が集まっている昨今、監督の「機を見るに敏」な性格が鼻につく。
この監督、反体制=格好良い、と思っているフシのあるステレオタイプ型の人間で、時代遅れの「ヤクザ」から注目の「在日」にスタンスを変えてようやく日の目を見た。
もっとも「人情」をベースにして「トンチンカン」と「時代錯誤」を作品で訴えるのが常套らしい。せめて青春映画としてまともに物語を描いているのかと思えば、実はそういうわけでもない。主人公の恋愛も、結ばれることが前提の予定調和。
朝鮮人の「悲劇」「恨み」を登場人物に語らせるのは良いが、それに対して主人公は人のいない所でヒステリーを起こすだけで(惚れたが弱みでしようが無いかも知れないが)、ギターを叩き壊した挙句、(なのになぜか)ラジオ局に駆け付けてイムジン川を朝鮮語で熱唱したりする。ラジオ局のディレクターも奇妙な人で、「朝鮮総連や公安から抗議の来ている問題の曲は放送できない」と社会人として正論を吐く上司を問答無用の暴力で黙らせて、主人公にイムジン川を歌わせる。
この映画、ほんとうに「何も知らない」人には良い部分もあるのだが、監督自身、日本人であるのなら、せめて他人から聞いた歴史ではなく、自分でちゃんと歴史の勉強して欲しい。
アメリカのキング牧師の話しも出てくるが、見る人に寄っては、アメリカのアフリカ系と日本の在日を同系列で考えているのだろうか?と常識を疑われかねない。
金儲けと売名のために、頼まれてもいないのに特定の人々のスポークスマンを買って出るような、陳腐な映画をつくってはクリエーターとして恥ずかしい、と思わない所が恥ずかしい……。本人、バラエティーで見る限り、おもしろそうなおっさんだが。
lafishさん [地上波(邦画)] 5点(2007-05-20 01:24:18)(良:5票)
120.在日朝鮮人の視点から観ると、日本人は「悪」であり、永遠に理解し合える事はなのだろうと改めて認識させられた。日本人がここまで自虐的な映画をつくらなくてもいいのに。この映画を観て日本人は喜ぶのだろうか?単なる下品な暴力映画だと思って観ればおもしろいのだろうけど。
稲葉さん [DVD(字幕)] 1点(2006-02-21 10:03:12)(良:5票)
119.この映画が「政治的な作品」じゃないと言えばウソになる。でも、それ以前に、何より「映画的」な力を爆発させてることによってこそ、まずもって、この映画は確実に評価できます。
・・・とはいえ、この映画がこんなふうに「映画的な力」に満ちてるのは、やっぱり、その根底に「政治的」であることをも恐れないような姿勢があったからじゃないかと思う。いまの日本映画って、現実を逃避するためのフィクションに徹したものばかり。あるいは、現代人の閉塞した内面性をウジウジと描写したような作品(つまり私小説みたいな映画)とかもあふれてる。でも、ウジウジした内面性にこだわることが「映画の力」に結びつくとも思えない。
本来は、そんなふうに虚構とか内面とかに逃避した作品じゃなく、日本の社会が直面している、もっとも困難で扱いづらいテーマについて、なりふりかまわず「パカッ」と開くような、そういう力強い作品こそが、映画に力をもたらすんじゃないでしょうか。べつにプロパガンダ的なメッセージとか、政治的な主張が提示できなくても、とりあえずは、全部ぶちまけてしまうこと。さまざまな断面を見せてしまうこと。良いんだか悪いんだかも分からないまま、とりあえず、そこに映画的なエモーションをぶち込んでしまう事。そこからしか、現代の日本映画に「力」なんて生まれてこないんだってことを、この映画はみごとに証明してると思う。
実際、この映画のクライマックスは、映画的なエモーションを見事に体現しています。「映画」を、ちゃんと見せてくれている。だから観客は、まずはとりあえずそれを“観れば”いい。
したがって、観ないよりは、断然観たほうがいい作品になってます。その点で、井筒和幸という人は、映画監督として非常に正しいことをやってると思いました。
まいかさん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-26 21:54:51)(良:5票)
118.様々な問題を無造作に投げ出し、並べること。それらにメロドラマ的なり、叙情的なり、とりあえずの解決などは決して与えないまま、もちろん空々しい現実的な解決や思想を導くわけでもなく、井筒はそれを「映画的」に解決してしまうのだ。それは天才・松本でも計り知れない、映画に生きる者だけの選択(私はそれをマキノ的と言いたい)なのだと思う。■例えば、包茎手術後のペニスを養母に見せるシーンの混沌。包茎男の生い立ちが明確になる感動と、パンツを下ろす唐突なアクションと、クライマックスを形作る出産と、ユーモアと、下ネタがぐっちゃぐっちゃになる、そのエネルギー。あるいは、朝鮮突っ張り少女が四条大宮駅でふと見せる生活と、あの感動的な跳び蹴り。■まさにこれは「映画」なのであって、映画でしかどうにもならないことをやり、ハリウッド産エンターテインメントと小洒落たミニシアター系(実は出来損ないのハリウッド映画でしかない)の狭間にごんごーんと屹立する、これぞ娯楽映画なのだ。くたばれ今のハリウッド(とミニシアター)。これが映画だ。
まぶぜたろうさん 10点(2005-03-07 23:05:49)(良:5票)
117.試写会で。何を言いたかったのか、メッセージ性に欠ける。メリハリ無し。暴力シーンが無駄に多い。なんだったの。その一言に尽きる。
ネフェルタリさん 3点(2005-01-17 09:55:49)(良:5票)
116.作りは雑だけど、まあ言いたい事は何となくわかる。別に思想の自由はあるし、どんな映画作ってもいいんだけど、なんで井筒監督がこの映画作ったのかなあと調べてみたら・・・<以下変更>「良」投票くれた方スミマセン。管理人さんより「作品へのレビューではない内容がある(噂話によるスタッフの中傷)とのご報告を受けましたのでご連絡しております。」との指摘。(別に中傷したつもりはないんですが・・・あっちの人って、こんなマイナー映画?のレビューまでチェックしてるんですね。あーコワ。)よって、「日本は戦時中、北朝鮮に対してとてもヒドイ事をしたんだなあ。とこの作品を通じて痛感しました。日本人ってダメですね。北朝鮮最高!マンセー!」と、コメント変更します。
東京50km圏道路地図さん [地上波(邦画)] 2点(2007-05-27 00:18:49)(笑:4票)
115.重要なポイントを省いた119分間の自己愛ドラマをヒューマンドラマとする手法
は相変わらずだなと感じました。歴史的背景とやらを盾に無駄な暴力シーンをさも
肯定するかのような描写・とってつけた安っぽいヒューマニズムは私にとって
不快でしかありませんでした。
ここでの評価が高かったので見たのですが、結局この監督は何を伝えたくて新たに
この映画を撮ったのでしょうか?もっと新しい切り口を見られるかと思いましたが、
押し付けの自己愛ドラマならば既に過去の作品で間に合っているかと。
猫田にゃーさん [DVD(字幕)] 0点(2005-12-08 23:34:41)(良:4票)
114.タイマンで勝っても、翌日には10人に囲まれて袋だたきにされます。
オープニングから「そうそう、こんな感じや!」と納得かつ懐かしさに頬が緩みます。僕らの時代は、若さ故のもどかしさ・不満のはけ口を朝中との抗争にぶつけていたのかもしれない。差別意識などもちろんないし、たまたまちょうど良い相手が”彼ら”だった。しかし、彼らは強い同胞意識と歴史を認識した上での敵対心をもって、立ち向かってきていたのですね。とにかく、この頃は若者の欲求不満が今のように弱者に向けられる事は絶対になかった。
井筒先生も「ゲロッパ!」の反省からか、下手な悪ノリはせず、俳優にも媚びず、自分自身の時代をストレートに表現しているようです。若者達の熱い想いがそのままスクリーンに焼き付き、昔のトンク(東九条)が再現され、記憶の片隅にしまい込まれていた名曲が奏でられたら~ノスタルジック・キャメロン・クロウ状態~涙腺緩みっぱなしです。
私は政治的なメッセージを感じるより、輝ける60年代の日本を描く事で、今の病めるニッポンへの強烈な応援歌として受け取りました。
「あの~すばらしいニッポンをもう一度~」
つむじ風さん 9点(2005-02-21 02:57:18)(良:4票)
113.活き活きとした不良達が画面を席巻し、間に入る笑いのタイミングも絶妙。井筒監督はもっとも得意とするジャンルにおいて、本当に良い仕事をしています。メイキングを見ると俳優を追い込む鬼のような演出をしていますが、そのしごきの甲斐あってか俳優たちの演技も見どころとなっています。「良い俳優・良い演技を見たなぁ」と素直に思わせる邦画は久しぶりです。また細かい部分では、主要な登場人物達の髪型をすべて別々にし、服装も人物特定しやすいようにそれとなく色分けがしてあります。時代ものの映画では全員が同じような髪型・服装をするため人物の特定が難しいことがあるのですが、監督は観客が混乱しないよう、視覚的な工夫をきちんと入れてきているのです。以上、いくらお金をかけても「映画になっていない映画」が多い中、井筒監督はお金の力ではなくプロとしての腕前で「映画らしい映画」を撮ってみせる、現在の日本映画界においては稀有な存在だと評価できます。。。と非常に楽しく鑑賞していたのですが、ラスト30分で一気に冷めてしまいました。葬式に出席した主人公康介が、在日の老人から「在日朝鮮人がいかに酷い目に遭ってきたか」を聞かされる場面です。。。私が生まれ育った地域には朝鮮学校があり、学生時代には在日の店長のお店で4年間アルバイトしたし、妹の彼氏が在日朝鮮人だったこともありました。私は在日社会のすぐ近くで生きてきて、日本人と在日朝鮮人双方に対してフラットな認識を持っているつもりなのですが、その私がこの場面には強い違和感を覚えます。他のレビュワーのみなさんも指摘されている通り、事実誤認の嵐。調べればすぐにわかるようなウソを映画で堂々と主張し、ありもしないことの反省を日本人に強要するのは、ちょっとどうなのよと思います。監督は在日の人達のためにこの場面を入れたのかもしれません。しかし、このような形で必要以上の贖罪意識を押しつけることが日本人のストレスとなり、それが在日のみなさんに対する反発へつながっているという現実を私は目にしています。もちろん、監督がどんな主張をするかは自由です。日本が悪いと思うのならそれでも良いのですが、ウソやデマを言ってでも日本が悪かったことにしようとする姿勢は作り手として問題だし、それが日本人のストレスを煽っていて、かえって溝を作っているという現実もよく認識されるべきです。
ザ・チャンバラさん [DVD(邦画)] 5点(2009-09-14 01:30:35)(良:2票)(笑:1票)
112.一方的な政治プロパガンダ臭が私にはだめでした。
これが違和感ない人ならきっと楽しめるのでしょう。
ごめんなさい、点数あげられないです。
えんでばーさん [DVD(邦画)] 0点(2008-03-07 06:36:36)(良:3票)
111.半ばファンクラブ化しているここのレビュワーの方達、何熱くなっとんじゃぁあ・・・って、
めっちゃおもろいやんけぇ!この映画!!
60年代末期のこの時代何もかもが熱い!みんな眼が生き生きしてて輝やいとる。
『あれから40年!』(きみまろ調♪)
ほんま、つまらん国になったわぁ・・・。
みんなぁ!気合い入れなあかんで!!!これがパッチギじゃあ!!!!
文句なし、10点!
sting★IGGYさん [DVD(字幕)] 10点(2005-08-28 23:11:48)(良:3票)
110.見たチギ!見たチギよ!!俺も仲間に入れてくれチギよ!!。この映画すんげぇ~作品ですよ。ちょっとやり過ぎな暴力描写と懐かしい音楽と身分の違う恋と熱い友情を混ぜたら超ど級の傑作映画が出来ちゃいました!ラスト、「イムジン河」の流れる中で繰り広げられる様々な人間の生き様に鳥肌が立ちぱっなしでした。エンドロールの最中も席を立たせない憎い心配りも嬉しかったなー。井筒さんが、ゴッドファーザーを見て衝撃を覚えた様に俺もこの映画に衝撃を覚えました。ケンカをしても引き分けであっさり解散できたり恋や歌にひたすら真っ直ぐにのめり込める、そんな青春時代を過ごした今のオヤジ世代が少しだけ羨ましかったです。まぁ少し自虐的な面もあるかなぁ、などと思いつつ満点を差し上げるチギ。(ぐるぐるさん勝手にチギ語?使ってごめんなさい)。
一番星☆桃太郎さん [映画館(字幕)] 10点(2005-02-03 18:34:47)(良:3票)
109.井筒監督は、
他の映画を批判していいよ。
て思った。

あと、
下ぶくれの幼い沢尻エリカを、
カワイイ と言った彼氏にどん引いた。
祥子さん [映画館(邦画)] 7点(2007-09-13 13:07:12)(笑:2票)
108.観たのは公開時。当時このサイトから離れていたので、書きそびれていました。私は「ゲロッパ!」は好きになれなかったのと、前評判が少し大げさとも感じていたので、観る前はさほど期待していませんでした。でも、一番思ったのは、「見直したゾ! 井筒さん」ということ。彼の「人間が好き」という姿勢は他の作品からも伝わってきますが、本作のように若い男の子を主人公にした作品が、一番井筒さんらしい。オジサンが若者を描くときにどこかににじんでしまいそうな説教クサさがないのがいっちゃんいい(説教臭いというコメントも読みましたが、私の言いたいのは若者に抑圧的な、という意味での説教クサさ。イデオロギーの意味ではありません)若者に対するエラそーぶりがないから、過剰とも思える暴力表現もゆるせるのです。それと、今の世の中の閉塞感は、私たちが、社会に内在する矛盾に鈍感になってしまっていることとつながっているような気がするのですね。それを、この映画は「そのままでいいんかい?」と問いかけているように思います。心を突き動かす熱いものを本来持っているのが人間(あるいは若さ)なんじゃないの?と。デリケートな題材を扱いながら多くの人の共感を得たのはそういう点ではないでしょうか。但し、わるいけど女の描き方は下手なのね。男が女をよくわからないのはまあゆるすとして、出産シーンの撮影には助産師さんの監修くらいつけてくださいよ。
おばちゃんさん [映画館(邦画)] 8点(2007-01-31 12:12:43)(良:2票)
107.感想とは個人的なものです。よって個人の感情が結構入ってしまいます。
レビューにならないかも知れません。ですが「評価4」の理由を以下に示します。
つらい映画だった。私自身の記憶や思い出、朝鮮韓国人の友人の顔がそれこそ走馬灯のように出てきて映画から現実の世界に連れ戻されそうになる。
最後には涙が出て来そうになった。なぜかはわからない。思い当たるのは、この映画で描かれている数々のシーンが自分の経験とほぼ90%程度まで酷似していることだろうと思う。
水で煮る豚の臓物。アズキ餅の蒸す匂い。唐辛子を石臼で轢く音。マッカリの香り。
シルクのチョゴリの手触り。怖そうな親戚の親父。足技中心の喧嘩。
朝鮮語でスローガンを叫ぶ広告車。太鼓の音。突然いなくなった隣のお兄ちゃん。
警官の怒号。毎晩ある夫婦喧嘩。。。
監督は良く撮った。このテーマをしっかり書いた脚本、演出の方にも頭が下がります。演技する人もほぼ満足です。この点では8-9点です。
が、私自身つらい思いをいくつも思い出してしまった。形は違うが「ミュンヘン」的に。
知らなければならない現実もあるのはわかりますが、思い出したくないものもあるのだと。思い出になるにはまだ時間が経っていません。よってすいませんが4点。
私の脳細胞の奥のほうにあった思い出を引き出した監督には9点です。
亜輪蔵oldさん [DVD(字幕)] 4点(2006-02-17 09:26:40)(良:2票)
106.頭ごなしに気に食わない映画を毒とも言える発言でコテンパンに否定する、あの井筒監督が苦手でした。
『この映画、ゴミやで。評価するに値せんわ~』
とかなんとかってあんたの心はどこまで濁ってるんだって思ってました。
己も同業者ならちょっとくらいは敬意を払って発言したらどうだって叫びたくなる。
そりゃあ私のような業界には無知なただの映画ファンに言えた話でもないが、とにかくあのおっちゃんのバカでかい態度が嫌でした。
あんたの好みが違うからってそこまで言うことないだろって。
とうとう見てしまった、そんな頑固オヤジの作品。
『パッチギ!』
・・・なかなかやるじゃないか。悔しいけど、楽しんでしまった。
最初は関西弁が聞き取れなくて苦労したけど途中からそんなのどうでもよくなってしまった。役者の表情の演技で十分伝わってきて。
前半はすごくわざとらしいわ~なんだ、この演技。
井筒のおやじ、こんな撮り方するのかよ~って思ったけど、後半はかなりグングン惹き込まれちゃったからね。まじ悔しいわ。
日本人の男の子が朝鮮学校の女の子に恋して、歴史的背景がずごく反映されてる映画なんですけど。
全然知らなかった事実とか気づいたり、勉強になりました。それだけじゃなくて、人間模様がめっちゃ楽しかった。泣いたり笑ったり忙しい映画です。ちょっとバイオレンスで引いちゃったりもしましたが・・・でも全体的に非常に良かった。井筒監督、見直しました。
未歩さん [映画館(字幕)] 8点(2005-12-05 22:38:28)(良:2票)
105.在日を絡めた青春群像劇という着想はなかなか面白いし、実際、期待以上に楽しく観ることができた。しかし、敢えて言えば、ただそれだけの映画でもある。
ということで、この映画そのものに対するコメントはあまり思い浮かばないのであるが、それ以上に、僕にとって面白いナと思うのは、この映画が予想以上に世間で好評価を獲得しているという事実に対してである。僕はこの映画を観て、在日の問題に対する新たなパースペクティブを見出すことはできなかったし、問題そのものを改めて考えさせられることもなかった。そういう情況に対する説得力のある映画ではないと思う。とはいえ、各エピソードに心震えるほど感動することもなかったので、ノスタルジーに思いを馳せるような親世代的な観方を別にすれば、僕らの心を響かせるような、つまり個人の文学性に訴えかけるようなそういう類の作品でもない。では何だ?と考えるに、これは率直に言って「在日版キャラクター青春映画」なのだと僕には思えた。そりゃまた何のワンフレーズコピーだ?と問われれば、それは特に深い思想性とか、文学性だとか、社会科学的な主張だとか、歴史性とか、そういった核のない、単にキャラクターを立たせることによって、僕らのニュアンス(情動)のみに訴えかける、ある意味でマンガ的な青春映画であり、そこに在日という新たなキャラクターが加わったということなのである。
そういった「物語」否定的なテクスト解析を80年代に推し進めた結果が現在の情況である、とは僕も思わないけれど、この手の映画では、キャラクターを弄くる以外に僕らが作品を共有化する術がないのはもはや自明のことであろう。
在日という根拠に対する切実さはこの35年間で大きく変化したと思うが、元々、この問題の切実さは、あの葬式のシーンのような場面にはない、と僕は思っている。それを描いてしまったが故にこの映画はその立場を中途半端にしている。キャラクター映画ならば、在日というものをもっと無根拠に描いてもいいのであり、現代に訴える映画であるのならば、そのくらいの徹底があってもまたそれは清々しい。
onomichiさん [DVD(吹替)] 7点(2005-08-29 22:39:45)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 201人
平均点数 6.76点
083.98%
121.00%
241.99%
383.98%
494.48%
52110.45%
62612.94%
73115.42%
84019.90%
93014.93%
102210.95%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.82点 Review23人
2 ストーリー評価 6.45点 Review31人
3 鑑賞後の後味 6.22点 Review31人
4 音楽評価 7.73点 Review30人
5 感泣評価 6.44点 Review27人
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