トラフィック(2000)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ト行
 > トラフィック(2000)の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

トラフィック(2000)

[トラフィック]
Traffic
2000年上映時間:148分
平均点:6.31 / 10(Review 188人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-04-28)
ドラマサスペンス犯罪ものTVの映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-06-10)【Olias】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督スティーヴン・ソダーバーグ
キャストマイケル・ダグラス(男優)ロバート・ウェークフィールド
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(女優)ヘレーナ・アヤラ
ドン・チードル(男優)モンテル・ゴードン
ベニチオ・デル・トロ(男優)ハビエール・ロドリゲス
ルイス・ガスマン(男優)レイ・カストロ
デニス・クエイド(男優)アーニー・メッツガー
スティーヴン・バウアー(男優)カール・アヤラ
エリカ・クリステンセン(女優)キャロライン・ウェークフィールド
ミゲル・ファラー(男優)エデュアルド・ルイス
エイミー・アーヴィング(女優)ロバートの妻 バーバラ・ウェークフィールド
トファー・グレイス(男優)セス
ベンジャミン・ブラット(男優)ホアン・オブレゴン
トーマス・ミリアン(男優)サラザール将軍
アルバート・フィニー(男優)ワシントンDCの首席補佐官
ジェームズ・ブローリン(男優)ラルフ・ランドリー将軍
クリフトン・コリンズ・Jr(男優)フランシスコ・フロレス
ジェイコブ・バルガス(男優)マノーロ・サンチェス
ステイシー・トラヴィス(女優)ヘレーナの女友達
ピーター・リーガート(男優)カール・アヤラの弁護士
ヴィオラ・デイヴィス(女優)社会福祉士
マイケル・オニール(男優)弁護士 ロッドマン
D・W・モフェット(男優)ジェフ・シェリダン
トーマス・ロサレス・Jr(男優)
ジミー・オルテガ(男優)
リック・エイヴリー(男優)
サルマ・ハエック(女優)マドリガルの情婦(ノンクレジット)
デヴィッド・ジェンセン〔男優・1952年生〕(男優)ジョン
小川真司〔声優・男優〕ロバート・ウェークフィールド(日本語吹き替え版)
佐々木優子ヘレーナ・アヤラ(日本語吹き替え版)
高橋理恵子キャロライン・ウェークフィールド(日本語吹き替え版)
山路和弘ハビエール・ロドリゲス(日本語吹き替え版)
天田益男レイ・カストロ(日本語吹き替え版)
松本大カール・アヤラ(日本語吹き替え版)
家弓家正サラザール将軍(日本語吹き替え版)
小室正幸アーニー・メッツガー(日本語吹き替え版)
家中宏フランシスコ・フローレス(日本語吹き替え版)
乃村健次ジュアン・オブレゴン(日本語吹き替え版)
原作サイモン・ムーア
スティーヴン・ギャガン
音楽ジェフ・ローナ(追加音楽〔ノンクレジット〕)
クリフ・マルティネス
編曲ジェフ・ローナ
撮影ピーター・アンドリュース
製作マーシャル・ハースコヴィッツ
エドワード・ズウィック
製作総指揮マイク・ニューウェル
リチャード・ソロモン
配給日本ヘラルド
美術フィリップ・メッシーナ(プロダクション・デザイン)
編集スティーヴン・ミリオン
字幕翻訳岡田壮平
スタントマイク・ジャスタス(ノンクレジット)
ジミー・オルテガ(ノンクレジット)
その他ジェフ・ローナ(指揮)
ネタバレは非表示中です(ネタバレを表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
123456789
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
162.この作品は丁度俺が映画を好きになり始めた頃に公開していた作品で、当時から今まで「長そうで難しそうだなぁ」と勝手に考えていてずっと敬遠していました。でも最近になって友人から勧められたので観てみようと思い観賞しました。まず思ってた以上に各エピソードの流れがわかりやすく、色分けされた映像も良い効果でした。個人的にはただ麻薬組織と取り締まる側の攻防よりも撲滅チームの責任者の娘がドラッグに溺れていく姿がとてもリアルに感じましたね。アメリカでは自分と同世代の高校3年生の25%がドラッグ経験があるという事実を知り、驚きを通り越して恐ろしさをも感じました。任務を全うするも組織に翻弄されて表情が変わっていくベニチオ・デル・トロの演技はとてつもなく秀逸で、夫と息子を救うために犯罪の裏ルートにに手を染めていく妻を演じきったキャサリン・ゼタ・ジョーンズも素晴らしかった。この映画での各エピソードの共通点は「麻薬」。麻薬自体は小さな存在ながらもそれを使用する人、商売に使う人、取り締まる人のそれぞれ本人は勿論、その周りの人も巻き込み人生を大きく狂わせてしまう強大な存在である事実をこの作品に再認識させられました。日本の高校生でもよく酒やタバコを常用する輩が多くいますが、その2つにこういった麻薬が加わってしまう時が来る可能性も十二分にあります。この作品を観てそういう時が来ないことを強く願うばかりです。
エージェント スミスさん [DVD(吹替)] 9点(2007-02-19 14:21:11)(良:2票)
161.誰かが「この映画の演出は良いよ」と言えば確かに良いと思うかもしれないが、誰も何も言わないで全くの先入観ない状態で見れば、たぶん面白くない映画と感じるだろう。
しかし様々なストーリーをごちゃまぜにしつつも、観客にあまり混乱を与えずに一つにまとめあげた点は確かに評価は出来る。
この映画に何かが足りないと感じるのは「感情」じゃないかと思う。
恐らく大抵の人が麻薬に対して「怒り」を持っていると思われるが、この映画には「怒り」が静かすぎて伝わってこないのである。
その見つめる眼が静かで冷静すぎるのではないか、もう少し感情的になっても良かった気がする。
麻薬戦争の巻きぞいになりチードル、デルトロは相棒を失い、ダグラスは娘を失いかけているのだから。
確かにあの感情は人を失った哀しさというより虚しさなのかもしれない。それがこの映画の狙いなのかもしれないが。
この麻薬戦争に終わりはないのかもしれない。そして勝者も敗者もいない。
解決する方法はあるのか、ないのかよく分からないが、ダグラス家族は娘の自主性に任せるよりも、家族が一つにまとまりこの問題に向き合うことで、デルトロは社会全体で野球や公園といった安全に明るく遊べる空間を創ることで、この問題に立ち向かおうとしていた。
高校生も言っていたが、「毎日誰かがやって来てクスリがあるか?」と言われ続ければ誰もが売人になろうとする。そういう社会や黒人に対する接し方に問題があるとも提言していたような気がする。
麻薬という社会問題が身近でない分、自分の捉え方が甘いとは思うがなんとも評価が難しい映画だ。
六本木ソルジャーさん 6点(2005-01-03 02:20:49)(良:2票)
160.少しでも目を離すと置いて行かれそうで必死で観ました~。疲れたけど充実感あります。これだけ多くの登場人物とエピソードにもかかわらず、見る側をあまり混乱させないのは凄いです。シナリオが良いこともありますがキャスティングが絶妙ですね。ほとんどの俳優が役の個性にぴったりはまっているし、それに見合う演技をしていると思う。特に麻薬取締りの現場で戦うデルトロとドン・チードルがいいです。デルトロは自然な演技なのに強い感情が伝わってくるというか…2人の悲しげな目が麻薬問題の現実を表しているようでやるせなかった。最後にわずかな救いがありますが、終わりの無いイタチごっこ。報われないと知りつつ戦い続ける男の姿にグッときました。
Tweetyさん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-23 22:59:10)(良:1票)
159.90年代に泣かず飛ばずだったソダーバーグ監督だが、本作は久々に「ソダーバーグの本領発揮」とも言うべき作品になっている。無理に娯楽性を追及せずにドキュメンタリー・タッチに徹したことが良かったのだろう。冒頭の「笑えないジョーク」や毒殺オチには参ったが、主要キャラ3人の顔合わせをさせないという設定が話をわかり易くさせ、普段の「ゆれるカメラワーク」もかえって作品にリアリティを持たせている。メキシコの2つの組織の対立と、アメリカとメキシコの刑事が共に相棒を失うところは興味深かった。ラストの盗聴器も終わりなき戦いを象徴していて余韻を残してくれる。ただ、ヘレーナの変貌が理由・結果という安直な描かれ方なのが残念。キャロラインが家出するシーンもどうせならオリジナルどおりロバートに追い出されるほうが良かった気がする。それにしても、次回作「オーシャンズ11」以降の失速振りをみると、どう考えてもソダーバーグは「セックスと~」以降の失敗から何も学んでいないとしか思えない。ソダーバーグの次の「復活」はいつになるだろうか。
マイカルシネマさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-11 23:12:35)(良:1票)
158.「麻薬事件」ものだという予備知識だけで見ました。オープニングは音楽もクレジットもなく、まだプロローグなのかと思っているうちに実はどんどん物語に深く深く入り込んでいきます。音楽らしい音楽が無いだけでなく、爆破シーンでも映像のみで、画面の上では静かに静かにドラマは進みます。しかし画面の静かさと逆に、物語の緊迫感はすさまじく、全く目が離せなくなりました。マイケル・ダグラスの抑えに抑えた演技も良かったし、ロドリゲス役の俳優さんも渋かったです。2人組の捜査官も良い味を出していました。実はアクションものと勘違いして見始めたのですが、今年1番、良い意味で裏切られました。
秋山さん 10点(2005-01-03 09:27:43)(良:1票)
157.アメリカでは麻薬はすでにお酒やタバコと同じように嗜好品としての地位を築いているのではないかと恐れてしまう映画だった。タバコやお酒には中毒性がある。やりすぎると危険なのは誰もが知っているが法律で禁止しようとはしない。なぜ麻薬だけが法律で禁止されるのか? 麻薬を禁止するから、それを利用してアルカポネのようなマフィアが莫大な利益をあげようとする。抗争で死人も出る。 このような開き直りともとれる言葉が映画の登場人物を通して、麻薬取引をしている人間の口から当たり前のように出てくる。 つまり、昔アメリカが行った禁酒令と同じように麻薬撲滅はすでに不可能に近い状態になりつつあると言いたいようにもみえる。  本当はアルコール中毒患者も世界には多く、お酒の害は誰もが知っているが、法律的には認められている。多くの人は適度にお酒を飲んで楽しんでいる。 だからそのうちドラッグも体には悪いが、適度の使用ならば認められるようになってしまうのではないだろうか? それで治安は少しはよくなるわけだし。 とにかく日本では考えられない現状がアメリカにはあるみたい。そのような絶望性がちらりと覗いて見える。
花守湖さん [映画館(字幕)] 7点(2004-06-13 18:29:39)(良:1票)
156.マイケル・ダグラスの家族が一般人として一番身近な存在だけに共感できた。麻薬に溺れていく娘と両親の苦悩、そして家族の再生は見応えがあった。社会派ドラマは重く難しいイメージがあって苦手だけど、ソダーバーグ作品は最後まで見れる。独特の飾らない乾いた映像が印象深い。登場人物それぞれの内面や性格を、セリフではなく映像の雰囲気で表現していると思う。それには役者の演技力も欠かせない。「エリン・ブロコビッチ」も良かった。
ピンクさん 7点(2004-02-11 23:55:56)(良:1票)
155.何本かのサイドストーリーが同時進行していくんだけど、結局の目的は一緒なので、かなりの数のキャストも整理しやすかったです。重いテーマなんだけど、かなりテンポよく進み、きっついバイオレンスシーンもない。派手さはないんだけど、何か都会的なつくりというかね、ドキュメンタリータッチで作られた雰囲気があって、作風は私好みです。いろんなサイドストーリーがある中で、個人的にはハビエールがサラサール将軍を挙げる一連の殺伐とした雰囲気が好きです。デル・トロはクールでかっこいいですね。ちょっと詰め込みすぎて詳細を簡略化した部分もなきにしもあらずですが。マイケル・ダグラスの役どころはベタだったけど、仕事上での立場と父親としての葛藤というのは何かとても複雑でうなってしまった。
ブッチ・ハーモンさん 7点(2004-02-10 14:44:15)(良:1票)
154.テレビで久しぶりに再見。超大国アメリカを深く蝕む麻薬問題、その根深さや底知れぬ恐ろしさを3つの話を平行して描きながら鮮やかに描き出す。3箇所の話を混乱することなく描き分け、作品の意図するところをあぶりだすような脚本や監督の手腕は素晴らしい。当時妊娠中のキャサリンが妊婦姿でしたたかな女を熱演している。ベニチオはこってりした存在感があって際立っている。彼が「子供たちが野球ができれば麻薬の売人にはならない」という言葉がラストで生かされ、ナイターをする子供たちのシーンで終わっているのは、この困難な問題に監督が込めたひとつの希望だろう。
キリコさん 8点(2004-02-07 15:58:42)(良:1票)
153.アメリカという大国における最大の問題のひとつであるのがドラッグであろうが、その問題を非常に効果的に一流の映画として昇華させている作品だと思った。それぞれのキャラクターによるオムニバス的なストーリーを見事にリンクさせ、場面ごとに映像の色彩を変える手法がとても鮮烈で印象深い。今作でアカデミー監督賞を受賞したスティーブン・ソダバーグであるが、彼の映画監督としての力量をまざまざと見せ付けた秀作。
鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 8点(2004-01-13 15:34:03)(良:1票)
152.もうグーの音も出ません。完璧な映画、というのはあり得ないと思うけど、これは限りなくそれに近い条件を満たしていると思う。パラレルに走って行くストーリーが、集結するのかしないのかという期待感さえ抱かせないほどそれぞれに良くまとまっているし、ずいぶんスターを集めたわりには、全員にちゃんと見せ場を作っても全然話がバラけなかった。強烈に印象深かったのはやっぱりここでもキャサリン・ゼタ・ジョーンズとベニチオ・デル・トロ。デル・トロの受賞は当然だけど、キャサリン・ゼタ・ジョーンズをもうちょっと世間にも評価してもらいたい。手元に置いて、何度でも観返して行きたいと思う久々の傑作。ゴージャス。
anemoneさん 9点(2003-11-22 16:53:30)(良:1票)
151.あまり積極的に観始めたわけではありません。途中で寝ると予想してました。が、なんとまあ、面白い、面白い。どんどん惹き込まれてしまいました。「麻薬」を中心に三者三様の話が同時進行していくわけですが、ブツブツ途切れた感じなど全くない。三つの話がラストできれいに繋がるというわけでもない、逆にそうなってしまったら「ああーやっぱりねー」て感じで、フツーの娯楽作品になってしまっただろうなぁ。きっちり繋がってはいない、けれど当事者も知らない意識しないところで「麻薬」によって実は繋がっているだよと感じさせるのがいいです。キャストもよいわね、ベニシオ・デル・トロ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、特にキャサリンについては、それまで持っていたイメージは私の誤解だったとわかりました。いまに浮気相手が登場するんじゃないかとヘンな期待を持って観ていたマイケル・ダグラスなんですが、ここでは自分の社会的立場とクスリに溺れる娘を抱え、かなりの好演好印象でした。最初から最後まで緊張感漂う秀作だと思う。スティーヴン・ソダーバーグの底力を見たような気分でした。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2003-11-22 00:38:39)(良:1票)
150. 結構前に観たキリだったんだけど、ヒトにも薦めたんでレビューしとかんとマズイかな、と。結論から言うと「率直に面白かった」。イヤ実によく出来てると思う。確かにメキシコ側のシーンでセピア調になる小技はチトうざかったけど。単純に派手なアクション映画を期待した向きには「眠い」「寝た」とエラク不評を買っているが、映画のクオリティは実際のトコロ可成り高い。社会に深く根差した”麻薬”というモノの複雑怪奇で一筋縄では行かない実態を正面から見据えた、しかも解決への糸口を探る本作の姿勢は安直さを感じさせず、個人的には非常に好感が持てる。ソダーバーグのオスカー監督賞には恐らくそういった背景もあったのでは。平和な日本の若者には想像もつかないようなアチラのティーンエイジャーたちのドラッグ・パーティ場面にはゾッとさせられた。しかも良家の子女が!!ソダーバーグ監督も26歳でカンヌのグランプリをゲットしたものの、世の中そうそう甘くはないコトを思い知らされた経験はキッチリ肥やしになったみたい。キャストではオスカー助演男優賞のベニチオ・デル・トロが確かに出色だが、個人的にはすっかり老け込んだエイミー・アーヴィングやジェームズ・ブローリン、アルバート・フィニー、デニス・クエイドにトーマス・ミリアンといったベテラン勢もイイ味出して作品に重厚感を与えるのに貢献していたと思う。あ、マイケル・ダグラスも割と良かった。まぁ、80~90年代にオトコ下げまくったからねぇ。そろそろ取り戻さないと(^^)。場面転換が目まぐるしく観る者を選ぶ本作には8点。万人向けでないのはレビュー状況を見ても明らかだから…ネ。
へちょちょさん 8点(2003-03-13 04:44:58)(良:1票)
149.忍耐を強いるけど面白い映画だよね。敷居が高い分、ハマると気持ちいい。ていうか、娯楽作品じゃなくてお勉強ムービーとして見たらものすごく高品質かつ面白いんじゃない? 麻薬ってこうやって売られてんだー、ああこんなふうに気持ちよいんだー、普通の人でもこーゆうツテを使えば殺しができるんだー、なんてお勉強。“麻薬は気持ちよい”ということがわかりやすく表現されてるだけですでに新鮮かも(判事の娘の恍惚の表情!)。デル・トロの役回りも良かった。おとり捜査の現場って命かかってんなー、て。こういう「あちらの業界情報」みたいなものって、日本にいると直感的にはわかんないじゃん。それが娯楽作品を見ながら自然に理解できる(と言ったら大袈裟か)だけでもこの映画見た甲斐はあるんじゃなかろうか。などと言ってみるテスト
仁太夫さん 8点(2002-12-01 17:47:56)(良:1票)
148.アクション映画(ドンパチモノ)だと思って見に行ってさぁ・・・・・・・・・・面白かったんだけど、ある意味で期待ハズレだったし・・・・・・でも面白かった。麻薬をめぐり運ぶ者・取り締まる者・売る者・使う者・利益を独り占めしたい組織とそれに雇われる公僕・撲滅の指揮を取りながら自分の娘が麻薬に犯され苦悩する者・今まで麻薬に養われていた事を知り愕然とするが他に生活の基盤が無く殺人幇助をし、麻薬の密輸に手を染める者・・・麻薬が引き起こす様様な立場の人間模様を同一時間軸上で表現してあり見ごたえ十分でした。
だだくまさん 8点(2002-05-06 19:51:50)(良:1票)
147.すごく丁寧な映画。オムニバス形式なのにひとつひとつの物語が繋がっていて、しかもタイミングよく繋がっていて、面白いし、考えさせられる。現在の麻薬取引の状況をそのままドキュメンタリータッチで追っていく。ひとつひとつの物語により映像が特殊だし、細部にわたって細かく作られている。脚本も演技も演出も最高。スティーブン・ソダーバーグは器用な人なんでしょうね。とにかくすごい。かっこいい映画。なんか特別なパワーを持ってます。
Haleyさん 9点(2002-02-24 20:50:55)(良:1票)
146.ドラッグに関するさまざまな問題点を3つの視点からどどどーんって洗い出し、かつひとつのストーリーにまとめてある。すごくいい映画だと思う。はじめ見始めたすぐは話しややこしすぎて頭混乱。でもだんだんと話は単純に。それがよかったんじゃないかなぁ。ドラッグに関することはとにかく複雑でややこしすぎる。でも、それを解決していく大きな力となるのは、家族の団結とか、固い友情だとか、強い意志とか、そういう単純だけど一番大切なものなんだなぁと素直に思えたね。しかし、何か物足りなさを感じてる中高生、その何かを探しているうちにふとしたことで出会うのがドラッグ。きっつい問題だなぁとおもう。ドラッグから子どもを守る力っていうのをこれから親や教師になる人はもっとかないかんね。
鉄コン筋クリさん 8点(2001-12-17 02:29:19)(良:1票)
145.インディーズ嫌いの私は、黄色く褪せた手持ちカメラの映像で「やっぱり…」と一旦がっかりしたんですが、その後どんどんと物語に引き込まれていく。激しい場面転換の続く複雑な物語を、シーン毎の色分けで表現するなんてすごい(そうなるとコマ落ちのような編集の味も解ってくる)。アメリカでは麻薬取締の最高責任者が敗北を認めたみたいな展開で話題になったそうですが、それぞれのエピソードに希望の持てるラストが用意されており、決して誰も敗北していない。無罪になった麻薬密輸人の捜査は執拗に行われ、いずれ有罪が立証されるでしょう。ダグラス演じる判事も家庭での戦いに勝利し、いずれより大きな戦いへと戻っていく。メキシコでは子供達が健全に遊び、麻薬に手を着ける割合も確実に減っていく。…そう信じたい。とにかくちっとも嘘臭くない希有なアメリカ映画です。で、思わず8点献上。
sayzinさん 8点(2001-12-06 22:47:43)(良:1票)
144.交通事故の映画とおもってたら、、、、ソダーバーグさいこう
かにさん 8点(2001-08-30 14:05:34)(笑:1票)
143.不自然にぶつぶつ映像を切る手法は、ドキュメンタリーでもない限りただムカツクだけだが、あまりに自然に感じる。上手い。ソダーバーグは、堅くなりそうなネタをサラっとクールにまとめるあたりの上手さを感じる。ハリウッドが麻薬を扱う時、お説教パターンか、かっこよく、しかも正当化するかのパターンが多い。その点、この作品はどちらにもぞくさない。ある意味、めずらしく、だからこそ余計に感じるものがある。一個所からの視点だけでなく、麻薬に絡む全ての視点からそれぞれに描いていたところが良かった。特に、エリカ・クリステンセンの演技は良かった。ベニチオ・デル・トロより良かったんでないだろうか?麻薬問題は、需要がある限り、それが高値で売れつづける限り、半永久的になくならないだろう。だかと言って手をこまねいているわけにはいかない。もっと深い部分で見るなら、麻薬が怖いものだと分かっていながら手をつける理由だろう。分かっていないとなると、それもそれでおそろしいが・・。ある意味極端な展開がないのと、半端なラストが麻薬問題になかなか解決策を見出せない世の中を意味していると感じる。
mmmさん 8点(2001-06-12 16:44:59)(良:1票)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
123456789
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 188人
平均点数 6.31点
010.53%
121.06%
263.19%
3179.04%
4168.51%
52312.23%
62814.89%
73015.96%
83015.96%
92513.30%
10105.32%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.22点 Review9人
2 ストーリー評価 6.53点 Review15人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review14人
4 音楽評価 6.41点 Review12人
5 感泣評価 2.00点 Review5人
chart

【アカデミー賞 情報】

2000年 73回
作品賞 候補(ノミネート) 
助演男優賞ベニチオ・デル・トロ受賞 
監督賞スティーヴン・ソダーバーグ受賞 
脚色賞スティーヴン・ギャガン受賞 
編集賞スティーヴン・ミリオン受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2000年 58回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
助演女優賞キャサリン・ゼタ=ジョーンズ候補(ノミネート) 
助演男優賞ベニチオ・デル・トロ受賞 
監督賞スティーヴン・ソダーバーグ候補(ノミネート) 
脚本賞スティーヴン・ギャガン受賞 

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS