透明人間現わるのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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透明人間現わる

[トウメイニンゲンアラワル]
1949年上映時間:87分
平均点:4.33 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(1949-09-26)
SFモノクロ映画特撮もの
新規登録(2010-11-04)【S&S】さん
タイトル情報更新(2021-04-09)【かっぱ堰】さん
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監督安達伸生
キャスト月形龍之介(男優)中里謙造
喜多川千鶴(女優)中里真知子
夏川大二郎(男優)瀬木恭介(中里研究所所員)
小柴幹治(男優)黒川俊二(中里研究所所員)/透明人間
水の江滝子(女優)水城龍子
伊達三郎(男優)笹谷敬三
羅門光三郎(男優)松原捜査主任
南部彰三(男優)宮沢梅夫
荒木忍(男優)畑中義平
上田吉二郎(男優)
大美輝子(女優)
高原朝子(女優)
原作高木彬光(原案)
脚本安達伸生
音楽西悟郎
撮影石本秀雄
企画奥田久司
配給大映
特撮円谷英二(特殊撮影)
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【クチコミ・感想】

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1.現れないのが透明人間、と、かのピンク・レディーもおっしゃってる訳ですが(いや、阿久悠か)、その「現れないもの」をどうやって表現するか、が映画の見どころ、見せどころ。
そりゃまあ、今の映画がコレと同じことをやっても厳しいものがあって、透明人間が服を脱いでいく場面の、これでもかという合成映像感など、ちょっと目のやり場に困ってしまいます。しかしこれ、昭和24年の作品。映画のクラシカルな雰囲気の中では、こういう手作り感も悪くないもんです。それよりも、戦後早くもこんな特撮映画に取り組んでいることにも驚かされるし、単に「チャチだ」と笑っていられないような、手の込んだ特殊効果にも驚かされます。
透明猫をカメラが追いかける。何もない空間を追いかけてるだけなんですけどね。しかしいかにも、ソレっぽい。姿は見えなくとも、ピアノの鍵盤が押され、モノが倒される。何もいないかと思いきや、足跡だけが点々とついていき、それをカメラが追いかけていく、摩訶不思議な感覚とスピード感。畳みかける演出が、見えないものを見せる。いや、「見せる」以上の、臨場感。
透明人間がタバコを吸えば、周囲に煙が充満し---あれ、そしたら煙が気道の形に浮かび上がるんじゃなかったっけ?(by H.G.ウェルズ)---とにかく、「姿が見えないからこその存在感」みたいなものがあるんですね。
透明人間がモノを持ち上げ、振り回す。ヒモで吊り下げて撮影しているんだろう、とは思うものの、とてもそうは見えない俊敏な動き。いったいどうやって撮影したのか?
そういう、見えないものをどうやって表現するか、に対する拘りが、結果的にこの作品を「見せる映画」にしていて、どこかサイレント映画の雰囲気を漂わせています。透明人間が登場していないシーンにすら、そういう雰囲気があって。
どういう訳か、あの隠し戸棚みたいなヤツが、妙に印象的でした。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 8点(2024-03-24 07:03:52)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 4.33点
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2133.33%
3133.33%
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 1.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review1人
4 音楽評価 3.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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