ナサリンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ナ行
 > ナサリンの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

ナサリン

[ナサリン]
Nazarin
1958年メキシコ上映時間:94分
平均点:8.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1991-04-20)
ドラマモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2013-08-28)【なんのかんの】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ルイス・ブニュエル
キャストフランシスコ・ラバル(男優)
原作ベニト=ペレス・ガルドス
脚本フリオ・アレハンドロ
ルイス・ブニュエル
撮影ガブリエル・フィゲロア[1907年生]
ネタバレは非表示中です(ネタバレを表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
1.裏切られる善意、報われない慈悲。予定調和を引っくり返していく。被害者が加害者に変わっていく。それをキリストが大口開けて笑って見ている。弱者を救うことが、虐げることになってしまう。タダ働きさえ、低賃金労働者への嫌がらせになってしまう。厳しいですな(この前の日本の震災でも、援助物資がだぶついて商店の復興を妨げてしまった)。その厳しさも苦渋として描くのではなく、ほとんどギャグとして描く。そして巡礼ということ。何かに憧れて、しかしそれにたどり着けるかどうか分からず歩み続けることなのか。後半の補導されていく人々は巡礼のようでもあり、ブニュエル映画でしばしば見た光景のようでもある。引きずること。ペストの町で少女がシーツを引きずって歩いていく。牢屋でナサリンが引きずり回される。思えば『アンダルシアの犬』でもロバの死骸を乗せたピアノを坊さんが引きずってたなど、彼の作品でよく見かけるモチーフ。ラストに鳴り響くのがカランダの太鼓。異様に晴れた道でパイナップルの施しを受けるナサリンに、神はありやなしや。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2013-08-30 10:04:51)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 8.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
8150.00%
9150.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS