雲ながるる果てに(1953)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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雲ながるる果てに(1953)

[クモナガルルハテニ]
1953年上映時間:101分
平均点:8.00 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(1953-06-09)
ドラマ戦争ものモノクロ映画青春もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2023-01-15)【Olias】さん
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監督家城巳代治
キャスト鶴田浩二(男優)大滝中尉
木村功(男優)深見中尉
高原駿雄(男優)松井中尉
山岡久乃(女優)瀬川道子
利根はる恵(女優)芸者富代
朝霧鏡子(女優)町子
原保美(男優)村山飛行隊長
沼田曜一(男優)笠原中尉
岡田英次(男優)倉石参謀
神田隆(男優)片田飛行隊長
金子信雄(男優)岡村中尉
西村晃(男優)
山田五十鈴(女優)深見の母
加藤嘉(男優)金子司令
織本順吉(男優)田中中尉
沼崎勲(男優)山本中尉
灰地順(男優)
梅津栄(男優)
西田昭市(男優)
脚本家城巳代治
八木保太郎
直居欽哉
撮影中尾駿一郎
配給松竹
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4.特攻出撃前の躁状態にリアリティを感じた。無理にでも気持ちをそう持っていかねばならない。木村功が鶴田浩二に「本当に悠久の大義のためなら死ねるのか」と言っていたのに対する否定的な見解が、この躁だ。学徒兵に対して「役立たず」と罵っておいてから、軍神に祭り上げていこうとする軍上層部のたくらみ。何か役に立ちたい、自分の存在(死)に意義を見つけたい、という若者の気持ちをうまくつかむわけだ。特攻というアイデアを生んだ者の眼には、観覧車から地上を見下ろすO・ウェルズのように、兵士たちが見えたのだろう。ましてみんなが同じ軍服を着ていれば、それは数でしかなくなるし、軍服を着せられた兵士の側からも、役に立ちたいという衝動が湧き上がってくる。「また美談が一つ増えましたな」とか「今日は二割ぐらい当たるかな」といったいささか露悪的な発言も、こういう異常な戦法の異常さを際立たせてくれていた。あの傷ましい躁を経てまで散らされていった彼らを、後世の私たちは美談にしてしまう無礼だけはしてはならない、と思う。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2012-08-30 10:03:22)
3.悲しい。悲し過ぎる映画です。戦争の不条理などという生易しいことばなんかでは、とうてい言い表わせられない。この決して忘れてはならない歴史的事実を、家城巳代治監督はヒューマンタッチな演出で見事描き切っている。「雨降って今日一日を生きのびる」一刻も早くお国の為に散って奇跡を起こしたい…否、生きたい。生と死の間で揺れ動く様子が、この一句で端的に表わされている。ラストの鶴田浩二演じる大滝のナレーション。「ぼくの大好きなすべての人、なつかしい山河、そして平和な日本、それを思い浮べながら死んでゆきます」は、悲し過ぎて生涯忘れられそうにありませんよ。本当に。
光りやまねこさん 10点(2003-12-05 21:24:23)(良:3票)
2.泣けました。「嗚咽…」って感じでせうか。泣き声をおさえるのに苦労しました。肩をふるわせて泣いたゾ。すばらしい映画だと思います。
あさこさん 10点(2002-08-04 20:49:25)
1.日本の戦争映画の中ではピカ一。
死亀隆信さん 10点(2002-03-12 22:51:48)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 8.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5112.50%
600.00%
7337.50%
8112.50%
900.00%
10337.50%

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