2.《ネタバレ》 こういう話の設定って世にも奇妙な物語とかに出できそうー。というのはさておき、とても楽しめました。うーん、あの男が主人公を殺しに来た時から、既に本の世界は始まってたんだ。これは何だろう。本を読むことで本の世界に入ってしまったのか?本を読むことも既に作者のシナリオに書かれていたものなのか?本の世界は、それを読んでしまった者だけのものなの?考えてみると、なんかキリがない様な感じがするけどそれがまた怖い・・・。まだ内容を100%理解したわけじゃないんだけど、その何%か理解しきれないとこに更なる旨味が隠されてるような気がして、もう一度みてみたいです。描写だけジーっと観てると、たまに何のこっちゃか分かんなくなるので、もっと集中して観るんだった(^^; 主人公が全てを悟り、諦めとそれに対しての狂気が入り混じった残酷なまでのラストシーン。自分が自分の意思で何をどーしてこようと、そしてこれから何をしようと結局それは全て本に書かれた出来事。もう、笑うしかない