52.《ネタバレ》 アメリカのホームドラマの2時間スペシャルを観たような感覚に陥ります。スーパーマンがピサの斜塔を真っ直ぐにしたり、また斜めにしたり。酔っ払って迷惑かけたりと完全にやさぐれてます。いまいちスーパーマンの良さを表現しきれてないようで、スーパーマンである必要性を感じませんでした。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-04-07 00:30:22) |
51.《ネタバレ》 スケール感、テンポなど前2作より、大きく後退している。スーパーマンシリーズの末尾のような作品。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 4点(2019-01-24 14:55:06) |
50.スケール感という意味では、前2作よりもショボくなった気がする。敵側も憎めない小悪党という感じで、味はあるが緊迫感はあまり無い。コメディ的視点で見るならそこそこ楽しめるかもしれないけど、やはり30年前の映画だなという古臭さが先立ってしまう点が否定できない。 【もんでんどん】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2016-05-12 14:11:40) |
49.《ネタバレ》 色々安っぽい。地球最強のスーパーマンの見せ場が火事を消す所だけなんて。こんな超人が悪に染まるなら地球を滅ぼしかけるくらいは思い切らなきゃ。こういうスラップスティック的なコメディが好きな制作者というものは、安易なギャグに走って品性も品格も落としてしまう事に気付かない。これは完全に人選ミス。やってはいけないラインを軽く飛び越え、すべき事が出来てない。ぼくらのスーパーマン=クラーク・ケント=クリストファー・リーブを尻軽男にしてしまうとは何事。前作でスーパーマンである事を捨ててまで愛を貫いたロイスをほったらかしてバツイチの幼馴染に走り、いくら性格が変わっていたにせよ敵の女と懇ろになる始末。一方のロイスもまるでクラークへの興味を失ってしまったかのようで、二人の白けた関係に違和感が半端ない。石を持ち帰ったら性格が変わったとか、唐突にスーパーマンが二人になったりだの何故そんな現象が起きたのか説明不足で何だかよく分からないし、やる事なす事全て空回りしている稀有な作品。早逝されたクリストファー・リーブに会えるという有難味で2点差し上げる。 【にしきの】さん [CS・衛星(吹替)] 2点(2016-04-18 14:43:04) |
《改行表示》48.前作は監督がリチャード・ドナー降板からリチャード・レスターに代わりましたが、結果的に良い感じにまとまっていたと思います。 ただ本作は悪い意味でリチャード・レスター色が強過ぎてドタバタな感じに付いて行けませんでした。ヒロインは地元の同級生に代わっていてロイス・レインは本筋に絡まないし、今回の敵に特に魅力を感じずレックス・ルーサー不在も寂しく感じました。途中スーパーマンが敵の卑怯な策略とはいえ、やさぐれるのは彼の人柄が好きな僕としてはあまり見たくないシーンでした。 以上の点が気にならない人でスーパーマンが好きな人であればある程度は楽しめるのではないでしょうか。全体的には前作より半減しますが、個人的には火事を消すシーンなど所々は楽しめました。 【映画の夢】さん [DVD(字幕)] 4点(2015-12-10 19:20:51) (良:1票) |
《改行表示》47.《ネタバレ》 リチャード・ドナー監督の降板により、2作目の途中から参加したリチャード・レスター監督が、満を持して最初からつくった作品。私は当時、映画館で観ましたが、観る前から嫌な予感はしていました。何故なら、レスター監督は、あたかも「この世に英雄は存在しない。たまたま運よくそうなっただけであって、普通の人間に過ぎない。だから、通常の活劇のカタルシスについては、“そんなに上手くいきっこないだろ”というように、徹底的に茶化してやる」とでも言わんばかりの演出をすることがあると知っていたからです。三銃士(1973年)が、その典型だと思います。 実際に観て予感は的中しました。主人公は、どちらかというとコメディアンのリチャード・プライアーが演じるガス・ゴーマンになっていました。興行サイドが大々的に宣伝していたスーパーコンピューターとの戦いも「とりあえず挿入しましたよ」とでもいうような、あっさりしたものになっていました。私は「ああ、やっぱり」と思いましたが…あまりにも1・2作目と作風が違っていたため、それまで【スターウォーズ派とスーパーマン派】に二分されるほどの人気を博していた当シリーズへの世間の熱狂は、急激に冷めていったのを、今でも覚えています。 ただし、個人的には感心する描写もありました。それは、クラーク・ケントについてです。それまで、クラークは「スーパーマンの仮の姿」という位置づけになっていました。しかし当作品では「クラーク・ケントという人格がベースにあり、その正義感を前面に出したのがスーパーマンなのだ」といった描き方をしていました。当作品の真のクライマックスは、クラーク・ケントとスーパーマンとの戦いの場面だと思います。 さて、採点ですが…非常にレスター監督らしい作品だとは思いますが、人によって好き嫌いがはっきり分かれると思います。現在なら「1・2作目が構築した世界観を基にした番外編/スピンオフ作品」として歓迎されるかもしれませんが、その意味では早すぎた作品と言えるかもしれません。映画館でタイムリーに観た当時のインパクトだと3点ですが、スピンオフ作品と考えるなら7点ということで… 【せんべい】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-11-28 20:22:10) |
46.当時アメリカで大人気だったとコメディアン、リチャード・プライアー。日本では知名度が低いため、なんでこんなに彼をよいしょしているのか理解できません。就職できないほどの人間がコンピューターの達人だったり、いざスーパーマンがピンチになると仲間になって、最後はいい奴みたいに終わってしまうあたり。納得いきませんでした。ストーリーも主軸がないので鑑賞後に話の内容を話せと言われても思い出せません。WOWOWで完全吹き替え版だったのが唯一価値が見いだせたのかも。 【クロエ】さん [CS・衛星(吹替)] 3点(2014-08-31 01:59:44) |
45.《ネタバレ》 ○インターネット取り入れたり、ジーン・ハックマン引き戻したりなどあるが、前2作に比べかなりコメディ色が強くなった。○しかし、印象に残ったのは、ボウリングのシーンとシューティングゲームのごとくスーパーマンを攻撃するところだけだわ。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-08-16 22:11:40) |
《改行表示》44.《ネタバレ》 そもそも地球の周りを飛び回っただけで、時間が戻っちゃう世界観なのだから、今更「最強のコンピュータ」が軍事施設の事だったり、気象衛星(普通は観測しか出来ないはず)が気象をコントロールしちゃったり、海上に流出した液体を息で戻したりするのは、もう受け入れるしかない。 というか、そういう部分を笑いながらツッコむ以外に、この映画の楽しみ方がわからない。 スーパーマンには、ヒーローとしての魅力ともう一つ、ヒロインとの関係という見せ場があるはずだが、本作にはその部分が全く描かれておらずガッカリ。 本来ならデビルマン級の評価になるはずだが、只々クリストファー・リーブの凛々しいスーパーマン姿に3点である。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 3点(2014-03-25 22:19:04) |
《改行表示》43.《ネタバレ》 僕は、いつも悩んでいた。僕が全く場違いで居づらいと。何となく経験者入部をして、その同級生との差が溝を生む。 ある時、うだうだと気持ちが乗りきれないまま、無心になれずにバンテージを巻いている僕に、同級生がやらないかと挑発してきた。金的攻撃は無しで、関節技有り。肘有りのルールでタップか回りが危ないと判断した時止める。要は喧嘩だ。 それが始まると、あっという間に僕は馬乗りされてる劣勢に見える。それはその時代はまだ浸透していなかったガードポジションだった。 瞬間、すっかり僕は背中をマットにぺたりと背中を付けて、のしかかる彼が殴りかかってくるのを待っている。一〇オンスだからって殴られれば虹が見える。だけど、僕の両足は彼の股の上にのっかっておりその意味が分かっていなかった。思いっきり殴りかかってきた右腕をグローブに滑らせて躱すと打った右腕の肩胛骨のあたりのスウェットを握り半回転させる。右腕を放り出してしまった彼はいつの間にか一人で四つん這いになっている。僕は、この瞬間怒声を上げて、綺麗なフォームで腹を蹴り上げた。 この件で、ルールの範囲で喧嘩をしようというような事は無くなってしまった。本気で勝ち負けにこだわる仲間に、極力怪我をしないやり方で逃げる僕がなんだか許せないと言うことになってしまったらしい。 技術的に差の大きい上級生にこの後、ボコボコにされるのだが、一発殴られる度に、強くなろうと思ったのか?本当は一緒に居たいと思える人間を探すんじゃ無かったのか?本当にここで良いのか?色々考えているうちに、顔も足もお腹も、痛くて立っていられなくなっていた。 単に異星から来たというだけで、地球で超人になれるカル・エルだが、彼は悩む。故郷の物理のもとでは彼は彼が演じているクラークほどにも働くことができない。地球人にとっての弱点でしかない。 彼はしかし、この脆弱性を乗り越えてスーパーマン足りうる活躍をして成長し、決意を固めていく。 僕は結局、強くあるためには払わなければいけない様々な代償がある事に気付いて、それを払いきれない。と、思ってしまった。 それで部活を抜けてそのあと、結局解放されない気持ちが二度と消えなくなってしまった。夕方から次の日までの何かをしなければいけないはずの時間が辛かった。 が、実は現在のスーパーマンはもっとめんどくさい奴と言う事が判明。 【黒猫クック】さん [地上波(吹替)] 6点(2013-05-25 05:17:07) |
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42.《ネタバレ》 おもったよりスーパーマンってコメディ色強いんだなぁと思いつつ。もちろん今からみると古臭いノリですが。毎回色んな展開もってきてすごいなぁとは思います。ただコンピューターの天才だとか子供のノリなのでその部分は冷めるなぁ。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-01-09 17:43:36) |
41.《ネタバレ》 オープニングクレジットのシーンや、クリプトナイトにタールなんて不純物を加えられて不良になってしまう(そういえば『1』でも喫煙者であるロイスの肺を透視してタバコの害を心配してましたね)などコメディ色の強い中、シリアスな悪スーパーマンとクラーク・スーパーマンの対決が際立っていたように思います。秘密基地を洞穴にしてしまったせいで、基地までの道程ではミサイル回避してましたけど、到着してからは飛び回ることなく防戦一方のこじんまりとした対決で格好良さが出てないですね。最初の方に出てきた小道具で勝利というのも前作の焼き直しの様でがっかり。コンピューターに引き込まれてロボットにされる所は子供ながらに凄く怖かった覚えがあります。ラスト、ピサの斜塔は笑わせてもらいました。 【リン】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-03 14:52:03) |
40.ロイスはかわいくないから出番が少なくてよかった。ラナさんの方がボクぁ好きだなぁ。でも、社長の愛人の金髪の方が、もっと好きです。 【くまさん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2010-06-18 07:22:05) |
39.前作ほどユーモアが一本にまとまらなかったってことか。タイトルのあたりの町の事件のおかしさは、そう悪くないのよ。スピード写真で変化がうつってるギャグなんてのも良かったし。でもね、犯人のほうの戦略が一定してないでしょ、そこが弱い。スーパーマンが不貞腐れて酒場で酔い潰れてるなんてのは、かなりおかしいけど、その後で分身になってユング心理学的に争い出すと、なんかギャグじゃなくなっちゃうのよね。そもそもクリプトンナイト与えられると、すさんじゃうの? 弱っちゃうのは分かるんだけど。スモールビルとコンピューター男とが並行で描かれてるあたりが一番面白かった。「20世紀の方法はただひとつ、ボタンを押すだけだ」なんてのがあった。水を凍らせるんなら、火も消せそうなものだがな。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-04-27 11:59:01) |
38.《ネタバレ》 シリーズ第3作ではスーパーマンが不良に。女に溺れたり酒を飲んだくれたり…。無残な醜態を晒す正義の味方の姿は滑稽でさえありました。前作までのヒロイン、ロイスの出番がほとんど無かったですね…。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-12-11 00:22:17) |
《改行表示》37.《ネタバレ》 実はⅠ、Ⅱ、Ⅲの中ではこれが一番面白かった。 どうしようもない失業者が突然コンピューターの才能に目覚めると、ハッキングして気象衛星をあやつり、天候を変えてしまうなんて十分今でも通用するストーリーだと思う。(そりゃ、ハードとしてのコンピュータ、とかプログラムの仕方とは無茶苦茶ちゃっちかったけどw) あと、スーパーマンの人格が二つに分裂して互いに戦うのも面白かった。(ただ、クリプトナイトもどきで、おかしくなってるのが子供の声で正気にもどってくってのは安易ですけど) ただし、身障者を馬鹿にしてギャグにするようなオープニングは最低、最悪。よく上映時非難されなかったなと。その分でー4点です。 【rhforever】さん [DVD(字幕)] 3点(2009-09-28 10:51:14) |
36.シリーズも第3作になると、主人公が「グレる」という法則。スーパーマン、ロッキー、スパイダーマン等々。あとエイリアンやターミネーターも加えていいかも(笑)。え?ゾンビ3?それは関係ありません。それにしても、本作、ずいぶん久しぶりに観てみたが、やーっぱり、クライマックスのコンピュータとの死闘は実にワケワカラン、ほとんど前衛的。コンピュータのヘンな攻撃をイチイチまともに受けて、イチイチ苦しむスーパーマン。スリルもへったくれもありゃしない。やはり本作の見どころは、「グレるスーパーマン」か。スーパーマン対クラーク・ケント。サブタイトルはこっちの方がよくないですか? 今回は悪役がロバート・ヴォーンというのも、2対8くらいで賛否が分かれるところですが(つまり不評)、私は嫌いじゃないですね。スーパーマンがロイスをほったらかしにして別の女性とイチャイチャするところなんかも含めて、番外編という感じ。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-07-15 21:17:41) |
35.《ネタバレ》 驚いたわ。劇場に行くと貴方は聞いたこともないような言葉を話すんですもの。なにかの病にかかっているんじゃないかしら?なんて想うこともなかった電子の要塞。いつものあなたと違っていて驚きを隠せなかったわ。でもね貴方が街角や電話ボックス回転ドアから目に見えぬ速さで変身してマントをゆっくり翻して戦いに挑む前のその姿は目に焼き付いているのよ。 【成田とうこ】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-01 18:01:23) |
34.2作目を途中から担当したR・レスターのコミカルなテイストが反映された3作目。敵はルーサーではなく0011/ロバート・ボーンとコメディアン、リチャード・プライヤー。ノーマルよりイーブルなスーパーマンに色気があり、スーパーマンと人格者という二重の枠の中にいたC・リーブは、この役でひそかに自身を解放していたのかも知れない。同時にダークなコスチュームの「もう一人の自分」と必死に戦うクラークのシャツの白さもまぶしく、彼が幼なじみのラナと心休まる時間をもてて幸せそうなのもほほえましい。最大の疑問は前作でロイスと結ばれるのに苦労していたのに、ブロンド悪女との火遊びはなぜかOKなこと。(M・キダーの出演時間が短いのは契約上の理由) 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-08-19 07:22:59) |
《改行表示》33.《ネタバレ》 回を重ねるごとにどんどん詰まらなくなっていくこのシリーズ。80年代にも関わらず、このクオリティとストーリーのメチャクチャさはひど過ぎやしないか。Ⅰ・Ⅱでは上手く処理していたワイヤーも本作ではあからさまに見せているのもなんとかして欲しかった。 ストーリーとしては、自分の中の悪意が知らぬ間に増幅され、悪意に支配されるというのはヒーロー物にありがちで面白い展開なんだけど、もう少し前フリや、その解決方法に工夫が必要だろう。例えば、なんでもかんでも人類がスーパーマンに頼りきりになり自分たちのチカラで物事を解決しなくなったり、少しでも救助に遅れ被害が拡大したりしたら、全てスーパーマンの責任にするといった人間特有の利己的で自己中心的な部分にスーパーマンが少し辟易するような場面を描くと、いい前フリなるのではないか。 また、善のスーパーマンと悪のスーパーマンがいきなり二つに分かれて殴りあうというのは、なかなかお目にかかれないシュールな展開なんだけど、普通に戦って勝つというのは脚本としては最低だ。例えば、人類のスーパーマンへの過度な期待がスーパーマンに悪意が芽生え、クリプトナイトでそれが増幅される。そして悪意に支配されたスーパーマンは悪事に手を染めていき、人類から一旦見離されるが、自分の中の善意がまだ心の中に残っており分裂し、善のスーパーマンと悪のスーパーマンが公衆の面前で決闘する。公衆の面前ということが重要だろう。善のスーパーマンはやはりパワー不足で、悪のスーパーマンに敗れそうになるけれども、スーパーマンが人類へ対してしてきた行為への感謝の気持ちを思い出し、人類が悪のスーパーマンへ攻撃しようとする。人々からの支援や期待を受けて、悪のスーパーマンを打ち破るという方がより展開が引き締まり、悪意の芽生えとヒーローの重要性という前フリともリンクしてくると思う。そうしないと数々の悪事は帳消しにはならないだろう。 さらに、少々不可解だったのは、コンピューター使いの黒人が、せっかくスーパーマンの世話してくれた就職口を断るところ。いったいどういうつもりなのかを考えてみたけど、そろそろ自分のチカラで就職口を探してみたかったか、それとももうコンピューター関係の仕事はしたくないかのどちらかかと思うけど、ちょっと分かりづらい。どうせならスーパーマンがいるときに断れば少し意図が明確になったんだけど。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-07-31 23:51:50) |