2.《ネタバレ》 最後の最後までしつこいなあ。
この監督さんはよほどにしつこくて欲張りな人なんだろう(人のことはいえんがね)。
まず前半の部分はミザリーをB級にした感じで、縛られた状態で二人の熟々女に誘惑される最悪な状況を想像もしてみてください!恐ろしくてしかたがありません!
もし友人に「ホラー映画で最もオバさんがキモくてしつこい映画はどれか?」と訊かれれば、僕は迷わずこの作品をあげる、かもしれません。
僕はタイトルからして、てっきりこのままミザリー調に物語が展開してゆくものかと思った。
しかし話は幅広く急展開し、とっ散らかって、もうどこへ向かってゆくのやら、といった感じです。
いきなり雪崩アクション、そしてスナイパー(“スナイ婆”なんちゃって!)に狙われる、
そうかと思えばB級アニメーションが出てきて、ジョン・コナー風の不良ニキビ少年の隠された秘密を暴きつつ、はたまたアニメ監督が少年の母親にレオタードを着せてモデルにし、
(いやいや、これらの幾つかは人食い婆の真実を知りたいという主人公の情熱に繋がってるのです!!)
どこに向かってゆくのか分からないので(ドリー●キャッチャが普通に思えてきた。。。)、先が気になりました。
しかし最後は悲しい話ですよ。あの婆さんはどうしようもねえ。
てか、人間じゃねえな。
あのジェイソンさんも敵いません。