リザとキツネと恋する死者たちのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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リザとキツネと恋する死者たち

[リザトキツネトコイスルシシャタチ]
Liza the Fox-Fairy
(Liza, a rókatündér)
2014年ハンガリー上映時間:98分
平均点:4.50 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-12-19)
コメディファンタジーロマンス
新規登録(2017-01-27)【aimihcimuim】さん
タイトル情報更新(2017-07-20)【+】さん
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あらすじ
ハンガリーの日本大使未亡人のアパートメントで、看護師兼家政婦として住み込みで働くリザ。アラサーの彼女には恋人や親しい友人もなく、ファンである日本人歌手・故トミー谷の幽霊だけが日頃の話し相手だった。そんな彼女が30歳の誕生日に運命の出逢いを求めて外出していると、その間に大使夫人が事故死してしまう。集まった遺族は変わり者の彼女を追い出そうとするが、夫人の遺言によって住居はリザが相続することに。以来、彼女の周囲で不審死する男性が続出し、警察は彼女に疑いの目を向けるのだったが…。ハンガリー発、那須の「九尾の狐伝説」を取り入れた異色のジャパネスク・ダークファンタジー。
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4.《ネタバレ》 日本かぶれのアラサー女子リザが主人公。日本の妖怪(九尾の狐)と昭和歌謡とを組み合わせたコメディ作品。主人公の女性は、日本かぶれが度を過ぎて、往年の若かりし日本の歌謡スターの幽霊が見えるようになります。この幽霊が、実は妄想ではなく、狐が化けたもので、主人公の恋路を邪魔して、相手を次々と殺してしまうという話です。うーん。ベタベタのコメディをやるなら突き抜けて欲しいんですよね。ちょっと女性が好みそうなファンシーな味付けの小綺麗な映像だったりするのですが、笑い以外のところで保険を打っているように感じてしまいました。なるほど「アメリ」の影響が大きいと思われますが、なるほど同じように苦手な作品でした。日本人歌謡スターを演じた彼は日本人とデンマーク人とのハーフのようです。この映画で彼だけが美形です。ま、主人公のアラサーもそこそこの美人と言えますが。日本の歌謡スターのレパートリー曲には結構力が入っています。60~70年代のグループサウンズ的なノリの良い曲が多いのですが、日本語の歌詞もインチキではなくちゃんとしていて、こだわりを感じました。そこは評価できます。作詞・作曲も日本人雇ったのでしょうかね。気になります。
camusonさん [DVD(字幕)] 3点(2023-03-08 18:36:09)
《改行表示》
3.《ネタバレ》 何とも不思議な世界。東欧の雰囲気一色の画面なのに、時折り出演者がたどたどしくはあるものの日本語で話す。死んでいく者たちが縦書き毛筆体で「死者」と紹介されるあたりも微妙にお洒落。  そして何より、ほぼ主役の幽霊・トミー谷(デヴィッド・サクライ)のナイスなキャラ。矢鱈と耳に残って消えないメロディと日本語歌詞、そして見ていると一緒に体が動いてしまう緩いダンス。ハンガリーと日本のハーフということですが、如何にも怪しげな日本人としてハマってますね。  ヒロインのリザ(モーニカ・バルシャイ)は純真なのか天然なのか、地味なアラサーを演じつつ時として妙に可愛く見えたりもする不思議キャラ。このキャスティングも気に入りました。  他の出演者も、如何にもヨーロッパのコメディ風な俳優さんが並び、独特なとぼけた味わいを醸し出していますね。  モチーフとなっているはずの「九尾の狐伝説」は殆ど関係ないような物語ですけれど、監督の日本贔屓に概ね100分乗せられてしまいました。佳作と呼ぶにはイマイチかもしれませんが、妙に気に入り7点献上します。  ちなみに、細かい話かも知れないけれど、ラストシーンでヒロインたちが乗るビートル。那須を走っている(レッカーされてるけど)ことになっているのだから、せめてナンバーは日本のものにして欲しかった。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-12-10 00:38:04)
2.《ネタバレ》 日本の妖怪・女狐をモデルにした、なんとも不思議なテイストのファンタスティック・コメディ。制作したのは日本とはあまり馴染みがないハンガリー、だからなのか片言の日本語で昭和歌謡もどきのポップスを歌うトミー谷なる怪しげなムード歌手が、主人公にだけ見えるユーレイという設定で全編に登場します。このトミー谷なる歌手が歌う楽曲がなんともいい味を出していて、観終わった後もしばらく頭に残ります。お話はとても単純。日本の三文恋愛小説をこよなく愛する引きこもりがちの三十路女性リザが、運命の彼氏を見つけようと悪戦苦闘するもののいい感じになりそうになると相手の男性がことごとく変死するというお話。真相を巡って刑事やアパートのオーナーたちがどたばたとナンセンスな騒動を繰り広げます。まあコメディなので細かいことは気にしちゃダメなんだろうけど、こういうセンスで勝負の映画ってだからこそ細部が大事なんだと改めて気づかされた映画でもありました。具体的に言うと、脚本が練られていないせいでストーリーがちっとも頭に入ってこないのです。せっかくこの独特の雰囲気に思うまま酔いしれたいのに、そこのところが気になって僕はさっぱりでした。あと、トミー谷以外のすべてのキャラにいまいち魅力がないのもいただけない。特に主人公リザのキャラクターが完全にトミー谷に負けてしまっている。こういうのを観ると、いかに『アメリ』が優れた作品であったかが再確認できますね。全編に漂うこの独特のゆるーい雰囲気はけっこう良かっただけに残念です。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 5点(2017-03-13 12:18:05)
《改行表示》
1.アメリっぽいものを期待したけど比べものにならないほど安っぽく、 パンズラビリンスみたいにしっかりつくりこんだ世界観もなく、 出てくる役者もうまくなく、とても退屈な映画。 最後まで映画をみるかどうか迷いながらなんとか最後まで見た映画。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 3点(2017-02-26 09:53:06)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 4.50点
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100.00%
200.00%
3250.00%
400.00%
5125.00%
600.00%
7125.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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