70.可も不可もなくとはこういう映画かな。内容には見るべきものがないし。 【pokobun】さん [映画館(字幕)] 5点(2014-01-01 16:51:04) |
《改行表示》69.《ネタバレ》 これは映画館で正解でした、3Dは嫌いなので避けるのですが、これは劇場で見ないと半分も楽しめないんじゃないかと思います。 まず良いなあと思ったのが、この手の作品にありがちな恋愛描写、家族描写が少ないこと。上映時間があまり長くないこと(長すぎるとだれそう)そして出演するキャストが少ないこと。地球で祈ってくれる愛すべき存在や、頼りになる管制室なんかが出てこないことにより、ジョージ・クルーニーの存在がより重要に感じられる。そして彼がくるくる浮遊しながら遠ざかっていく寂しさときたら!彼がガンジス川の美しさを語りながら消えていくのが本当に切ない(内心は恐怖で一杯だったろうに)窓をたたいて入ってくるシーンでは、夢なんだろうとわかっていつつも生きていて欲しいと願ってしまいました。最後、湖から這い上がって重力を感じるシーンもとてもいいですね。 でも突っ込みどころは満載。 私が一番気になったのは、ソユーズに乗り込んで酸素を吸った主人公が胎児の格好でくるくる回るシーン。確かに絵になるけど……クルーニー助けに行こうよ!すぐ行こうよ!行くならすぐ行かないと届かなくなっちゃうよ!スターチャイルドしてる場合じゃない!と気が気じゃなかったのはワタシだけ? それから死体の描写はただのドッキリみたいでいらない……宇宙空間に放り出された死体ってあんなに綺麗なのか……?宇宙飛行士の人とかはこれ見たくないだろうな。 あと脱線しますが、これを見たあとは機動戦士ガンダムの死んでいくモブキャラへの感情が若干変化しますね……なんて恐ろしい死に方……。 【kiryu】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-01-01 00:46:02) (良:1票) |
《改行表示》68.《ネタバレ》 ここまで3Dを上手く活かした映画はないというぐらい、宇宙の広がりや事故シーンの迫力と浮遊感の緩急の表現が上手く、映像は本当に素晴らしかった。しかしそこに慣れてしまうとそれまでで、ワンパターンな見せ方と冗長な構成、脚本部分のアラやご都合主義が目立ち、ストーリーには最後まで没入できなかった。登場人物がほぼ一人なので話の結末とアウトラインは最初から見えており、それを踏まえて3Dを生かした迫力とスリル溢れるアクシンデントシーンで最後まで盛り上げていくのだろうと勝手に期待していたが、予算がなかったのか話の大半を相棒との会話や主人公の心理描写やバックストーリーに割いていたのに肩透かし。トラブルの発生や解決の描写は場当たり的で唐突であっけなく、無重力を泳ぐシーンで尺を伸ばし、緊迫感のなさをBGMで誤魔化してるのが興ざめで、最初の衝突以外でハラハラさせられるシーンは最後までなかった。最後の相棒の帰還は心に来るものがあったが、ほとんどが「そんな理由でできなかったの?それで解決できちゃうの?」みたいなご都合主義と突っ込みどころ満載で、3D映像がなければC級パニックものとして取るに足らない作品だったと思う。 ただこの映像体験は映画館でないとできないものなので、ぜひ劇場で見てほしい作品でもあります。 【アキ】さん [映画館(字幕)] 4点(2013-12-31 22:22:45) (良:3票) |
67.もともとSF好きで、たまに無性に2001年宇宙の旅が見たくなることがあったんだけど、これからはこの映画が見たくなると思う。見るっていうより体感する映画で、もしこれで座席が動けばテーマパークのアトラクションと変わらないレベルだと思う。多分この感覚は家のテレビじゃ伝わらないだろうな。ブルーレイで発売されると逆にこのサイトの点数下がりそう。気になるなら迷わず映画館に直行。今ならまだ間に合う。自分ももう一回行くかも。 【54dayo】さん [映画館(吹替)] 10点(2013-12-31 21:23:30) |
《改行表示》66.《ネタバレ》 SF好きな人って大抵宇宙に対する憧れとかロマンを抱いていると思うんですね。そんな人は要注意!夢が打ち砕かれる事必至! かつて、ここまで宇宙そのもののの恐ろしさを描いた映画はないのではないか? 見終わって、絶対宇宙なんかに行くもんか!と誓ったのでした。 特に、マットが自ら死を選んで一人宇宙へ消えて行くシーンが1番ヤバかった。一体どんな思いで一人寂しく最期の時を迎えたのかと思うと泣きそうになった。 でも、実際に宇宙へ行くのは嫌だけど、映像で体験する分には安全なので大好きです(当たり前)。 【ヴレア】さん [映画館(吹替)] 8点(2013-12-30 19:39:07) |
65.《ネタバレ》 IMAX3D字幕版で鑑賞。冒頭の長回しからなんじゃあこりゃあと大ショック。映像のみならず効果音や音楽、俳優の演技もきっちり。そんな中、個人的に衝撃的だったのはストーリーでした。まさかこんなに寓意に満ちた話に仕上げてあるとは思っておらず、感動。サンドラ・ブロックの胎児のポーズやジョージ・クルーニーによるサプライズの一つである奇想天外な帰還シーンの彼の言葉に象徴されるように、この映画、ベタやクサさを恐れない潔さが貫かれているところが良かったです。ラストのサンドラ・ブロックの一連の動きからのドーンと出てくるタイトル!参りました。9点に僕好みの映画だった事を考慮して10点とさせて頂きます。あとパンフレット掲載のインタビューのジョージ・クルーニーがまた男前。参りました。どこまで男前なんだこの人・・・ 【マッイヤ~ン】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-12-30 18:21:12) (良:1票) |
《改行表示》64.圧巻! 3Dは初めてではないが、この作品はと思い、車を飛ばしてIMAX初体験。 上映前IMAXの宣伝映像からコリャ今までの3Dと違うぞ感が満載で、予告編の宇宙ぐるぐる映像を見せられたら酔って吐いちゃうかも・・などと想像しながら望んだ次第。 冒頭の超長回し(に見えるカット)でドップリ自分も宇宙に放り出された、シンプルなストーリーで90分と短いが映像に情報が多く(浮遊物や位置把握)退屈はほぼ無し3D映像を堪能するのには申し分なかった。 しかし、不満もある。いくら内容が無くドキュメンタリー風だといってもレンズ越しに見ている感を出したのは物凄く興ざめ、あれで90分がパァになった。なぜあんなことをしたのか信じられない。 後にDVDで再度見たらとてもつまらない映画だろうが大音響3Dでの体験はとても貴重だと思うし一見の価値は大いにある、映画としての評価が難しい作品でした。 【カーヴ】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-12-30 13:51:12) |
63.《ネタバレ》 3D・IMAX字幕で鑑賞。これはスゲェよ・・・3D鑑賞はあのアバター以来、IMAXは初体験だったが最新映像技術のすごさをまさに「体験」した90分。サンドラ・ブロックは大好きだしジョージ・クルーニーもさすがの申し分ないキャスティング。シンプルな進行(はしょってると言えばはしょってるけどw)とダイナミックな展開はとてもエキサイティング! 調べてみたらIMAXは日本で5ケ所!しかなく鑑賞できたことに感謝ですね。本作はまさにIMAXの為に生まれてきた作品の印象です。映像・音響技術の高さもさることながら、、、事故で幼い娘を亡くしたサンドラ扮するライアンは、つらい現実から逃げるような生活の果てに宇宙まで来てしまいます。数々の苦難を乗り越える原動力になったのは「生きる」ということ。そんなライアンが地球に戻り自らの足で台地に立ち重力を感じた時に、本当の物語の意味を知ることになります。超ド派手な映像の中にあるストーリーテリングの巧みさは本当に素晴らしい。まぁ多少の粗は感じるけどあんまり宇宙的なコトに詳しくないから全く問題なし(笑)。ほぼ後半一人でのサンドラ・ブロックは高い演技力を披露しましたね、ホントお見事でした。※一緒に観に行った友人の感想は「宇宙って怖ぇぇ」でした。ハハハ大丈夫行くこと絶対ないから(笑 【Kaname】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-12-30 09:11:41) |
《改行表示》62.《ネタバレ》 3D映画を初体験。IMAXではなかったのですが、その映像と臨場感に圧倒されました。今まで『めがねの上にめがねをかける』というのが何となく抵抗があって3Dを敬遠していました。ですが、実際映画が始まると全然気にならないものなんですね。 「みんなのシネマレビュー」で平均点8.9点!好きなジャンルのSF!そんなわけで、連れに「面白い映画があるから見に行こう」と行って一緒に見に行ったわけですが、感想は正直微妙です。 これほど凄い映像技術とリアリティで、なぜか終始第三者の視点で見てしまうんです。最後までいまいち映画に入りこめないのです。でも連れの感想を聞いて、その理由がわかりました。『U○Jのアトラクションみたい。』そうなんです。映画を見に行ったというより、アトラクションに行った感覚が強いんです。連れも自分も3Dが初体験で慣れていないということもあったでしょう。ですがそれより何より、ストーリーが足りないんです。映画としての面白さが足りないと言い換えてもいいかもしれません。 破片が来襲する場面では緊張しました。腰が浮きました。ライアンが宇宙空間に一人放り出されたときは、えもいわれぬ恐怖感を感じました。(正直ゆうと、序盤のこのシーンが一番怖かった。)マットが助けにきたかと思いきや、それが空想の産物だと知ったときには切なくなりました。ライアンが地上に降り立ったときには、もの凄い重力を感じました。一つ一つのシーンが素晴らしいんです。その臨場感だけでも、素晴らしい映画であることは間違いないのでしょう。だけど、人に薦められるほど自分自身が面白いと思えなかったのもまた事実。 映画が凄いということと、面白いということは、必ずしも一致しないようです。 【たきたて】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-12-30 03:25:33) (良:5票) |
61.映像美もさることながら、たった2人の俳優と90分という短い時間の映画だったとは思えないほど完成された映画でした。ストーリーは確かに都合よすぎだけど、映画なんてそんなものだし、少なくとも見ている間はそんなことちっとも感じませんでした。ただ、あの無線のシーンはちょっと長かった。 【木村一号】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-12-29 21:59:19) |
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60.《ネタバレ》 3Dで鑑賞しましたが、どうも合わない。というより、評価が高かった為過度の期待をしていたようです。確かに3Dと宇宙空間の映像美は素晴らしいが、それは初期の「アバター」でも感じていたことで、特に目新しさは感じない。映像といっても時々、起こる衝突シーンぐらいなので、その他は主演2人の会話で成り立っています。サンドラとジョージの配役は文句なしで、ジョージの詰まらない会話は、宇宙空間の退屈さを紛らわすのにベストでしょう。話の展開ですが、どうも上手くいきすぎるんですよね。映画だから仕方ないのは解りますが、目的に向かっての長距離遊泳や衝突からの生存、地球への生還を成し遂げたサンドラがどうもリアルに感じなかったですね。中国の宇宙船から短時間で概要理解して、操作するあたりが特に違和感あり。それと画面への水滴も不要。酸欠・火事・水中となんとも息苦しい映画でした。 【マーク・ハント】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-12-29 13:26:25) (良:3票) |
《改行表示》59.《ネタバレ》 作品そのものについては、既に多くのレビュアー諸氏が投稿されているので敢えて多くは触れない。 本作に興味をお持ちの方は、是非ともIMAX3D限定にて劇場で観賞頂きたい。 敢えてここで私が書くとすれば、それはサンドラ・ブロックへの賛辞。 演技は勿論だが、鍛えすぎでは無いシェイプアップされた身体のカッコ良さに痺れた。 まさに「サンドラ、大地に立つ!」と表現すべきラストシーンの力強さ! それにしても、「パシフィック・リム」しかり、本作しかり、IMAXは映画館復権の寵児的存在だ。 他レビュアー諸氏も書いておられるが、本作の様にIMAX(3D)で観賞出来ないならばむしろ観ない方が良いと言える作品がこれからも増えるだろうけれど、個人的には歓迎したい事だ。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-12-27 10:51:58) |
58.《ネタバレ》 「そんなバカな!」と思わず口走りたくなるほどの「ご都合主義」がテンコ盛り。簡単に外れるフックがなぜか外れず、遠心力がかかった状態でもう外れないという状況になると、なぜか簡単に外れる。なんていうのは序の口で、宇宙空間に目分量で飛び出して、遠くの目標にドンピシャリで到達してしまう。かと思うと自動車くらいの速さですれ違うデブリが、たったの90分で地球を1週して、再遭遇する。 ◇◇ こんな杜撰なシナリオでは、白けてしまうばかりだった。しかも最後は、まだ存在しない中国の宇宙ステーション。これって「ステマ」というやつでしょうか。ロシアのドジで危機が発生し、中国様の優秀な着陸船で無事帰還できたというオチ。 ◇◇ 映像の美しさも、昨今のCG全盛の中では特にどうということもなく、結局、「これだけなの?」という失望感が残るだけだった。 【駆けてゆく雲】さん [映画館(字幕)] 3点(2013-12-27 09:42:41) (良:5票)(笑:1票) |
《改行表示》57.《ネタバレ》 うーん良かった!名作!永遠の・・グラビティ(?) 3Dは苦手だ(というか、変なシステムだと思う)。今回、悩んだ末、3Dを選ぶ。正解だったと思う(??) とてつもなくシンプルで力強い。 良かったところ 。1、宇宙空間の臨場感。但し、敢えて言及すると、この作品は3Dで大画面じゃないとイヤ、とか、自宅じゃイヤ、とかは全く思わない。逆にわたしは“3D要らない”だ。なぜならば、わたしはこれの映像なんてどうでも良い(別格にすごいとは思わない)が、この作品のストーリーに、演出に、そして俳優に、めっぽう惚れたからだ! 2、マッタク、力技の演出。監督の力量。無限の宇宙も真っ青な程、数限りない突っ込み所!! そんなもん、ものともしない、全てを感動のラストに向けて突き進む怒涛の流れ。緊張感。しかしこれは、すべてが寓話のようなんですね。映像が超リアル(??)なつくりに逆行するように、主人公が出会う全ての事象に何かしら、現実感が欠けている。(ロシア、中国の宇宙ステーションは無人なのに機能している。主人公以外の人物がすべて消えてしまう。非常に短時間に様々な危機に出会う。立ち向かう。) 3、およそ90分の短い上映時間!特に、近年ハリウッドのガキが世界中のガキ向けに作っている無意味に長い2時間超えの作品群に違和感を覚えていた。 良くなかったところ。 宇宙空間から見た“地球”の姿。自分がもし宇宙に出られるなら一番やりたいこと。 それは自分の肉眼で“地球を見る”ことだ。あんなのは”地球“ではない。だって、実際の映像はもうすでに、我々も見て、知っているんだから。(じゃ、どうすりゃいいんだ?)もっと上手くやって欲しい(?)、、、、、、、、まるで現代人類の叡智の粋”航空宇宙工学科学” のように大胆且つ、繊細な作品。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-12-27 01:18:20) |
56.期待通りで良かった。この時代に劇場でこの作品を観れたことは幸運。シンプルイズベスト、短いまとめたのも大正解でした。ただ一点マイナスは、最後のシーンの泥水がカメラにかかってしまったとこ。これでカメラのレンズ越しということを意識してしまったのが残念。 |
《改行表示》55.《ネタバレ》 IMAX3D字幕版で鑑賞。正に最新の映像と音響スペースを堪能した。映画と同一空間、同一時間を体感できる、驚くべき体験だった。やはり字幕版で見るべき。僕らは主人公と同じようにジョージ・クルーニーの声に励まされ、生かされていると感じる。 彼は主人公が掴んだ命の綱を自ら手放す。確かに均衡した力学的作用からすれば、彼はカラビナを外す必要はなかったのかもしれない。しかし、彼は外した。彼女をひとり生かす為に。この映画は「生きる」ということが継承であり、究極的に個闘だということを主張しているように思える。 自らを犠牲にして彼女を生かす。時に彼女を優しく叱責し、力強く励ます彼の声は、可能性という名の希望。天の声であり、心の声である。外部からの声である。 生きる意味とは何? 彼は主人公に問いかける。そこまでして生きる意味、生に執着する価値とは? その問いこそがシンプル故に心に響いた。 人は、というか、生命とは、そもそも犠牲により成り立ち、綿々と受け継がれてきた。限りがあることにより伝承され、死に生まれる。壮大な宇宙空間だからこそ、そういった生命の成り立ちがくっきりと見えてくる。宇宙で生まれ、地球に受け継がれたものとして、生命は在る。 ちなみに地球での生活が破綻していたからこそ、彼は宇宙を漂う生の充実と終焉を選んだとも言える。海の底のグラン・ブルーと同じ。それって男のロマンだよね。そんなものが2010年代に生き続けていたとは。。。それも「宇宙」だからこそ? とても胸が痛くなった。 【onomichi】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-12-26 16:21:27) (良:1票) |
54.自分は3Dはあまり好きではありません。多少なりとも映像が薄暗くなるし疲れるので、だから出来るだけ2Dで観るのですがそれでもすばらしい映像でした。単純なストーリーでこその奥深い作り込みが際立った傑作だと自分は思います。 |
《改行表示》53.《ネタバレ》 未知なる映像体験をさせてもらった映画。しかし観て1番感じたのは俳優との重要性。最初宣伝を見た段階では映像重視っぽいし、先の展開を読めなくするためにも主演二人はハリウッドスターではなくやや知名度の低いくらいの俳優の方がいいのではないかと思っていたが間違いだった。サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーの確かな演技力がこの作品の格を二段も三段も押し上げている。特にクルーニーは映画の大半が顔がよく見えない宇宙服姿でもスターの風格が漂っていた。死に瀕した状況でもジョークを飛ばしながら冷静沈着に行動するベテラン飛行士マット・コワルスキー。暗い過去を持ちながら、マットの最期の言葉通り生き抜こうとするライアン・ストーン博士。この二人が素晴らしいキャラクターだったからこそ、そんな彼らを取り巻く宇宙の恐怖がより伝わって来たし、最期の大地を踏みしめるシーンもあれだけ感動的になったと思う。 これは素晴らしい脚本とキャストと演出でできた紛れもない一級品の「映画」である。 【セラーズ】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-12-25 00:34:03) (良:1票) |
52.宇宙空間の表現としては良くできているのだと思いますが,それだけでした.話は面白くもなんともない.アバターはセンスがない,こちらは芸がない,という感じでしょうか...「半沢直樹」より「安堂ロイド」が好きな40代毒男の感想でした. 【マー君】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-12-24 23:24:18) (良:1票) |
51.《ネタバレ》 宇宙空間の等速直線運動はまるで“運命”の暗示。己が意思とは関係なく、無慈悲に、ひたすら、流されていく。娘を失った主人公の人生も、おそらく同じだったのでしょう。そんな彼女が必死に生きようと足掻く姿は実に感動的でした。大気圏突入の際の彼女の言葉が印象的です。「誰も悪くない」一生懸命やった結果が成功だろうと失敗だろうと、それはもう仕方のない事。それこそ運命です。しかし、諦めて受け入れる結末と、努力して手に入れる結末とでは、同じ結果でも値打ちが違います。邦題には内容を分かり易くする為に“ゼロ”が付いていますが、原題は単に“GRAVITY”です。そう本作は重力の意味を問う映画でした。ラストシーン。覚束ない足で大地を踏みしめる主人公。彼女は重力に“囚われている”とも言えますし、“守られている”とも言えます。同じものでも、捉え方次第で、その姿を変えるのです。オーソドックスなソリッド・シチュエーション、パニック映画の体裁ですが、多くの示唆が含まれている良作だったと思います。映像技術の評価は二の次で。ただ、もし続編が出来て『キャスト・アウェイ』みたいな話だったら、大笑いしますが。 【目隠シスト】さん [映画館(吹替)] 8点(2013-12-24 18:34:44) (良:2票) |