112.役作りの為に出演者をジャングルで生活させた監督の意気込みが伝わってきます。 なにも言うことありません。戦争映画の最高峰です。 【にゅうたいぷ】さん 8点(2003-12-03 16:24:25) |
111.《ネタバレ》 「フルメタルジャケット」と並ぶヴェトナム戦争映画の金字塔。よくバーンズ曹長が「悪」でエリアス軍曹が「善」、そしてクリス・テイラーが「中間」のような印象を持つ人がいるがそれは違う。僕は戦争という状況下ではバーンズが正しいと思う。彼は自分を含め部下全員の命を預かっているわけであって、エリアスのようにあのような状況下で人間性を訴えるのは間違い。確かに村長の妻を撃ったのは「悪」だが、戦争ではあのくらい冷酷にならないと生き残っていけないのだろう。どんな戦争でもあのような事は起こると思う。自分が被害者だったらたまったもんじゃないね! あと結局一番カッコ良かったのは元海兵隊大尉デイル・A・ダイ演じるハリス中隊長かな。余談だがオニール軍曹役のジョン・C・マッギンリーとウォーレン軍曹役のトニー・トッドは「ザ・ロック」でそれぞれヘンドリックス大尉、ダロウ大尉役で再共演していますね。二人ともヴェトナムで生き残って昇進したのかな?って勝手に想像したり楽しい(「ザ・ロック」では海兵隊員だけどね、、、)。あとはラスト近くの空爆シーンで飛来したのがF-16だったので-1点。戦場の雰囲気、兵隊達の日常生活等の描写は完璧です!ナム戦ゲーマーのバイブル映画。 【和魂洋才】さん 9点(2003-11-28 18:00:12) |
110.《ネタバレ》 DVD買って再見しました。戦争の悲惨さ、極限化における人間模様がひしひしと重く伝わってくる作品だと思います。 エリアス(正しくはエライアスと発音するんですか?)とバーンズの反目は善悪に分けられがちだけど…実は、バーンズはエリアスを撃って置き去りにして来たことに罪悪感を持ち、その後、復讐を画策するクリス達のもとに謝罪しようと訪れるが、彼にはその言葉が言えないのだとバーンズ役のトム・べレンジャーがメイキングで語っておられました。あの時のバーンズの泥酔ぶりや、前半のトーチカで部下を失った時の彼の落ち込む姿にどうしても「悪」を感じ切れなかった私は、彼もまた戦争の犠牲者の1人なのだと改めて感じさせられました。 あと、原作にあったエリアスと鹿のエピソードが好きだったので、映画できちんと描かれていなかったのがちょっと残念です(原作を読んでる人しかラストに出てくる鹿の意味が分からないのでは)。 それから、テレビ放映の吹替版に馴染みすぎているせいか、DVDの字幕版はバーンズや兵士達の口調が穏やか気味で少し物足りず…(笑) |
109.デフォーとべレンジャーの存在感に3点。ベトナム戦争映画ラッシュの際の1作だけど、中でもきれいごと過ぎて一番鼻持ちならなかった。 【拇指】さん 3点(2003-11-24 23:22:00) |
108.輸送機のハッチが開いた瞬間から見るものも新兵としてベトナムの地に降り立つ。 ジャングルのまとわり着くような湿気、臭い、見えざる敵への恐怖が皮膚感覚を通してビリビリと伝わってくる。 目的意識の低下と恐怖がいらだちに変わり狂気への引き金になる。 バーンズとエリアスの反目もクリスの正義も、戦場という巨大な狂気の中では一瞬の火花にすぎない。 【Beretta】さん 9点(2003-11-22 13:14:58) |
107.坊ちゃん坊ちゃんしたチャーリー・シーンが戦場を通じて成長していく人間ドラマとも受けとめられるし、ベトナムの村を襲って村人を殺戮したり麻薬でラリっている狂気を描いているとも言えるし、いろいろな意味で考えさせられる映画だと思います。善と悪の対立として、ウィレム・デフォーとトム・ベレンジャーが描かれているわけですが、どちらもそれぞれ好い演技だったと思います。ありきたりですが、前者がベトコンに追いかけられて逃げていくのを空撮するシーンはジーンときてしまいますね。ラストの爆撃シーンで、どうみても飛行機がちゃちな合成に見えてしまったのが残念です。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-16 16:47:00) |
106.人を殺しあう戦争という極限状況、既に人格を破壊された兵士達、大麻やヘロイン等で精神まで蝕まれた人間達。善悪とはなんであろうか。そもそも戦争に善はあるのか。監督自身の実体験から来る戦争感をダイレクトに伝えてくれる作品。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2003-11-16 10:11:16) |
【buyobu】さん 7点(2003-11-08 09:04:47) |
104.オリバー・ストーンの代表作といえるこの作品、チャーリー・シーンを語り部としてウィレム・デフォーとトム・ベレンジャーの存在感が絶妙。内容的にも好きな部類に入る。 【おさむ】さん 8点(2003-11-05 20:35:23) |
103.戦争時のいろいろなメッセージがあるが、何も感じない。ちょっと平和ボケしている日本人の私には点数が低い。後に作られたプライベートライアン、スリーキングスなどの方が心に残る。音楽があまり無くドキュメンタリータッチなのに主人公がチャーリーシーンなのが理解できない。ジョニーデップ、ウィレムデフォー、フォレストウィテカーなどの助演メンバーが微妙に有名で名優でない(アカデミー賞ノミネートされているけど)ところがおもしろい。TVで放送されていたが、立ちながら撃たれる名場面がカットされていた。 【かまるひ】さん 5点(2003-10-18 15:12:35) |
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102.戦場という極限状態の狂気がリアルに表現されていて怖い映画でした。 【クロ】さん 8点(2003-10-18 10:04:38) |
101.戦争映画というよりは反戦映画。さまざまな人間を見させてくれる教科書のような映画 【花守湖】さん 9点(2003-10-15 05:01:35) |
100.戦争映画としてより、アクション映画として評価した方が、自分の中ではポイントが高い。荒んだ人間ドラマと銃撃シーンが軸なので、おのずとそういう見方になる。しかし村を焼き払う前のシーンなんかは、アメリカこそ正義なのだ!というエゴに留まっていなくていいのだが、やはり見ていて気持ちの良いものではなく、戦争の悲惨さを強く描写しているなとも思えた。なんにせよ何度見ても飽きがこない、素晴らしい映画です。 【 - @】さん 10点(2003-10-07 17:05:08) |
99.すごく戦争映画らしい戦争映画だと思いました。ベトナム戦争ものを1本挙げるとしたらこれかなぁと。個人的にはもうちょっと偏った感じの戦争映画のほうが好みかもしれません。 【るいるい】さん 6点(2003-10-06 15:49:31) |
98.トムベレンジャーの顔が怖かった。ウィレムデフォーは普通だった。オリバーストーンが実体験を映画化したということなので、よりリアルに描かれてたと思う。 |
【美月】さん 9点(2003-10-02 15:34:27) |
96.中学/高校がカトリックの学校で、宗教の時間に戦争に関する生々しい話をたくさん聞き、そして『プライベート・ライアン』の冒頭30分がまさにそれを体現する物だったので、それ以来良い戦争映画に出会ったと思った事が無い。(『BHD』の採点はゴードンとシュガートに免じて)今回もそんな感じでした。まぁ、アメリカの「正義の戦争」を信じている人には良い薬でしょう。 【神父】さん 5点(2003-10-02 14:29:50) |
95.事実を描いているんだとは思うけど、やっぱりエンターテイメント的、というか魅せてくれるのは「プライベートライアン」のほうかな。まあ、こちらのほうが先につくられているので、そういう比べかたはおかしいんでしょうけど。それでも、どうしても「プライベートライアン」と比べてしまう。魅せ場として戦場を持ってくる限りはねえ…… 【ようすけ】さん [DVD(字幕)] 7点(2003-10-01 03:16:51) |
94.この映画は忘れた頃に見る。緊迫感があり、良く出来た映画だと思う。幾つかのシーンで心が痛むような場面があるが、それは同情や哀れみではない。戦争が良いとか悪いとか、アメリカが云々というのは置いといて、自分がこの状況下に置かれたとしたら、正気を保っていられる自信は無い。なのでバーンズの行動に肯定も否定もできない。何よりもウィリアム・オービットの音楽が素敵だ。また忘れた頃に見ようと思う。 【VNTS】さん 8点(2003-09-27 19:11:37) |
93.戦争に英雄なんていないという、アメリカにしては珍しいメッセージをもった作品。でも残念だったのは、アメリカの“干渉”について反省の色が見られなかったこと。アメリカは、自分の国の経済状況が悪くなってきたら他の国にちょっかい出したり、人の国の問題に首突っ込んで「いいことをした」って表情するのは、ほんとやめてほしい。 【池田屋DIY】さん 5点(2003-09-27 16:12:38) |