ダークナイト(2008)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。17ページ目

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ダークナイト(2008)

[ダークナイト]
The Dark Knight
2008年上映時間:152分
平均点:7.68 / 10(Review 345人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-08-09)
公開終了日(2008-12-10)
アクションサスペンスSFシリーズもの犯罪もの漫画の映画化
新規登録(2008-04-01)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2024-01-31)【イニシャルK】さん
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監督クリストファー・ノーラン
キャストクリスチャン・ベール(男優)ブルース・ウェイン/バットマン
ヒース・レジャー(男優)ジョーカー
アーロン・エッカート(男優)ハービー・デント/トゥー・フェイス
マイケル・ケイン(男優)アルフレッド・ペニーワース
マギー・ギレンホール(女優)レイチェル・ドーズ
ゲイリー・オールドマン(男優)ジェームズ・ゴードン
モーガン・フリーマン(男優)ルーシャス・フォックス
キリアン・マーフィ(男優)ジョナサン・クレイン/スケアクロウ
エリック・ロバーツ(男優)サルヴァトーレ・マローニ
アンソニー・マイケル・ホール(男優)マイク・エンジェル
マイケル・ジェイ・ホワイト(男優)ギャンボル
ウィリアム・フィクトナー(男優)銀行支店長
チン・ハン〔1969年生〕(男優)ラウ
エディソン・チャン(男優)ラウの部下
コリン・マクファーレン(男優)ギリアン・B・ローブ
トミー・’タイニー’・リスター(男優)フェリーの囚人
キース・ザラバッカ(男優)スティーヴンス刑事
デヴィッド・ダストマルチャン(男優)偽警官
ニッキー・カット(男優)ショットガンのスワット隊員(ノンクレジット)
檀臣幸ブルース・ウェイン/バットマン(日本語吹き替え版【ソフト】)
藤原啓治ジョーカー(日本語吹き替え版【ソフト】)
木下浩之ハービー・デント(日本語吹き替え版【ソフト】)
小川真司〔声優・男優〕アルフレッド・ペニーワース(日本語吹き替え版【ソフト】)
納谷六朗ジム・ゴードン(日本語吹き替え版【ソフト】)
池田勝ルーシャス・フォックス(日本語吹き替え版【ソフト】)
遊佐浩二スケアクロウ(日本語吹き替え版【ソフト】)
本田貴子レイチェル・ドーズ(日本語吹き替え版【ソフト】)
鵜飼るみ子バーバラ・ゴードン(日本語吹き替え版【ソフト】)
朴璐美アンナ・ラミレス刑事(日本語吹き替え版【ソフト】)
山野井仁サルヴァトーレ・マローニ(日本語吹き替え版【ソフト】)
楠大典ギャンボル(日本語吹き替え版【ソフト】)
草尾毅銀行支店長(日本語吹き替え版【ソフト】)
金光宣明(日本語吹き替え版【ソフト】)
藤真秀ブルース・ウェイン/バットマン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大塚芳忠ジョーカー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
井上和彦ハービー・デント(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
諏訪部順一スケアクロウ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
岡寛恵レイチェル・ドーズ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
糸博アルフレッド・ペニーワース(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
立木文彦ジム・ゴードン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂口芳貞ルーシャス・フォックス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山像かおりバーバラ・ゴードン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林由美子ジミー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
江原正士アンソニー・ガルシア市長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
金尾哲夫ジェラルド・スティーブンズ刑事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
楠見尚己マイケル・ワーツ刑事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
東條加那子アンナ・ラミレス刑事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
内田直哉マイク・エンジェル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
佐々木勝彦サルヴァトーレ・マローニ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
横島亘銀行支店長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大友龍三郎ギャンボル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
斎藤志郎チェチェン人ボス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
志村知幸グランピー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
中尾一貴(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂詰貴之(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
仲野裕(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
青山穣(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村治学(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
間宮康弘(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
かぬか光明(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作クリストファー・ノーラン(脚本原案)
デヴィッド・S・ゴイヤー(脚本原案)
ボブ・ケイン(キャラクター創造)
脚本クリストファー・ノーラン
ジョナサン・ノーラン
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
ハンス・ジマー
Boom Boom Satellites(戦闘シーンのBGM)
編曲ブラッド・デクター
ブルース・ファウラー〔編曲〕
ジェフ・アトマジアン
撮影ウォーリー・フィスター
製作エマ・トーマス
チャールズ・ローヴェン
クリストファー・ノーラン
ワーナー・ブラザース
製作総指揮ケビン・デ・ラ・ノイ
マイケル・E・ウスラン
ベンジャミン・メルニカー
制作ブロードメディア・スタジオ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイクコナー・オサリヴァン(補綴スーパーバイザー)
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
フレームストアCFC(視覚効果)
BUFカンパニー(視覚効果)
ニック・デイヴィス[特撮](視覚効果スーパーバイザー)
美術ネイサン・クロウリー(プロダクション・デザイン)
ケヴィン・カヴァナー〔美術〕(美術監督スーパーバイザー)
スティーヴン・ローレンス[美術](美術監督)
衣装リンディ・ヘミング
ヘアメイクジョン・キャグリオーネ・Jr
編集リー・スミス〔編集〕
録音リチャード・キング[録音]
字幕翻訳石田泰子(ソフト)
松崎広幸(NHK)
スタントリック・エイヴリー
その他ヒース・レジャー(献辞)
ブルース・ファウラー〔編曲〕(指揮)
あらすじ
犯罪が犇くゴッサムシティ。 そこに突如として表れた犯罪者。彼は派手なパフォーマンスを好み、人の命など紙くずほどにしか思っていない。その上犯罪をゲームのように楽しむ。 彼が現場に残すのは、山ほどの死体と、爆破された瓦礫 そして、トランプのジョーカー・・・・
ネタバレは禁止していませんので
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25.《ネタバレ》 2時間半もあるのにその長さをまったく感じさせない演出に脱帽。
ひたすら緊張感の中で映画を見ることが出来ました。2つの船のシーンは息が詰まりました。ヒースレジャーの出てる映画を初めてみましたが、演技をしているようにみえないほどジョーカーを演じていてまさに鬼気迫るって感じでした。
まつけんさん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-14 01:52:57)
24.《ネタバレ》 終止緊張感につつまれたままの映画は大好きだ。逝去が惜しまれて仕方ないヒース・レジャーを始めとした役者陣の鬼気迫る演技、練りに練られた脚本。まるで観客に向けてまで選択を強いるかのようなジョーカーの2択の罠。なにより、得体の知れない完全悪と思われるジョーカーと悪に染まってはいけないバットマン以外の全ての人間が善人にも悪人にも簡単になってしまいそうな、そんな人間の弱さが観ていて気を休める事を許してくれない。強くありたい、だがその強さは人間に本来備わっているものなのだろうか?その強さを得たとき、人は人でいられるのだろうか?悪に染まったトゥー・フェイスの行いに共感し応援してしまう自分がもしゴッサムシティにいたならば、バットマンを追いつめてしまう市民となってしまうのでは?そんな事を感じながらの2時間半はとても短く、これだけの内容を盛り込みながら、きっちりとまとめあげられた傑作には10点満点がふさわしく感じる。
光路郎さん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-13 19:57:56)
23.《ネタバレ》 長いよ・・・。テンポ良くて、必要なシーンまで飛ばしちゃうくらいの気前の良さ(ヒロイン救うためにジョーカー無視したけど、あの後ジョーカーはどうしたのよ?スゴスゴとエレベーター乗って帰ってったの?バットマンもトボトボ帰るジョーカーはスルー?)ですが、盛り込み過ぎなんで長い長い。でもまあ面白かったです。前作よりもちゃんとアクションを見せる映画になってましたし、ドラマも正義とは?悪とは?ってところを深く掘り下げていて。だけどねぇ、殺伐とした物語で、クライマックスのフェリーの乗客の選択なんざ、全体のイメージからしたら、あそこだけすげーウソっぽい。映画として、あそこに望みを託したにしても、他がドロドロし過ぎてるんで、妙に浮いたエピソードになっちゃってます。大体、いくらバットマンが元々陰のヒーローだって言ったって、ここまで「理想としてのキレイなヒーローなんてモンは、ああた、世の中に成立し得ないのよ」なんて描き方しちゃったら、ヒーローものとしての自爆テロ状態ですわ。見応えあるエピソードの数々は、だけど実はこれまでさんざんヒーローものが描いてきたものをダークに、ネガティブに染め直したものの羅列ですし。ワザと鬱に染めまくった気色悪い映画、だけどそういう映画が娯楽として難なく受け入れられてしまう時代の方を嘆くべきなのですかね? まあ、これって結局東映のヤクザ映画みたいなシロモノでね、健さんみたいなバットマン、ラストシーンに「背中で泣いてる唐獅子牡丹」とかサブちゃんの歌流せばピッタリよ。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2008-08-13 19:45:47)(良:1票)
22.《ネタバレ》 ノーラン監督とヒース・レジャーは、徹底的にジョーカーをサイコパスとして描いた。アメコミ「ダークナイト・リターンズ」のフランク・ミラーのジョーカーからすると、その解釈は間違いではない。しかしリアリティを求めたことにより、ジョーカーの器の大きさを限定してしまい、旧シリーズのニコルソン、あるいはレクター博士のポプキンズの見せた「つい憧れてしまいそうになる恐怖」が希薄になってしまっているのは残念。はやくもオスカーの噂が出ているヒースの演技(故人)自体は、評判通りのものだった。ただし役者にとってサイコパスほど演じやすいものはない。身近な例では、日本のお笑い芸人である鳥居みゆき。
映画の印象は、「セブン」に似ている。だが本作の主人公であるブルースは、しっかりとした意志を持っている。少なくともマスクをかぶったときのバットマンには、心の葛藤というものがない。そうした強さこそが人間・バットマンの魅力である。
ふんだんなアクションシーンに加え、全体的にカット数が多く、スピード感がある。しかしどんなに楽しいジェットコースターでも、2時間半も乗り続ければ疲れる。カットするシーンがないと思えるほど緻密に作られているので、「短くしろ」と簡単には言える問題ではないのだが、このことからも「観客を選ぶ映画」になっている。前編、後編にわけるのも1つの手だったかもしれない。
本作でのバットマンの真の敵はジョーカーではない(そもそもジョーカーは狂犬であり、バットマンの眼中にはない)。ゴッサムという架空都市にはびこるマフィアたちであり、汚職であり、不正があたりまえのものだと思う市民の心なのだ。バットマンが信じるのは復讐や暴力的解決ではなく、あくまで司法だ。こうしたドラマは、これまでのアメコミ映画を期待した観客には重いと感じられるかもしれない。
脚本と演出は細かい一方、ずいしょに説明不足であったり乱暴であったりするところが見られる(2人の選択の件や、船の選択の件など)。しかしかつて黒澤明が「七人の侍」で時代劇を壊し、新しい時代劇を作ったように、本作がアメコミ映画の金字塔となることは間違いないのではないかと思う。
DONGさん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-12 04:10:37)(良:4票)
21.凄い映画でした。2時間半が3時間に感じるぐらい濃厚な物語。
映画史に燦然とその名を刻む不朽の名作になるでしょう。
ひろさん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-12 03:04:12)
20.すごい映画でした。バットマンが出てくること以外は、現代的なドラマのようです。物語もすごくいいんですが、爆破シーンや動く目玉もすごいんです。とにかく、なかなかお目にかかれない貴重な映画です。迷わず鑑賞することをお薦めします。
shoukanさん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-12 00:19:32)
19.《ネタバレ》 常に緊張感があってドキドキでした。そして何よりヒース・レジャーのジョーカーが強烈で凄かった~!この映画は長尺ですが気になりませんでした。最後は続編がありそうな終わり方でしたけどジョーカーは誰がやるんだろ?ヒース・レジャーの演技が凄かっただけに次やる人は大変でしょうね。それにバットポッドが格好良かった! あと、ダークナイトのナイトって夜じゃなくて騎士の方だったんですね。
エムシューさん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-11 23:11:20)
18.「手に汗握る」という形容がピッタリの作品。次々と起こるジョーカーの悪行・罠。それに振り回されるバットマン・警察・市民。そして見てる私達。ここんとこハリウッド作品は敬遠してたけど、こんな映画も作れるんやね。素直におもしろかった。今回は9点やけど、何年かしたら10点に変わるかも。。。
tonaoさん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-11 21:34:54)
17.《ネタバレ》 こんな完成度の高い映画は久しぶりに見ました。レビューは↓の方々が書かれている素晴らしいレビューと全くの同感です。普段アメコミ系はちょっと・・・と敬遠される方にも是非オススメしたいです。ビギンズと同じくリアリティー描写が徹底されており、思わず冒頭は“これは犯罪映画?バットマンで間違ってないよな?”と思ってしまいました。アメコミヒーローを扱った映画を、ヒーロー万歳という娯楽だけではなく、“バットマンとジョーカーという表裏一体のキャラクターを使い、正義と悪の存在意義を視聴者である観客にまで問いかけてくる”といったレベルにまで押し上げた名作だと思います。ヒース・レジャーのジョーカーは言うまでも無く素晴らしく、劇中でバットマンに揺さぶりを掛けるのと同様、観ているこっちも憎たらしさにイラっときてしまいました(笑)。それはデントとレイチェルの拉致シーンの結末で頂点に達します。結果、バットマンシリーズで有名な敵キャラであるトゥー・フェイスをジョーカーの究極の作品にした点も非常に上手いですね。絶望的でありながらそれでも正義を求めるバットマン、そして一般乗客と犯罪者をそれぞれ乗せた最後の2つのフェリーでの人々の行動が、最後に救いを見せてくれた気がします。ノーラン監督はこのダークナイトでやりたい事は全てやったという事で続編は考えてないようですが、“その後のバットマン”がどうなり、人々はゴッサムシティ―のバットマンにどういう答えを出すのか?、最後の1本是非お願いします!
三毛たまさん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-11 16:50:44)
16.《ネタバレ》 日曜日の午後、都内の某シネマコンプレックスにて鑑賞。この映画館は携帯電話やおしゃべりなど普段は観客のマナーは良くないことで有名。なのに、この日はクシャミひとつ、咳ひとつ聞こえず、シーンと静まりかえっていた。これだけ観客が静かに見入っている映画も珍しい。
2時間30分という長さにも関わらず、飽きずに最後まで引き込まれた。
ただし、従来の善が悪を滅ぼし、ハッピーエンドの子供向けヒーローものを期待したら、とんでもなく重く暗い2時間半になる。この映画は夏休みに子供連れで観に行くような映画ではない。
テーマは善と悪は表裏一体、善があるから悪が生まれる、善と悪は紙一重と言いたいのだろう。だからバットマンはジョーカーを殺さないし、ジョーカーもバットマンを殺さなかった。
また、コインの裏表もこの表裏一体に繋がっている。ツーフェイスもコイン裏表に通じる。こうして、統一されたテーマを見るのも面白い。
更に、誰もが賞賛しているようにヒースレジャーの怪演は見事としか言いようがない。
彼の死因は薬物(睡眠薬の多用)中毒と聞いているが、この役を演じてから薬に頼るようになったのではないかと疑いたくなるほどのモンスターぶり。
今までの悪役は、金や名誉欲しさ、または祖国の為などのレベルだったが、ジョーカーの場合殺人に快楽を求め、人間をダークサイドに堕とすというとんでもないもの。
容貌も不気味なのだが、ハイテク機器を使わなくとも緻密な計算と知恵で人を陥れる技が凄い。(一方、バットマンはかなりのハイテク機器を利用)
キャスティングも良かった。デント検事役のA・エッカートも骨太の演技で適役だったと思う。アルフレッドやゴードン警部、ルーシャスを演じるベテラン達も前作からの続投で重厚な仕上がりとなっている。
この映画はぜひ、映画館で観ることをおススメする。また、出来れば前作の「バットマンビギンズ」を観てから行く方が良い。
なぜバットマンはコウモリなのか、なぜバットマンがゴッサムシティの悪と戦うのか、そして、レイチェルはすでにバットマンの正体を知っているということを踏まえて観た方が理解しやすい。1度の鑑賞では理解しきれない部分もあったので、ぜひ再度鑑賞したい。最後のシーンから推測するに、おそらく続編が製作されると思うが、ヒース亡き後、誰がジョーカーを演じるのか。あれほどの俳優を見つけるのは難しいのではないか。
スティーヴン・ジェラードの妻さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-11 16:34:17)
15.《ネタバレ》 悪を通してヒーロー(正義)を描くというノーラン監督のねらいは見事に成し遂げられた。いわゆる「悪が勝つ」的な絶望系映画は他にもいろいろある。でも、この映画ですばらしいと思ったのは、ラストで既に幻想と化した「正義」を、それでも守るという選択である。たしかに「真の正義」なんていうものは存在しないかもしれない。けれども、「正義」の幻想が人を動かし、秩序をつくり出すということもちゃんと描かれている。もしかしたら、ゴッサム・シティの市民だって、そんなことにはとっくに気づいているかもしれない。そうだとしても、共同幻想として守っていこうという意志を映画から感じることができた。そうした人々の意志が、ジョーカーという「悪」によって成し遂げられたとするならば、この映画で描かれているのは、実は「正義の勝利」でもあるのだ。ジョーカーが存在する限り、決して「正義」が滅びることがない。「ダーク」なだけでなく、絶望と希望が表裏一体であることを描いたという意味で傑作と呼ぶにふさわしい。
ころりさんさん [映画館(字幕なし「原語」)] 10点(2008-08-11 10:59:28)(良:1票)
14.《ネタバレ》 とても長く感じた映画だった。私としてはバットマンがダークなヒーローであることの設定にはとても共感できるが「悪人でも殺さない、すべての罪をかぶる」という落としどころには納得いかない。警察ではできない法を犯した偽善行為は悪を抹殺してこそだと思う。トラックひっくり返す判断は瞬時にできてもバイクで悪人ひき殺すことができないのは単に正義感ではなくチキンに思えてしまう。そんな葛藤も盛り込んだ作品といえば聞こえはいいが、納得いかなかったんだもん。
かのっささん [映画館(邦画)] 6点(2008-08-11 10:15:05)
13.《ネタバレ》 これは10点ではおさまりきらない。従来の映画の枠組みを超えてしまった作品。あえて点数をつければ、10点中の100点。間違いなく2008年の最高傑作。間違いなく21世紀最初の10年での最高傑作。アクションとかヒーローものとかいうジャンルの全てを飛び越えて、今後これを超える映画が出てくることができるのか、まったく想定できない。ヒース・レジャーによる文字通り全存在を賭した乾坤の一擲。最初から最後まで観客はジョーカーの狂気にのまれ、「正義」のよってたつ地盤を崩される。正義は抵抗しうる悪をもってこそ、正義であることができる。悪もまた自身を増長させるためには強大な正義を必要とする。恐るべき共依存関係、または共犯関係。ジョーカーはゆえにバットマンを殺さない、バットマンも自ら悪と堕ちることを許さずジョーカーを殺せない。だからこのバットマンはヒーローとしてのバットマンであることをやめた。今宵よりダークナイトとなり、巨悪を倒すために小悪をも辞さない、曖昧で両義的なモンスターとなった。タイトルがあまりに素晴らしい。それにしてもこのヒース・レジャーの演技はなんだ!これでアカデミー賞とれなかったら暴動がおきるぞ。ヒースだけじゃない、撮影がすごい、脚本がすごい、他の役者もみんなすごい、ありえない完成度、ブラボー!!
JUKEさん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-11 08:32:14)(良:1票)
12.見たかった映画の上映時間に間に合わず、その時間つぶしのために鑑賞。もともと『バットマン』に全く興味がなく、そもそもこの作品がバットマンだということを数日前に知ったくらいで、まったく期待せずに観たのだが、鑑賞中もその後もこの作品のもつエネルギーに完全に引き込まれてしまった。今でも余韻が残っている。ジョーカーを演じた役者が急逝したというのは鑑賞後に知った。ヒース・レジャー、28歳!?そんな若い役者が演じていたとはとても信じられないほどの圧倒的な存在感。上映時間も長く全体がダークな内容のため、人をかなり選ぶ作品だが、間違いなく傑作。もう一度観たい。
J.K.さん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-11 02:01:47)(良:1票)
11.《ネタバレ》 グロイ、ハード、ヘビー。爽快感ゼロ。
よくは出来てると思うが非常に不愉快きわまりない映画。個人的には絶賛はできない。
してはならないと思ってます。
ただスターウォーズのダークサイドに落ちるという意味がどういうことなのかはっきりわかる。光の騎士の復讐のすさまじさこそアナキンに欠けた要素だと思いました。
その点を考慮してもこの点数。

カメラアングルはビギンズと同じでなにやってんだかわからなくなるようなとこも。
ヒロインは美しくないので感情移入できませんでした。注目のヒース・レジャーの狂人演技はまずまずだが、レオンのゲイリー・オールドマン、 セブンのケビン・スペイシー、12モンキーズのブラピ 、ブルーベルベットのデニス・ホッパー 、そして羊達のアンソニーホプキンスなどなどのすごい演技には及ばないと思いました。
うさぎさん [映画館(字幕)] 2点(2008-08-10 17:49:34)(良:5票)
10.1800円のチケット代が安かったと思えた作品はこれが初めてです。
ちょっきさん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-10 12:28:03)
9.《ネタバレ》 デントとバットマンの違いとはなんだったのか。二人とも犯罪を憎み、街の為に命をかける男なのは間違いありません。しかし愛する女性が死んだ時、彼女を殺した者を憎みむか、彼女を死に追いやった犯罪自体を憎むかの違いだったと思いました。そこがデントとバットマンの心の強さの差だったのでしょう。"何故人間は闇に堕ちるのか"こんな暗いテーマのノーラン版バットマンですが、私は大満足でした。
演技の方では、ジョーカーを演じたヒース・レジャーが凄かったです。甲高い笑い声が只々不気味です。撮影終了後に亡くなったそうですが本当に惜しい人を亡くしたと思いました。
トゥー・フェイスを演じたアーロン・エッカートも中々の好演でした。
前半・後半に分けた方が良かったって声がチラホラありますが、トゥーフェイスだけの作品だと、どうしてもジョーカーのパートに目劣りしそうな気があると思うので、これはこれでアリだったと思います。
民朗さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-10 10:33:08)
8.《ネタバレ》 最初から最後まで緊張感で息が抜けない。もはやアメコミの域を越えたシリアスな作りは圧巻。続編がありそうなエンディングだがジョーカーの代役は難しい。A・エッカートもいつものにやけたイメージを払拭した好演技。「ダーク」で重厚な「傑作」だ。あえて言えば、ピリピリした場面が続くだけに、2時間半の長さに肩がこった。「ナイト」は夜じゃないのね、とエンディングのクレジットで知りました。
kaaazさん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-10 05:02:28)
7.バットマンシリーズはバートン版への愛着が強いため、この点数になってしまうが、これは紛れも無く傑作だ。バットマン=アメリカ、ジョーカー=テロ組織と考えれば、テロの続発に対するアメリカの苦悩が透けて見える。
愉快犯・信念犯は防ぎようが無い。彼らテロリストが跳梁跋扈する中で、アメリカはどうすればいいのか?これがこの映画の紛れもないテーマだ。暴力に対しては、暴力で対抗するほか無い。だが、果たしてそれでいいのか?バットマンの苦悩はそのまま今のアメリカのそれにつながる。
優れた社会派作品であり、大人向けの映画。ヒース・レジャーの演技には、個人的には満点をつけたい。合掌。
枕流さん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-10 00:30:58)(良:1票)
6.《ネタバレ》 善人が憎しみにより悪人に転落。フェリーでの市民の対応。最愛の人が殺されても復讐に走らないバットマン。など、極端な対応を行う構図で「正義とは何か?」を描いた作品。若干、悪に屈しすぎな面があり、警官志望者が減ってしまうんじゃないかと心配になるような場面も多々あります(笑)娯楽作品というよりは脚本家の犯罪社会観や人間観察が色濃くでているため、人を選ぶ作品だと思います。私自身は鑑賞後の後味が非常に悪かったので、今回の点数となっています。最後のほうで、もう少し、希望が見出せるシーンがあれば良かったのになあ・・。と思いました。
らいおんさん [映画館(字幕)] 3点(2008-08-09 16:47:26)(良:3票)
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【点数情報】

Review人数 345人
平均点数 7.68点
020.58%
120.58%
241.16%
382.32%
492.61%
5195.51%
6349.86%
74914.20%
88223.77%
98023.19%
105616.23%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.82点 Review58人
2 ストーリー評価 8.32点 Review73人
3 鑑賞後の後味 7.53点 Review73人
4 音楽評価 8.10点 Review64人
5 感泣評価 6.12点 Review49人
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【アカデミー賞 情報】

2008年 81回
助演男優賞ヒース・レジャー受賞 
撮影賞ウォーリー・フィスター候補(ノミネート) 
視覚効果賞ニック・デイヴィス[特撮]候補(ノミネート) 
音響効果賞リチャード・キング[録音]受賞(音響編集賞として)
音響賞 候補(ノミネート) 
美術賞ネイサン・クロウリー候補(ノミネート) 
編集賞リー・スミス〔編集〕候補(ノミネート) 
特殊メイクアップ賞コナー・オサリヴァン候補(ノミネート) 
特殊メイクアップ賞ジョン・キャグリオーネ・Jr候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2008年 66回
助演男優賞ヒース・レジャー受賞 

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