42.《ネタバレ》 ほとんどが暗く悲しいシーンであり、また長い作品であるが、人間の持ついろいろな面を見せてくれて、また見終わった後もいろいろと考えさせてくれて、簡単に結論が出ないところが良い。●再見してどきっとしたのは、序盤、妻ソフィアへの対応に悩むハーポに対し、セリーがさらっと「殴れば?」と言ってしまうシーンです。彼女は父からも夫からも常に殴られてきたので、「言うことを聞かせる」=「殴る」だと思い込んでいる、というかそれ以外知らない。だから、ほかの人に対しても、その概念以外のことを伝えることができない。こういった連鎖の問題は現在でも着実に存在しますし、85年の時点でそれをするりと映画の中で表現してしまった手腕が素晴らしい。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-01-06 23:56:02) |
41.平均点低いですね~・・・。私は好きですねーこういうヒューマンドラマ大好きです。黒人社会とかにも興味があったので尚更でした。ウーピーが若い&細い!びっくりです。ひたすらどんな苦難にも耐え続ける女性を演じていて、私が普段見ているウーピーと遠くかけ離れた役柄だったので、驚きの連続でした。後半の30分いいです。特にラストは感動して泣けました~。。涙がスラーっと流れる程度ではなくて、頬の筋肉がこおばるくらいでしたから相当ぐっときてしまったようです。スティーブン・スピルバーグの映画は「A.I」などイマイチな作品も少々ありますが、コレは私にとっては○でした。結構他のたくさんのレビュワーさん達にとってはしっくりこなかったようですが、素直に感動してしまった私にとっては逆にみなさんの辛口コメントはいろいろなシーンの細かい部分を再度考えるチャンスになりました。 【未歩】さん 8点(2004-12-21 02:55:06) |
40.うう!おもすぎる。だけど、こういうことがほんとにあった(いまも・・・?)となると・・・目をそらしちゃいけないなっておもいました。《とはいっても、わたしになにができるのか・・・・考えてもわからないです)あの妹と別れるシーンは泣きました・・・ 【ギニュー隊長★】さん [映画館(字幕)] 6点(2004-12-19 18:06:13) |
39.昼にやってるドラマみたいな映画。これでもか、これでもか、と悲惨な目に遭った主人公が最後には幸福を得る、というコテコテの展開。良いとか悪いとかいう以前に苦手過ぎ。 【永遠】さん 1点(2004-07-22 08:28:36) |
38.黒人社会か抱える様々な問題の深さを我々日本人に理解することは到底不可能。もし自分が黒人で同様の立場であったのなら泣いていたかもしれない。 【hrkzhr】さん 6点(2004-03-27 00:07:38) |
37.全体的には良い作品ですがやはり黒人社会という日本人にはやや難しいテーマを扱っていたので理解し難い部分はありました。最後はすっきりしました。 【ゆきむら】さん 6点(2004-03-22 09:14:35) |
36.あらすじに書けなかったことを淀川長治さんの言葉を借りて言うと「この映画は映像の詩」です。加えて音楽が雰囲気にぴったりですばらしい。この映画のサントラ盤(なぜかクインシー・ジョーンズの音楽ということになっていますが、これどういうこと?)のCDは私の宝物です。「おまえは黒人だ!」という言葉が「自分の文化に誇りを持て!」という意味で発せられるのは黒人ジャズ・ミュージシャンなどが輩出した後、しかも都会でのことで、この時代アメリカ南部では黒人を馬鹿にするために発せられていたようです。(主人公の夫も主人公に向かって馬鹿にする意味で言っています。)平凡な黒人を描いてこれほどのパワーのある作品ができるのだから非凡な黒人を描いてオスカーをどんどん狙ってほしいです。芸術家ならチャーリー・パーカーかマイルス・デービス、社会運動家や政治家ならノーベル平和賞を受賞したキング牧師やラルフ・バンチ博士・・・黒人俳優よがんばれ! 【かわまり】さん 9点(2004-03-02 02:15:53) |
35.長かった。どきどきもはらはらもできませんでした。 【よしふみ】さん 3点(2004-02-19 23:39:41) |
34.黒人社会を正面から丁寧に描いています..秀作です.. 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-01-23 10:44:27) |
33.スピルバーグらしからぬ作品。どこが泣き所なのか私にはわからなかった。ラストは心地よかったです。 【もちもちば】さん 7点(2004-01-18 21:40:59) |
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32.原作を中学生の頃に読んだのだけれど、今思うと本当に理解し切れていたのか?と疑問に思う。アメリカの黒人女性。白人から蔑まれ、男からも虐げられる。逃げ場もなく、根本的に絶望的。その閉塞感の中でそれでも前を向いて生きていけるか?私にはとても無理だ。しかし劇中の女性たちはあの悲惨な状況下でも笑って生きている。思考を喚起させる、という意味ではこの映画は充分だ。それがスピルバーグの手腕なのか、アリス・ウォーカーの原作に起因するものなのかは分からないけれども。 【ひのと】さん 7点(2004-01-10 14:32:56) |
31.背景と作品は別のものと考える立場から、スピルバーグが全身からオスカーちょうだいオーラを発し始めたという点を意図的に無視して考えれば、なかなか良くできた佳作であるとは言えるのだが、この映画でトップスターの座に踊り出たその後のウーピー・ゴールドバーグの見苦しいはしゃぎぶりや、スピルバーグのその後の優等生化にうんざりさせられたことを思うにつけ、作品そのものよりもむしろ前後の経緯から否定的な見方しか出来なくなって来ている自分に気づく。原作となったアリス・ウォーカーの小説はまごうことなき傑作であり、映画はそれを完璧とまでは言えないまでも非常に原作に対して誠実に、きちんと一生懸命作られている。アメリカ社会の底辺に暮らし続けて来た黒人たちの生活が実際にはどうだったか、真摯な態度で作られた映画としては周囲の状況がいくらなんでもヒドすぎませんか。この映画で主人公の義理の嫁を演じたオプラ・ウィンフリーは今やアメリカワイドショー界のゴッドマザーだ。ウーピー・ゴールドバーグはハリウッド版女武田鉄也と化してお涙頂戴映画からキツいコメディまで来た役は一つも断らない活躍ぶり。スピルバーグは一作毎にオスカーくれくれと叫び続け、今やオスカー像を増やすためなら家族さえ売り出しかねない勢い。これだけボロクソにけなしておいて8点献上する私も相当イカれているが、映画自体はとにかく非常に良い映画だったし人類にとって必要な映画。実の父親から子供を生まされ、さらに父親ほど年齢の違う見ず知らずの男と無理矢理結婚させられるセリーが、夫の愛人シャグとはぐくんで行く不思議な感情、そこから芽生える自立への希望。こういう時代から100年も経たない現在に生きる全ての女性たちにとって、一度は観ておく価値があると私は考える。いい映画なんだけどなあ。既成概念を捨てないとキツいですね。 【anemone】さん 8点(2003-12-13 00:00:19) (良:1票) |
30.なんだかやりきれないエピソードが続いて、ちょっとうんざり気味でしたが、スピルバーグの演出力で最後まで見れた感じです。本国のアフリカ系アメリカ人さんたちにはどう映ったのでしょう。 【ロイ・ニアリー】さん 7点(2003-12-12 11:47:48) |
29.大半が黒人だけの退屈な映画だった。もうちょっと短くまとめろ。ダニーグローバーの印象が変わってしまった。 【guijiu】さん 4点(2003-11-27 13:02:41) |
28.映画を見た時、めちゃくちゃ泣けた記憶はあるのに、すっごいいい映画だと思ったのに、今印象に残っているのはコスモス畑の中を駆けてたり、コスモス畑の中で「せっせっせ」をしてたりと、まー、断片的映像ばっかりだったりして。今振り返ってみれば、スピルバーグには不向きな題材だったのでしょうね。いい映画、で流されちゃいけない筈の物語、上手くまとめてナンボの映画じゃない筈だったのですから。 【あにやん🌈】さん 6点(2003-11-22 21:28:55) |
27.《ネタバレ》 主人公はもちろんだけど、オプラの人生を思うとやり切れなさにつらくなった。救いようがない理不尽な仕打ちを見せ続けられたので、ラストはほんとに嬉しくて涙が止まらなかった。やっぱり生きてこそ、です。 【桃子】さん 9点(2003-11-11 19:07:56) |
26.《ネタバレ》 「今日の出来事」で割礼を知り、すんごいショックでした。しかも図式付き・・・。テーマは重く、しかし大事な内容だからと、勧められ一生懸命観ようとしましたが、だめだ・・・。スピルバーグ監督の『社会物』は、ワンカット見るだけで拒絶反応を示してしまう。言葉は悪いけど、あざとすぎる・・・。なんでだろ?テーマはいいのに。なんちゅうか、なんか、駄目でした。 【きなこ餅】さん 3点(2003-11-04 16:11:34) |
【虎尾】さん 8点(2003-10-19 17:52:36) |
24.《ネタバレ》 アリス・ウォーカーの本(日本語訳)を読んだことがあってこれを見たのですが、やはり原作とはかなりイメージが違いますね。「やなこった」の一言で運命が変わるところなどは当時の米国の現実だったのでしょうが、それでもかなり奇麗ごとに描かれているのではないかと思います。それにしても米国にはこの種題材を映画化できる女性監督とかっていないのですね。印象に残ったのは二人のブランコのシーンだけ。 【たいほう】さん 7点(2003-09-03 01:13:38) |
23.きれいな夕日の映像ばかり印象的な映画です。内容は不思議なくらいに覚えていません。原作者アリス・ウォーカーは力強く大好きな作家なので、彼女が広く有名になっただけでも、この映画はうれしかったりします。 【omut】さん 5点(2003-08-04 06:39:09) |