ダークナイト(2008)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 タ行
 > ダークナイト(2008)の口コミ・評価
 > ダークナイト(2008)の口コミ・評価 2ページ目
 > (レビュー・クチコミ)

ダークナイト(2008)

[ダークナイト]
The Dark Knight
2008年上映時間:152分
平均点:7.68 / 10(Review 345人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-08-09)
公開終了日(2008-12-10)
アクションサスペンスSFシリーズもの犯罪もの漫画の映画化
新規登録(2008-04-01)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2024-01-31)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督クリストファー・ノーラン
キャストクリスチャン・ベール(男優)ブルース・ウェイン/バットマン
ヒース・レジャー(男優)ジョーカー
アーロン・エッカート(男優)ハービー・デント/トゥー・フェイス
マイケル・ケイン(男優)アルフレッド・ペニーワース
マギー・ギレンホール(女優)レイチェル・ドーズ
ゲイリー・オールドマン(男優)ジェームズ・ゴードン
モーガン・フリーマン(男優)ルーシャス・フォックス
キリアン・マーフィ(男優)ジョナサン・クレイン/スケアクロウ
エリック・ロバーツ(男優)サルヴァトーレ・マローニ
アンソニー・マイケル・ホール(男優)マイク・エンジェル
マイケル・ジェイ・ホワイト(男優)ギャンボル
ウィリアム・フィクトナー(男優)銀行支店長
チン・ハン〔1969年生〕(男優)ラウ
エディソン・チャン(男優)ラウの部下
コリン・マクファーレン(男優)ギリアン・B・ローブ
トミー・’タイニー’・リスター(男優)フェリーの囚人
キース・ザラバッカ(男優)スティーヴンス刑事
デヴィッド・ダストマルチャン(男優)偽警官
ニッキー・カット(男優)ショットガンのスワット隊員(ノンクレジット)
檀臣幸ブルース・ウェイン/バットマン(日本語吹き替え版【ソフト】)
藤原啓治ジョーカー(日本語吹き替え版【ソフト】)
木下浩之ハービー・デント(日本語吹き替え版【ソフト】)
小川真司〔声優・男優〕アルフレッド・ペニーワース(日本語吹き替え版【ソフト】)
納谷六朗ジム・ゴードン(日本語吹き替え版【ソフト】)
池田勝ルーシャス・フォックス(日本語吹き替え版【ソフト】)
遊佐浩二スケアクロウ(日本語吹き替え版【ソフト】)
本田貴子レイチェル・ドーズ(日本語吹き替え版【ソフト】)
鵜飼るみ子バーバラ・ゴードン(日本語吹き替え版【ソフト】)
朴璐美アンナ・ラミレス刑事(日本語吹き替え版【ソフト】)
山野井仁サルヴァトーレ・マローニ(日本語吹き替え版【ソフト】)
楠大典ギャンボル(日本語吹き替え版【ソフト】)
草尾毅銀行支店長(日本語吹き替え版【ソフト】)
金光宣明(日本語吹き替え版【ソフト】)
藤真秀ブルース・ウェイン/バットマン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大塚芳忠ジョーカー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
井上和彦ハービー・デント(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
諏訪部順一スケアクロウ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
岡寛恵レイチェル・ドーズ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
糸博アルフレッド・ペニーワース(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
立木文彦ジム・ゴードン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂口芳貞ルーシャス・フォックス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山像かおりバーバラ・ゴードン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林由美子ジミー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
江原正士アンソニー・ガルシア市長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
金尾哲夫ジェラルド・スティーブンズ刑事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
楠見尚己マイケル・ワーツ刑事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
東條加那子アンナ・ラミレス刑事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
内田直哉マイク・エンジェル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
佐々木勝彦サルヴァトーレ・マローニ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
横島亘銀行支店長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大友龍三郎ギャンボル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
斎藤志郎チェチェン人ボス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
志村知幸グランピー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
中尾一貴(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂詰貴之(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
仲野裕(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
青山穣(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村治学(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
間宮康弘(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
かぬか光明(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作クリストファー・ノーラン(脚本原案)
デヴィッド・S・ゴイヤー(脚本原案)
ボブ・ケイン(キャラクター創造)
脚本クリストファー・ノーラン
ジョナサン・ノーラン
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
ハンス・ジマー
Boom Boom Satellites(戦闘シーンのBGM)
編曲ブラッド・デクター
ブルース・ファウラー〔編曲〕
ジェフ・アトマジアン
撮影ウォーリー・フィスター
製作エマ・トーマス
チャールズ・ローヴェン
クリストファー・ノーラン
ワーナー・ブラザース
製作総指揮ケビン・デ・ラ・ノイ
マイケル・E・ウスラン
ベンジャミン・メルニカー
制作ブロードメディア・スタジオ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイクコナー・オサリヴァン(補綴スーパーバイザー)
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
フレームストアCFC(視覚効果)
BUFカンパニー(視覚効果)
ニック・デイヴィス[特撮](視覚効果スーパーバイザー)
美術ネイサン・クロウリー(プロダクション・デザイン)
ケヴィン・カヴァナー〔美術〕(美術監督スーパーバイザー)
スティーヴン・ローレンス[美術](美術監督)
衣装リンディ・ヘミング
ヘアメイクジョン・キャグリオーネ・Jr
編集リー・スミス〔編集〕
録音リチャード・キング[録音]
字幕翻訳石田泰子(ソフト)
松崎広幸(NHK)
スタントリック・エイヴリー
その他ヒース・レジャー(献辞)
ブルース・ファウラー〔編曲〕(指揮)
あらすじ
犯罪が犇くゴッサムシティ。 そこに突如として表れた犯罪者。彼は派手なパフォーマンスを好み、人の命など紙くずほどにしか思っていない。その上犯罪をゲームのように楽しむ。 彼が現場に残すのは、山ほどの死体と、爆破された瓦礫 そして、トランプのジョーカー・・・・
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
123456789101112131415161718
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
325.人生でもっとも衝撃をうけた作品。私のもっている善悪の区別がかき乱される。稚拙な表現ですが天使と悪魔が自分の中で争っている。その双方ともに自分である。そして、そのいずれかが欠けても自分ではなくなる。ゴッサムシティを巻き込むという壮大さを加味すると、これほどの物語になるのか。ジョーカーは恐ろしい、しかしいなくなった状態が想像できない。それは、第二、第三のジョーカーが生まれるからでなく、ジョーカーが今の自分の中にあるからだ。狂気とは、自分の善悪の葛藤のことをいうのかもしれない。
元祖さん [映画館(字幕)] 10点(2013-08-02 04:11:35)(良:2票)
324.《ネタバレ》 面白いんだけどね。
バットマンっていえば、どうしてもプリンスが主題歌歌ってた、あのバブリーなバットマンのイメージが払拭できない自分が居て、面白かったけど、ずーーーーっと変な違和感があった。
ジャック・ニコルソンが、ああだとか、ヒース・レジャーがこうだとか以前に、
たかがヒーローものにしては人間の本質とは、なんぞや?と問う作品。
そこに重厚さを感じた人はえらく感銘を受けた作品になりえるのだろうが、
何もバットマンでやらなくても・・・って思ったりもしてしまう。
バニーボーイさん [地上波(吹替)] 7点(2012-07-05 22:02:24)(良:2票)
323.2時間半も要らんだろう、と思いつつ、また実際要らんのだけど、とは言え飽きさせないようにアクションシーンを適宜入れ込んで、実際飽きさせない作品になっているのだけど。ただ、作品の意図がピンと来なかったのが、ジョーカーもトゥーフェイスも、怪人ではなく普通の人間として描いていること、いや普通の人間であることをわざわざ強調していること。ジョーカーのピエロ顔は地のものではありませんよ、単に普通のオジサンがペインティングしてるだけですよ、と言わんばかりに、白塗りが部分的にハゲたりするし。トゥーフェイスにいたっては、大怪我をした気の毒な人、にしか見えない(こういう描写をそのまま「顔の片面は悪の象徴」みたいに持っていくのは、ちょっと悪趣味が過ぎないか?)。一線を越えてしまった「怪人」として、異形の哀しみを込めて描いたティム・バートンの方が、真っ当だと思うけどなあ。どうしてこんなアプローチで、バットマン映画をまた作ろうと思ったんだろうか。そりゃまあ、悪が普通の人間に宿る、というのがテーマなのかも知らんが、それを映像にどう翻訳するか? 犯罪者とは言え生身の相手を、金に糸目をつけずハイテク三昧で追いつめようとするバットマン、普通に「卑怯」なだけだと思うぞ “富豪刑事”の爪の垢でも煎じて飲むとよい。って同類か。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-11-06 16:44:54)(良:2票)
322.《ネタバレ》 アメコミ物はそれなりきのイメージしかありませんでしたが、もはやお子様に見せられる次元ではなく、ここまでやるか!と驚きの連続。
特に検事の火傷顔にはインパクトがあり驚かされましたが、これがこの作品の象徴であったことが最後のほうの場面でわかり、妙に納得してしまいました。
例え下手ですが、勧善懲悪のロボットアニメ作品時代にガンダムが登場したときのような衝撃を受けました。
午の若丸さん [DVD(字幕)] 8点(2011-01-03 22:06:54)(良:2票)
321.ジョーカーのやり方が最悪なんだけど最高だ。人間が持つ愚かさをとことん利用し楽しむ悪趣味ぶり…さすがです。最後の興味として、ジョーカーの死に方があったわけだが、この点は裏切られてしまった。それも悪くないけどね。
リーム555さん [DVD(字幕)] 9点(2010-02-27 00:03:36)(良:2票)
320.バットマンの設定が、ここまで暗く・重くなり、しかも全米の観客に
受け入れられたという事実に、隔世の感を感じます。米国も変わりました。
昔、バートン監督がバットマンを映画化したとき、僕はこの作品がピカレスクロマンになるという発想がなく、暗い暗い物語に出会って興奮したのですが、この作品は
さらに上を行きました。
貧乏のどん底でどうしようもなくなって犯罪を犯した人もいるでしょう。そんな犯罪者を、ありあまる財産を湯水のように使っていじめまくるバットマン。好きです。
みみさん [DVD(字幕)] 8点(2009-08-11 19:40:19)(良:2票)
319.《ネタバレ》 前作がかなりガッカリで金返せとまで思ったのに同じ監督が作ったとは思えない。
シリアスな犯罪物の良さとアメリカンコミック物の良さがうまい具合に合わさっている。前作はリアルにしようとし過ぎてアクションや敵役がいまいちだったけど、今回はジョーカーがよくやってくれた。多分この映画を評価する人のほとんどが言うだろうけどヒースレジャー演じるジョーカーに尽きる。ジョーカーをチンピラやギャングの頭目にせずに「抽象的な存在」にしたのは大正解。これよこれ。この感じを望んでたのよ。欲を言えばもっと笑いながら楽しそうに余裕を持って一連の犯行をやってほしかった。 ゲイリーオールドマン演じるゴードン警部が前作に続きいい味だしてる。また容姿が原作に忠実でいいのよ。今までのシリーズがゴードン警部を軽視していた反動かかなりのいいとこどり。 しかしメイン張るべきブルースウェインがなんか薄い(笑)
私生活のトンデモセレブぶりをもうちょっと見せてほしかった。
あと口元がすっとしてるからかバットスーツ着たときのマスクがパッとしない。 これはマイケルキートンが異常なだけかもしんないけど。 デントの後半のエピソードは次に回してもよかった。焼けただれてからトゥーフェイスって呼ばれてたことを明かすんじゃなくて事前に伏線引いておいて欲しかった。 展開が駆け足すぎる。 あとリアル路線もいいけどそれを損なわない程度のカタルシスも欲しかった。もっとガッとバットシグナルを劇中で使ってほしかった。最後のバットシグナルを壊すシーンがより映えたはず。 おそらく製作者はそういうヒーロ、ヒーロした感じになるのが嫌で徹底的に排除したんやろうけど。 筋に関しては文句はほとんどないけど一つだけ・・・。やっぱり船の避難民にボタンは押さすべきだった。 そんでそのボタンは自分たちの船の起爆装置だったみたいな展開。こうしたほうが「恐怖で倫理や道徳を失うゴッサム市民」になってよりリアルになると思うんだけどやっぱ後味悪すぎかな。ここまでかなり冷徹に話を進めてきたのにこのところだけ浮くんよね。 間違いなくアメリカンコミックを映画化した中では一番完成度高い(一番面白いかとか好きかとかは別の話) これからにキャットウーマンやペンギン、リドラーを持ってきてこの映画並の評価が得られるか不安。 リドラーにジョニーデップは絶対にやめたほうがいい。
CBパークビューさん [映画館(字幕)] 8点(2009-08-02 17:50:53)(良:2票)
318.《ネタバレ》 ヒース・レジャーのジョーカーが作品のイメージを何倍も強烈なものにしていることはいうまでもない。ただ冷酷で残忍なだけではなくて、その中に常に「人の心を操作する」という明確なコンセプト(?)が存在する。そして確かに、彼の手法は、手法としては成功している、というか、「そうされたらそうなっちゃうよなあ」というところを的確に突いてきている。しかし、彼を破ったのは、警察でもなければバットマンでもなく、顔も見えない向こうの船の人々を信じる「人の心」であった。そこで彼は自らの敗北を悟る(おお、これはあのメフィラス星人と同じパターンではないか。道理で彼が格好良く見えるはずだ)。人心の良識が復活すればバットマンは社会に必要がない。だから、主人公は最後に甘んじて悪役を引き受け、その決断に説得力が出る。単にキャラクターの造形に頼ることなく、そこまで突っ込んだ世界を作品として作りあげたというところを評価したい。
Oliasさん [映画館(字幕)] 8点(2009-04-02 04:52:53)(良:2票)
317.《ネタバレ》 優柔不断なバットマンにイライラしっぱなしの3時間でした。どーなんだこのやろーと追い詰めたくなったジョーカーの気持ちもわからなくない。
メリーさんさん [映画館(字幕)] 4点(2009-03-02 02:16:58)(笑:2票)
316.《ネタバレ》 これはすごい。あちこちでの絶賛の声を聞いて過大評価されているきらいがあるかと思ったがとんでもない。従来のヒーローものとは一線を画す暗い暗い物語構造に脱帽。「世に絶望と混沌を与える」ジョーカーとヒーローでありながら影を背負っているバットマンの巧みな対比が素晴らしく、その二人の人間模様が画面を引き立てる。そして二人のそれぞれの主張が、後半の船上のシーンに活きてくる。映画でここまでドキドキしたのはホントに久しぶりだ。更に映像も文句なし。ジョーカーが病院を丸ごと爆破したシーンには度肝を抜かれた。よく聞く言葉だがあえて言うと「劇場で見たかった」。
ドラりんさん [DVD(吹替)] 10点(2009-02-25 02:55:12)(良:2票)
315.《ネタバレ》 この作品の見所はとにかく「悪」の描写の凄まじさに尽きる。徹底的に人の心を攻撃し、正義の概念自体を破壊しにかかるジョーカーには、正面からヒーローに力勝負を挑んでくる普通の敵とは全く違う、リアルなおぞましさを感じる。デントでさえ悪人になってしまい、どうすればこいつを止められるのか、その答えを見せるクライマックス(船)は爽快というより、ホッとする。ジョーカーも最後は人間の良心に負けたんだと(まあバットマンも道連れという形ではあったけど)。超能力とかがないだけアクション的には地味ながら、とにかく精神的に激しい戦いがずっと続くので、150分の長さも気にならない。まさしくヒーローアクションの枠を超えた傑作です。
QUIZさん [映画館(字幕)] 9点(2009-01-13 00:06:39)(良:2票)
314.テーマにしろ登場人物の多さにしろ、とにかくいろんな要素を詰めこみすぎて、消化不良を起こしているような感がありました。尺の長さも、逆に密度を薄めているように思えます。この手のヒーロー物をこういう重厚な語り口で描いたという野心そのものは評価したいのですが……。
Kさん [DVD(吹替)] 4点(2008-12-14 16:12:04)(良:2票)
313.《ネタバレ》 この作品ほど、迫力あるアクションと、心をえぐられる様なヒューマン・サスペンスを両立させた映画は今まで観たことが無い。
しかも、とても重厚なサスペンスの中にも「バットマン」というヒーローを描ききれているのも驚いた。

上に「ヒーロー」と書いたが、少し語弊がある。
タイトル「ダークナイト」の示す通り、バットマンは超人的なパワーを使って悪を懲らしめる通常のヒーローではない。

空を舞うなどの派手なアクションを見れば、ヒーローものとしても観れるということである。
だが、彼自身は修行で得た格闘能力はあるものの、あくまで超人ではなく人間であり、最新技術を駆使した武具を身にまとい、闘っているにすぎない。

悪役のジョーカーも、良心の呵責無く虫けらの様に人を殺害していくが、彼も最強に狂った悪とはいえ、人間なのである。

先が読めないストーリー、2時間半が全く長く感じられなかった。

「カオスの使途」と自称するジョーカーの言動がいちいち胸に突き刺さってくる。
個人的には、ジャック・ニコルソンの演じたジョーカーを、ヒース・レジャーはさらに深化させて演じ切ったと思う。存在感が凄すぎる。

ここまでの作品を作ってしまったノーラン監督、続編はかなり厳しいのではないか。
しかもヒースはもうこの世にいない。代役はどの俳優にでも無理だと思う。

映像、音楽、脚本全てにおいて素晴らしい最高の映画。


おーるさん [DVD(字幕)] 10点(2008-12-13 15:23:41)(良:2票)
312.《ネタバレ》 ある作家の高評価もあって、期待度が高すぎたせいもあるのかこの点になりました。・・・1. アクション・シーンは、この手のハリウッド映画に一般的水準です。ダイハードや、スピードや、ターミネーターを越えるものがこの映画にあるのか、と尋ねられたら、残念ながら、ない、と答えざるをえません。・・2. ジョーカー、マフィア、ラウの関係が、極めて不鮮明だし、全体として、話しの展開に脈絡がなさ過ぎ。・・・3. 札束を燃やすシーンも想像力が欠けているように思えます。ジョーカーが金銭に拘らない悪であれば、例えばゴッホとかダヴィンチとかの絵を燃やして見せれば良いのです。このキャッシュレスの時代に、巨大な札束の山を燃やしたって、中は燃え残るし、社会的にはまた印刷すればよいだけです。・・ 4. ジョーカーは、ずいぶんと手下をもち、組織を作っています。でないと、例えば、銀行強盗の後のスクールバスの行列や、警察組織への浸透や、情報収集や、あるいは病院や船に爆薬を仕掛けることも、人質にマスクをさせて偽装することも不可能です。もしそうした組織を持たないなら、リアリティがゼロのものになってしまう。そして組織があるならば、ジョーカーには、狂気というよりも、理性的な組織者しか感じらなくなってしまう。・・・突き抜けた狂気を感じさせるのは、例えば「ブラックレイン」の松田優作かなんかじゃないでしょうか。あるいはアンソニーホプキンスとか。・・・・説得力を持たせるには、ジョーカーをある種の神として描く必要があるのだけど、それにしては、登場しすぎだし、演技しすぎ。・・・・5. 光と闇というのも、ゾロアスター、マニ的伝統なのだろうけど、説得力を持って展開されていない。・・・全体として退屈な作品でした。
王の七つの森さん [DVD(字幕)] 3点(2008-12-12 00:33:26)(良:2票)
311.《ネタバレ》 冒頭の銀行強盗シーンで一気に引きつけられた。まるで『ヒート』の冒頭部のようにこれ以上ない「つかみ」にやられた。前作はバットマンに現実味を帯びさせたゆえのつまらなさがあったのに、この作品はなぜかかっこいい。前作のレビューにバットマンのプロットを借りた別の物語だと思えばそれなりに云々と書いたが、今作はまぎれもなくバットマンのプロットを借りた犯罪映画だ。だから面白いのだ。アクションシーンは前作同様に何がなんだかなのだが、アクションシーン自体が少ないのでそれほど気にならない。それでも前作が最初から最後まで「正義とは」を語るだけだったように、今作もまた「正義とは」が語られ、バットマンの対称としてジョーカーを位置づけることでそもそも「正義」の必要性への疑問まで持ち出してくる。犯罪が蔓延った世界に均衡をもたらすために犯罪者に恐怖をもたらすバットマンがいる。バットマンがいる世界に均衡をもたらすためにジョーカーがいる。そして均衡を得るために少しずつ歪んでいった世界に真の均衡をもたらすのがカタチとして存在しない希望の光。という話。結局、終始説明の映画であることに段々と苛立ってはくる。ここにこの映画に対するイヤな、それでいて大きなしこりのようなものを感じる。あーだこーだ言ってないで犯罪映画を楽しませろよと思うのだ。このあーだこーだはおそらく次回作に引き継がれるのだろう。
R&Aさん [映画館(字幕)] 6点(2008-10-15 14:51:57)(良:2票)
310.《ネタバレ》 ジョーカーのナース姿やタイヤがデカいバイクにバットマンらしさを感じたけど、その他の部分についてはいわゆるヒーローの孤独を謳うだけのありふれた感。バットマンの飛び方はすごくいいし、心の弱みをついてくるジョーカーの戦略もよい。何が足りないって、熱さが足りない。
ぷりんぐるしゅさん [映画館(字幕)] 5点(2008-09-27 13:24:20)(良:2票)
309.どうせアメコミ映画だろ、と予備知識一切なしで見たのが良かったのか良い意味で期待を裏切られました。何と言いますか・・アクション映画にしては良く言えば深い、悪く言えば重いんですよね、恐らくここが評価の分かれ目なんでしょう。自分はそこに惹かれたわけですが、ただの娯楽映画だと軽く流せないぐらいヒーロー役のバットマンと悪役のジョーカーのキャラ設定が素晴らしかったです。それと、ああいう陰影の付け方、好きですね。   何かここの評価が高かったから楽しめなかった、みたいな人が何人かいるようで残念です。
ケ66軍曹さん [映画館(字幕)] 9点(2008-09-13 11:41:39)(良:2票)
308.うーん。アクションやメカニックは非常によろしい。しかし、この内容にしては長い。。だから、評価は下がる。たとえれば、”ダーティーハリー2”で、ハリーが、自警組織で勝手に殺人を犯す悪徳警官に”立ちションしたら死刑”それじゃ世の中収拾がつかないよと、戒めるが、この作品もただそれだけのこと。それだけの、世の中のどうしようもない、悪と善の矛盾点を、さも、おおげさに、長々と、ジョーカーにも、バットマンにも”えんえんとしゃべらせる”モウいらんことバッカリ、もう、うんざりだった。いったい、やつらの思想になにが隠されているというのだ。なにも、ありはしない。なんにもねえよ!ただ、異常なだけ。たんに異常者がいるだけだ。んなことより、世界のすべての餓死寸前の人たちを全員救ってみろ!てーんだ。偉くも、すごくもなんともない。まさしく、子供向けの論理。いっしょにされちゃー、困る。戦争起こす輩も、同様、”異常”なだけ。人間各人、好き勝手に生きてるだけだ。フェリーの爆破ボタンはおそらく、自爆スイッチであろう。なんか、長ったらしいさまざまな仕掛けが、どうも、非常に子供っぽく、理屈っぽく、感じられて仕方がなかった。考えてみりゃ、これ、マンガかあ。”仮面ライダー”だって、藤岡弘んときと、今じゃ、ぜんぜんちがうもんね。追加!やばい!とんでもない事実に気が付いてしまった!、、、、、この映画、、、明らかに、、、、かの迷作”死霊の盆踊り!”を皮肉っている!!!!うーーん!”dark night(?)"

!”
男ザンパノさん [映画館(字幕)] 6点(2008-09-01 23:36:12)(良:2票)
307.《ネタバレ》 妻投稿■■ジョーカーのキャラクターは最高だった。彼の声優にクレヨンしんちゃんの野原ひろしと同じ声を入れた日本吹き替え担当者のセンスも素晴らしい。■■けどねぇ、私バットマンが守りたいものにそんなに共感を感じないんですよ。それは「常に市民がヒーローを求め、それに希望を持つ」という部分。バットマンにとってはそれがハービーだというんだろうけど、私は「何でゴッサム市の市民がジョーカーにおびえ、パニックになり、利己的な暴徒になったのか」と考えた時に「ヒーローに甘えていた」としか思えないんですよ。現実世界って自分自身がヒーローであり悪者であり、そうやって一人一人が生きていくものなのではないでしょうか。■■子供がヒーロー番組を見るときって、「わあ、僕もあんなのになりたい」というもんなんだろうけど、それが大人になると「僕の代わりに彼がヒーローになってくれる」に変わってしまうものなのだろうか。少なくとも映画の中のヒーローとゴッサム市民の関係はそういう関係だ。これは私たちがヒトラー、ブッシュ、オバマに何かを期待するのとあまり変わりはない。ヒーローの在り方はそんなもんじゃないはずだ。■■私はバットマンが最後に下した結論は、結局は何の解決にもならないと思う。ヒーローが去っていく時には、残された子供たち、そして観客、映画の中ではゴッサム市民自身がヒーローにならなくてはいけないはずなのだ。
はち-ご=さん [映画館(字幕)] 3点(2008-08-28 23:10:43)(良:2票)
306.《ネタバレ》 ビギンズには辛い評価をした私ですが、それを撤回せねばならない続編が出てきました。スパイダーマンと比較してヒーローの見せ方がなってないなどと批判したのですが、この新生バットマンは他のアメコミ映画とは目指すものがまるで違うようです。マンガの世界を巧く作りあげ、ヒーローものならではの荒唐無稽なアクションを見せ、そして実写化した時の違和感をうまいトンチで乗り切ることが他のすべてのアメコミ映画のキモとなっていますが、このシリーズが目指すのはそれとは正反対。バットマンや敵のフリーク達を現実の世界に引っ張り出し、現実世界で彼らがどのような意味を持つことになるのかがこのシリーズの追うところです。なのでCG丸出しのヒーロー大暴れなどは一切なく、バットマンやフリークとはいえあくまで生身の人間が戦ってるよう見せることにこだわっています。前作では視覚的に未完成だった為この狙いがイマイチはっきりしませんでしたが、本作では見事にスクリーンに反映されています。そこいらの刑事ものよりもリアルに、しかもバットマンという非現実が真ん中に立っていても変に見えないようにという絶妙なバランスで作られているのです。またそんな生真面目なアクションの中でも、バットモービルからバットポッドが分離するというかっこいいギミックも見せてくれるので、監督も相当小慣れてきてるなと感心しました。脚本の充実ぶりも見事。たったひとりの狂人が大都市をパニックに陥れていく過程に疑問や違和感を覚えさせないのは、話が良く練られている証拠。そんな「よく出来た脚本」からさらに二歩も三歩も突っ込んで、ドラマとしての面白さ、「正義とは?ヒーローとは?」という問いかけまで盛り込み、かつ大量に仕掛けたネタをどれひとつ破綻させていないという神業的な仕上がりとなっています。特に素晴らしいのが二隻のフェリーの駆け引きで、戦いの当事者が「正義とは?」と悩む映画はいくつもありますが、傍観者である市民にその姿勢を問うというありそうでなかった展開を挟んできたことで、この作品の価値はぐっと上がりました。今回点数を9点としているのは、映画館で一度鑑賞しただけでは、情報量の膨大な本作の全貌を掴んだ自信がないからです。それにしても、このような観客に対して相当レベルの観賞力や集中力を要求する映画が史上空前のヒットとなっているのですから、アメリカというのもバカにならない国です。
ザ・チャンバラさん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-15 03:36:58)(良:2票)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
123456789101112131415161718
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 345人
平均点数 7.68点
020.58%
120.58%
241.16%
382.32%
492.61%
5195.51%
6349.86%
74914.20%
88223.77%
98023.19%
105616.23%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.82点 Review58人
2 ストーリー評価 8.32点 Review73人
3 鑑賞後の後味 7.53点 Review73人
4 音楽評価 8.10点 Review64人
5 感泣評価 6.12点 Review49人
chart

【アカデミー賞 情報】

2008年 81回
助演男優賞ヒース・レジャー受賞 
撮影賞ウォーリー・フィスター候補(ノミネート) 
視覚効果賞ニック・デイヴィス[特撮]候補(ノミネート) 
音響効果賞リチャード・キング[録音]受賞(音響編集賞として)
音響賞 候補(ノミネート) 
美術賞ネイサン・クロウリー候補(ノミネート) 
編集賞リー・スミス〔編集〕候補(ノミネート) 
特殊メイクアップ賞コナー・オサリヴァン候補(ノミネート) 
特殊メイクアップ賞ジョン・キャグリオーネ・Jr候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2008年 66回
助演男優賞ヒース・レジャー受賞 

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS