アバター(2009)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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アバター(2009)

[アバター]
Avatar
2009年上映時間:162分
平均点:7.26 / 10(Review 361人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-12-23)
アクションドラマSFアドベンチャーシリーズもの3D映画
新規登録(2009-07-04)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2022-12-04)【イニシャルK】さん
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監督ジェームズ・キャメロン
助監督スティーヴン・クエイル(第二班監督)
ジョシュ・マクラグレン
キャストサム・ワーシントン(男優)ジェイク・サリー
ゾーイ・サルダナ(女優)ネイティリ
シガニー・ウィーバー(女優)グレイス・オーガスティン
スティーヴン・ラング(男優)マイルズ・クオリッチ大佐
ミシェル・ロドリゲス(女優)トゥルーディ・チャコン
ジョヴァンニ・リビシ(男優)パーカー・セルフリッジ
ウェス・ステューディ(男優)エイトゥカン
CCH・パウンダー(女優)モアト
ラズ・アロンソ(男優)ツーテイ
ジョエル・デヴィッド・ムーア(男優)ノーム・スペルマン
東地宏樹ジェイク・サリー(日本語吹き替え版)
小松由佳ネイティリ(日本語吹き替え版)
弥永和子グレイス・オーガスティン(日本語吹き替え版)
菅生隆之マイルズ・クオリッチ大佐(日本語吹き替え版)
杉本ゆうトゥルーディ・チャコン(日本語吹き替え版)
難波圭一パーカー・セルフリッジ(日本語吹き替え版)
滝沢ロコモアト(日本語吹き替え版)
乃村健次(日本語吹き替え版)
紗ゆり(日本語吹き替え版)
大西健晴(日本語吹き替え版)
村治学マックス・パテル博士(日本語吹き替え版)
大黒和広(日本語吹き替え版)
脚本ジェームズ・キャメロン
音楽ジェームズ・ホーナー
スティーヴ・ジャブロンスキー(追加音楽)
編曲ジェームズ・ホーナー
ニコラス・ドッド
ジョン・キュール
J・A・C・レッドフォード
撮影マウロ・フィオーレ
製作ジェームズ・キャメロン
ジョン・ランドー
ジョシュ・マクラグレン(共同製作)
20世紀フォックス
製作総指揮コリン・ウィルソン
レータ・カログリディス
配給20世紀フォックス
特撮スタン・ウィンストン・スタジオ(特殊効果)
ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
ウェタ・デジタル社(視覚効果)
BUFカンパニー(視覚効果)
フレームストアCFC(視覚効果)
ジョン・ブルーノ〔特撮〕(視覚効果スーパーバイザー)
スティーヴン・クエイル(視覚効果スーパーバイザー)
コリン・ストラウス(視覚効果デザイン)
グレッグ・ストラウス(視覚効果デザイン)
美術リック・カーター(プロダクション・デザイン)
ロバート・ストロンバーグ(プロダクション・デザイン)
ケヴィン・イシオカ(美術監督スーパーバイザー)
アンドリュー・メンジース(美術監督)
衣装デボラ・リン・スコット
メイズ・C・ルベオ
編集スティーブン・E・リヴキン
ジェームズ・キャメロン
録音クリストファー・ボーイズ(サウンド・デザイナー)
ゲイリー・サマーズ(リレコミキサー)
字幕翻訳戸田奈津子
スタントケイシー・オニール
J・J・ペリー
アーニー・レイズ・Jr
その他ジェームズ・ホーナー(指揮)
あらすじ
豊富な地下資源の眠る豊かな星パンドラ。そこはナヴィと呼ばれる青い肌の原住民が、自然と共に生きる美しい世界。しかし資源を奪おうと、人間達はナヴィを滅ぼす侵略を始める。元海兵隊員のジェイクに与えられ任務は、資源の上にあるナヴィの村をどかすことだった。人間とナヴィの結合体=「アバター」の姿となり、パンドラに降り立ったジェイク。しかしそこで出会ったのは・・・ 構想14年。ジェーム・ズキャメロン監督12年ぶりの作品にして、初の3D映画。脅威の映像革命を実現し、映画の歴史を変えた超大作!
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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341.《ネタバレ》 素晴らしい!
唯一の3D映画アバター。それは感動の映像体験だ。
スピルバーグはたぶん嫉妬したであろう。
いや、恐らくすべてのクリエーターが嫉妬したであろう美しすぎる映像世界。
個人の芸術家はこの作品を前に何ができるのか。
この世界を創造したキャメロンはまさに天才である。
自分はこんな素晴らしい世界を見たことがない。
ファンタジー世界を崇拝する者にとっては最高の幸せだ。
完璧に構成された見事な一場面一場面に息を呑み、
圧倒的なスケール感と物凄い迫力にただただ感動するばかりだった。
震えるほど美しい場面がある。それはもう美の極致だ。
SFファンタジー映画はこの映画をしばらくは超えないだろう。
内容はエンターテイメントの次元をとうに超えている。

CGで作られた世界はFFなどのゲーム美術に共通するところもある。
しかしFFなんかよりも遥かに美しい。
いや、これはアメリカ版「ラピュタ」といっても良いくらいに幻想的な世界。
ネイティリはどことなくもののけ姫のサンを彷彿とさせる。

色彩的に青が非常に美しく神秘的。
まるで海のように深く静かに輝く幻想的なムードの青に癒される。
また水の表現が非常に美しい。
これはタイタニックやアビスを監督したキャメロンならではの成せる業。

この作品には人間の原始の美しさとエネルギーで満ちている。
この作品を見ると現在に生きる人類はどれだけ霊や自然との一体感を失ってしまったのかと思う。

ナヴィ族の生活は美しく生のエネルギーに満ち溢れる。
そこで生きる強さと逞しさが生命の強さを思わせていて美しい。
獰猛な獣や奇妙な植物たちが埋め尽くす森こそ正に「命」そのもの。

しかしこの作品で行われるのは人類がこれまでにしてきた残虐な行為だ。
軍人たちが神聖な巨大樹を焼き倒すとき神をも殺した。
巨大樹こそ自然の象徴で、それを欲しいもののために破壊する人間の姿がそこにはある。
そういった自分よりも遥かに大きな神聖なものを破壊してしまうことに「畏れ」のような感情はないのだろうか?

戦闘機をはじめとする背景には、キャメロン映画にあるメカデザインのカッコ良さがみられる。
戦闘機に描かれたドラゴンの絵にはドラゴンの霊が宿ってるみたいでカッコいい。
このアバターは映画史の中で唯一3D映画として語られる映画だと思う。
ゴシックヘッドさん [映画館(吹替)] 10点(2010-01-29 00:07:14)(良:2票)
340.《ネタバレ》 あのアバターのシステムって、不老不死につながる言わばもう神の領域だと思うのだが、そこまで進化した人類でありながら、方や自己の利益のために旧態依然とした侵略行為を行うってところがいささかアンバランスではなかろうか。
先住民と摩擦を起こすにしてもう少し未来的な理由が欲しかった。

前半は眠くなったという意見がいくつか見受けられるが、自分はむしろ前半はワクワクして観れた。足の不自由な主人公がアバターの身体を得、ひたすら「走る」シーンは素晴らしい。これからどんなアメージングな展開になるのであろうと思っていたら、だんだん普通の映画になっていって最後はコレかよ!って感じ。
banzさん [映画館(吹替)] 6点(2010-01-19 03:48:59)(良:2票)
339.《ネタバレ》 パーフェクトだった。映画として必要な要素を欲張りなまでに表現し、ここまでのレベルで成功した例はあまり無いと思う。SFの中に原始の美を設け、地球ではない架空な土地を「守らねば」と思わせる即効性。そのような説得力を持つ美しい架空世界を作り上げた事がまず凄い。パンドラの地、そこに巣食う動植物やナヴィ達の世界は、映画の中でたった2時間半あまり覗いただけなのに、まるでずっと太古から存在しているように思えたし、対する地球人はエイリアン以外の何者でもなかった。短時間でそう思わせることに成功した。説得力ある世界観、カリスマ性あるヒーロー、美しくも勇敢なヒロイン。パーフェクトだった。特筆するのは、ヒロイン、ネイティリの美しさか。しなやかな肢体と躍動感溢れる身のこなし、少女のように純粋な表情と、少年のようにストレートな声…。そこに魅せられてしまった地球人(視聴者)の負けは決まったようなものでした。  余談ですが、確かに もののけ姫 に似ている。ホームツリーが倒されたとき、でーだらぼっち的な者が出てきたら、間違いなく減点だったが。これは文句無く10点。
ちゃかさん [映画館(字幕)] 10点(2010-01-13 21:19:54)(良:2票)
338.《ネタバレ》 皆さんベタ褒めだけど、そんなによかったかなあ? 映像は悪くはないけど期待した程ではなかったし、ストーリーはベタ・・・というか、ナウシカ ラピュタ もののけ
のパクリって感じ。正直、長かった。
フラミンゴさん [映画館(吹替)] 5点(2010-01-12 04:55:36)(良:2票)
337.《ネタバレ》 映像は驚愕に値する。まさに映画が変わろうとしているのを感じさせる。ただ、価値あるのは映像だけで、内容は普通どころか平均点以下と言わざるを得ない。個人的には大嫌いな展開であった。このまま映画は3Dに進化をしていくのだろうけど、映像だけに頼った作品ばかりが製作されるのではなく、旧来の映画の持つ素晴らしさも余すことなく融合していって欲しいと映画ファンとして切に願う。
いっちぃさん [映画館(字幕)] 6点(2010-01-11 01:24:59)(良:2票)
336.《ネタバレ》 こりゃあ,素晴らしい。映画をエンターテイメントの1つとして考えた場合,一人2000円払ってこれだけ満足できるものは,なかなかないなと思いました。ああ,もちろん3Dで見たんですが,3Dっていうのに期待しすぎるといけません。3Dはあくまで楽しむための1つの手段であって,目的ではありません。もちろん3Dメインに作られた映画もあるのですがそれとは別物だと思ってください。ちなみに私は前から5列目でみましたがこれぐらいがいいような気がします。もう少し前で見てもいいかなと思いましたが。その場合は吹き替えの方がいいかもしれません。一生懸命画面を見ようとするので目がかわいてしまいました。コンタクトがしぱしぱしてしまいました。目薬を持っていくのも良いかもしれません。キャメロン監督はパンドラを舞台にした話をもっともっと描きたかったんでしょうね。2時間42分でも足りなかったことでしょう。いっそ3部作にしても良かったかも。ミシェル・ロドリゲス相変わらす良い感じです。散り際が格好いいんですよね。 (ちなみにDolby 3Dにて鑑賞しました)
蝉丸さん [映画館(字幕)] 10点(2010-01-06 01:09:09)(良:2票)
335.《ネタバレ》 評判がいいので3D版を元旦に観賞しました。点数で言うと6点です。さほど満足できませんでした。予告編をご覧いただければストーリーはお分かりいただけると思います。地球人はパンドラという惑星のレアメタルを採取しようとしていたが、そこには現住民ナビィが住んでいた。主人公は平和的解決策の模索のため、アバターという遠隔操作人造人間を操作し現地の村に潜入。そこでナビィと交流する。業を煮やした上層部が武力介入を決意。平和なナビィの村を襲う。そこで主人公はナビィの側に立って、地球軍と全面戦争に突入する。。。パンドラの映像がすごくてまるでそこにいるようだという感想をみましたが、そこまでには思えませんでした。3D映像と聞いて想像できる範囲をこえてません。CGで描かれた世界観もファイナルファンタジーっぽい安っぽさがぬぐえません。2時間半の上映時間のほとんどが森の猛獣との追いかけっこや、鳥に乗って空を飛ぶシーン、兵器による爆撃シーンで、ストーリ展開に必要な重要なシーンというわけではありません。印象的なエピソードはなく、全般的にゲームっぽい軽さが目につきます。トゥルークマクタという大きな竜に乗る伝説の戦士のエピソードを聞いた主人公が、みんなに自分の言うことをきかせるために大きな竜を捕まえるというくだりがあるのですが、ここで完全にしらけました。伝説になるくらいなので、その大きな竜を捕まえるのはとても大変なはずです。なぜ、そんな簡単に捕まえることができるのでしょうか?ファーストディで1300円で観ましたがそれでも損した気分です。ちなみに映画館によっては割引対象外にしているところもあるみたいなので注意してくださいね。
承太郎さん [試写会(吹替)] 6点(2010-01-02 03:43:14)(良:2票)
334.「うぉー!!すげぇな!!ジェイク、奴らやっちまおうぜ!!」
「ネイティリ、まて!待ってくれ!俺を置いていくな!!」
「ツーティ!!族長亡き今お前が次の族長だろ!!しっかりしろ!!!」
「グレース、頼む!生き返ってくれ!!」
「もう奴ら、ガマン出来ねぇ!!絶対オレがこの手でっ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

「うん!?何だ?周り中人間だらけじゃねぇーか!?」
「はぁ?ゴーグル返せって?何言ってんだよ、コレがなきゃ呼吸が…!?」
「あれ?オレ何でこんなとこ歩いてんの!?・・・えっ!?…そうか…。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「いらっしゃいませ♪」
「…アバターのパンフ下さい・・・。」
「はい、600円になります。」
「1,000円からで宜しいですか?はい、400円のお釣りです。」
「ありがとうございました♪」
いつもの様に買ったパンフを手に人ごみの雑踏を抜け切ったところで
「ふぅ・・・」とため息を吐く。
「コレが現実か…。」
sting★IGGYさん [映画館(字幕)] 10点(2009-12-26 23:01:53)(笑:2票)
333.《ネタバレ》 超ネタバレあり。
まず3Dから。テーマパークのアトラクションのように、あっと驚く飛び出し感を狙ったもんじゃありません。
逆。キャメロンの3Dはナチュラルな奥行き、遠近感を実現したもの。
見る人によっては地味だと思うかもしれません。
でも目の肥えた人が見ると、圧倒的だと思われます。
現に、あの押井監督が完敗宣言したという記事がありました。

・・とはいうものの最初1時間くらいは脳が慣れるのに時間がかかると思います。
しかし、その後は3Dであることも忘れて興奮。
前半、ためにためていたものを一気に爆発させるようなド迫力!
ドキドキワクワク感満載。うるっとくるシーンも。
SW第一作でラスト、ハンソロが突然あらわれたときに感じたカタルシスがあります!
そして・・・凄まじくシンプルな名言。
「I SEE YOU 」
この言葉はすごい。なんという深さ。

一緒に行った妻は激しく泣いていました。
しかし。。上映後。
妻「もっと泣いたとこがあった」
私「どこどこ?」
妻「動物さんが・・動物さんたちが来てくれたとこ! (泣)」
そこかい!(・_・;)
一点減点はキャメロンのせいじゃないが、3Dメガネのかけ心地の悪さ!
なんというチープな作り。(全国共通??)
メガネは昔行ったディズニーランドのほうがよかった。

あ。そうそう、2Dの予告で見るようなゲーム臭さ、安っぽさ、CGくささは3Dでは消失してました。
つうか、もんのすごい質感、存在感。全部本物に見えます。

まあ、とにかく名作。
うさぎさん [映画館(字幕)] 9点(2009-12-26 18:14:41)(良:1票)(笑:1票)
332.私が一番大好きな映画監督の、初の3D。これほど公開を心待ちにした映画は初めてだった。アバターは映画の歴史を変えた1作!と言って間違いないだろう。「キャメロン監督は今後、これを超える映画をどう作るのか?」と、アメリカの評論家らが評したその意味が・・日本の映画監督が「完敗だ」と言った理由が分かった。監督が語った「物が飛んできたりするとそれをよけなきゃならなくなる。そうすると観客は映画館にいると気付いてしまう。飛び出す3D映画にはしない。」というセリフ。「観るのではない、そこにいるのだ」というキャッチコピー。観て、やっと分かったよ。私は今日アバターという映画を観たけど、観たのではなかった。パンドラという星に行ってきたんだ!そう感じさせてくれた映画。 この3Dは飛び出すのではなく、奥行きがすごいのである。ここでのレビューを見ても分かるように、普通の人は3Dと聞けば誰もが飛び出すことを想像する。私もそうだった。でも違うのだ。観客の思いつく想像などキャメロン監督はたやすく超えてしまう。そう、かつてターミネーター2で度肝を抜いた時のように・・ 構想14年。思い描いた世界が映像化できる技術が出来るまで、あえて映画化しなかったという。ナウシカとラピュタの実写版とも言える世界。「宮崎駿ファンなのでジブリに似てると言われると嬉しい」とキャメロン監督は言う。だがこれをアニメではなく実写にしてしまうとは・・出来た監督&スタッフらはとにかくすごい。技術を超えた、もはや執念の賜物だろう。映画で作れない映像は無い、という時代に来てしまったのではないだろうかとさえ感じた。空に浮かぶ島・ふわふわと漂う妖精たち・バタバタと倒れる木々・戦闘機から発射されるミサイル。その全てがスクリーンの何十メートル、何百メートル奥に実際に存在するかのようなのだ。今まで「映像革命」とうたってきた映画は何本もあったが、革命のレベルが・次元がはるかに違う。映画の新時代の幕を開けた、後世に語り継がれる伝説の1作!3D眼鏡が重くて耳が痛くなったけど、約3時間もあって酔わないか心配だったけど・・全然平気だった。エンディングロールの最後まで、満席の観客の誰も席を立たなかったのがいい映画の証拠だと思う。この映画はDVDで観たら意味がないと言っても過言ではない。ぜひ映画館で「体験」すべき映画。もといアトラクションだ!
ましゅまろシナモンさん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-25 01:40:47)(良:2票)
331.《ネタバレ》 いやー、素晴らしい体験させて貰いました。
これからの立体映像、体感映像の大きな第一歩として確実に映画史に残ると
思われる作品でした。
IMAX3Dで観たんですが、まるでスクリーンが一枚の大きなガラス窓で
その向うに事実世界が広がっているような錯覚を何度も起こしました。
画面が右左に移動する時も、自分の席が動いているように感じて焦ったり。
観る前は、「パンドラへようこそ」やプレスレビューの「パンドラに戻りたい」
をみて、ありきたりなキャッチコピーだなーなどと思ってたんですが
今実際私は、パンドラにもっかい失礼してよいですか?・・また行きたい・・としみじみ思ってしまってます。

ストーリーはとても良く出来た御伽噺で2Dで観るときっと7,8点位の出来だと
思います。でも3D映像と大変優れた脚本で確実に私は数時間パンドラに観光に行ってました。
住みたいとかじゃなくて、もっとあの体感がしたい・・。
プロペラ蜥蜴や蛍光白柳そしてそのクラゲ種、奇妙な生き物達をもっともっと他にも
観てみたい。
パンドラの世界感が妙になつかしーい感じがするのは、ナウシカに似てるから?
世界中の様々な原始宗教の考えから部分部分を色々とったから?
難を言えば、アフリカコーラス系の音楽じゃなくて、どうせならもっと独創的な
音楽だったらより良かったんじゃないかなあと思います。

この体感映像に感化されて、これからどんどんもっと凄いのが出来るでしょう。
リディックのような超独創的な世界に足を踏み入れたら、どんな感覚なんだろう?
プラトーンみたいな激しい戦争映画に入り込んだら、トラウマになるんじゃないか?
ゾンビ映画好きでも、中に入り込むようなのは自分には無理かも・・。
いや、少しずつ慣れていけばきっと大丈夫だ!(そこまでして観たいのか?)
などと色々思いを馳せてしまいます。

私がSFファンタジーが好きな理由は、人の頭の中で創造された世界を覗けるから。
キャメロン監督は、覗くだけじゃなくて疑似体験させてくれた。
素直に凄いと思います。とてつもないクリエーターだと思います。
梅干御飯さん [映画館(字幕なし「原語」)] 10点(2009-12-24 20:02:23)(良:2票)
330.《ネタバレ》  前半9点。後半7点。間を取って8点。
 映像が本当に凄い。前半はその映像と世界観に圧倒されっぱなし。身体の不自由な主人公が初めてアバターを扱う瞬間。見ているこっちの世界まで開ける感覚。ゾクゾクします。ジェイクの両足が不自由であるという設定が良かったと思います。それがなければただのいけ好かない奴で終わっていた可能性もあります。
 ネイティリが凄く好き。見ているうちに、だんだん魅力的に見えてきます。ネイティリに惹かれていくジェイクの気持ちに共感できます。個人的にはラブストーリーとしても十分に楽しめる内容。
 ドラクエ世代でありFF世代である自分にとって、想像しか出来なかった世界をここまで見事に映像化してくれたことに大満足。ジェイクがグレイス達の護衛として初めてパンドラの自然に足を踏み入れるシーンは本当にワクワクします。
 初めて見る花や植物に興味津々のジェイク。ユニークな植物と触れ合っていたら、次々と現地の生物に襲われちゃって、この辺りが最高に好きです。
 あえて単純化された善と悪の二極化ストーリーもこの作品には合っていたように思えます。単純明快なプロットにしたからこそ、終始映像世界を堪能できたとも言えます。また、これだけの映画が作られてくると、ストーリーが似通ってくるのはもはや自明の理なのかもしれません。面白いストーリーやプロットは、何度焼き直しされても全然構わないと思います。
 最後にストーリーについて。
 征服する側に征服される側の気持ちはわかりません。あえて征服される側の視点に立つ。そのうえで、大衆向けの娯楽作品でアメリカのメタファーであろう地球人類を徹底的に悪者に描くっていうのは凄い。エンターテイメントという体を成しながら、こういう客観的な視点を持たせてくれる作品は貴重だと思います。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2020-11-04 11:50:22)(良:1票)
329.《ネタバレ》 圧倒的な映像美といい、スケールといい、社会現象になっただけのことはある超大作。
でもストーリーが進むにつれてご都合主義が強まってしまうのは何とかならんか。
傲慢な人間を登場させて、何が何でも武力で解決しようとする映画はもううんざり。
映画とはいえハリウッドはどれだけの人の命を奪えば気がすむんだ。
ただ飛ぶシーンなど躍動感や爽快感は群を抜いて素晴らしい。
それに作品に出てくる女性はみな好印象に描かれていて救われる。
mhiroさん [地上波(吹替)] 6点(2017-01-29 08:07:33)(良:1票)
328.《ネタバレ》 点数は、世界観が自分好みだったから、これに尽きます。幻想的な森とか空に浮かぶ島(岩?)とかダンジョンに出てきそうな動物とか飛行竜に乗って飛ぶとか。ワクワクせざるを得ません。
 本作は未来SF版ロード・オブ・ザ・リングに近いのかなあと思ったり。何というか、RPGの世界なんですよね。そこに、先住民vs侵略者という西部劇でお馴染みの図式が盛り込まれたりしています。ファンタジー感が強いですが、そこはやっぱりSF。近未来的なシステムや施設、兵器もご登場。で、それを混ぜ合わせるとどうなるかというと、飛行竜に乗った先住民vs空中戦艦に乗った地球人のできあがり。こう書くとシュールさが際立つ気がしますが、それ以上に映像に圧倒されます。ストーリーやテーマ性はあってないようなもの。映画館で見たかった作品です。
53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 8点(2015-10-26 21:33:55)(良:1票)
327.驕り高ぶって何でも支配して正論ぶってる性根の腐った人間ども。彼らの(性根の腐った)正論に反旗を翻して闘う人間の物語。個人的に好きです。自然界が味方してくれたとなれば更に嬉しいです。あんまり小理屈で小難しく見ると肩こるのでゴチャゴチャ考えず勧善懲悪の童話として見て、そのうえで充分楽しめました。 それと、ネイティリもトゥルーデイも最高にイイ女だなと思います。
役者の魂さん [DVD(字幕)] 9点(2015-03-04 07:48:05)(良:1票)
326.《ネタバレ》 ストーリー的には、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のSF版という感じで、特段目新しいものではありません。先住民ナヴィの風貌は、完全にインディアンそのものでしたしね。本作はそんなことよりも、「体感」することを目的としている。空中に浮く巨石とそこから流れ落ちる滝。巨大な動物と奇想天外な植物。美しく発光する精霊に、巨鳥に乗って滑空する圧倒的な世界。この広い宇宙には、こんな風に人間が知らない世界が数多く存在しているはず。それを観客に体験してもらいたくて作ったんだ、と。いわばキャメロンによって作られた、「衛星パンドラツアー」なわけですね。勿論、ハード的には3D映画の幕開け、という意味で記念碑的な作品でもありますけど、こういうSF映画としての魅力が詰まった作品が世界中でヒットしたというところが個人的に嬉しいのです。やっぱり人は皆、見たことのない世界、自分の知らない世界にロマンや憧れを抱いているんだなって。
あろえりーなさん [映画館(字幕)] 8点(2013-12-22 01:25:26)(良:1票)
325.少なくとも、気分のいい映画ではありません(民放テレビによる「2D」視聴なので、映像的な意味ではない)。やっぱり、米国白人の選民思想と差別意識は強烈ですね。「黄色も褐色も黒もそろそろ飽きてきたので、次は青にしました」といったところでしょう。彼らの優越感をくすぐるべく、色の数だけ続編が作られるかもしれません。
余談ながら、前半に「地下にある鉱石を採れないと株主が納得しない」みたいなセリフがありました。つまり、この星への進出は地球の存亡とかいったレベルではなく、あくまでも営利目的のようです。それにしては軍隊だの研究施設だのと大袈裟で、コストは文字どおり天文学的でしょう。だとすれば、この時点で大きな疑問が3つ浮かびます。①それほど価値のある鉱石とはいったい何なのか。そもそも地球に必要なのか。②仮に採掘できたとしても、地球での販売価格もきっと天文学的。誰が買えるのか。③こんなリスキーな会社に、誰が投資するのか。以上です。
眉山さん [地上波(吹替)] 4点(2012-03-10 15:49:24)(良:1票)
324.《ネタバレ》 ■結局強いポケモンをゲットしたナヴィの勝ちってオチじゃない?ここも盗作?
Fat・Fさん [映画館(字幕)] 5点(2011-12-26 13:57:53)(笑:1票)
323.《ネタバレ》 色んな意味で青い映画でしたー
SINさん [ブルーレイ(吹替)] 5点(2011-11-06 04:33:28)(笑:1票)
322.タイタニックのJ・キャメロンが次に挑んだのは3D作品。
"U23D"は一緒に見た友人に「3Dにする必要があったのかわからない」と言われたが、今作は間違いなく3D技術を存分に活かした作品だと言えよう。

3Dな分、普通の映画の1.5倍ぐらい目が疲れた気がするが、2時間半強という長い上映時間は全く苦痛に感じなかった。
これは3Dだからなのではなく、ひとえに作品の出来がよいからだ。

美しい映像、テーマ性のあるストーリーとこの映画の魅力は尽きないが、私が一番惹かれたのはそのストーリーである。
見終わった後にやっと、劇中の「人間は何も学ぼうとはしない」という、先住民が主人公に発していた言葉の意味がわかった。
人間は端っから先住民を見下していて、高圧的な態度で価値観を押し付け、そのくせ彼らの価値観を理解しようとしない。
違う存在同士が理解しあうためには、相手に自分の価値観をわかってもらうことも大事だが、それとともに相手の価値観を受け入れなくてはならない。人間は傲慢さゆえに、そのことにすら気づいていなかったのかもしれない。
冒頭の言葉は、人間は一方的に価値観を押し付けてくるだけで、自分たちの価値観を理解しようとはしない、という先住民たちの呆れにも似たつぶやきだったのではないか。
相手の価値観を無視し、自分たちの利害のみでの侵略というものが、いかに愚かであるかを改めて考えさせられた。

戦い合う場面は、悲痛なほどじっくりと描かれていた。流血などはないが、大事な物たちが壊れていく様が痛いほど胸に迫る。タイタニックでいえば、沈没の場面をじっくりと描いていたように、今作は戦いの場面を痛烈に描くことによって、伝えたいことがここにある、という監督の思いを感じた。

テーマ性はあるが、難解な作りではないので万人に受け入れられる作品になっていると感じた。それもヒットの一因ではないかと思う。
娯楽作品でありつつ、反戦映画でもある作品。
Sugarbetterさん [映画館(字幕)] 9点(2011-01-27 16:28:49)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 361人
平均点数 7.26点
010.28%
100.00%
241.11%
382.22%
4133.60%
5277.48%
66618.28%
77320.22%
87520.78%
94412.19%
105013.85%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.42点 Review42人
2 ストーリー評価 6.14点 Review68人
3 鑑賞後の後味 7.37点 Review67人
4 音楽評価 6.63点 Review57人
5 感泣評価 5.54点 Review61人
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【アカデミー賞 情報】

2009年 82回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞ジェームズ・キャメロン候補(ノミネート) 
撮影賞マウロ・フィオーレ受賞 
作曲賞(ドラマ)ジェームズ・ホーナー候補(ノミネート) 
視覚効果賞 受賞 
音響効果賞クリストファー・ボーイズ候補(ノミネート)(音響編集賞として)
音響効果賞ゲイリー・サマーズ候補(ノミネート)(音響編集賞として)
音響賞クリストファー・ボーイズ候補(ノミネート) 
美術賞リック・カーター受賞 
美術賞ロバート・ストロンバーグ受賞 
編集賞スティーブン・E・リヴキン候補(ノミネート) 
編集賞ジェームズ・キャメロン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2009年 67回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
監督賞ジェームズ・キャメロン受賞 
作曲賞ジェームズ・ホーナー候補(ノミネート) 
主題歌賞ジェームズ・ホーナー候補(ノミネート)"I Will See You"

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