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リリイ・シュシュのすべて

[リリイシュシュノスベテ]
All About Lily Chou-Chou
2001年上映時間:146分
平均点:6.13 / 10(Review 223人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-10-06)
ドラマ犯罪もの青春もの音楽もの小説の映画化ネットもの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-07-01)【イニシャルK】さん
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監督岩井俊二
キャスト市原隼人(男優)蓮見雄一
忍成修吾(男優)星野修介
伊藤歩(女優)久野陽子
蒼井優(女優)津田詩織
松田一沙(女優)神崎すみか
郭智博(男優)多田野雅史
勝地涼(男優)寺脇仁志
沢木哲(男優)犬伏列哉
杉本哲太(男優)レストランの中年男
市川実和子(女優)島袋
高橋一生(男優)池田先輩
田中要次(男優)恩田輝
上田耕一(男優)中古CDショップ店長
稲森いずみ(女優)星野いずみ
大沢たかお(男優)高尾旅人
鷲尾真知子(女優)パーマ屋の客
樋口真嗣(男優)オタク
伴杏里(女優)井沢紀子
馬場喬子(女優)遠藤佐知
細山田隆人(男優)佐々木健太郎
内野謙太(男優)仲貝弘和
田中丈資(男優)加藤
藤井かほり(女優)保健の先生
笠原秀幸(男優)清水恭太
五十畑迅人(男優)飯田侍典
原作岩井俊二
脚本岩井俊二
音楽小林武史
撮影篠田昇
プロデューサー橋本直樹(ラインプロデューサー)
制作永田琴恵(制作主任)
編集岩井俊二
録音柴崎憲治(音響効果)
滝沢修〔録音〕
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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203.イヂメ・非行・援助交際・レイプ・暴行・・・
少年少女達の様々な陰の部分がすべて含まれている。
見ていて途中何度か静視していられなくなる。
胸に詰まるような内容が、リリイの独特の音楽・ドンヨリした映像と
共に見ている俺の心にダイレクトに入りこんできた。確かに後味悪い、
妙に心にひっかかる作品だ・・
アキトさん 7点(2004-06-27 04:44:26)
202.私も少なからず、この映画を観終わってから腹を立てたものですが、
その苛立ちがそのまま映画への不満ではありませんでした。
この映画のリアリティを語れるほど、私は現代の中学生の実態を知らないし、
強烈なイジメにも遭遇したことはありません。
織り込まれた暴力やレイプなどのエピソードはステレオタイプな印象を否めないし、
一時期流行したTVドラマの焼き直しのようにも感じられます。
けれどどこか、身に覚えのある痛みが呼び起こされる。
思い出の全てに音楽が貼り付いている、若い時代を振り返るように。
私たちは繰り返しの中で生きて、麻痺していることに無頓着でいられる。
ニュースで聞きかじった事件にすら麻痺し、映画の中で暴力やレイプを
目の当たりにしようとも「ステレオタイプだ」と切って棄てられるくらい。
目新しさのないイジメの中には、そんなメッセージが込められているように感じます。
スクリーンにタイピングされるメッセージは、顔のない私たちの言葉。
誰もが無責任に、言葉を投げて去っていく。この映画への感想だってそう。
そこには観客に向けて突きつけられた悪意があって、映画を不可侵にしたい
監督のエゴがちらつく。しかしそれさえも計算なのかもしれないと思わせるほど、
ラストの田園風景の空は高く、美しい色だった。
337さん 8点(2004-05-20 06:32:41)(良:1票)
201.多感な思春期の内面、それも暗い面ばかりに注目すれば、本作のようなストーリーになるのかもしれないが、そういう面だけを描かれても、痛々しく苦痛なだけだった。映画としてどこを楽しめばよいのか、また、楽しませるのでないなら、何を感じれば良いのか、自分にはよく分からなかった。中学生の頃って、確かに終末思想的、暴力的な部分もあったけれど、部活や自分の趣味に打ち込むエネルギーとか、自分の将来に対する希望とか、そういう「陽」の部分もそれと同じくらいあったはず。本作は「陰」の部分ばかりだから、見ていて凄い凹む。登場人物全員影(それも濃い影)があり、救いようのないマイナスのオーラで満たされている。自分はその雰囲気だけで駄目で、物凄い居心地悪かった。顔をしかめつつ、ため息をつきつつ、結末が気になるので何とか最後まで見たが、おそらくもう二度と見ることはないだろう。
カシスさん 2点(2004-04-12 18:46:50)(良:1票)
200.以前あまりのつまらなさに一度挫折、今回は我慢してどうにか最後まで見た。第一印象はあえてそうしているんだろうが、誰が誰だがわかりません。岩井監督も所詮この程度か?こんなの撮ればウケるとでも思っていらっしゃるのか?ただ淡々と描く事が現実だとでも思ってるのか?リアルに描こうと作為が働き過ぎでかなりイタく、14歳ってもっともっとずるくて、したたかで、意味なんて有って無く、汚く救われないと思ってるので中途半端です。自分もリリイ・シュシュであるとでも言いたいのか?
亜流派 十五郎さん 0点(2004-04-04 07:53:23)(良:1票)
199.援助交際とかいじめとか、そういった痛い題材を見せることが、リアルだと岩井俊二は思っているのだろうか?はっきり言って、そんなものリアルじゃない。少なくともこの年代(自分も含め)は、理想と現実の違いを学ぶ年代じゃないのだろうか?進路だとか、これからの自分はどう生きていくのか、友情とはなにか、恋愛とはなにか、社会とはなにかなどなど・・・思春期の悩みが多く噴出してくる年代のはずだ。それを通過して、自分なりの答えを出して、現実というものを学ぶのではないのか?今も昔も、中学生はそういった現実を目の当たりにし、考えだす時期なのではないのか。それなのにどうだ。この作品に出てくる人間は現実を直視しようとすることなく終わる。現実逃避しているだけじゃないか。社会への自立とといった啓蒙的要素も全く感じられない。しかも淡い恋愛映画のような終わりかただ。観終わったあと、ただただ呆然とするのみだった。
驢馬賭DE弐瑯さん 1点(2004-03-17 17:31:22)(良:1票)
198.この映画で岩井俊二が描こうとした「現代社会」とか「中学生」の像があまりに定型どおりで失望しました。ちゃんと取材とかしてるんでしょうか? メディア上の「中学生」のイメージ(しかも97~98年くらいの)を妄想いっぱいに膨らませただけのような気がしてならない。その妄想を「リアル」だと監督自身が思っていそうなところが、なおさら痛い映画でした。岩井俊二は「社会問題」を語るにはナイーブすぎるのでは。この方のセンスは、もっとノスタルジーやファンタジーに浸る映画でこそ生きるのかもしれません。
ころりさんさん 2点(2004-03-12 12:28:38)(良:1票)
197.岩井監督が好きなので、やや点数が甘いかも知れないけど、お許しください。作品に込められたメッセージや現代社会に対する警告として、それなりの価値はあると思いたい。しかしながら、とにかく話が痛い。痛々しくて直視できないほどで、エンターテインメントとしては成り立たないだろう。寧ろDVDに付属してきたメイキングに泣いた。伊藤歩のドキュメンタリーとして、本編以上の感動を受けた。彼女の女優根性に喝采です。
もとやさん 6点(2004-03-09 08:28:57)(良:1票)
196.岩井俊二何でそんなに人気があるのか甚だ疑問・・ラブレターの頃からケチ付ける為に全部見ちゃってるけどやっぱり毎回嫌な後味が残る、たとえ仄々した「四月物語」のような話でも。この人ってらしさだけで映画を作っていないか?大人が勝手に解釈した『病める子供』って感じ、薄っぺらいし、監督の自慰的なナルシシズムが感じられて趣味が悪い。邦画はこのような作品が良いとか繊細だとか言われてたら正直もう終わりだと思う。
わたしもほんの5,6年前は中学生だったけどこんな中学生っていまリアルなのか?
べんじょみんさん [映画館(字幕)] 2点(2004-03-06 03:08:00)(良:1票)
195.《ネタバレ》 スワロウテイルに続いて重要な役を与えられた伊藤歩と、今回大抜擢された蒼井ゆうのヒロイン2人が、最高の演技をしてくれています。その他の配役も、ズバリはまっていると思います。特に、フジTVの阿部アナを起用したセンスに+1点です。さて、この映画を観た後に、原作を一気に読破しましたが、原作では津田ではなく久野が自殺をします。しかし、映画化するにあたりそれを津田に変えたことは、大成功していると思います。津田の天真爛漫に見える外面と、やり場のない孤独感に満ち溢れた内面とのギャップが色濃く出ていて。彼女を観ていると、すごく「人間らしさ」を感じるのですよ。また、綺麗な田園風景と過酷な現実、というギャップも見事だと思います。世の中、とかく綺麗な上っ面ばかりに目が行きがちですが、その裏側では誰もが汚れながら、もがきながら必死になって生きているんですよね。そこの部分を、真正面から描いているからこその「リアル」なのだと思います。個人的には、星野の変貌振りが一番「リアル」でした。とにかく「痛い」映画です。余談ですが、最初リリィの歌を聞いた時に、UAが歌っているんだと思ってしまいました。
なおてぃーさん 8点(2004-01-28 21:59:44)(良:1票)
194.岩井俊二くらい有名になると自己満の映画作れますよね。指示されている監督の色をプロデューサーが変えれませんもんね。本当に岩井さんの自己満で面白くない。もう彼自身も何が面白いかとか分からないんでしょうね。
もちもちばさん 1点(2003-07-18 01:04:31)(良:1票)
193.結局私には青猫ってH.Nだった意味がわかんなかったし何を伝えたかったのかもわからなかったけど、こんなに衝撃受けたのは確かに初めてだった。14才のリアルが痛いくらい伝わってきました。私にはあんなに濃かった青春や思い出ないなぁ・・・万引きやいじめの青春をうらやましく思ってしまうのは私だけ?
青猫さん 9点(2003-06-01 22:06:19)(笑:1票)
192.こんな後味の悪い映画はじめてみた。ながすぎ、こんな中学生いない。悪く思うな、この映画好きな人。
タコ増さん 0点(2003-05-11 20:32:23)(良:1票)
191.リアルじゃない。絶対。これは大人が想像する子供の偶像です。世間ってのはすぐこういう風に勘違いするっていうのが証明された映画。
さみーさん 2点(2003-05-03 23:39:52)(良:1票)
190.つらい。とにかく見るのがつらい。今の十代の人たちは凄くリアルに感じる映画なのかもね。けど俺は何も感じないし、こんな映画くだらんと思います。一ついえるのはリリィの曲もっとかっこいい音楽にしろよ。
MxXさん 2点(2003-04-15 18:27:55)(良:1票)
189.[アキレス腱]さんのレビューの通りだと思いました。僕は[アキレス腱]さんが説明しているようなタイプだから、この映画にはかなりの衝撃を受けました。間違いなく「不動の生涯ベスト2位」作品です。こういう映画があるからこそ、僕は生きていける。映画に人生を賭けてもいいと思える。ありがとう、岩井俊二さん。
映写坊主さん 10点(2003-02-13 11:49:36)(良:1票)
188.邦画の終焉を感じた。こういうのを有り難がりだしたら終わりだと思う。クソ以下です。
リョウスケさん 0点(2002-12-06 05:30:26)(良:1票)
187.流石、岩井俊二監督です。衝撃でした。すごい、画の撮り方は圧巻です。が、内容は不快でした。そしてタイプでカチャカチャ打ってる字幕を目で追うのが疲れます。
1、2、3さん 0点(2002-10-24 11:02:09)(良:1票)
186.《ネタバレ》         
                                           
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2021-07-20 01:20:43)
185.とにかく冗長。「リリイが・・・」とか言いながら全編ドビュッシーに頼り切っていて情けない。

ただ、こどもたちのもうどうしようも無いくらいの狭い世界と閉そく感はリアリティを無視しながらもちゃんと表現していて、大人の観客を赤面させたり歯がゆく苛つかせたり、と成功している。

それから、闇を抱えた人物たちが全員同様に逃げ込む先が自然(田んぼ、小川)のただ中、というのも好い。まぁ現実的に想像すると夕暮れ田んぼの真ん中でウォークマンで聴いていても、リリイ・シュシュの音楽より周りの蛙たちの大合唱のほうが凄い聞こえてくるだろうけれど。

さすがに作り手の監督さんらがまだ厨二病じゃないと思うので、この映画の演出や空気感というものは、経験値が低すぎて何も持ってない事を「透明感(!」であると恥ずかしい解釈をして自分たちは腐った大人たちとは違う存在としたがる哀れな若者たちをまんまと騙すため、なんでしょうね。そう思いたいです。

結局商業的な作品であるということで、評点はどうしても低くなってしまいます。
大人は見る価値無し。
みっしぇるさん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2021-03-07 22:27:54)
184.私が多感だった時期に公開された映画であり、良くも悪くも印象深い映画である。

この映画の主要登場人物たちと世代的には近く、いわゆる郊外に住んでいた点でも一緒なのだが、それでも彼らの描き方はどうも過剰であり不自然に見えた。
確かにいじめ、売春、性暴行などは、私が通っていた学校でも大問題になった。たぶん偏差値が高い名門校でない限りはどこの中学校や高校でも起こりうることだろう。
ただこの映画の場合、集団でレイプにかかったり、売春や自慰を強要させたりという場面が出てきて、さすがにそれは過剰演出に思えた。仮にそういう事態が起こったなら、学校や警察にすぐ発覚して、狭い地域社会全体で大問題に発展するはずだが、映画ではなぜか表面化しない。だいたい郊外の街の狭い人間関係というのは、良い事も嫌な事も隠そうとしても発覚してしまうものだ。親の会社の倒産とか家族離散は伝わるのに、なんで売春やレイプが表面化しないのか。
映画的なインパクトを追求して過激な展開にしたのだろうが、少年たちのあまりに過激な行動とそれが全然表面化しない展開が、少年たちと世代も近く、映画と似たような郊外の街に住んでいながら、いや住んでいるからこそ、リアリティに欠ける印象があって、映画の世界に入っていけなかった。

リアリズムなき少年たちの描写、物語展開のテンポの悪さ、カメラワークのキレのなさ、インターネットの描写の不親切さ、これらのために全体的にちぐはぐな映画になっていて、これでは高い評価を与える事はできない。

唯一高く評価できるのは、紛れもなく蒼井優の存在感だろう。主人公を足蹴にし、鞄を放り投げて川へ飛び込んでいくシーンには圧倒された。
売春を強要される少女の悲しみや悔しさ、惨めさを表現するシーンとして素晴らしい出来だった。そして悲しいくらいに美しかった。
脇役としての出演ではあったが、この当時から突出した個性や表現力、それを自覚してるかしてないかはさておき、彼女は持っていたという事がわかる。

長々と書いたが、要は好きな映画では決してないが、蒼井優を好きになれた映画ということだ。
nakashiさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2018-08-25 17:50:11)
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【点数情報】

Review人数 223人
平均点数 6.13点
094.04%
162.69%
2135.83%
32310.31%
4146.28%
5229.87%
62913.00%
7229.87%
82712.11%
92511.21%
103314.80%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review7人
2 ストーリー評価 5.25点 Review12人
3 鑑賞後の後味 3.93点 Review15人
4 音楽評価 8.60点 Review15人
5 感泣評価 6.20点 Review5人
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