バベットの晩餐会のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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バベットの晩餐会

[バベットノバンサンカイ]
Babette's Feast
(Babettes Gæstebud)
1987年デンマーク上映時間:102分
平均点:7.26 / 10(Review 58人) (点数分布表示)
公開開始日(1989-02-18)
ドラマロマンス小説の映画化グルメもの
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タイトル情報更新(2019-06-27)【Olias】さん
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監督ガブリエル・アクセル
キャストステファーヌ・オードラン(女優)バベット
ビアギッテ・フェーダーシュピール(女優)マーチーネ
ヤール・キューレ(男優)年老いたローレンス
ビビ・アンデショーン(女優)スウェーデンの宮廷女官
原作カレン・ブリクセン『バベットの晩餐会』(イサク・ディーネセン名義)
脚本ガブリエル・アクセル
作曲ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト"Don Giovanni"(ドン・ジョヴァンニ)
配給シネセゾン
字幕翻訳関美冬
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123
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38.《ネタバレ》 とっても地味ながらも独特の余韻の残る印象深さがありますね。突然降ってわいたようなバベットの晩餐に、村人はおびえ、晩餐会の間は料理について無言でいることを約束し合います。しかしその村人たちがバベットの創った料理を食べていくうちに、無言ながらも徐々に高揚していく様は演出のうまさもあいまってとても面白い。まぁやっぱりおいしい料理はいいってことですよね~口に出さなくともおいしさは十分に伝わってきました。そんな一見直球な内容に見えつつ、人生の深さや命の尊さをさりげなくみせる構成力の高さも高評化の一因だとオモイマス
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-18 13:31:25)
37.わー、もの凄く暮らすことを躊躇しそうなわびしい19世紀のデンマークの寒村だ、とまず寒々しいロケーションに圧倒される。そこに生まれ、出ることなど夢想すらしない敬虔な姉妹。二人の“何事もなかった”それぞれの人生に降って沸いた二つのできごと。この二つのことが年月を経て、不思議な発酵力を見せる。こんなに何も無い場所にも人生の妙は訪れるのかあ。バベットは神様が遣わしてくれた「世俗の喜び」なのかも。質素な食事も良いけれど、美味しさで心を満たすこともそれはとても幸福なこと。
厨房でのバベットの所作が凛として、出来上がる料理も目を奪われるほどに美しい。あ、でもうずらが籠の中でぴよぴよ鳴いていたのにはひるんでしまった。私は軟弱だ。
こんなにも地味で難しいテーマを映像化した、その懐の深さと滋味溢れる味わいに脱帽しました。
tottokoさん [映画館(字幕)] 7点(2014-01-17 00:40:52)(良:2票)
36.《ネタバレ》 バベットの料理を味わい、心までも癒されていくような寒村の人々と同じく、見る者の心までもじんわりと温めてくれるような映画。控え目に挿入されるユーモアのセンスも良かった。彼らは「料理の話は一切しない」と誓い合い、度々将軍が料理の感想を求めても天候の話などではぐらかす。しかし、彼らが心から料理を味わい、食事を心から楽しんでいるのが伝わってくる。それは料理のおいしさだけでなく、バベットの心からのおもてなしの気持ちが彼らに伝わったからでしょう。村人から尊敬されていた牧師とその娘である姉妹だけでなく、若かりし頃にこの村にやってきた将軍やパパンといった登場人物の心もとても美しい作品でした。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-12-16 22:48:00)
35.《ネタバレ》 敬虔なクリスチャンである老姉妹と亡命してきて家政婦となった未亡人バベットの交流を描いたデンマーク映画。これはすごい掘り出しものの隠れた名作に出会ってしまった気がする。自分でもなぜなのか分からないけれど終盤のあたりから涙がこみ上げてきて堪えるのが大変だった。小汚いジジィとババァが飯食ってるだけのシーンなのにどうしてこんなに感情を揺さぶられるんだろう。小気味よい手際のバベットの“もてなし”が猜疑心や虚無感に満ちた人々の意識を鮮やかに塗り替えていく。この上ないほど地味で素朴だけどとても強くて奥深いメッセージを持つ作品だと思った。「貧しい芸術家はいません」、迷いなくそう言い切ってしまえる情熱とプライド。これは料理人に限らずすべての作り手に通底する普遍的なテーマなんじゃないかな。いやー傑作です。良いもん観せてもらいました。
オルタナ野郎さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-12-06 19:21:56)(笑:1票)
34.ポジティブな意味でもネガティブな意味でも印象に残らない作品。
嫌なシーンがあるわけでもなく、印象的なシーンがあるわけでもなく…
過去に見ていて、それを忘れていてまた見たとしていても違和感がない、それぐらい自分の印象には残らなかった。
老いてから見たら違うのかなー
Sugarbetterさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-12-05 22:51:02)
33.《ネタバレ》 良い映画だ!料理は人の心までも温かくし、笑顔にしてくれる。私も宝くじが当ったら(いつになったら当るか分らんけど)そのお金でこの映画のバベットさんのようにレストランを建てたい。デンマーク映画というと私自身、今までは嫌なイメージしかなかったけどこんなにも素晴らしく心温まる映画があったとは、いやはや、喰わず嫌いはいけないね。出てくる料理の本当に美味そうなことと、それを作る人達、晩餐会に集まってくる人達の笑顔もこの映画の素晴らしさを物語っている。こういう映画がもっともっと観たい。人間の心の温かさを料理を持って描き切ったこの映画に拍手!そして、乾杯!
青観さん [ビデオ(字幕)] 9点(2011-01-04 20:29:58)(良:1票)
32.いい映画を観たな~と余韻に浸れました。
だれでもやっぱり美味しいものが好き。仲たがいしていた人々も生まれて初めて食す美食の数々に心和み、お互いを許し認め合う。彼らは明日からまたお粥とコーヒーの質素な食事。それが死ぬまで続くのね。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-10-17 00:47:50)
31.《ネタバレ》 キリスト教になぞられた話自体、キリスト教信者でもない私には気色の悪い内容。
そこにもってきて、出てくるのは汚い男どもとしわくちゃバアサンばかり。
気取った将軍とやらも腹が立つ。
そいつらが、終盤はクチャクチャペラペラと騒音を出す。
しかも、美人姉妹の若い頃が、大して美人でもないというオマケつき。

何たるつまらなさ。
デンマーク映画を数多く観ていないだけに、デンマーク映画に対するマイナスイメージができてしまった罪作りな作品。
にじばぶさん [DVD(字幕)] 2点(2010-10-06 00:14:55)
30.《ネタバレ》 映画もそうなんだろうけど、食べ物もお客さんに喜んでもらおうという、作り手の姿勢が分かりやすく伝わる文化だよね。お客さんは、そういう姿勢にも感動して、みな幸せになる。これがお店だったら、店も繁盛する。素晴らしき哉、食文化!
トントさん [DVD(字幕)] 8点(2010-03-29 22:20:10)(良:1票)
29.《ネタバレ》 地味なのに痛快という不思議な味わいの作品。プロテスタントであることと寒村ということに加え、19世紀の灯りも相まって質素この上ない情景が綴られる。この質素さによって若かりし頃の姉妹がいっそう輝く。姉妹は敬虔な信者でありながら各エピソードによって温かみのある親近感を得る。物語ははっきり言って地味だ。でも退屈させない。クライマックスの晩餐会までの話の進め方も地味なりにサスペンスフルでじゅうぶん楽しませてくれる。料理はとても美味しそうで・・というよりお酒が美味しそうだ。もちろんそれを食し飲む人の表情からの判断でしかないが、一応お話上、料理を無視しようと腹に決めた連中だから大袈裟に美味しそうにはしないんだけど、結果的にその押さえた表情が良かった。まあ、わざとらしくトゲトゲした関係が食べた後に修復するってのは展開として大袈裟すぎのような気もするが。あと、調理シーンはもうちょっと魅せてほしかった。
R&Aさん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-03-27 17:51:45)
28.淡々と進むお話の最後にあったオチは、ひとつの真理です。うまい食い物は人を幸せにする。
アンドレ・タカシさん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-12-22 15:08:53)(良:1票)
27.《ネタバレ》 いい映画だぁ。この淡々としたストーリーってたまらなく素敵です。ウマすぎて仰天するけどその感情をひた隠すおじいちゃん。徐々にウマさ爆発で、もうどうでも良くなってニコニコになるおばあちゃん。たまらなく素敵なシーンでした。アチキもウマすぎて思わず仰天する食い物を口にしたいなぁ。料理=芸術なんですね。
トメ吉さん [DVD(字幕)] 9点(2008-09-04 13:31:12)
26.《ネタバレ》 晩餐会での村人の様子が面白いです。料理も素晴らしい。ですが、前半はちょっとつらかったです。
色鉛筆さん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-27 06:04:33)
25.晩餐会の準備からがこの映画の真骨頂。ホントにみんな旨そうに食うので、思わずニヤリとしてしまいます。スッキリとした後口の、素敵な映画です。
Fukkyさん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-05-09 03:48:56)
24.《ネタバレ》 ほのぼのとした雰囲気。村人たちは保守的でフランス料理なんて見たこともない。二人のおばあさんも可愛がっている住み込みフランス女性のお料理を懐疑的にみてる。よくあるグルメ漫画のような感じ。
こまごまさん [地上波(字幕)] 6点(2007-01-04 10:42:03)
23.《ネタバレ》 全体的に絵画的な色調が美しい作品。バベットが登場するまでの30分間位は退屈ですが、その後は次第に画面に引きつけられて晩餐の準備からは目が離せなくなります。料理好きとしては本当に素晴らしい料理から晩餐会のシーンでした。最初は料理を敬遠しながらも、将軍の評価もあり、次第に料理に魅せられていく村人と同じ感覚で鑑賞している自分がいました。残念なことに私は典型的な日本人。神の領域の会話になると(最後のシーンもそうです)今ひとつ意味がわからなくて残念でした。この点数は私の神への理解の乏しさも反映していますので、ほんとはこれより言い点数の作品だと思います。
ひよりんさん [DVD(字幕)] 6点(2006-06-03 19:12:42)
22.《ネタバレ》 こんなに淡々としたつくりなのに、晩餐会の準備が始まる頃から一気に話に引きずり込まれる。村人達の悪意のない無知さから生まれる一挙一動の滑稽さから本当に美味しそうな食事シーンを通して、全てを包み込むような優しさを感じられるラスト。鑑賞後は自分の気持ちも何か優しいもので満たされる。
bizenさん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-24 00:34:12)(良:1票)
21.たんたんと物語りはすすんでいくんだけど、とことどころ笑えてしまうシーンがあっていい。特別面白いわけではないと思うんだけど、いつの間にやら登場人物の持つ味によってその世界に引き込まれていた気がする。嫌味やいやらしさがなく、多くを語りすぎず、テンポもある程度緩急ついていて、とても好きな一本。
ノスさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-12 19:40:40)
20.たまたま観る事になった作品なので、特に何の期待もせずに観ていたのだが、これが意外に面白かった。冒頭の10分間くらいは退屈だなーと思ってたけど、観ているうちに引き込まれていく感じ。大きな事件が起こるわけでもなく、謎解きや仕掛けがある訳でもなく淡々と話が進んでいくのに妙に心に残る。良作だと思います。本当に料理が美味しそう。
ばたあしさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-19 09:42:48)
19.5番目の方のコメントでありましたけど、それに全く同じくで、もうさ、理屈抜きで好き。最後は期待してた程の大感動までには至らなかったのですが、それがかえって良かったのかも。じわ~~っと来るあの暖かさがとても好き。更には、料理の味に全く触れようとしなかった爺さん婆さんたちのボケぶりもまたお見事で。そしてみんながみんなとてもお茶目でかわいらしくって。とってもほのぼのって気分にさせてくれました。 そして最後に私が替わって言っておいてあげましょう、バベットご苦労さん。結局、誰からも美味しかったよとは言ってもらえなかったねっ。けどさ、あれで良かったのだよ。わたしゃ感動したよ、しましたよ。ご苦労様でした。。
3737さん [映画館(字幕)] 9点(2005-05-12 00:02:35)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 58人
平均点数 7.26点
000.00%
100.00%
223.45%
300.00%
400.00%
546.90%
6915.52%
71322.41%
82136.21%
9610.34%
1035.17%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.50点 Review2人
2 ストーリー評価 9.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review4人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

1987年 60回
外国語映画賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1988年 46回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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