《改行表示》109.《ネタバレ》 やっべ、なるほど、これで七人が完成するわけか!ほ~…これは読めなかったな~。関心関心。っと、見終わった直後、なかなか凝った作品だな~と思いました。何が凝ってるというと、1シーン1シーンが緊張感漂ったものとなっていて、見ているこっちに考えさせようとするところ。なので、ぐんぐん中に引き込んでいきます。ほかにも見ていて、編集がとてもうまいと思いました。全体を見てから、あ~なるほど、ここにつながってきてたのか等、すべてのシーンに意味があるようにできていました。 こんな単純なことでも、全部そろってる映画ってなかなかないんですよね。 中身が詰まった、深い作品だと思いました。バッドエンドだけど、巧みな脚本により、かなり納得! 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-05-26 02:25:57) |
108.とても良くできていると思う。少なくとも平凡なサスペンスとは一線を画す出来映え。全編を通して心地よく続く緊張感、なるほどと思わせる意外性など、どれをとっても穴と感じる程の穴がなく完成度は高い。加えてスタイリッシュな画面と、今さらながら久々の快作。これは傑作と言ってもいい作品だと思う。 |
《改行表示》107.難を言えば、犯人探しをメインとする話ではないのだけれど、図書館周りでちょこちょこしているだけで犯人に辿り着いてしまうのはやはり安易すぎるような。 しかし、穿った見方をすれば、それすらも犯人の策ということも・・・。 他愛無い犯人に見せ掛けることや、あの時ブラット・ピット演じる刑事を殺せるのに殺さなかったこと(これは副産物でしょうが)は、確実に最後の彼の行動を誘発させる一因になっているでしょうからね。 やっぱ傑作だわ。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 9点(2007-03-04 17:04:48) |
106.《ネタバレ》 「衝撃の結末」とはこの映画のためにある言葉でしょ。バッド・エンディングだが、とっても良くできたストーリーでケチの付けようがない。 【Keicy】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-23 00:51:20) |
105.《ネタバレ》 羊達の沈黙と双璧を成す傑作。人聞きにはホラーかと思ったが、映像はスタイリッシュでアクションの部分もある。かなりバランスがいい。1点引いたのは、ラストのモーガン・フリーマンの言葉。ブラピを徹底的に追いつめたほうがよかった(あれじゃ救いにきこえる)。 |
104.ずいぶん前にこの映画でフィンチャー監督に出逢いましたが、未だにこの作品がフィンチャーものでは一番好きです。ケヴィン・スペイシーの怪演ぶりも相変わらずでしたが、観るものにじわじわ迫ってくるような緊迫感の演出も、ラストの落としっぷりもかなり完成度高いです。時には雨を、時には夜の闇を、最後は砂の乾燥感を映像美に巧みに生かした手腕にも脱帽です。 【Thankyou】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-12-28 14:48:25) (良:1票) |
103.本日二回目を鑑賞しました。冒頭からブラピ&モーガンに一点集中して絞り込んで物語が展開していくので、ぐいぐい惹きつけられます。グウィネスとブラピの夫婦仲の描き方が適度にあっさりしており、そこでテンポを削がれることなく物語に没入できました。犯人像がもうひとつ描き切れていないような欠点も感じますが、全体としての完成度は非常に高い傑作映画です。 【K】さん [DVD(吹替)] 9点(2006-11-29 23:35:49) |
102.最初に映画館で観た時はそれ程に感じなかったが、後日でビデオで観直すと奥が深くおもしろく感じた。画面全体の独特な雰囲気や登場する俳優の重厚な演技、細部まで作り込んでいてカルトっぽいところなどこの映画の魅力は尽きない。ラストも衝撃!! 【ぽじっこ】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-11-28 13:25:27) |
101.ビデオ吹替えバージョン(レンタル)で見たんですが、犯人の吹替えの声がよかった。やけに歯切れがよくて説得力さえありました。あの声だと、あの犯人が喜劇役者的に見えてしまい、なんとも面白かったです。ラストの場面で犬が死んでいるのをモーガンが見つけたとき、犯人が「私ではない」と真面目な顔をしていうところなど爆笑でした。最終的には、犯人を見るだけでなんだか笑えました。だから僕は無意識に、この映画を、大掛かりなコント、として見てしまったのかもしれません。映画の内容に相応しくないコメントをお許し下さい(書き終わる間際、このREVIEWがあの声のあの口調でしゃべられていると考えてしまい、再び爆笑しそうになりました、なんまいだーぶー、なんまいだーぶー、ちい~ん)。 <追加>犯人が自宅前で発砲したときからの音楽の金管の響きいいです。やるな、ハワード・ショア。 |
100.初見は中学生の時なのでイマイチ意味もラストもわからず「?」という印象だったのですが、映画慣れしてから見たら「何コレ、傑作じゃん!」。羊たちの沈黙が大好きなのですが、ラストの衝撃度はこちらのほうが上でした。モーガン・フリーマンは相変わらず風格があって刑事役はとことんハマってるし、ブラピはこの作品の髪型&体型が一番カッコよくて好きです。後味が悪くても面白くて衝撃的なミステリーって最高です。 【クリスタル】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2006-01-03 05:41:22) |
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99.自分的には、かなりハマッタ作品。ラストは薄々わかっていたけど衝撃。 【ビリー・ジョー】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-12-22 17:29:39) |
《改行表示》98.フィンチャー三部作では文句なしに一番だと思います。救いのないラストではありますがいろんな糸がひとつにまとまってくるあたりはよくできているのではないでしょうか? ちなみにブラピ主演でいいと思った作品は今のところこれだけです。 【maemae】さん [地上波(字幕)] 9点(2005-11-08 14:36:15) |
《改行表示》97.《ネタバレ》 昨日観ました。3回目になります。何度観ても綺麗な映像に圧倒されます。 まるで一つの場面が絵画から抜け出してきたかのような。 ストーリーも殺人事件を重ねるごとに徐々に核心に迫りそのテンポがまた秀逸だと思います。でも最後納得しない。ミルズが憤怒によって「七つの大罪」を犯してるにもかかわらず殺されてないんですよね。ボクの理解力がたりないのかもしれないんですけどこれでよかったんでしょうか? 【徒然】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-26 00:36:08) |
96.《ネタバレ》 オチが読みやすいとか色々言われたけど、今観返してもやはり物凄い映画。ケビン・スペイシーも含めて主要登場人物は皆素晴らしい演技をしている。ハワード・ショアの音楽も陰湿な雰囲気を盛り上げている。全編ダークで粗い粒子の素晴らしい画面構成も見事だし、ジョン・ドウの家まで行き、あと一歩の所で逃して、挙句の果てには逆に銃を突きつけられる雨のシーンとかの雰囲気がたまらなく素晴らしい。ブラピがラストでジョン・ドウを殺すか殺さないか(七つの大罪を自らの手で犯人の思惑通り完成させてしまうか)というシーンは本当に緊張感があり、葛藤が全面に出て、モーガン・フリーマンのやるせない顔も全部が凄い。あのシーンの荒野の色も淡々と刻まれる音楽も絶妙。自分の価値観で人を殺していく犯人に対してはちっとも賛成できないけど(フォーンブースしかり、ソウもしかり)。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-18 11:15:54) (良:1票) |
《改行表示》95.デビット・フィンチャー独特の銀シャリ映像。 序盤~犯人自首までをアオリの視点で描き、 ラストの現場に行く過程をドン引きの俯瞰映像を多用し客観的にみせて臨場感をあおる。 相変わらず他の監督と一線を画したカメラワークで存在感がある。 ブラット・ピットの出世作であるが彼の殺伐とした演技が モーガン・フリーマンの演技と対照的でメリハリがある。 キリストの7つの大罪を見立てた猟奇的連続殺人事件を新人刑事と 定年間近のベテラン刑事がお互いに協力(時に反目)しあいながら事件の謎を解いていく。 冒頭からドス暗く陰鬱とした映像を『陰』の要素として印象付けておき 唯一、ブラピ&パルトロウ夫妻の明るい平均的な家庭を『陽』と描いておいて 最後に観るものを絶望のドン底に突き落とし激しく拒絶するという容赦の無さが 何とも秀逸でありサイコサスペンス物としては最高の展開だと思う。 |
94.フィンチャ-の映像美が相性の良いサイコスリラーというジャンルでさらに美しく輝いた逸品。日常風景がすべて伏線となり驚愕のラストへと向かう。驚愕といってもけして意外なオチというわけではなく、予想できても予想を裏切ってくれと願わずにはいられないオチ。さんざんエグイものを見せておきながら最後の最後で見せなかったことも評価できる。ミルズが見なかったように我々も見ないことでミルズと共に泣く。 【R&A】さん 9点(2005-03-23 15:40:21) (良:1票) |
《改行表示》93.結局誰も救われない結末。究極の選択を迫られたミルズは犯人を撃っても撃たなくても地獄。 こんなのありかよ・・・と落ち込むのは必至。 登場人物を必要最低限に抑え、交わす台詞も無駄がない。すべてが結末に向かってつながっている。 よく練れた作品だと思います。 |
《改行表示》92.最後はどっちを選んでもミルズは後悔するしかないと思うと 切ない。(ビデオ) 【なみこ】さん 9点(2004-10-15 09:24:50) |
91.ほんと、こういう犯人から何らかのメッセージがあって、それを解いていくというよな謎解きサスペンスはおもしろい。しかも、この映画は緊張感とか緊迫感とかそういう部分も上手く伝わってくるから、見てて飽きがこなかった。サマセットとミルズもそれぞれ人物像がしっかり描かれてるように思う。ラストら辺は、かなりむごかった印象があります。サスペンスものの代表作でしょう。 |
90.見応え十分で完成度は高い、オススメできるサスペンスのひとつ。 【PAD】さん 9点(2004-07-10 18:05:18) |