崖っぷちの男のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。3ページ目

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崖っぷちの男

[ガケップチノオトコ]
Man on a Ledge
2012年上映時間:102分
平均点:6.27 / 10(Review 62人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-07-07)
アクションサスペンス犯罪ものミステリー
新規登録(2012-07-01)【ヒナタカ】さん
タイトル情報更新(2017-05-23)【イニシャルK】さん
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監督アスガー・レス
キャストサム・ワーシントン(男優)ニック・キャシディ
エリザベス・バンクス(女優)リディア・マーサー
ジェイミー・ベル(男優)ジョーイ・キャシディ
アンソニー・マッキー(男優)マイク・アッカーマン
エドワード・バーンズ〔1968年生〕(男優)ジャック・ドハーティ
タイタス・ウェリヴァー(男優)ダンテ・マーカス
ジェネシス・ロドリゲス(女優)アンジェラ・"アンジー"・M・ロペス
キラ・セジウィック(女優)スージー・モラレス
エド・ハリス(男優)デイヴィッド・イングランダー
ウィリアム・サドラー(男優)
東地宏樹ニック・キャシディ(日本語吹き替え版)
安藤麻吹リディア・マーサー(日本語吹き替え版)
小森創介ジョーイ・キャシディ(日本語吹き替え版)
桐本琢也マイク・アッカーマン(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子アンジー(日本語吹き替え版)
菅生隆之デイヴィッド・イングランダー(日本語吹き替え版)
唐沢潤スージー・モラレス(日本語吹き替え版)
石塚運昇ジャック・ドハーティ(日本語吹き替え版)
仲野裕ダンテ・マーカス(日本語吹き替え版)
青山穣(日本語吹き替え版)
脚本パブロ・F・フェニベス
音楽ヘンリー・ジャックマン
挿入曲ザ・クラッシュ"Police On My Back"
撮影ポール・キャメロン
製作マーク・ヴァーラディアン
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
衣装スーザン・ライアル
録音グレッグ・P・ラッセル
あらすじ
高層ホテルの21階。一人の男が窓枠を乗り越え、今にも飛び降り自殺か?! 周囲は騒然とし警察が出動。男は交渉人としてある女性刑事を指名する。やがて判明する男の正体。彼はNYPDの元署員ニック・キャシディ。ダイヤモンド横領の罪で服役中に脱走していたのだ。果たして彼の目的は。そして、事件の陰には巨悪の陰謀が見え隠れするのだった。
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22.《ネタバレ》 用意周到に進めてきた作戦。の割には葬儀からの脱獄は、行き当たりばったりなのね。それと、脱獄犯の指名手配書とかがホテルに来ていないのも不自然。本名で予約取ってたもんね。もっと巧妙な映画マジックを期待してたのに、ちょっと残念でした。ただ最後まで飽きることなく観れたので、そこは評価したいです。にしても彼、すっかりアバターの面影なくなりましたね。タイタンの方がピンと来ます。
Dream kerokeroさん [DVD(字幕)] 5点(2013-02-18 07:02:07)
21.レンタルでぼんやり見るのにちょうど良い感じ。サム・ワーシントンはもう少し細かった時のほうが好みです。分かりやすくて、キャラクター設定に意外性はないし、物語の展開にわくわく、というのでもないのに、何故か(笑)最後まで飽きずに見れたので、時間つぶしには良いと思います。映画館で観てたらもっと点数下げたかもしれません。
HIDUKIさん [DVD(字幕)] 6点(2013-02-17 17:27:53)
20.《ネタバレ》 娯楽作品として純粋に楽しめました。御都合主義な点が気になる人はダメかもしれないけど、ハリウッド的なエンターテイメントに、ご都合もある程度は必要かなと。単に宝石を盗み出す泥棒なのではなくて、自分の潔白を証明するために宝石を盗み出すというその展開が良いですね。勧善懲悪がはっきりしていて、心置きなくニックを応援出来る。そしてその兄を救う為に、弟とその恋人が力を合わせる。その兄弟愛もまた良い。チャラ系お姉ちゃんの色気も見どころの一つです(笑)。本当に高層ビルから撮影しているように見えるので、どうやって撮ってるのかな~と思って特典映像見たら、ビルのセットと合成でやってたのですね。違和感のないナチュラルな映像に仕上がってました。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-02-14 23:54:00)(良:2票)
19.さらっと見れて気軽に、それなりにハラハラできて楽しい作品。テレビでやると盛り上がりそうな感じ。サム・ワーシントンの顔を覚えられる気がしない。
すべからさん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-04 15:44:00)
18.評判が良かったので見たけど普通でした。
黒ネコさん [ブルーレイ(吹替)] 5点(2013-02-03 19:00:09)
17.《ネタバレ》 別作品のかげに隠れて、ノーマークでした。やっぱり、みなさんかかれたとおり「ザ・リッジ」か?「フォーン・ブース」かと、思わせてこちらに目を引きつけつつ、裏でスパイものさながらの強盗。それに、過去の因縁やもろもろ、ちょっと自分には詰め込みすぎで、いろいろと突っ込みたい部分が多い脚本になってますが、まあ楽しめるのでそれはそれでOKですよね。大作でないけど、結構良かったと思います。
minさん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-01 20:21:28)
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16.《ネタバレ》 興行面では世界的に不発だった本作ですが、なぜこれが話題にならなかったのかと不思議になるほど面白い映画でした。傑作とは言いませんが、これよりも面白くない大ヒット作なんていっぱいありますよ。。。 多くの方が挙げられている『フォーン・ブース』を筆頭に、『交渉人』『ミッション:インポッシブル』『マッドシティ』等々、本作の内容は過去作品のパッチワークのような状況となっています。ビルから飛び降りようとする謎の男と、それを止めようとする交渉人という構図は、2011年に製作された『ザ・レッジ-12時の処刑台』と同じだし、本作はオリジナリティに欠ける映画だと言わざるをえません。ただし、イベントの詰め込み方が尋常ではないため、ハイスピードで展開されるサスペンスアクションとしては過去作品達を上回る面白さとなっています。監督を務めたアスガー・レスはドキュメンタリー出身で本格的な劇場映画は本作が初となるのですが、その手腕には目を見張るものがありました。トニー・スコットやデヴィッド・R・エリスら、このジャンルの重鎮の急逝が相次ぐ昨今、意外とすぐにメジャー大作を任されることになるかもしれません。。。 以上が作品レビューであり、これからは鑑賞後に気になった点をいくつか挙げていきます。まず、この手の映画は視点を絞れば絞るほど面白くなるので、崖っぷちに立つ主人公と、敵の総本山に潜入する弟たちの様子を交互に映し出すという構成はいただけませんでした。盗みについては素人同然の弟がイーサン・ハントのような技を見せる点も不自然だったし、作品を通じて視点は主人公に固定して弟達の活動は明確に描写せず、終盤でサプライズ的に登場させるという構成にした方がよかったと思います。次に、交渉に失敗した過去を持つマーサーの設定が本筋とうまく絡んでおらず、ほとんど不要な背景となっています。『ダイ・ハード』のパウエル巡査的なポジションを彼女に託したのだと思うのですが、ならば彼女にも見せ場を与えてやるべきでした。悪役側については頭の悪すぎる行動が多く、「そこで主人公を殺したら、さすがに隠蔽しきれないだろ」という局面もありました。もっと賢く振舞ってくれれば、強力な敵となったはずなんですけどね。。。 まぁこの手の映画は2時間の上映時間を楽しむことができれば勝ちですので、以上の指摘も鑑賞後の小言であって、作品の面白さを損なうものではありませんが。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2013-01-27 02:21:54)
15.そこそこ結構豪華なキャストだったり。全然知識なく、初デートで相手の人が見たいと言うので一緒に見たんだけど、実はそこそこ映画好きな私のために、ちゃんと調べてそこそこ面白い映画っていうことでこれを選んでくれていたのでした(笑)。可もなく不可もなく、でもちゃんと見られる映画でした。
ネフェルタリさん [映画館(字幕)] 7点(2012-12-10 22:44:45)
14.《ネタバレ》 なかなか面白い  警官の汚職・宝石金庫破り など若干新鮮味には欠ける内容をうまく味付けしてますね  おまけに高所恐怖症なのであんな状況マジありえん(笑) 相手悪役にエド・ハリス(歳とりましたねぇ)を持ってきた安定感 とサム・ワーシントン、エリザベス・バンクスなど個人的にはあまりお見かけしない人たちのキャスティングがグッド  まぁ多少の粗はあったかと思うけど、気にならなかったですね~ おおげさな演出も控えめでシンプルな構成と疾走感は好印象です  なかなか見事でゴザイマシタ
Kanameさん [映画館(字幕)] 8点(2012-08-02 08:28:14)
13.《ネタバレ》 飛び降り自殺騒ぎとダイヤ強盗が同時進行。シチュエーション設定はいいですが人間ドラマ、犯罪アクション共に中途半端な印象です。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2012-08-02 00:43:52)
12.私の映画の評価方法の一つに「予想を裏切るが期待を裏切らないのがよい映画、期待を裏切るが予想を裏切らないのが悪い映画」というのがあります。この基準で言うと、悪い映画です。
めっくさん [映画館(字幕)] 4点(2012-07-25 02:12:15)
11.《ネタバレ》 飛び降り自殺者(ジャンパー)は何かに納得していない、という序盤の流れからの回想で脱獄劇が始まる、この畳み掛けるようなハリウッドお得意の序盤でバッチリぼくの心は鷲掴みにされました。そこからなぜ彼がそこにいなければならないのか、その理由が次々と明かされる中で、泥棒サスペンスと裏切り者探しのサスペンスも平行して物語が進み、伏線も次々と回収されて行きスリルは持続させられましたが、終盤はもう余韻も何も感じさせぬ疾走感であっという間に終わって行きました。しかし、その疾走感の中で観客に疑問を抱く隙間すら与えまいとする誤摩化しがあるような気がしてなりません。最後の最後に護衛が少なすぎるし、簡単にダイヤ奪い返され過ぎだし、みんな鵜呑みにし過ぎだし、不法侵入し盗んだことは罪に問われないのか?とか細部への気配りや辻褄の埋め合わせを一切放棄しているように見えて仕方ありませんでした。もやもやすら抱く隙を与えぬ!とばかりのクライマックスから結末までの約15分の畳み掛けの尋常じゃないあの感じは正直、強引で傲慢だと思う。この内容を100分に納める技量はもう凄いとしか言いようがないが、こればっかりは素直に認められる終わり方でもないと思う。そういう細部への気配りを無視するのはなんだかなー、と不満の残る作品でした。
ボビーさん [映画館(字幕)] 5点(2012-07-22 02:28:09)
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10.《ネタバレ》 TV予告を観た段階ではノー・マーク状態だったのですが、他の方のTwitterの「よかったよ」のご意見を見て、映画館に行きました。 映画中盤、仲間の作業シーンが出始めることによって、飛び降り志願の主人公の真意がわかってしまいます。そこで謎がわかってしまう分、若干退屈するのですが、後半は「いったい結末はどうなるのか?」のワクワク感につつまれ、ラストのビル屋上からの大ジャンプで、「アァ~、地面に置いる自殺防止用エアマットのこと、忘れてた~」となりました。スッキリとまとまったラストに心地よい爽快感がありました。 「フォーン・ブース」を引き合いに出されることが多い本作品、私は「崖っぷち」の方が好きです。 
たかたかさん [映画館(吹替)] 8点(2012-07-15 10:54:50)
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9.《ネタバレ》 普通の現代人をサム・ワーシントンが演じるのを初めて観た。それでもわりと早い段階でいつもの「いぇ~っ!!」という独特の叫びが出てきたので、やっぱりサム・ワーシントンだなぁと思った。 どうでもいい話から入ってしまったが、鑑賞中はとても楽しめた。突如ニューヨークの摩天楼に脱獄囚が現れるという斬新でミステリアスな切り口だが、ふたを開けてみれば堅実な造りの金庫破り映画ではないか。濡れ衣と復讐、難攻不落の金庫、奇想天外な方法で盗まれるありえない大きさのダイヤなど、何度も使われてきた映画要素のマンネリ感を、奇抜な導入方法を用いることで上手く緩和している。この辺りのバランスはさすがだ。キャラクターについても、オッチョコチョイでお調子者の弟や、お色気担当の女の子、いい所を持っていくモブキャラまでもしっかりキャラ立ちしており、適材適所の配役で、違和感なくまとまっている。 脚本についてはリアリティ面に関して所々「こんなんで大丈夫なの?」と思うところもあったが、まぁ個人的にはギリギリ許容範囲内か。ネゴシエーターと話しつつ、共犯者に指示を送るシーンなどは、理に適った緊張感を出せる場面なので、もっとスリリングに見せて欲しかった。観客も思わず舌を巻く程のやり取りを期待したが、あまり深く描写されずにもったいなく感じた。しかし、この映画の見せ場というか、出発点というかよくわからないが「飛ぶの?飛ばないの?」って所は、とても映画らしく盛り上げて回収され、なかなか爽快な後味だった。深みはあまりないが、妙に難しくしたりせずに娯楽作品に徹したところが良く、純粋に楽しいという感想を持った。
サムサッカー・サムさん [映画館(字幕)] 7点(2012-07-13 22:05:08)(良:1票)
8.《ネタバレ》 何故、弟達はスパイ張りのアクションができるのか?どうやって金庫への到達路を調べたのか?何より脱走できなければ計画はおじゃんの筈なのに脱走手順があまりにずさん。最後はやっぱり飛び降りて、一発殴ってダイヤを取り上げ、目出度し目出度しって…。ラストの取って付けた様な大団円もショボ過ぎ。CG全盛の今、高層ビルの上からの映像くらいではハラハラドキドキできるはずもない。
Q兵衛さん [映画館(字幕)] 4点(2012-07-13 15:43:45)
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7.地味に評判が良さそうだったのですが、私には物足らなかったです。 ストーリーは想像の範疇、計画は穴が多いし、動機もいまいち。途中からもっと他に方法は無かったのだろうかと冷めてる自分がいた。 交渉人の女性がとる行動のほうが面白かったが、それもうまくラストには繋がっていないし、あの歓迎ぶりを見ると他に方法は無かったの?とまた思ってしまう。 退屈はしなかったけど、全てが平均点ぐらい、普通の映画でした。
カーヴさん [映画館(字幕)] 5点(2012-07-11 10:59:15)
6.《ネタバレ》 突っ込みどころは多々ありますが、まぁ良いかと思わせるのは、地味ながらも仕事のできる役者揃いで徐々に謎が明らかになる緊迫感のある作品になっているからかな。終盤は微妙でしたが、演出と展開の上手さや、粋なセリフややり取りもあり、こりゃ拾いモンだったなと思わせます。原題は飛び降り自殺者を指して使われる警察用語だそうですが、色々と深読みしたくなる放題の方が合っている気がします。しかしエド・ハリス、腹黒いキャラの似合うことったらないですな。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 7点(2012-07-10 21:46:35)
5.《ネタバレ》 面白かった~♪こういう映画を「掛け値無しの快作」って呼びたいですね。何の思想も哲学もないけれど、観客へのサービス満点の良く出来たエンターテイメント。私もシチュエーション的に思い出したのは「フォーン・ブース」。しかもこちらは「高所」という超スリリングなおまけつき。あとから考えると、あれやこれや色々疑問符がフツフツ浮かんできたりしますが、観てる間中はそんなことは微塵も感じさせず、タイトル通り「ホテルの崖っぷちに立つ一人の男」という、一点の画を中心に強引に押しまくる。観客にいらん疑問を差し挟ませない、スピーディーな展開がグッド。一体、どこからどこまでが彼の作戦想定内の出来事だったでしょう?交渉人のブロンドヒロインが崖っぷちに出てくるところまで、想定範囲内だったんでしょうか?彼女があの行動を取ったことで、突入部隊が出てくるまでの時間をかなり稼げてたような気がするんですが。黒髪ラテン系ヒロインのキャッツアイばり観客サービスとしか思えない、必然性のないセクシー衣装にも大いに笑かせて頂きました。この映画、考えてみたらセリフの中での死体は出てくるものの、画面上に出てくる登場人物、誰一人死なせてないんですよね、まずそこが好印象。ラストの「あんた、そうだったかんかいっ!」っていうオチ、爽快感が半端ない後味の良さも含め一点加算。ブロンド交渉人&黒髪キャッツアイヒロインお二人タイプの異なる美女が、それぞれに魅力的なのも映画がより面白くなった一因。一番気になったのは、あんな長時間にわたる「生理的欲求」は一体どうしたんだろうかってこと。あれが高所恐怖症且つチキンな俺なら、確実に数ミリリットル以上はパンツにお漏ら(以下自粛)。あ、だから彼は極力染みが目立たないようなズボン穿いてたのか・・・ナルホド(←絶対違うし)それにしてもあの一家の手口って・・・、どう考えても全員素人じゃないよな(笑)
放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 7点(2012-07-09 01:13:48)(良:2票)
4.《ネタバレ》 実に観客のニーズに合った作品だったと思います。少なくとも私には合っていました。個人的にサクっと気軽に観れるサスペンスを期待していたので満足度は高かったです。お話は「フォーン・ブース」の様な街の限定された場所で起こるサスペンス。緊迫感は断然フォーン・ブースの方が電話などの小道具を上手く使っているので勝っていますが、本作は飛び降り自殺を図る主人公の話と同時に警察内での汚職とダイヤモンドの強盗事件が進行するので常にテンションが上がる仕組みになっています。ですから最後までダレることなく観ることが出来ました。それ程長くない上映時間も良いと思います。それだけ短い分、脚本に穴ぼこが幾つもあるのは仕方ないでしょう。興味深かったのはこういう娯楽映画でもリーマンショック時に金儲けをした人間が敵になっているということ。ゴリゴリの左翼的な映画を撮る監督ならまだしも、本作の制作は大会社ディズニー(の関連会社のブエナビスタ)。しかも舞台はニューヨークですので、昨年の"Occupy Wall Street"運動の影響力を強く感じました。まあそれだけ現代的な問題を孕み現実味のある話なのですから、もう少しドキュメンタリー映画出身監督らしいタッチで撮っても良かったんじゃないかと思いましたね。それから役者陣が総じて良かったです。コンサバ野郎のエド・ハリスを筆頭に、武骨な元警官のサム・ワーシントン、"Shit"と"Son of a bich"の台詞が超似合うエリザベス・バンクス、そして妙にエロいジェネシス・ロドリゲス、キャスト全員がそれぞれの役にピッタシでした。
民朗さん [映画館(字幕)] 7点(2012-07-08 19:16:10)(良:2票)
3.《ネタバレ》 画面から片時も目が離せないって感じでとっても面白かったです。何も判らない状態から1つ1つ映像を重ねて1つ1つ謎が明らかになっていって。その薄皮を剥いでゆくようなエピソードの積み重ねに惹き付けられます。そして事実が(ほぼ、大体)明らかになってからは上手く行くのかどうかのサスペンスにハラハラして。ツッコミどころは多めですしクライマックスが結局は力技と運による解決っていうフツーな状態になってしまっていたのは残念でしたが(せっかくあそこまで作戦練ったのだから、あくまでその作戦の枠の中でスッキリ終わらせて欲しかったな)、オチの「そう来たか!」ってところまで含めて単純に「ああ、楽しかったわぁ」って。サム・ワーシントンってちっとも顔が覚えられないくらいにジミな感じがしないでもないのですが、こういう題材にはむしろ合ってるかも。一見弱々しい自殺志願者って。個人的には『ショーシャンクの空に』や『ダイ・ハード2』で個性的なカオを見せてたウィリアム・サドラーが今回もまた個性的なカオで印象に残りました。主役が一つ所からほぼ動かないサスペンス映画としては『裏窓』の系譜に分類されるのでしょうか。こちらはずっと窓の外側でしたけどね。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 8点(2012-07-08 13:07:03)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 62人
平均点数 6.27点
000.00%
100.00%
200.00%
311.61%
458.06%
51422.58%
61016.13%
72133.87%
81016.13%
911.61%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.40点 Review5人
2 ストーリー評価 5.12点 Review8人
3 鑑賞後の後味 6.37点 Review8人
4 音楽評価 4.66点 Review3人
5 感泣評価 2.25点 Review4人
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