飛行士の妻のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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飛行士の妻

[ヒコウシノツマ]
THE AVIATOR'S WIFE
(LA FEMME DE L'AVIATEUR)
1981年上映時間:107分
平均点:7.50 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(1996-03-02)
ドラマ
新規登録(2010-03-06)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2018-10-02)【S&S】さん
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監督エリック・ロメール
キャストマリー・リヴィエール(女優)
脚本エリック・ロメール
製作マルガレート・メネゴス
配給シネセゾン
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1.街頭を歩きながら口論するフィリップ・マルローとマリー・リヴィエール。
それをハンディで追うカメラ。偶々通りがかった通行人なのか、エキストラなのか、後景に映る人々が何事かとカメラのほうに眼を向けたりしている。
駅やカフェテラス、バス内や公園と、街の空気にささやかに映画を波及させ、それを何気なく取り込みながら、映画が生々しく進行している感覚それだけで十分に楽しい。

飛行士を尾行するフィリップ・マルローに、お茶目で可愛い少女(アンヌ=ロール・ムーリ)が絡んでくる。目的自体が曖昧なまま、男女が男女を尾行するサスペンスの程よい緩さ。
緑豊かな公園の遊歩道、およびカフェの窓際席での二人の他愛ない会話劇がまたすこぶる楽しい。
尾行対象を常に後景(画面奥)に意識させるレイアウトが、画面全体を包括する視線を要求してくる。よって映画の心地よい緊張がまったく途切れない。

本作では緑を基調とした配色の中、少女の羽織るレインコートの黄色のアクセントが鮮烈だ。
ユーカラさん [映画館(字幕)] 9点(2011-11-06 18:34:45)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.50点
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6125.00%
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