6.《ネタバレ》 【結局のところあれなんです やはりというかあれなんですよね 煩悩の旅人が修行 だけど三日坊主篇。今回のマドンナ:竹下景子さん。】
このマドンナ逃すな 寅次郎。
もう歳が歳だろ寅次郎。
たぶんこれ以上のチャンスはないぞ寅次郎。
ぼっとしてたら はらたいらに獲られてしまうぞ寅次郎。
第32作目にして最強マドンナの登場。(だったのかもしれない)
かわいらしすぎるぞ 竹下景子さん いいや、寅に愛を示しつつ、そして柴又でその愛を確かめたかった朋子さん。
ところがどうして、
とにかく柴又駅でのラストが悔しい。
悔しくて切なくて悲しくて。
おいよ、どうしてくれるんだよ 見てる人のこの感情を! ってさ、だけどさ、だけどなんです ここ一週間でこれ繰り返し繰り返しで すでに三度観ました。
そして見納め、今からもう一度観るんです。
風呂場の釜焚きのシーンをもう一度見るんです。
柴又駅で寅の袖口をギュっとつまむ朋子さんのシーンをもう一度見るんです。
そしてそんな寅に袖にされてしまい涙ぐむ朋子さんのお顔をもう一度じっくり見るんです。
そして寅の恋の終止符、そのお粗末さを悔しんだけども、悔しいんだけども、またまた見るんです。
いや、これでは きっとたぶん四度目で見納めにはならないな そんな自信が出てきた。もうこれはきっとずっと見飽きる事がない状態になってしまったんだと思います。きっと嵌りきってしまったんだね まだまだたくさん見ますよ口笛を吹く寅次郎。