パワー・オブ・ワンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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パワー・オブ・ワン

[パワー・オブ・ワン]
The Power of One
1992年上映時間:127分
平均点:8.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマ戦争ものスポーツもの政治もの青春もの小説の映画化
新規登録(2013-06-04)【たきたて】さん
タイトル情報更新(2014-02-14)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督ジョン・G・アビルドセン
キャストスティーヴン・ドーフ(男優)PK(18歳)
アーミン・ミューラー=スタール(男優)ドク
モーガン・フリーマン(男優)ヒール・ピート
ジョン・ギールグッド(男優)セント・ジョン校長
イアン・ロバーツ[1965年生](男優)ホッピー・グリューネウォルド
マリウス・ウェイヤーズ(男優)ダニエル・マレー教授
ダニエル・クレイグ(男優)ボータ
脚本ロバート・マーク・ケイメン
音楽ハンス・ジマー
編曲ブルース・ファウラー〔編曲〕
撮影ディーン・セムラー
製作アーノン・ミルチャン
製作総指揮スティーヴン・ルーサー
グレアム・バーク
配給ワーナー・ブラザース
衣装トム・ランド[衣装]
編集ジョン・G・アビルドセン
録音スコット・ミラン
字幕翻訳松浦美奈
その他ケビン・デ・ラ・ノイ(プロダクション・スーパーバイザー)
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1.《ネタバレ》  心に残る素晴らしい映画でした。
 青年PKは、自分自身運命に翻弄され、幼少期に過酷ないじめを受け続けたからこそ、虐げられる立場にあった黒人たちの気持ちが痛いほどわかったのでしょう。
 PKにとっては肌の色の違いによって人が差別されることが、あきれるほどにくだらないことでした。映画の中では常に異色の存在であるPK。彼の価値観は現代の私達に近く、当然当時のアパルトヘイト政策下では受け入れられるはずもありません。彼のまわりで悲劇が繰り返されるのはもはや必然だったのかもしれないです。
 あまりにシビアな内容に、重く、暗くなってしまいそうなのに、全然そうならないのがこの映画の素晴らしいところ。むしろ、全編に渡って明るく爽やかなイメージが作品を支配しています。これはきっと、PK、ドク、ヒールピート、セント・ジョン、ポータ、マリア、ギデオンといった、彼とその周りの人達が、いつも希望を抱き続け、自分たちの信念を貫き続けたからでしょう。
 この映画の中から感じられるのはいつも希望なのです。そしてその希望を信じて疑わないPKたちの心です。彼らの希望は、彼らの心は、言葉となり、歌となり、そして教育となって彼らの世界を駆け巡ります。
 片目を失ったギデオンをPKが気遣ったときにギデオンが「俺の目なんかより教育だ。」と顔を輝かせているのを見たときは、涙が止まりませんでした。
 どんなに過酷な状況に陥っていても、そこに希望があることが大事なのだと教えられました。
 命がけで英語を学ぼうとする人々の姿に、教育の大切さを知ると同時に教育を当たり前のように受けられる現代の私達がいかに恵まれた環境にいるかを実感しました。
 ドクが言った「人生で最も大切なのは健康と教育だ」と言ったことば、僕もこれからの人生で胸に刻んでおこうと思いました。
たきたてさん [DVD(字幕)] 10点(2013-06-06 02:29:03)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 8.50点
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7150.00%
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10150.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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